「浴室乾燥機本体の値段はいくらぐらいするの?」
「浴室乾燥機を安く買う方法が知りたい」
このような疑問やお悩みはございませんか?
浴室乾燥機本体の値段は機種のグレードや製造メーカー、購入場所などによって異なりますが、正確な金額までを把握することは難しいですよね。
本記事では浴室乾燥機本体の値段やお得に購入する方法、設置工事にかかる費用を紹介します。この記事を読めば、お得に浴室乾燥機を導入でき、コストを抑えながら使うこともできます。
浴室乾燥機を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
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浴室乾燥機は後付けできるのか?
浴室乾燥機の後付けでの設置はできるのか疑問に思っている方は多いです。
結論、浴室乾燥機を後付けできるかどうかは、浴室の広さや設備によって変わりますが、設置は可能です。
浴室乾燥機が後付けできない場合としては、換気扇が設置されていないことや、必要なスペースが確保できないことなどが挙げられます。
一方、設備が整っている場合は、後付けが可能です。
最近の浴室は広く設計されているため、浴室乾燥機を設置できるスペースが既に確保されています。 ただし、具体的な作業には専門の業者による確認が必須です。
スペースが確保できている場合は以下の点もチェックしてください。
- 家の分電盤に空きがあるか
- 賃貸の場合、オーナーや管理者への許可が取れているか
浴室乾燥機の設置を検討されている方は、浴室の状況によって変わるので、まず専門業者に相談しましょう。
【タイプ別】浴室乾燥機本体の値段
浴室乾燥機本体の値段は以下の項目によって変わります。
- 設置タイプ
- エネルギー
- 機能
それぞれの項目について詳しく解説します。
設置タイプ
浴室乾燥機の設置タイプには大きく分けて、以下の2種類があります。
- 天井埋め込みタイプ
- 壁掛けタイプ
天井埋め込みタイプの浴室乾燥機は、浴室内の天井に開口部を作り取り付けられる浴室乾燥機です。
壁掛けタイプの浴室乾燥機は天井を工事する手間なく、タイル壁など古いタイプの浴室にも導入できる機種です。
それぞれのタイプに着目して、本体の値段や取り扱っているメーカーなどを紹介していきます。
天井埋め込みタイプ
天井埋め込みタイプの浴室乾燥機を購入できる値段の目安は、3万〜10万円です。
取り扱っている主要メーカーは、以下のとおりです。
- 三菱
- 東芝
- リンナイ
- 高須産業
- パナソニック
天井埋め込みタイプの浴室乾燥機には浴室から脱衣所、トレイまでまとめて換気できる機種があり、換気する部屋数が増えるほど本体の値段も高くなります。
天井埋め込みタイプの浴室乾燥機を検討するときは、本体の値段とともにランニングコストにも目を向けて選ぶ必要があるでしょう。
壁掛けタイプ
壁掛けタイプの浴室乾燥機を購入できる値段は、4万〜10万円前後が目安になります。
壁掛けタイプの浴室乾燥機を製造している主要メーカーは、以下のとおりです。
- 日立
- TOTO
- マックス
- ノーリツ
- リンナイ
壁掛けタイプの浴室乾燥機は天井に換気口がない浴室にも手軽に取り付けられ、タイル壁にも対応しています。
気になる点は、形状が室内エアコンと似ているため、浴室内に設置したときの存在感が否めないことです。
天井埋め込みタイプの浴室乾燥機の導入が難しい建物に住む方は検討してみてください。
エネルギー
エネルギー源にも違いがあり、以下の2種類があります。
- ガス
- 電気
エネルギー源が違えば値段も変わりますので、それぞれの特徴を解説します。
ガス
ガスを使用する浴室乾燥機は、給湯暖房用熱源機を利用して効率的に暖房や乾燥を行います。
給湯暖房用熱源機は室外に設置され、水を沸かすことで熱を生み出し、それを利用して浴室内の空気を暖めたり、洗濯物を乾燥させたりします。
パワーのあるガスは洗濯物の乾燥時間を短くしたいという場合におすすめです。
