「マンションで給湯器交換したい場合、どうすればいいのだろう?」
賃貸マンションや分譲マンションで給湯器が故障してしまい、上記のような悩みを抱えている方も多いでしょう。
この記事では、マンションにおける給湯器交換の手順・確認事項を詳しく解説します。
費用相場や注意点に加え、マンションの給湯器交換におすすめの業者も紹介するため、どこに交換の依頼をすれば安く交換できるかまで分かります。
この記事が、マンションでの給湯器の故障・トラブルに悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
目次
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マンションの給湯器交換に関する前提知識|賃貸マンションは貸主が修理を負担する
まずは、マンションの給湯器交換に関する前提知識を確認しましょう。
賃貸マンションの場合、給湯器を交換する前に貸主と管理会社への連絡が必須です。
賃貸マンションにおいて給湯器の修理・交換が必要な場合には、原則として貸主が修理費用を負担します。
そのため、無断で給湯器の交換を進めてしまうと、トラブルに発展する可能性も高いので注意が必要です。
一方で分譲マンションの場合、修理費用は自己負担となり、ご自身で業者に修理を依頼する必要があります。
ただし、交換できる給湯器のタイプなどに制限・規約がある場合もあるため、修理前に管理会社に連絡して規定などを確認するのが無難です。
したがって、マンションのタイプにかかわらず、給湯器交換の際にはまず貸主・管理会社に連絡を入れましょう。
マンションの給湯器交換をする際の確認事項3選|これを忘れるとお金をムダに!?
マンションで給湯器の交換を行う場合には、確認すべきポイントがいくつかあります。お金を無駄にしないためにも、必ず確認すべき3つのポイントをチェックしてください。
給湯器の設置タイプを確認する
マンションで給湯器交換をする際にはまず、給湯器の設置タイプを確認しましょう。
一般的にマンションで使われる給湯器には、下記のようにいくつかのタイプがあります。
タイプ | 特徴 |
ベランダ壁掛 |
ベランダの壁面に取り付けられている
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PS標準 |
玄関横や廊下の PS(パイプシャフト)内に設置。給湯器が外から見えている。
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PS扉内前方排気 |
玄関横や廊下の PS(パイプシャフト)内に設置。排気管部分のみが扉の上から見えている。
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PS扉内後方排気 |
玄関横や廊下の PS(パイプシャフト)内に設置。外からは見えず、別の場所の排気口から排気するタイプ。
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屋内壁掛 |
屋内に設置され、排気管のみが壁から突き出ている。
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上記のようにマンションでの給湯器の設置タイプにはさまざまなものがあります。
給湯器を交換する場合には、原則として既存の給湯器と同じタイプを選ぶ必要があります。
なお、一戸建てのお家では屋外の地面に設置する「屋外据え置きタイプ」もありますが、マンションでの設置は不可です。
給湯器の給湯タイプを選ぶ
マンションでの給湯器を交換時に、給湯器の給湯タイプも確認しましょう。
給湯器の給湯タイプには、下記のようなものがあります。
タイプ | 機能 |
給湯専用 | 給湯のみで追い焚きは不可。 |
オート |
給湯と追い焚きが可能。水位が下がったら手動で足し湯ができる。
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フルオート |
給湯と追い焚きが可能。水位が下がったら自動で足し湯ができる。配管自動洗浄機能もある。
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給湯暖房熱源機 |
給湯・追い焚き機能に加え、床暖房や浴室暖房乾燥などの暖房機能も備えている。
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給湯器交換をマンションで行う場合には、給湯専用タイプなのか、追い焚きができるタイプなのか、あるいは床暖房もあるタイプなのかを確認しましょう。
原則としては、既存の給湯器のタイプと同じタイプの給湯器を選ぶ必要があります。
たとえタイプ変更が可能な場合でも、高機能の給湯器に変える場合にはより多くの費用がかかる点に、注意してください。
給湯器の号数を選ぶ
マンションの給湯器交換時には、給湯器の号数の確認も必要です。
給湯器の号数は、号数が上がるほど給湯パワーが強く、一度に使える湯量も増えます。
そのため、号数が上がるほど大人数向けになります。号数と家族人数の目安は、下記の通りです。
マンション | 号数 | 人数 |
ワンルームマンション | 16号 | 1~2人家族 |
ファミリータイプのマンション | 24号 | 4~5人家族 |
コンパクトな間取りのファミリータイプマンション | 20号 | 2~3人家族 |
マンションによっては設置できる給湯器の大きさに制限があり、号数を上げられないケースもあります。
例えば、家族が増えたため16号から24号の給湯器に交換したくても、不可能な場合もあります。
特に、PSタイプの給湯器の場合には、既存の給湯器と同じ号数の後継機種に交換するケースが多いです。給湯器の号数を上げたい場合には、必ず事前に確認しましょう。
