4人家族は24号給湯器がおすすめ!工事費込みの費用や注意点も解説

「24号給湯器は何人家族におすすめですか?」

「シャワーとキッチンで同時にお湯を使うにはどの給湯器が良いですか?」

このようなお悩みはございませんか?

この記事では24号給湯器に焦点を当て、選び方やおすすめの世帯人数、設置時のポイントまで、詳しく解説しています。給湯器の号数が生活にどれだけ影響するかを紹介していくので、給湯器の交換を検討されている方はぜひ参考にしてください。

またエコキュートやエコジョーズでお得になるケースも紹介しているので、あなたに最適な給湯器を見つけてください。

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24号の給湯器は4人家族でも快適に過ごせるサイズ


24号給湯器は同時にキッチンやバスルームなどでお湯を利用しても、安定した量を供給できるので、4人家族の方でも快適に過ごせるサイズです。

24号給湯器の基本性能


24号給湯器の性能は以下の通りです。

項目性能
湯量1分間に約24リットルのお湯を供給可能
エネルギー効率ガス消費効率が高く、無駄なエネルギー消費を抑える
使用可能場所数複数箇所(キッチン、バスルーム、洗面所)で同時使用可能
サイズと設置要件コンパクトで、多くの住宅タイプに対応可能
操作性シンプルな操作パネルで、使いやすく年配の方にも親しみやすい


20号給湯器を利用していて数年以内に世帯数が増える予定のある方は、24号給湯器へのサイズアップを検討しましょう。

給湯器の20号と24号で迷った場合の選び方


給湯器の20号と24号のサイズ選びで悩む方は、次の項目に当てはめてみると最適なサイズが見つかるでしょう。

【こんな方は20号がおすすめ】

  • 同時にお湯を使うのは2か所程度
  • 2人家族から世帯数が増える予定はない
  • 24号を使っていたけれど世帯数が減ってお湯の使用量が減った

【こんな方は24号がおすすめ】

  • 3か所以上で同時にお湯を使う場面がある
  • 現在20号を使っていてお湯の出る量に不満がある
  • 冬でも勢いのあるお湯でシャワーや給湯などを同時に使いたい

世帯数で選ぶなら3人以上の家族世帯は24号にしておいた方が、冬でもストレスなくお湯が使えます。

世帯数で給湯器を選ぶ場合は、下記の表を参考にすると良いでしょう。

世帯おすすめの給湯器サイズ
1人暮らし16号
2人家族20号
3人以上の家族世帯24号

号数を上げたらお湯の使いすぎによるガス代増加に注意


給湯器の号数を上げれば、お湯を使う際に不便に感じることはなくなりますが、ガス代の増加に注意してください。

給湯器のガス料金は「お湯を使った分」で発生するため、給湯器の号数を上げたとしても以前と同じ湯量を使っていればガス代が上がることもありません。20号から24号に給湯器の号数を上げたとしても、お風呂にお湯をためる量が同じであればガス代も変動はございません。

しかし号数を上げると1分あたりの湯量が増えるので、シャワーや蛇口から出るお湯の勢いが増します。

そのため号数を上げる前と同じ感覚でシャワーや洗い物をすると使用する湯量が増えて、ガス代も増加してしまうので使い過ぎには注意しましょう。

備え付けられている給湯器の号数を調べる方法


引っ越しや給湯器の交換を検討している方は、給湯器の号数を把握しておかなければいけません。

号数は、給湯器本体に貼られているシールで確認してください。給湯器本体に貼られたシールに、アルファベットから始まる英数字で品番(形式)が記載されています。そのアルファベットのあとに続く数字が号数を表しています。

たとえば「GTH-2417AWX」の場合は、24号給湯器となります。その他にシールに記載されている品番の例を、一部紹介します。

給湯器のサイズシールに記載されている品番の例
16号・GT-168AW
・RUF-1600PW
・TP-SQ166B-1
20号・GT-2027SAWX
・GTH-2034AWXD
・FH-20AWD
24号・GTH-2417AWX
・RUF-V2400SAT-1
・DH-N2412AWADL4


