「給湯器のお湯が出ないのはもしかして漏電のせい?」
給湯器の調子が悪いため、原因として漏電を疑っている方もいるでしょう。
この記事では、給湯器の漏電を疑うべき症状や、漏電の原因について解説しています。
漏電ブレーカーのリセット方法や、漏電による給湯器の故障で業者に修理を依頼するケースに関してもお伝えしているため、実際に漏電している場合の対処法も分かります。
この記事が、給湯器のトラブルに関して悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
目次
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給湯器の漏電とは?疑わしい症状4選
給湯器のお湯が出なかったり、何らかの不具合を起こしていたりするのは、漏電が原因であるケースもあります。
ここではまず、給湯器が漏電しているかどうかを確かめるための、疑わしい症状を4つ紹介します。
漏電安全装置が作動しブレーカーが落ちる
給湯器が漏電している場合、漏電ブレーカーが落ちる症状が繰り返されることがあります。
漏電ブレーカーは、電気の流れを遮断するための装置で、漏電を検知すると漏電安全装置が作動して自動的にブレーカーが落ちます。
事故を防ぐために漏電と疑わしい状態にも反応してブレーカーが落ちることがありますが、ブレーカーを入れ直して通常通りに給湯器を使えれば、誤作動だった可能性も高いです。
しかし、入れ直してもブレーカーが繰り返し落ちる場合には、漏電している可能性を疑いましょう。
お湯が出ない・追い焚きができない
お湯が出ない・追い焚きができない場合にも、給湯器が漏電している可能性があります。
お湯が出ない・追い焚きができないなど、給湯器の機能が正常に使えない場合、給湯器のどこかに不具合が生じています。
不具合の原因が漏電とは限りませんが、漏電が原因である可能性も考慮し、適切に対処したいものです。
電気代が高くなる
電気代が高くなった時も、給湯器が漏電している可能性があります。
給湯器が漏電した場合、電気が外に流れてしまうため、通常よりも電気の使用量が増えます。
電気使用量が増えると、電気代も高くなってしまいます。そのため、これまでと同じような電気の使い方をしているにも関わらず電気代が高くなった場合には、漏電している可能性も視野に入れましょう。
エラーコードが何度も表示される
給湯器の漏電を疑うべき症状としては、エラーコードも挙げられます。
給湯器になんらかの異常が生じた場合、異常の種類に応じてエラーコードが表示されます。
エラーコードの中には、回路のショートや漏電に伴うエラーも含まれます。
一時的なエラーの場合には、解除することで正常に使えるものです。しかし、何度もエラーコードが表示されている場合には、漏電などのトラブルに見舞われている可能性もあります。
給湯器が漏電する原因3つ!
給湯器は漏電によって不具合を起こす可能性もありますが、そもそもなぜ漏電してしまうのでしょうか。
続いて、給湯器が漏電する主な原因を3つ見ていきます。
給湯器の水漏れ
給湯器の漏電の原因としてはまず、水漏れが考えられます。
給湯器からの水漏れによって、基盤や配線の絶縁が剥がれると、その箇所から漏電してしまうケースがあります。
大雨などによる浸水の場合、乾くと通常通り使えるケースも多いです。
しかし、給湯器内部からの慢性的な水漏れを放置しておくと、給湯器が半永久的に使用できなくなることもあります。
水漏れに伴う漏電によって給湯器を交換するケースもあるため、水漏れは早めに見つけたいものです。
漏電ブレーカーや電源ケーブルの劣化・損傷
漏電ブレーカーや電源ケーブルの劣化・損傷も、給湯器の漏電につながりやすいです。
漏電ブレーカーや電源ケーブルは使い続けると経年劣化するものですが、昆虫やネズミなどにかじられて損傷することもあります。
このように外的な劣化・損傷で漏電することもあるため、定期的にブレーカーやケーブルの状態を確認することが重要です。
給湯器内部のホコリ・ゴミ
給湯器内部にホコリやゴミが溜まっていることで、漏電するケースもあります。
ホコリやゴミは排気口だけでなくその他の小さな空間からでも溜まりますが、給湯器の場合には湿気を帯びやすいため、不具合につながりやすいです。
湿気を帯びたホコリやゴミによって基盤や絶縁体が損傷し、漏電を引き起こすケースもあります。
また、コンセントが緩むことでホコリや雨水が溜まりやすくなり、漏電につながる恐れもあります。
水は電気を通しやすいため、漏電を防ぐためには定期的な掃除やコンセントの緩みの確認などが重要です。
給湯器の漏電ブレーカーのリセット方法
