エコキュートで湯切れしてしまうとどうなるんだろう‥お湯を使えないのかな…
そうお悩みではありませんか?
そこで今回は、エコキュートが湯切れしたときの対処法について詳しく解説していきます!
湯切れを起こさない対策についても解説していきますので、この記事を読めばエコキュートの湯切れに悩むことはもうありません!
それでは早速、エコキュートの湯切れについて詳しく解説してきます。
目次
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エコキュートで湯切れするとしばらくお湯が使えなくなる
エコキュートの湯切れとは、あらかじめ沸かしていた貯湯タンク内のお湯がなくなり、蛇口からお湯が出なくなる状態です。
エコキュートはお湯を使用する頻度が少なく、また電気料金の安い深夜の時間帯にまとめて1日分のお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておきます。
そのため、貯湯タンク内のお湯を使い切ってしまうとお湯が全く出ないと言う状態になります。
そして、湯切れになった際の貯湯タンク内は低温水が満たされた状態です。
この低温水を再度熱湯にするまでお湯を使用することができません。
エコキュートの機能に左右される部分もありますが、おおよそ50リットル分のお湯を沸かすのに1時間程度必要と言われています。
例えば、一人分のシャワーを浴びる程度のお湯を作るにしても30分程度は必要です。
つまり、浴槽にお湯を張るだけの湯量が必要な場合には200Lとして4時間以上は時間がかかるということになります。
お湯が少なくなると自動で給湯する機能もある
エコキュートには学習機能が備わっており、お湯が少なくなったら自動でお湯を沸かす機能もあります。
お湯が足りなくならないように、いつもよりも減りが早いと判断すれば夜間でなくてもお湯を自動で沸かします。
しかし、設定で深夜のみの沸き上げにしている場合には稼働しないということは理解しておかなければなりません。
そもそもエコキュートがお湯を沸かす仕組みとは
エコキュートでお湯を沸かす流れは以下の通りです。
- 水道水が貯湯タンクの底から満たされていく
- 貯湯タンク下部の温められてない水がヒートポンプに送られる
- ヒートポンプユニットで送られてきた水を90度近くまで温める
- ヒートポンプユニットで温められたお湯が貯湯タンク上部に戻される
- 貯湯タンク上部のお湯が温度調節弁に送られる
- 温度調節弁で熱湯と水道水が混ぜられて設定温度に調節されて給湯
貯湯タンク内は上部に熱湯、下部に冷水が貯められています。
使用した熱湯の分だけ水道管から水が補充されるためタンク内は常に満タンになっています。
しかし、指令がない限り補充された水が温められることはありません。
エコキュートで湯切れを起こす原因3選
多くの家庭ではエコキュートは電気料金の安い深夜の時間帯に1日分のお湯を沸かします。
しかし、何らかの原因によって貯湯タンクのお湯がなくなる湯切れを起こすことがあります。
主なエコキュートの湯切れの原因は以下の通りです。
それぞれのエコキュートの湯切れの原因について詳しく解説していきます。
使用量に対してタンク容量が合ってない
エコキュートで湯切れを起こす原因1つ目は、使用量に対してタンク容量が合ってないということです。
貯湯タンクの容量の目安は主に以下の通りです。
人数 | タンク容量 |
〜4人 | 370L |
4人〜5人 | 460L |
5人〜7人 | 550L |
とは言え、上記はあくまでも目安であり、人によって使用量は異なります。
そのため、貯湯タンクの容量は購入時に業者と相談して決めるのが一般的です。
しかし、近年ではインターネットで購入する方も増えてきており、上記の目安を参考に購入したものの足りなかったということがあります。
そのため、購入した当初から湯切れが頻発しているようであれば使用量に対してタンク容量が合ってないということです。
多少の湯切れであれば生活スタイルを少し見直すだけで解決できます。
しかし、毎日のように一定量が足りてないのであれば生活スタイルの見直しだけでは解決が難しいかもしれません。
追加での沸き上げが頻発するようであれば、電気代を考慮して買い替えを検討してもいいかもしれません。
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いつもよりも多くお湯を使った
エコキュートで湯切れを起こす原因2つ目は、いつもよりも多くのお湯を使ったということです。
来客があった、同居してない家族が遊びにきたなどでいつもよりもお湯の使用量が増えてしまうことがあります。
このように、一時的に使用量が増えて湯切れを起こした場合には、追加で沸き上げをすることで解決します。
追加での沸き上げは電気代が高くなってしまいますが、1ヶ月のうちもしくは1年のうちに数回であれば問題ないでしょう。
水漏れを起こしている
エコキュートで湯切れを起こす原因3つ目は、水漏れを起こしているということです。
これまで湯切れすることなく使用できていたにも関わらず、ある日を境に毎日のように湯切れを起こしているというようなケースでは水漏れを起こしている可能性があります。
水漏れは配管に何らかの原因で穴が空く、亀裂が入るなどしてそこからお湯が漏れ出すことで沸かしたお湯が減ってしまう現象です。
水漏れを起こしたいる場合には業者に依頼して修理をしてもらうほかありません。
直るまでは水道代と電気代が余分にかかり続けてしまいます。水漏れが疑われる場合も含めてできるだけ早く業者に連絡するようにしましょう。