給湯器を使った際に「お湯がぬるくて不便」や「シャワーと洗い物で同時にお湯が使えない」などで悩まないように、号数は確認しておきましょう。

24号給湯器の工事費込みの費用相場


24号給湯器を設置、交換を検討している方は、必要費用を把握し、予算設定をしておきましょう。一般的に、工事費込みで約25万円かかると見積もっておくとよいでしょう。費用には以下の項目が含まれます。

【24号給湯器の設置費用の内訳】

  • 商品代(給湯器本体やリモコン)
  • 標準工事費
  • その他工事費

それぞれの内訳を詳しく見ていきましょう。

商品代(給湯器本体やリモコン)


本体費用は、性能やメーカーによって大きく異なります。具体的に、メーカーが提示する本体価格は約20万円から50万円が相場です。

しかし給湯器の交換業者を利用すれば、大手量販店や一般的な家電販売店を通さない直接の取引が可能なため、メーカー提示価格から5〜7割の割引が適用されるケースもあります。

ミズテックでも24号給湯器を多数取り扱っており、定価から最大80%割引で販売しております。

弊社が取り扱っている24号給湯器の一覧ページで、安さをチェックしてみてください。

標準工事費


次に、標準工事費です。標準工事費は給湯器の設置を行う際にかならず発生する費用で、約2万〜6万円かかります。

標準工事費には次のような作業内容が含まれます。

作業項目備考
機器撤去処分費
機器設置工事費ネジやアンカーの取付費を含む
配管接続費配管の加工費を含む
保温復旧費
試運転調整費リモコン操作などの機器の取り扱い説明含む
(その他の工事費に含まれる場合もあり)
諸経費移動車両の経費や、有料駐車場代など
ドレン排水工事費エコジョーズタイプの給湯器設置のみ


以上の項目を事前に把握しておけば、業者から提出される見積もりが適正であるかどうかを判断する際に役立ちます。予算を組む際にしっかりと確認しましょう。

その他工事費


給湯器の設置や交換時には、標準工事費の他にも、作業場所や配管の交換が必要である場合など作業当日の状況によっては、以下のような追加費用が発生するケースもあります。

作業項目備考
搬入費足場が必要な場合は、さらに追加料金が発生
壁貫通工事費配管で壁の貫通が必要なときに発生
配管・雑資材費用経年劣化に伴う配管の交換などで発生
電源コンセント増設費電源コンセントの増設が必要なときに発生
試運転調整費リモコン操作などの機器の取り扱い説明含む
(標準工事費に含まれる場合もあり)
廃棄筒接続費屋内設置型給湯器を交換する場合
オプション追加費配管カバーの設置や排気方向の変更など


急な予算オーバーを避けるために、見積もり時には可能な限り詳細な条件を業者に伝え、事前に確認を取りましょう。

4人家族ならエコキュートやエコジョーズもおすすめ


1日あたりの使用湯量が多い4人家族の場合、エコキュートやエコジョーズへの変更も検討すると良いでしょう。給湯器、エコキュート、エコジョーズの違いを以下にまとめました。

給湯器の種類年間コスト月間コストエネルギー源CO2排出量お湯の供給効率
ガス給湯器(都市ガス)約73,320円約6,110円ガス普通
エコキュート約24,360円約2,030円電気非常に高
エコジョーズ約62,880円約5,240円ガス
※4人家族で1日あたり240リットルのお湯の使用を想定


大きな違いとして、給湯器とエコジョーズはガスでお湯を作り、エコキュートは電気でお湯を作ります。エコキュートやエコジョーズは本体価格が高いので、ガス給湯器より交換費用が高くなるものの、毎月の出費が減るので、長く使えば使うほどエコジョーズやエコキュートの方がお得になります。