本体価格は、9万~27万円が相場とされていますが、これは浴室暖房乾燥機本体のみの値段です。加えて、給湯暖房用熱源機の費用もかかります。
電気
電気を使用する浴室乾燥機は、ヒーター式とヒートポンプ式の2種類があり、それぞれに特徴があります。
ヒーター式は即時性が高く、小さめのスペースに適しています。ヒートポンプ式はランニングコストが低く、広いスペースや長時間の使用に向いています。
本体価格は、9万~36万円が相場とされています。
機能
機能面でも以下の3つのタイプに分けられて、それぞれ値段が変わります。
- 基本
- 別室の換気と暖房
- 高機能
基本
浴室乾燥機は、乾燥や暖房、換気、涼風、24時間換気の5つの基本的な機能があります。
一般的に9万~17万円程度となっており、基本タイプは費用を抑えて購入できます。
初めて浴室乾燥機を導入する方や、予算を気にする方におすすめです。
別室の換気と暖房
浴室の他に洗面所やトイレの換気、洗面所の暖房ができるタイプは非常に便利です。
価格帯は、一般的に11万~19万円程度となっており、基本タイプよりも少し高価ですが、洗面所なども暖かくして使いたい場合は導入を検討してみましょう。
しっかりと換気をしたい場合や、ヒートショック対策を考えたい人にもおすすめです。
高機能
ミスト機能やカビ抑制などの機能を搭載した浴室乾燥機もあります。
価格帯は、一般的に16万~36万円と高価ですが、それに見合った多機能性が魅力です。
省エネタイプもあるので、初期費用はかかりますが長期的にコスパ良く使いたい人にはおすすめです。
浴室乾燥機のランニングコスト
浴室乾燥機を使って洗濯物を乾かすときにかかる電気代の目安は、1時間あたり30〜50円前後です。
1回で3時間使用した場合、90円~150円かかります。もし、1年間毎日使うと、33,120円~54,750円というコストがかかります。
決して安くない金額ですが、家事の効率化が図れるので、家計と相談しながら導入を検討してみてください。
浴室乾燥機の電気代・ガス代の節約方法
ここでは、浴室乾燥機の電気代を抑えるための具体的な5つの方法について詳しく解説します。
- 電力会社を乗り換える
- 夜間電力を使用する
- 干す量を調節する
- フィルターを掃除する
- 扇風機・サーキュレーターを併用する
電力会社を乗り換える
電力会社を乗り換えるのは、浴室乾燥機の電気代を安くする方法の1つです。
電力会社によって電気代の基本料金や従量料金が異なるため、比較サイトを利用して安い電力会社を見つけることが重要です。
以下のステップで乗り換えができます。
- 料金をチェック:比較サイトを使って料金を調べる
- 申し込み手続き:料金が安い電力会社が見つかれば申し込み手続きをする
- 手続き完了:申し込み手続きが完了すれば、おおよそ1〜2ヶ月の間に自動で切り替わる
電力会社の変更はオンラインで完了するため、立ち会い不要で、手軽に実行できます。
今の電気代が高いと感じるなら、一度比較してみましょう。
夜間電力を使用する
浴室乾燥機の電気代を抑えるためには、夜間電力プランに変更することも有効です。
お風呂を使い終わった後に浴室乾燥機を使うことが多いので、夜間の電力料金が安いプランを利用すれば、電気代を節約できます。
東京電力などの地方電力会社や新電力会社も、夜間電力プランを提供しているので、ぜひ検討してみてください。
干す量を調節する
洗濯物を干す量が多すぎると乾かすのに時間がかかり、電気代が増える原因になります。
浴室乾燥機で乾かす洗濯物の量は、2〜3kgが目安です。
厚手のズボンやパーカーなどは、風が当たりやすい中心に配置すると早く乾きます。
フィルターを掃除する
フィルターにホコリやカビが付着すると、乾燥機能が低下し、稼働時間が長くなって電気代が増加します。
そのため、1ヶ月に1回を目安にフィルターを掃除し、清潔な状態を保つことが重要です。 これにより、浴室乾燥機が本来の性能を発揮し、効率よく動作します。