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エコキュートが湯切れを起こす2つのデメリット
エコキュートが湯切れを起こすことで以下のデメリットがあります。
エコキュートが湯切れを起こすデメリットについて詳しく解説していきます。
しばらくお湯が使えなくなる
エコキュートが湯切れを起こすデメリット1つ目は、しばらくお湯が使えなくなるということです。
前述したように、エコキュートが湯切れを起こすと1人分のシャワーの量を沸かすにも30分程度の時間がかかります。
浴槽のお湯を貯めようと思うと4時間程度が必要です。
エコキュートはガス給湯器などと違い瞬間的にお湯を沸かすことができないのがデメリットです。貯湯タンクのお湯の管理は慎重に行わなければなりません。
電気代の高い時間帯に沸き上げを行わなければならない
エコキュートが湯切れを起こすデメリット2つ目は、電気代が高い時間帯に沸き上げを行わなければならないということです。
エコキュートを使用している家庭では深夜の時間が最も安い電気料金プランに加入している場合がほとんどです。
そして、電気料金が安い時間帯にその日使う1日分のお湯を沸き上げます。
しかし、お湯が足りなくなることで、電気料金が高い時間帯にお湯を沸き上げなければなりません。
電力会社にもよりますが、昼間の電気代は最も安い深夜帯の約2倍〜3倍になります。
最も高いピーク時間になると約5倍の電気代になる場合もあります。
そのため、このような電気料金プランをご契約の場合にはなるべく昼間の沸き上げをしないようにしなければなりません。
そして、リモートワークなど昼間の在宅が長いようであれば、ライフスタイルに合わせて電気料金プランを見直す必要があるでしょう。
エコキュートの湯切れを防止するための方法3つ
エコキュートが湯切れを起こすと「お湯が使えない」「電気代が高い時間帯に沸き上げを行わなければばらない」といったデメリットがあります。
そのため、エコキュートはなるべく湯切れを起こさないようにしなければなりません。
エコキュートで湯切れを防止するための方法は以下の3つです。
それぞれのエコキュートの湯切れを防止するための方法について解説していきます。
エコキュートの設定を確認する
エコキュートの湯切れを防止するための方法1つ目は、エコキュートの設定を確認することです。
エコキュートは初期設定では「おまかせモード」になっていることがほとんどです。
このおまかせモードは普段のお湯の使用量を学習してお湯を沸かす量を調節しています。
おまかせモードになっていることで余計にお湯を沸かすことなく電気代と水道代を上手に節約することができます。
しかし、おまかせモードは急にお湯の使用量が増えた際に対応できないという弱点があります。
そのため、来客があるなどお湯の使用量が増えることが予めわかっている場合には、前夜に「多め」「たっぷり」「満タン」など設定を切り替えておくといいでしょう。
追い焚きは使わず高温足し湯を使用する
エコキュートの湯切れを防止するための方法2つ目は、追い焚きは使わず使わず高温足し湯を使用することです。
エコキュートの追い焚きは新たな水を使用せず節水にもなる非常に便利な機能ですが、貯湯タンク内の熱を多く消費します。
その結果として、お湯を使用してないにも関わらず使用可能量は減ってしまいます。
これは、元々貯湯タンク内のお湯が90度だったとして、追い焚きをしたことで70度になったとします。
設定温度が40度の時に、90度の時よりも70度の時の方が設定温度にするために貯湯タンク内のお湯をより消費します。
そのため、追い焚きをすることで新たなお湯を使用してないにも関わらず使用可能量が減るという仕組みです。
よって、エコキュートで浴槽内のお湯を温め直したい場合には、追い焚きよりも高温足し湯の方が結果としてより多くのお湯を使用できます。
エコキュートの湯切れが心配な場合には追い焚きは使わず高温足し湯を使用するようにしましょう。
使用量に合ったタンク容量に変更する
エコキュートの湯切れを防止するための方法3つ目は、使用量に合ったタンク容量に変更することです。
購入時にはちゃんと検討したつもりで合ってもタンク容量と使用量が合わなかったということは起きる可能性があります。
エコキュートが屋外の貯湯タンクにお湯を貯めておくという性質上、特に寒冷地では保温効率が下がってしまうため選択を間違うこともあるでしょう。
そのため、寒冷地では選ぶ際に1つ大きめのタンク容量にしておくのも1つの方法です。
そして、購入時にタンク容量の選択を間違ってしまった場合には、次の買い替え時にタンク容量を大きくするしかありません。
そして、購入までは電気料金プランを見直して、なるべく電気代がかからないプランを見つけなければなりません。
間違っても、最初に入ったままのプランを見直さずに使い続けることのないようにしましょう。
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エコキュートで湯切れしたら? まとめ
エコキュートは湯切れを起こすと沸き上がるまでの時間お湯を使用することができなくなってしまいます。
また、多くの家庭では深夜以外の時間帯に沸き上げをすると電気代が非常に高くなってしまいます。
そのため、なるべくエコキュートの湯切れを起こさないようにすることが大切です。
この記事を参考に、湯切れを起こさない方法を試してみてください。
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