世帯数が多いほどエコジョーズやエコキュートに変えてからの費用対効果が大きいため、24号給湯器を検討している世帯の方におすすめです。

エコキュートのメリットとデメリット


エコキュートは電気でお湯を作る給湯器で、多くの家庭で導入されています。以下にメリットとデメリットをまとめました。

【エコキュートのメリット】

  • エネルギー効率が高い
  • 環境にやさしい
  • 経済的な運用が可能

エコキュートはヒートポンプ技術を利用して熱を効率的に抽出し、消費電力を抑えながら必要なお湯を供給するので、使用するエネルギー量を削減し、運用コストが下がります。

また電気を使用するため、CO2排出量が大幅に削減することで、環境にもやさしい給湯器であることが特徴です。さらに、夜間の安価な電力を利用して熱を蓄え、昼間に使用することで電気代を節約できます。長期的な運用で初期投資の回収も見込める点が優れています。

【エコキュートのデメリット】

  • 広い設置場所が必要
  • 水圧が弱い
  • 飲料としてお湯が飲めない(おすすめされていない)

エコキュートは、貯湯するタンクと約2mもの高さがあるヒートポンプ(空気の熱で水を温める機器)を設置するための広い設置場所が必要です。

またエコキュートは装置の性質上、どうしても水圧が弱くなってしまうのもデメリットと言えるでしょう。水圧が気になる方は「高圧給湯」の機能を備えたエコキュートを選べば、ガス給湯器と変わらない水圧でシャワーが使えます。

また飲料水としてもおすすめしません。給湯器内部での水質管理が飲料水としての基準に達していない可能性があるので、お子様がエコキュートのお湯を飲まないように気を付けてください。

エコジョーズのメリットとデメリット


エコジョーズのメリットとデメリットは以下の通りです。

【エコジョーズのメリット】

  • 高効率で環境にやさしい
  • 継続的なコスト削減
  • お湯の供給量が優れている

エコジョーズは、熱を逃さず再利用するため、ガス消費を抑えつつ必要なお湯を供給します。通常の給湯器よりもCO2排出量を削減できます。

長期的に見るとガス料金の節約が可能です。さらに、ガスを使用するため、水圧の問題なく安定して大量のお湯を供給できます。シャワーやキッチンなど、同時にお湯を使ってもストレスなくお湯が出ます。

【エコジョーズのデメリット】

  • お湯の使用量が少ない世帯はコスト削減になりにくい
  • ドレン排水工事が必要なため設置できない場所もある

2人家族などの世帯数が少ない場合は毎月のコスト削減を体感しづらく、エコジョーズの強みを活かしきれない可能性があります。

さらに、エコジョーズの設置には、排水システムへのドレン排水工事が必要です。ドレン排水工事は、設置場所によって工事が行えず、設置が不可能なケースもあります。

これらのメリットとデメリットを考慮して、自身の家庭に合った給湯器を選びましょう。

給湯器を交換する際の注意点


実際に給湯器を交換する際は、多くの点に気を付ける必要があります。他の号数に交換する場合でも、同じ号数で交換する場合でも注意点がいくつかあるので紹介します。

  • 賃貸の場合は管理組合や管理人に確認する
  • 24号に上げる場合はガスの能力を確認する
  • 現状の給湯器が「追い焚き」できるタイプか確認する

これから紹介する注意点を確認せずに給湯器の交換を行うと、思いもよらぬトラブルが発生してしまうので、かならずチェックしてください。

賃貸の場合はオーナーに確認する


賃貸物件において給湯器の交換や修理を考えている場合、まずはオーナーに連絡を取るようにしましょう。

賃貸物件の給湯器はオーナーの所有物です。オーナーの許可なく給湯器を交換すると、無許可での改修とみなされ、借主とオーナー間でトラブルが発生する場合があります。

給湯器の修繕義務は所有者のオーナーにあるので、経年劣化による故障の場合はオーナー負担で修理を行うのが一般的です。自ら業者に依頼して、不必要な出費をしないようにしましょう。

