「エコキュートの買い替えはいつ行うべき?」
エコキュートの調子が悪くなったため、買い替えるべきか悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、エコキュートの買い替え時期目安に加え、使用年数以外で買い替えを判断するポイント3つをご紹介します。
また、エコキュートの買い替えにかかる費用相場および費用を安くおさえる方法も必見です。
この記事が、エコキュートの交換について悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
目次
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エコキュートの買い替え時期目安は10年!故障する前に買い替えるのがおすすめ
エコキュートの買い替え時期目安は、約10年です。
これは、エコキュートの寿命目安が約10年であるためです。
安全な使い方をしている場合、エコキュートはおよそ10年程度使い続けることができます。
ただし、使い方によっては寿命が短くなるため、注意が必要です。
また、使用年数が長いほど不調・不具合は起きやすくなります。
7~8年以上使っている場合には、後述する「買い替え目安と判断するポイント」の症状なども出やすくなる点に注意してください。
なお、お使いのエコキュートの使用年数が分からない場合には、メーカーや業者から渡された保証期間に関する書類などをチェックするのも一つの手です。
保証期間に関する書類などもなく使用年数が不明な場合には、次にご紹介する「買い替え目安と判断するポイント3つ」を参考にしてください。
エコキュートの寿命は10年~15年|短くなる原因やのばすコツを徹底解説
年数以外でエコキュートの買い替え目安と判断するポイント3つ
お使いのエコキュートを使用年数以外で買い替えるべきか判断するポイントは、下記の3つです。
エラーコードが頻発している
エコキュートの買い替え目安となる症状としてはまず、エラーコードの頻発が挙げられます。
エコキュートを使用していく中で何らかの不具合が生じた場合、リモコンにエラーが表示されます。
このエラーが一時的なものであれば、メーカーごとの取扱説明書の指示に従って解除することで、その後も通常通りに使い続けることが可能です。
ただし、使用年数が長い場合や修理・交換が必要な箇所がある場合には、エラーコードが繰り返し表示されるケースもあります。
このようにエラーコードが頻発し、指示通りに解除してもまた表示される場合には、エコキュートの買い替えを検討しましょう。
たとえエラーが出ていない時間にお湯を正常に使えていたとしても、突然エコキュートが稼働しなくなり、お湯を使えなくなるケースも多いです。
突然の運転停止や故障を防ぐためにも、エラーコードが頻発している場合には業者に点検を依頼し、必要に応じて買い替えを行いましょう。
湯量・湯温・水圧が安定しない
エコキュートを使用していて湯量・湯温・水圧が安定しない場合にも、買い替えを検討すべきです。
湯量・湯温・水圧などが不安定なのが特定の水栓のみの場合、まずは水栓の故障を疑うべきです。
しかし、複数の水栓において湯量・湯温・水圧が安定しない場合には、エコキュート本体が壊れている可能性もあります。
特に使用年数が10年を超えたエコキュートの場合、経年劣化によって設定した湯量・湯温での給湯が難しくなるケースも多いです。
10年以上使用したエコキュートの場合、一部の修理のみでは対応しきれない可能性も高いため、早急に点検してもらってください。
特に水漏れの症状も出ている場合、修理費用はかなり高額になるため、機器の買い替えを行う方がお得なケースも多いです。
エコキュートの水圧が弱い理由とは|対策やおすすめの機種も紹介
異音・異臭がする
エコキュートの買い替え目安となる症状としては、異音・異臭の発生も挙げられます。
使い始めたことにはしなかった臭いや音がしている場合、給湯器が寿命を迎えて故障している可能性も高いです。
異音・異臭を放置したまま使い続けると、機器が全く動かなくなる症状だけでなく、火災などの事故につながる恐れもあります。
エコキュートから発生する異音としては、下記のようなものが挙げられます。
- 「ピー」「ブーン」(給湯時):ファンモーターの故障、異物混入
- 「キュルキュル」(お湯張り時):加圧ポンプの不具合
- 「ボンッ」(使用開始直後):爆発的な着火 など
また、異音だけでなく、ふろ配管やタンクの慢性的な汚れによって異臭がするケースもあります。
エコキュートから異音や異臭がする場合にも、経年劣化が疑われます。
専門業者に点検を依頼し、買い替えを行いましょう。
エコキュートの異音の原因と対処方法は?
