エコキュートの寿命は10年~15年|短くなる原因やのばすコツを徹底解説

「エコキュートを購入してからかなり経つけれど、そろそろ買い替えどきかな?」

上記のように考えている方も多いのではないでしょうか。

いくら性能の良いエコキュートでも、当然寿命はやってきます。

寿命を過ぎたエコキュートを使い続けていると、修理を繰り返すことになったり、最悪の場合は事故につながったりする可能性があります。そのため、適切なタイミングで買い替え・交換を行うことをおすすめします。

この記事では、「エコキュートの寿命や交換のタイミング」について分かりやすく解説していきます。また、寿命が短くなる原因や寿命をのばすコツなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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エコキュートの寿命は何年?

一般的に、エコキュートの寿命は「10年~15年」と言われています。

もちろん、実際の寿命は、ご使用頻度や設置場所の条件によって変わります。15年を超えても問題なく使えるケースもあれば、10年経っていないのに使えなくなるケースもあるでしょう。「10年~15年」という数字は、あくまでも目安だとお考えください。

エコキュート壊れた。
修理代 ¥162,500
もう11年経ってた。
買い換えたほうがいいかも

参照:https://twitter.com/aki_suteki/status/1410047599894167553

12年目のエコキュート修理。
とりあえずの修理で寿命だって!
入れ替え検討。

参照:https://twitter.com/nef2117/status/1085864483115884548

https://twitter.com/nef2117/status/1085864483115884548

14年使ってたエコキュートでエラー出た。
メーカーに聞いたら、部品ないので、修理できないと。。。
買い替えまで、銭湯♨️通い。
あぁ、一体いくらかかるんだ!?

参照:https://twitter.com/VIX_Watcher/status/1480137657091264514

昨日、家のエコキュートが壊れたとの連絡が😱
今日サポートの方に来て貰ったらもう17年使ってて、もう既に替え時らしい😓
(耐用年数は10~15年らしい)
交換部品ももう危ういとの事だったらしいが、電源を切って入れ直したら何故か動いたらしい🤩
でも、もう永くは無いんだろうなぁ

参照:https://twitter.com/sanoari/status/1495970244556632067

なお、エコキュート内の「ヒートポンプユニット」は、7年前後で寿命を迎えることがあります。

その場合は、「ヒートポンプユニット」だけを交換できるので、エコキュートそのものを買い替える必要はありません。「ヒートポンプユニット」が壊れるとお湯を作れなくなるので、早めに業者に連絡するようにしましょう。

10 年がエコキュートの交換時期の目安だと言われる理由は?費用相場もあわせて紹介

エコキュートの買い替え・交換の良いタイミング

続いて、「エコキュートの買い替え・交換のタイミング」について解説します。

基本的には、以下のいずれかに該当する場合に、買い替えを検討するべきでしょう。

  1. 利用年数が10年を超えている
  2. 壊れる前兆の症状が出ている

利用年数が10年を超えている

まず、エコキュートの利用年数が10年を超えている場合です。

エコキュートを何年も使っていれば、どうしても何らかの不具合は生じます。仮にまだ4~5年しか使っていないのであれば「修理」で対応すべきでしょうが、10年経過しているのであれば、「修理」ではなく「買い替え・交換」を検討してみてください。

というのも、既に修理用部品が存在しない可能性があるからです。また、現時点では修理用部品が存在しても、数年後にはなくなっている可能性が高いからです。

エコキュートには、「修理用部品の保有期間」が定められています。
※参考までに、代表的なエコキュートメーカーが公表している「修理用部品の保有期間」を紹介します。

パナソニック 2017年11月26日以降の新商品および継続発売商品は製造打ち切り後10年、それ以外は製造打ち切り後9年
コロナ 製造打ち切り後10年
三菱 製造打ち切り後10年
ダイキン 製造打ち切り後10年
日立 2012年10月以前発売分は製造打ち切り後8年、そのあとの発売分は製造打ち切り後10年
東芝 製造打ち切り後10年