給湯器の漏電が疑われる場合には、漏電ブレーカーのリセットを行う必要があります。ここでは、具体的なリセット方法の手順を確認してください。
まずは漏電ブレーカーの場所を確認
給湯器の漏電が疑われる場合にはまず、漏電ブレーカーの場所を確認します。
漏電ブレーカーの位置は外付けのものもあれば、給湯器内部に取り付けられているものもあります。
内部に取り付けられている場合、カバーを開けることは危険なため、ご自身で開けるのはやめましょう。
業者に漏電が疑われる旨を伝え、点検・修理を依頼してください。
漏電ブレーカーをテストして漏電箇所を特定
漏電ブレーカーをご自身で安全にテストできる場合には、正しい手順に則って漏電を確認します。
漏電ブレーカーが「切」の状態であることを確かめた上で、下記の手順を踏んでください。
- 残りの右側の安全ブレーカーも「切」にする。
- 漏電ブレーカーを「入」にする。
- 安全ブレーカーを1つずつ「入」にし、漏電ブレーカーが落ちる部分を特定する。
- 安全ブレーカーを「切」にした状態で、特定した漏電箇所に繋がっている家電製品を全てコンセントから抜く。
- 再度安全ブレーカーを「入」にし、ブレーカーが落ちるかを確認する。
「5」でブレーカーが落ちる場合、コンセントを抜いたいずれかの家電製品から漏電している可能性が高いです。
なお、「3」で全ての安全ブレーカーが「切」の状態にも関わらず漏電ブレーカーが落ちる場合、ブレーカーそのものの故障も考えられます。
このように漏電箇所や故障箇所を特定した上で、業者に点検・修理を依頼しましょう。
給湯器の漏電が直らない場合は業者に依頼!
給湯器の漏電に伴う不具合がなかなか直らない場合は、ご自身での対処に限界があるかもしれません。
できるだけすぐにお湯を使いたい場合は、専門業者に依頼するのもおすすめです。
給湯器の漏電は寿命が原因で交換が必要か?
給湯器の漏電原因は、経年劣化や寿命にあることも多いです。
給湯器の漏電で困っている方はまず、給湯器の使用年数を確認しましょう。
既述の通り、ブレーカーやケーブルの劣化や損傷で漏電することもありますが、給湯器本体が寿命を迎えている場合、部品のみを交換しても意味がありません。
たとえ一時的に漏電を解決したとしても、すぐにまた同様の、あるいは異なるトラブルに見舞われる可能性が高いです。
給湯器の寿命は10年程度であり、使用年数が長いほど不具合のリスクも高まります。
そのため、給湯器が漏電している場合にはまず、給湯器の使用年数と寿命を照らし合わせましょう。
給湯器の漏電の修理費用相場は?
給湯器の漏電をすぐに解決したい場合には、専門業者に依頼するのがおすすめです。
給湯器の漏電に伴う修理費用の相場は、下記の通りです。
- 出張費および技術費:1~2万円
- 部品代:1~3万円
部品交換も必要な場合、修理費用は3~5万円ほどになるケースが多いです。
ただし、不具合の度合いや、業者によっても費用は異なります。料金が良心的で、かつ技術力も高い業者を選んで、漏電に対処しましょう。
有資格の給湯器専門業者に点検を依頼?
給湯器の漏電に際しては「自分で直せばいいのでは?」と考えている方もいるでしょう。
しかし、電気配線の修理を電気工事士などの資格なしに行うことは、法律違反に当たります。
また、感電などのリスクもあるため、素人がDIYで工事を行うのはおすすめできません。
なお、業者の中にも、無資格で工事を請け負う悪徳業者も存在するため、注意が必要です。
必要な資格を有しており、給湯器の工事に精通している給湯器専門業者に点検・修理を依頼してください。
給湯器の漏電が心配な時はミズテックにお任せを!
給湯器が漏電することでお湯が出ない状態が続く場合には、給湯器専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
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給湯器 漏電 まとめ
この記事では、給湯器の漏電について詳しく見てきました。給湯器の漏電を疑うべき症状と、漏電の原因をまとめると、下記のようになります。
【漏電を疑うべき症状】
- ブレーカーが落ちる
- お湯が出ない・追い焚きができない
- 電気代が高くなる
- エラーコードが表示される
【漏電の原因】
- 水漏れ
- ブレーカーやケーブルの劣化・損傷
- ホコリやゴミ
給湯器の漏電が疑われる場合には、漏電ブレーカーをリセットして漏電箇所を特定した上で、専門業者に修理を依頼しましょう。
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