エコキュートの買い替えにはいくらかかる?費用相場をチェック
エコキュートは10年近く使用している場合、または既述のような症状が出ている場合には買い替えを検討したいものです。
エコキュートの買い替えに際して気になるのは、やはりどのくらいの費用がかかるのかということでしょう。
ここでは、エコキュートの買い替えにかかる費用相場をチェックしましょう。
エコキュート本体の価格相場
エコキュートの本体価格相場は20~50万円ほどです。
エコキュートと一口に言っても給湯専用タイプ・オートタイプ ・フルオートタイプに分けられ、下記のような性能の違いがあるとともに、多機能なほど価格も高くなります。
・給湯専用タイプ:手動で給湯を行う
・オートタイプ :自動でお湯張りを行う。
高温差し湯・足し湯も可能
・フルオートタイプ:お湯張りから足し湯まで全自動でコントロール
また、エコキュートは貯湯式の給湯器であり、容量の大きい製品の方が価格も高いです。
このようなタイプ別の価格の違いにも注意しながら、予算に合った製品を選びましょう。
既存給湯器の取り外しおよび新規エコキュートの設置工事費用相場
エコキュートの買い替え時には給湯器の交換工事費用もかかります。
工事費用相場は、下記の通りです。
- 既存給湯器の取り外し費用:2~3万円
- 標準工事費用:10万円
- 追加工事・その他費用:4~6万円
これらの費用を踏まえると、工事費込みでエコキュートの買い替えには50万円近くがかかることが多いです。
ただし、エコキュートの買い替えにかかる費用は工事を依頼する業者や利用する制度によっても異なります。
次にご紹介する「エコキュートの買い替え費用を安く抑える方法5選」も参考に、できるだけ安くエコキュートを買い替えましょう。
エコキュートの買い替え費用を安く抑える方法5選
エコキュートの買い替え費用相場は工事費用を含めて30~70万円程度です。
実際にかかる費用は、交換を依頼する業者などによって異なります。
初期費用の高いエコキュートの買い替え費用を少しでも安くするための具体的な方法を、5つチェックしてください。
容量の小さい給湯器や給湯専用タイプを選ぶ
エコキュートの買い替え費用を安く抑える方法としてはまず、購入するエコキュートのタイプを工夫する方法が挙げられます。
エコキュートは従来型の電気温水器やガス給湯器などに比べて本体価格が高いです。
ただし、同じメーカーのエコキュートでも容量の小さいものやオート機能の少ない給湯専用タイプなどであれば、比較的安く購入することが可能です。
エコキュートの容量と家族人数の目安は下記の通りです。
- 300L:2~4人
- 370L:3~5人
- 460L・550L:4~8人
家族人数が4人で自動追い焚きなどの機能を求めていない場合には、370L以下で給湯専用タイプのエコキュートを選ぶこともできます。
これにより、容量が大きく多機能なタイプのエコキュートを購入する場合に比べ、初期費用を2~3割以上削減できるでしょう。
エコキュートの容量・サイズの決め方!一番のポイントは家族の人数
自治体ごとの補助金制度を利用する
エコキュートの買い替え費用を安くするためには、補助金制度を利用するのもおすすめです。
2021年まではエコキュートを対象とした国の補助金制度を利用できましたが、現在では終了しています。
2022年以降は主に自治体による特定の省エネ機器を対象とした補助金制度を利用し、エコキュートの購入によって補助金を受給しましょう。
補助金を利用する際には、
- 購入予定のエコキュートが対象の機器なのかどうか
- お住いの地域で利用可能な制度なのかどうか
を必ず確認してください。
【2023年】エコキュート買い替え補助金を徹底解説!国・自治体別の補助金情報も
工事費用込みで安い給湯器専門業者を利用する
エコキュートの買い替え費用には機器の本体価格に加えて工事費用もかかりますが、工事費用は業者によっても大きく異なります。