つまり、製造打ち切り後およそ10年が経過したら、各メーカーには修理用部品の在庫がない状態になります。

「故障したから修理をお願いしたい」と思っても、部品がなければ当然修理はできません。

もちろん製造打ち切りのタイミングにもよるのですが、10年以上前のエコキュートを使い続けている方は、「次に故障したらもう修理はできないかも」と心の準備をしておきましょう。

壊れる前兆の症状が出ている

エコキュートの利用が10年を超えてくると、経年劣化により様々な不具合が生じやすくなります。

特に以下のような症状が出ている場合は、買い替え・交換のサインだと言えます。

  • リモコンに頻繁にエラーコードが表示されるようになった。
  • 設定温度までお湯が温まらない。
  • 水漏れしている。
  • 急に水になってしまう
  • お湯はりができなくなった
  • お湯になるまで時間がかかるようになった

リモコンに頻繁にエラーコードが表示される

リモコンにエラーコードが頻繁に表示される場合は、買い替えのタイミングです。

仮に修理を行ったとしても、またすぐに何らかの不具合が生じる可能性が高いです。

設定温度までお湯が温まらない

特定の蛇口だけお湯が出にくいのであれば、水栓が故障しているケースも考えられます。

しかし、全ての蛇口からお湯が出にくい場合は、エコキュートが故障している可能性が高いです。

水漏れが発生している

貯湯タンクやヒートポンプユニットから水漏れが発生している場合、修理費用は高額になります。

エコキュートを購入して2~3年であれば修理を検討してもよいですが、10年以上が経過している場合は、交換を行うべきでしょう。

急に水になってしまう

何らかの理由で給湯器内のバーナーが着火せず熱交換器が働かないか、水流が一定にならないことなどが原因と考えられます。

ガスの供給や、吸排気に問題がある場合が多いので、ガスのメーターと、給湯器周りを点検する必要があるでしょう。

お湯はりができなくなった

経年劣化などによって不具合が起こり、自動お湯はりができない場合があります

一般的にはエコキュートの耐用年数は10年〜15年と言われています。

10年以上経っているものであれば交換を行う必要があるかもしれません。

お湯になるまで時間がかかるようになった

寒い季節の場合は、給湯器が凍結しているということも考えられます。

とくに北海道や東北などの地域では、給湯器が凍結する可能性が高いといえるでしょう。

また、寿命が近づけば近づくほどお湯が出にくいなどのトラブルは多くなります。

給湯器が頻繁にトラブルを起こすのであれば、それは寿命を迎えている証拠だといえるでしょう。

エコキュートの寿命が短い原因3選

上述の通り、エコキュートの寿命は一般的に「10年~15年」と言われています。

しかし、場合によっては、10年を待たずして寿命を迎えてしまうケースもあるでしょう。

この章では、「エコキュートの寿命が短くなる原因」を紹介します。

具体的には、以下の3つです。

  1. 入浴剤を使っている
  2. 設置環境や水質に合った機種を選んでいない
  3. メンテナンスを行っていない

ぜひ参考にしてみてください。

入浴剤を使っている

まず、入浴剤を使っているケースです。

入浴剤の中には、エコキュートの故障原因になってしまうものがあります。説明書をよく確認して、「使用不可」の場合には利用を控えるようにしましょう。

例えば、以下のタイプの入浴剤は、「使用不可」であるケースが多いです。

  • にごりタイプのもの
  • 硫黄分を含んでいるもの
  • 中性以外(酸やアルカリ)のもの
  • 炭酸カルシウムを含んでいるもの
  • 塩分を含んでいるもの
  • 薬草を使用しているもの