マンションの給湯器交換にかかる工事費用の相場は4万~5万円|プラスで給湯器代がかかる
マンションでの給湯器交換に際しては、工事費用がどれくらいかかるのかも気になるものです。マンションでの給湯器交換の工事費用の相場は、4~5万円ほどです。
さらに給湯器代(給湯器本体+リモコン代)もかかり、合計で15~20万円ほどの費用がかかるケースが多いです。
ただし、給湯器の種類によっても交換にかかる費用は異なります。給湯器の種類ごとの交換費用の目安は、下記の通りです。
タイプ | 機能 |
交換費用(本体価格 + 工事費用)
|
PSタイプ | 給湯専用 | 7~10万円 |
PSタイプ | オート | 12~16万円 |
PSタイプ | フルオート | 13~18万円 |
壁掛タイプ | 給湯専用 | 6~10万円 |
壁掛タイプ | オート | 11〜16万円 |
壁掛タイプ | フルオート | 12~17万円 |
上記のタイプに加え、エコタイプの給湯器では交換費用が20万円を上回ることも多いです。
また、床暖房や浴室暖房なども搭載された給湯暖房熱源機の場合、PSタイプ・壁掛タイプともに20~25万円が費用相場です。
さらに、エコタイプで給湯暖房熱源機の場合、30万円以上の費用がかかるケースも多いです。
また、給湯器の号数によっても費用は異なります。24号の給湯器は、16号の給湯器に比べて2~3倍の費用がかかることが多いです。
給湯器のタイプや号数をあらかじめ確認した上で見積もりを行い、できるだけ安くスピーディに交換が行える業者に依頼するのがおすすめです。
マンションの給湯器交換の時間は最短1時間|給湯器のタイプによって大きく異なる
マンションでの給湯器交換に際しては、交換にかかる時間も重要です。マンションの給湯器交換にかかる時間は、最短で1時間ほどです。
ただし、交換にかかる時間は、給湯器のタイプによっても大きく異なります。給湯器のタイプごとの交換時間の目安は、下記の通りです。
タイプ | 交換時間目安 |
給湯専用 | 1~2時間 |
オート・フルオート | 2~3時間 |
給湯暖房熱源機 | 4~5時間 |
上記のように、給湯専用の給湯器であれば最短1時間で交換が終わりますが、追い焚き機能などのあるオート・フルオートタイプや、暖房機能のある給湯暖房熱源機の場合は作業工程多いためより長い時間を要します。
このようなタイプごとの交換時間の目安も念頭に、給湯器の交換を依頼しましょう。
また、業者によっても工事にかかる時間や工事に取り掛かるまでの期間が異なるため、対応の早い業者を選ぶことも重要です。
マンションの給湯器交換の2つの注意点|給湯器の「色」と「号数アップ」に注意
マンションの給湯器交換では、注意すべき点もあります。スムーズに給湯器の交換を済ませるために知っておきたい2つの注意点をチェックしてください。
外壁と給湯器の色を合わせることが規定されていることがある
マンションでの給湯器交換では、外壁と給湯器の色を合わせることが定められているケースに注意が必要です。
マンションによっては、外壁の色と給湯器の色を合わせるように規約で定められていることもあり、その場合には規約に従わなくてはなりません。
特にベランダ壁掛タイプやPS標準タイプなどで、給湯器が外に見えている場合には、外壁と給湯器の色を合わせなくてはならないケースも多いです。
マンションで給湯器の交換を行う際には、必ず管理規約をチェックして、色に関する指定の有無を確認しましょう。
色に関する規定があって色を変更する場合、納期は1ヶ月ほど遅れます。
給湯器が壊れた場合、新しい給湯器の準備期間はお湯が使えないため、早めに確認・準備するのがおすすめです。
給湯器の号数上げが禁止されている可能性がある
マンションでの給湯器交換に際しては、給湯器の号数上げが禁止されている可能性にも注意が必要です。
ガス給湯器には主に、16号・20号・24号という3つの号数があります。
ファミリー向けのマンションでは湯量の多い24号、単身者向けマンションでは16号というように、マンションのタイプによって号数も異なります。
湯量に不満がない場合には、同じ号数の給湯器を選ぶのが一般的です。
ライフスタイルの変化に合わせて異なる号数の給湯器を選ぶケースもありますが、マンションによっては給湯器の号数アップが不可能な場合もあるので注意しましょう。
号数アップを行う場合には、ガスメーターの能力の確認が必要です。
一般的な過程では4号または6号のガスメーターが使われており、下記の違いがあります。
上記のように、6号のガスメーターでは24号までの号数アップが可能ですが、4号のガスメーターでは20号までしか号数アップができません。
給湯器の号数アップを希望する場合には、あらかじめガスメーターの号数が「4号」か「6号」かを確認してください。
マンションの給湯器交換ならミズテックがおすすめ|工事費含めて相場の1/3以下の費用で交換可能!
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給湯器 交換 マンション まとめ
この記事では、マンションでの給湯器交換について詳しく見てきました。
賃貸マンションでは貸主が給湯器の修理・交換費用を負担しますが、分譲マンションでは自己負担です。
ただし、管理規約で色などが規定されていることもあるため、マンションの種類を問わず交換前に管理会社に連絡を入れるのが無難です。また、マンションの給湯器交換に際しては、下記の3点を必ず確認しましょう。
- 給湯器の設置タイプ
- 給湯器の給湯タイプ
- 給湯器の号数
マンションでの給湯器交換における工事費用の相場は4~5万円ですが、相場よりも安く交換したい人は弊社「ミズテック」に依頼するのがおすすめです。
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