賃貸物件の給湯器を修理したり交換が必要と感じたときは、オーナーと連絡を取って手続きについて確認しましょう。

給湯器を24号に上げる場合はガスの能力も確認する


給湯器の号数を24号に上げる際には、単に給湯器を選ぶだけでなく、ガスメーターの号数もチェックしておきましょう。ガスメーターの許容を越えた給湯器のサイズを設置した場合、異常を検知してガスの供給が止まってしまうので、号数の確認は必須です。

ガスメーターの号数と給湯器の対応


ガスメーターの号数と設置できる給湯器の号数は、以下のようになっています。

ガスメーターの号数設置可能な給湯器の号数
2.5号10号給湯器まで
4号20号給湯器まで
6号24号給湯器まで


たとえば、4号のガスメーターを使用している場合、24号給湯器を設置するには6号のガスメーターへの交換が必要です。これを怠ると、ガスメーターが許容できる量を超えた際に安全機構が作動し、ガス供給が自動的に停止するリスクがあります。

事前にガスメーターの号数も調べておくことで、交換を依頼する際にスムーズな手続きができるでしょう。

ガスメーターの確認方法


ガスメーターの号数は、ガスメーター本体に記載されているアルファベット2文字に続く1ケタの数字でわかります。たとえば、「NB 6」であれば6号のガスメーター、「UB 4」であれば4号のガスメーターです。

ガスメーターの交換手順


ガスメーターの交換費用はガス供給会社が負担しますが、必要に応じて行われる配管工事には別途費用がかかる場合があります。ガスメーターを交換する際には、以下の手順を踏みます。

  1. ガス供給会社への連絡
  2. 見積もりとスケジュールの確認
  3. 作業の実施

まずは交換が必要かどうかをガス会社に確認し、手続きを依頼しましょう。次にガスメーターの交換に必要な費用と作業スケジュールを確認します。両者の同意が取れれば、ガスメーターの交換が行われ、通常は数時間で完了します。

給湯器の交換を検討する際には号数の確認を怠らないようにしましょう。

現状の給湯器が「追い焚き」できるタイプか確認する


給湯器の交換を検討する際に、現状の給湯器が「追い焚きできるタイプ」か「追い焚きできないタイプ」か確認しておきましょう。

追い焚き機能とは、一度沸かしたお湯を保温または再加熱する機能で、浴槽のお湯を適温に保つために便利です。追い焚きのタイプには、それぞれ以下のような種類に分類されます。

追い焚きが「できるタイプ」追い焚きが「できないタイプ」
ふろ給湯器給湯専用タイプ
給湯暖房熱源機高温水供給タイプ


便利な追い炊き機能ですが、「追い焚きできるタイプ」と「追い焚きできないタイプ」の異なる機能を持つ給湯器の交換は、設備の互換性や配管の問題で追加の工事が必要になる場合があります。

すぐに給湯器が使えない場合があるので、現在使用している給湯器の種類を調べて、同じ種類の給湯器を選びましょう。

世帯数が増えたら24号の給湯器に交換がおすすめ


24号の給湯器は台所と洗面所、シャワーなど3か所同時にお湯を使っても快適に過ごせる能力をもっているので、3人以上の世帯におすすめです。

水温が低くなる冬でも24号の給湯器であれば、お湯の勢いが弱くならず快適に使えるでしょう。

20号と24号を選びきれない方は、次の項目に当てはめて最適なサイズを見つけましょう。

【こんな方は20号がおすすめ】

  • 同時にお湯を使うのは2か所程度
  • 2人家族から世帯数が増える予定はない
  • 24号を使っていたけれど世帯数が減ってお湯の使用量が減った

【こんな方は24号がおすすめ】

  • 3か所以上で同時にお湯を使う場面がある
  • 現在20号を使っていてお湯の出る量に不満がある
  • 冬でも勢いのあるお湯でシャワーや給湯などを同時に使いたい

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