※使用できる入浴剤もありますので、説明書をしっかりとご確認ください。

なお、大手メーカーの入浴剤であれば、公式ホームページに「エコキュートで使用できるかどうか」についての記載があります。気になる方はチェックしておきましょう。

設置環境や水質に合った機種を選んでいない

設置環境や水質との相性が悪いエコキュートを使っている場合も、寿命は短くなりやすいです。

特に、塩害地域や寒冷地域にお住まいの方は注意が必要です。一般機種ではなく、「塩害地域専用のエコキュート」「寒冷地域専用のエコキュート」を選ぶようにしてください。

虫や小動物が多い地域も、それらが侵入しないような措置が必要かもしれません。エコキュートの買い替え・交換を行う際は、地域の特性をよく理解した業者に依頼するようにしましょう。

また、水質にも気を付けなければなりません。

硬水の地下水や井戸水を利用する場合は、メーカー規定の水質検査に合格したうえで、「硬水対応機種」を選ぶ必要があります。一般機種を使うと水が詰まりやすく、劣化の原因になります。

メンテナンスを行っていない

住宅設備機器のほとんどはメンテナンスが必要で、エコキュートも例外ではありません。

適切なメンテナンスを行えば寿命をのばせますが、反対にこれを怠ると寿命を縮めてしまいます。

できるだけ長くエコキュートを使い続けたい方は、日頃のメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

エコキュートの寿命をのばすコツ9選

エコキュートの寿命が短くなってしまう原因は、以下の9点です。

  1. ヒートポンプの周囲には物を置かない
  2. エコキュートを移動しない
  3. 貯湯タンク下部に沈殿した汚れを排水する
  4. ヒートポンプユニットの水抜き(空気抜き)
  5. 逃し弁の動作点検
  6. 漏電遮断器の点検
  7. 長時間停電後の時刻設定
  8. 配管(ふろ配管、エコキュート配管)の確認
  9. フィルター(循環フィルター、給水ストレーナー)の掃除

ヒートポンプの周囲には物を置かない

エコキュートのヒートポンプユニットの周りには、物を置かないようにしてください。

吸気や排気の妨げとなり、性能低下や故障の原因になります。

また、エコキュートの周りを常にキレイにしておくことも大切です。

ゴミや雑草があると、不用意に吸い込んだり、虫が発生したりする可能性があります。

エコキュートを移動しない

エコキュートは、移動させることを前提に設置していません。

配管や配線はアソビを設けていませんので、不用意な移動は機能停止や故障の原因になります。

どうしても移動させたいときは、設置工事を依頼した業者もしくは給湯器専門業者へご相談ください。

貯湯タンク下部に沈殿した汚れを排水する

貯湯タンクは、長期間使用すると下部に汚れが沈殿します。

4~6ヶ月に1度、排水を行って、汚れを除去してください。故障や異臭を防ぎやすくなります。

排水方法に関しては、ご利用中の機種の説明書をご確認ください。

なお、排水作業は、沸き上げを行っていないときに実施してください。

また、排水時は、熱湯に触れないように注意しましょう。

ヒートポンプユニットの水抜き(空気抜き)