工事費用込みで料金の安い給湯器専門業者を利用すれば、エコキュートの買い替えにかかる費用をおさえることが可能です。
給湯器の購入先はネット通販や家電量販店なども挙げられますが、工事費用込みの費用を考慮すると給湯器専門業者がおすすめです。
扱っている給湯器の種類が豊富なだけでなく、専門業者として安心して撤去・取り付け工事を任せられます。
複数の給湯器専門業者に相見積もりを取ってトータルコストを比較し、できるだけ安い業者を見つけましょう。
メーカーや電力会社・業者のキャンペーンを利用する
メーカーや業者のキャンペーンを利用するのも、エコキュートの買い替え費用を安くする方法の一つです。
例えば2023年1月現在、関西電力では「エコ替え応援プロジェクト」を実施しており、エコキュートを購入することでポイントをもらったり抽選で省エネ家電がゲットできたりします。
エコキュートなどの省エネ製品・オール電化製品は近年注目度が高く、メーカーや給湯器交換業者もキャンペーンを実施することが多いです。
新たに購入するタイミングでエコキュートを対象としたキャンペーンがないかを確認すれば、よりお得にエコキュートを購入できるでしょう。
初期費用を抑えたい場合はローンを利用する
エコキュート買い替えに伴う初期費用を安く抑える場合には、ローンを利用するのも一つの手です。
エコキュートの初期費用は50万円以上に及ぶことも多く、予算的に厳しいためエコキュートの導入を諦めるという方もいるでしょう。
家電量販店や給湯器専門業者などの中には、エコキュートをクレジットカードの分割払いやローンによる支払いで提供してくれるところも多いです。
ローンは月々に無理なく返済できる範囲の金額を設定して返済する方式のため、まとまったお金を購入時に用意する必要がありません。
エコキュートを導入すれば電気代を3分の1程度に抑えられるため、浮いたお金を返済に充てることも可能です。
ただし、ローンを利用してエコキュートを購入する場合には下記の点に注意してください。
- 利用には審査がある
- 10万円程度の頭金が必要になることも
- 金利が付くため総額費用は一括よりも高くなる
- 返済途中で修理費などが発生することも
エコキュートの買い替え費用を安くできる補助金一覧(2022年版)
エコキュートを安く購入するためには、自治体ごとの補助金制度もぜひ活用したいものです。
2022年現在、利用できる代表的な補助金制度は下記の通りです。
自治体 | 概要 |
宮城県栗原市 | 住宅用省エネルギー機器導入支援事業補助金:対象経費の50% (上限30,000円) |
東京都新宿区 | 新エネルギー及び省エネルギー機器等導入補助金制度:一律100,000円 |
埼玉県桶川市 | 桶川市住宅用新・省エネルギー機器設置費補助金:一律30,000円 |
静岡県川根本町 | クリーンエネルギー機器導入促進事業費補助金:対象経費の50% (上限50,000円) |
愛知県扶桑町 | 扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業補助金:対象経費の20% (上限200,000円) |
大阪府泉大津市 | 泉大津市高効率給湯器設置補助金:上限20,000円 |
兵庫県加東市 | 加東市エコハウス設備設置補助制度:一律30,000円 |
岡山県西粟倉村 | 低炭素なむらづくり推進施設設置補助金の制度 対象経費の4分の1:(上限100,000円) |
他にも様々な補助金制度がありますが、申請期限や申請方法は制度ごとに異なります。
お住まいの地域で利用でいる補助金制度があるかを随時確認し、自治体ごとの指示に従って対象となる製品の購入・補助金の申請を行ってください。
エコキュートの買い替え費用を安く済ませる業者の選び方3つ
エコキュートを購入する際には、既述のキャンペーンや補助金制度などもうまく利用して、導入費用を安くおさえたいものです。
導入費用を安くするためには業者選びにもこだわるのがおすすめです。
