旅行などで長期間にわたって家を空ける場合、エコキュートはどのようにしておくのが良いのでしょうか?
そのまま電源を入れっぱなしにしておくと電気代が無駄にかかってしまうだけではなく、さまざまなデメリットが生じてしまいます。
その対応方法は不在期間によって変わります。
今回の記事では、1週間程度以上の長期不在の場合と、2週間程度の不在の場合の2パターンについて、エコキュートの対応方法を解説します。
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1か月程度以上の長期間外出する際にはタンク内の水抜きを!
長期間家を不在にする場合(目安としては1か月間程度)、タンク内のお湯は水抜きを行います。また、不在期間中は電源も落としましょう。
その理由は3点あります。
1. 光熱費節約のため
エコキュートの電源と水が入ったままの場合、毎晩継ぎ足しで急騰が行われます。さらに沸騰によって蒸発してしまった分の水を継ぎ足して沸騰させることになります。そのため水道代や電気代が無駄にかかってしまいます。
2. お湯の衛生のため
上記のとおり、不在期間中のエコキュートのタンク内のお湯は継ぎ足しで作られます。従って、長期間家を不在にした場合、タンク内に残っているお湯は古い水を何度も再沸騰させたお湯ということになります。
また、水垢などの不純物もタンク下部にどんどんたまってしまいますので、だんだんと入浴に適さない不衛生なお湯になってしまいます。
3. 凍結防止のため
冬場や寒冷地では、タンク内に水を入れたまま電源を落としてしまうとヒートポンプ配管内が凍結してしまいます。水を抜いておくことが凍結防止になります。
不在から戻ってきた時のお湯の使い方
長期の外出から戻ってきた時にお湯を使用する手順は以下の通りです。
①タンク内に満タンまで水を張る
②電源を入れてお湯が暖かくなるまで待ちます。
機種によって異なりますが、お湯が沸騰するまで4~5時間程度かかります。詳細は各機種の説明書にて確認してください。
長期間不在にして戻ってきた際にはすぐにお湯が使用できるわけではないということを覚えておきましょう。
2週間程度の不在の場合には「沸き上げ休止機能」が利用できる機種もある
長期間外出をする場合でも、不在の日数によっては「沸き上げ休止機能」が利用できる機種もあります。
沸き上げ休止機能とは、設定した期間中は沸き上げを休止して、帰宅日に合わせて沸き上げを設定する機能です。
無駄な電気代を発生させないと同時に帰宅したタイミングですぐにお風呂に入ることができるとても便利な機能です。
おわりに
1か月程度以上の長期間不在時には、エコキュートの水抜きをして電源を落としましょう。そして、帰宅した際にはいったん水を満たんに貯めてから暖かくなるまで待たなければお風呂に入れないことに注意しましょう。
一方、2週間程度の不在時であれば、「沸き上げ休止機能」を活用できる機種もあります。沸き上げ休止機能とは、帰宅する日程に合わせて沸き上げを行ってくれる便利機能です。
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