扇風機・サーキュレーターを併用する
浴室乾燥機と一緒に扇風機やサーキュレーターを使うことで、空気がよく循環し、洗濯物を早く乾かすことができます。
これによって、浴室乾燥機の稼働時間を短縮でき、電気代の節約につながります。
ただし、浴室内で使用する際は漏電のリスクがあるため、取扱説明書に従って正しく使用してください。
これらの方法を実践すれば、浴室乾燥機の電気代を抑えつつ、効果的に使用できます。
浴室乾燥機の値段を抑えて購入する方法
浴室乾燥機本体の値段を抑えて購入するなら、ネットショップやリフォーム会社を利用するのがおすすめです。
ネットショップはメーカー小売り希望価格よりも安い値段で販売されており、製品を比較しやすいメリットがあります。
リフォーム会社は浴室乾燥機を独自ルートで仕入れているため、正規の値段よりも安く提供でき、工事まで一括して依頼できます。
ここでは浴室乾燥機本体の値段を抑えて購入するときの具体的な方法について詳しく解説するので、参考にしてみてください。
ネットショップを利用する
浴室乾燥機を安く購入するうえで欠かせないのが、ネットショップです。
浴室乾燥機はアマゾンや楽天市場などのネットショップでも販売されており、メーカーが提示する価格の半額に近い値段で出品されています。
価格.comのような比較サイトを使って浴室乾燥機を調べれば、安く提供しているネットショップも見つけられます。
浴室乾燥機本体のみを安く購入するなら、ネットショップを利用するのがおすすめです。
一方で浴室乾燥機を取り付けるには別途施工業者に依頼する必要があるため、複数社から見積もりを取り、工事費用を比較しながら検討してください。
悪質な施工業者に当たってしまうと工事費用を高額請求される可能性があるので、注意しながら探しましょう。
リフォーム会社を利用する
浴室乾燥機の購入はリフォーム会社を利用することで、本体の値段から工事費用まで節約できる可能性があります。
リフォーム会社によっては浴室乾燥機を独自ルートで仕入れているため、市場価格よりも割安な値段で提供できます。
リフォーム会社で浴室乾燥機を購入すれば施工業者を探す手間がないため、費用だけでなく時間の節約にもつながるのです。
仮に浴室乾燥機の購入から設置までをリフォーム会社に依頼するなら、見積もりを取って費用の内訳をチェックしてから契約に進んでください。
見積もりを取らずに合意してしまうと、作業後に高額な費用を請求されることも。
リフォーム会社で浴室乾燥機の購入から設置工事まで依頼するときは、口頭のみのやり取りだけでなく書面に残る証拠も残しましょう。
浴室乾燥機の設置工事にかかる値段
浴室乾燥機の設置工事にかかる費用の目安は、5万〜15万円前後になります。
浴室乾燥機の工事費用を左右する要因は、以下のとおりです。
- 取り付ける機種
- 設置工事の難易度
- 追加費用の有無
浴室乾燥機の機種によって取り付ける工程が異なるため、複雑であればあるほど費用はかかります。
たとえば、3室換気タイプの浴室乾燥機を導入する工事では、設置工事の工程が増えるため、費用は高くなります。
設置工事の難易度では、浴室内の作りや電源が取りやすいかなどが関係してくるでしょう。
また、浴室乾燥機の設置工事には、追加費用がかかるケースがあります。
天井埋め込みタイプの浴室乾燥機を設置する場合では、既存の開口部が狭すぎると広げるための工事が必要となり、追加費用がかかります。
浴室乾燥機の設置工事にかかる費用は施工する業者によっても変わり、複数社を比較するのは手間と時間がかかる作業です。
ミズテックなら本体の購入から設置工事まで安く提供できるため、比較する手間を省きたい方はミズテックにご相談ください。
浴室乾燥機を導入するメリット
浴室乾燥機を導入すると、以下のようなメリットが得られます。
- 天候に左右されず洗濯物を乾かせる
- 浴室内の雑菌を抑制できる
- 冬場のヒートショック対策になる
浴室乾燥機は洗濯物を乾かすだけでなく、人の命を守ることにも貢献する住宅機器です。