エコキュートの買い替え費用を安く済ませる業者の選び方を3つ見ていきましょう。
本体価格・工事費用込みで料金の安い業者を選ぶ
エコキュートの購入・交換業者を選ぶ際には、本体価格と工事費用を確認し、工事費用込みで安い業者を選びましょう。
メーカーから給湯器を直接仕入れる給湯器専門業者では、定価の5~8割引きで購入できるケースもあります。
ただし、エコキュートの買い替えには工事費用も発生するため、工事費用込みでどれくらい安いのかを各業者に確認することが重要です。
できれば4~5社の業者に相見積もりを取り、見積もりの具体的な内訳もチェックするのがおすすめです。
見積もり書の記載事項を確認しておかないと、取り付け後に高額な追加費用を請求されるケースもあります。
相見積もり時には具体的な数字や文言なども確認し、安くかつ信頼できそうな業者に依頼してください。
取り扱っているエコキュートの種類および在庫が豊富な業者を選ぶ
エコキュートの買い替え時には、エコキュートの種類・在庫が豊富な業者を選ぶことも重要です。
取り扱うエコキュートの種類や在庫が豊富な業者であれば、希望通りの製品がない場合でも、類似した製品を選択することもできます。
また、予算的に厳しいためより安いエコキュートを購入したいという場合に、容量の小さいタイプやより安いメーカー・シリーズのものに変更することも可能です。
希望に合致する製品の在庫を確保した業者が理想ですが、希望通りの製品を購入できない場合に、多くの選択肢を用意してくれる業者を選ぶことが重要と言えます。
施工実績が豊富で技術力の高い業者を選ぶ
エコキュートの業者選びにおいては、施工実績や技術力をチェックすることも重要です。
料金を確認してできるだけ安くエコキュートを購入することも重要ですが、取り付け工事に不備があった場合には余計な工事費用が発生します。
エコキュートを向こう10年使い続けるためには、安心して工事を任せられる業者に交換工事を依頼する必要があります。
具体的には、
- 施工実績数が多く実際の利用者に支持されているか
- 資格はもちろん高い専門スキルを持つスタッフが在籍するか
などを確認するのがおすすめです。
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エコキュート 買い替えでよくある質問
最後に、エコキュートの買い替えに関してよくある2つの質問をチェックしましょう。
電気温水器からエコキュートに買い替えると電気代がお得になる?
エコキュートは大気熱と電気の力で効率よくお湯を作るタイプの給湯器です。
従来型の電気温水器と比較すると、電気代を約1/4程度に削減できるケースが多いです。
このことから、電気温水器からエコキュートに買い替えると、電気代はかなりお得になると言えます。
エコキュートの買い替えでは同じメーカーを選ぶべき?
エコキュートに買い替えにおいては、必ずしも同じメーカーを選ぶ必要はありません。
別のメーカーの独自機能に魅力を感じている・より安いエコキュートを購入したい、などの場合には、別のメーカーに買い替えるのも何ら問題ありません。
ただし、下記のような点には注意してください。
- ヒートポンプユニットのみ・貯湯タンクのみの交換はできない
- 家族人数が増え湯量が足りない場合はメーカーを問わずタンク容量を増やす
エコキュート 買い替え まとめ
この記事では、エコキュートの買い替えについて詳しく見てきました。
エコキュートの買い替え目安となる使用年数は10年であり、エラーコードの頻発や異音・異臭などの症状が出ている場合には、早めの点検・交換が必要です。
エコキュートの買い替え費用相場は30~70万円ですが、業者によっても大きな差があります。
ミズテックでは、人気のエコキュート913,000円→385,000円(税込)のようにお得にエコキュートを買い替えられます。
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