ヒートポンプユニットも、定期的に水抜きするようにしましょう。故障や悪臭の予防になります。

ヒートポンプユニットの水抜き栓は、側面の下部に2~3箇所あります。

全て開いて排水してください。その際、やけどには十分に注意してください。

逃し弁の動作点検

流し弁とは、タンク内の圧力を外に逃がすための安全弁のこと。

減圧機能が働かなくなったときに作動してくれる重要な部品であり、定期的な点検が推奨されています。

4~6ヶ月に1度、「逃し弁操作窓」を開けて、逃し弁のレバーを手前に起こし、排水口から水(お湯)が出ることを確認してください。

漏電遮断器の点検

エコキュートの漏電遮断器

漏電遮断器とは、漏電時に電力を自動的にストップしてくれる安全装置のこと。

感電や火災などの事故を防ぐために、とても重要な役割を担っています。

漏電遮断器は、4~6ヶ月に1度、作動テストを行ってください。電源供給中に操作窓を開けて、テストボタンを押します。

電源レバーが「入」から「切」になれば正常です。確認後は、レバーを「入」に戻しておきましょう。

長時間停電後の時刻設定

長時間停電があると、エコキュートのリモコンの設定時刻がズレることがあります。

その結果、湯沸かしのタイミングが狂い、電気料金が高くなってしまう可能性があるので注意しましょう。

現在時刻と設定時刻にズレが生じている場合は、正しい時刻に設定し直してください。

配管(ふろ配管、エコキュート配管)の確認

自動洗浄機能が付いていない「ふろ配管」は、自分でお手入れ(洗浄)する必要があります。

洗浄剤は、メーカーが推奨するものをご利用ください。

また、4~6ヶ月に1度、「エコキュートの配管」も点検してください。

水漏れや保温材の破損がないか、入念にチェックしましょう。

フィルター(循環フィルター、給水ストレーナー)の掃除

浴槽の循環口に設置されているフィルターが目詰まりすると、湯沸かしの効率が落ちるだけでなく、故障の原因になります。

4~6ヶ月に1度、以下の手順で清掃してください。

  1. フィルターを外す
  2. 全体を水洗いする
  3. 歯ブラシなどを使って細部の汚れを落とす

また、エコキュートの貯湯タンクには「給水ストレーナー」と呼ばれる栓式のフィルターが付いています。こちらも異物が溜まりやすいので、定期的に掃除するようにしてください。

10年前のエコキュートと現在のエコキュートの比較!

次に三菱のエコキュート2010年モデルと現行機種2020年モデルを比較してみます。

機能 2010年モデル 現行機種2020年モデル
キラリユキープ × 深紫外線を採用したUV-LEDユニットで菌の繁殖を抑制
ホットあわー × マイクロバブル効果で湯冷めしにくい!
保湿効果も
バブルおそうじ 「バブル注水洗浄」のみ 「バブル循環洗浄」と「バブル注水洗浄」のW配管洗浄で洗浄率が1.4倍!
スマホ連携 × スマホで遠隔操作可!
浴暖とも連携可!
太陽光発電とのシステム連携 × お天気リンクEZ/AIにより太陽光発電の電力を上手に活用
サーモジャケットタンク × 耐熱性の高い真空断熱材とウレタンなどを
適材適所で用い、高い断熱性を再現
ホットりたーん × 残り湯の熱を回収して効率的に使用可
耐震クラス B S
入浴剤対応 × 使えます!(一部)

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エコキュートの寿命についてよくある質問

エコキュートは20年以上使えますか?

特に大きな故障がなければ、問題なくお使いいただけます。

ただし、利用年数が10年~15年を超えてくると、経年劣化により何らかの不具合が生じることもあるでしょう。大きな事故につながる可能性もあるので、定期的に点検を依頼するようにしてください。場合によっては、買い替え・交換を検討しましょう。

エコキュートの実際の寿命はどれくらいですか?

ご使用頻度や設置場所、その他様々な条件によって変わります。

一般的な寿命は「10年~15年」と言われていますが、15年を超えても問題なく使えるケースもあれば、10年経っていないのに使えなくなるケースもあるでしょう。

エコキュートの点検や買い替えに火災保険は使えますか?

以下のような自然災害が原因でエコキュートが故障し、修理や買い替えを行うことになった場合は、火災保険が適用されます。

  • 火災、落雷、破裂、爆発
  • 風災、雹災(ひょうさい)、雪災
  • 水災、水ぬれ
  • 外部からの衝突

しかし、経年劣化による故障で修理や買い替えを行いたい場合や、点検を依頼したい場合には、火災保険は適用されません。

エコキュートの寿命 まとめ

「エコキュートの寿命や交換のタイミング」について簡単に解説しました。

一般的に、エコキュートの寿命は「10年~15年」と言われています。

寿命を過ぎたエコキュートを使い続けていると、修理を繰り返すことになったり、最悪の場合は事故につながったりする可能性があるので、十分に注意してください。

適切なタイミングで、買い替え・交換を行うことをおすすめします。

何か分からないことや不安なことがございましたら、お気軽にミズテックまでご相談ください。

 

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