浴室乾燥機を導入すれば浴室内の雑菌を抑制できるので、掃除する負担も軽減できます。
浴室乾燥機を導入するのに迷っているなら、ここで紹介する浴室乾燥機のメリットを参考にしてください。
天候に左右されず洗濯物を乾かせる
浴室乾燥機を導入すれば浴室内で洗濯物が乾かせるため、外で干す手間をなくせます。
浴室乾燥機を使って洗濯物を乾かすメリットは、以下のとおりです。
- 雨風関係なくいつでも洗濯物を干せる
- 花粉やPM2.5、黄砂などの外的物質から守れる
- コインランドリーにいく手間を減らせる
部屋干しになりがちな梅雨時にも浴室乾燥機は活躍し、生乾きの嫌なニオイから解放されます。
浴室乾燥機にはタイマー機能が備わっているため、出先にいても洗濯物のことを気にせず乾かせます。
浴室乾燥機を導入できれば、コインランドリーへ行く手間とコストも削減できるでしょう。
浴室内の雑菌を抑制する
浴室乾燥機のメリットは浴室内の雑菌の繁殖を抑制し、ピンクカビや黒カビの発生を防げることです。
浴室内は水気や湿気が多く雑菌の温床になりやすいため、浴槽だけでなく壁や天井、トビラのサッシなどもこまめに掃除する手間があります。
浴室乾燥機を導入すれば浴室内を換気・乾燥できカビの発生を抑制できるため、掃除が楽になります。
一方、浴室乾燥機のフィルターや本体にはほこりや雑菌が付着するため、月1回程度のお手入れが欠かせません。
浴室内のカビに悩まされている方は、浴室乾燥機の導入を検討してみましょう。
冬場のヒートショック対策になる
浴室乾燥機には暖房機能が搭載されており、冬場の寒い浴室内を温められるので、ヒートショック対策になります。
“ヒートショックとは、気温の低い屋外から暖かい屋内への移動や、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な環境温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけとして起こる、健康被害の総称です。„
引用元:全国健康保険協会
ヒートショックは一般的に高齢者に心配されるトラブルですが、年齢問わず誰にでも起こりうるリスクを抱えています。
そのため、浴室乾燥機を浴室に導入するだけで、自分だけでなく一緒に住む家族や同居人の命も守れるのです。
また、浴室だけでなく脱衣所まで温められる2室換気タイプの浴室乾燥機が導入できると、お風呂から出たときの寒さも軽減できるため、より快適な空間に変えられるでしょう。
浴室乾燥機本体の値段は定価だといくらなのか
浴室乾燥機本体の値段は定価の場合、一番下のグレードでも8万円以上します。
参考としてパナソニック・リンナイ・三菱の希望小売価格を以下に紹介します。
メーカー・品番 | 希望小売価格 |
パナソニックFY-13UG5V | 163,900円 |
リンナイRBH-C4101K1P | 156,310円 |
三菱V-141BZ5 | 122,100円 |
メーカー希望の小売価格で購入し工事費用まで合わせると、20万円以上かかるケースも珍しくありません。
浴室乾燥機を購入するなら本記事内でも紹介した、ネットショップやリフォーム会社を利用するのが安く済むのでおすすめです。
浴室乾燥機の購入から工事までの値段を安くするならミズテックに相談
今回は浴室乾燥機本体の値段や設置工事にかかる費用、導入するメリットについてお伝えしました。
浴室乾燥機本体の値段は機種のグレードや製造メーカー、形状タイプなどの要因によって変わります。
浴室乾燥機を購入するときは、ネットショップやリフォーム会社を利用するのがよいでしょう。
また、浴室乾燥機を検討する際は、自宅の浴室に設置できる機種を選ぶことが必須です。
どの機種を選べばいいかわからない場合は、無料で相談できるミズテックをご利用ください。
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浴室乾燥機を設置できるかなどのお悩みにも対応しますので、ミズテックへお気軽にご連絡ください。