電気温水器からエコキュートへ交換!初期費用は約1.5倍高いが4年で回収可能

深夜電力の料金制度が始まって以来、電気をエネルギーとしてお湯を沸かしてきた「電気温水器」は、電気料金の大幅な削減に期待できる「エコキュート」へシフトしつつあり、ミズテックでも日頃より交換の相談をよくいただいております。

交換に際しては、ランニングコストが安いことを知っているだけでは不十分。設置にかかるトータル費用や電気温水器とエコキュートのメリットとデメリットを知ったうえでの交換をおすすめしています。

そこで電気温水器からエコキュートへ交換するメリットとデメリットをお伝えした後に、それぞれの違い、特徴についても解説します。

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電気温水器からエコキュートへ交換するメリットとデメリット

同じ電気エネルギーを使う電気温水器からエコキュートへ交換するメリットやデメリットは、設置にかかるコストと設置後のランニングコストが大きく関わってきます。

駆けつけ隊
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電気温水器からエコキュートの交換はメリットもデメリットもありますが、トータルでみるとメリットのほうがより多く感じられるでしょう。

電気温水器からエコキュートへ交換するメリット

メリット
  1. 給湯にかかるランニングコストが約1/4まで削減できて経済的!
  2. エコキュートを購入して、約4年で機器本体価格差の回収が可能

 

電気温水器とエコキュートの価格差_三菱


電気温水器とエコキュートの給湯にかかるランニングコストを比較すると、エコキュートへ交換後は約1/4まで年間のランニングコストを縮小できます。

10年間使用時の総コストは、機器本体代を含んでも約852.4千円エコキュートがお得という結果に。購入して約4年で機器本体価格差の回収が可能です。

エコキュートへ交換するデメリット

デメリット
  1. 設置スペースの確保が必要
  2. 初期導入費用が約1.5~2倍エコキュートのほうが高い


こちらは一般的に言われているデメリットですが……。

1.のケースではそもそもエコキュートの設置スペースがなければ設置することはできません。また設置スペースが確保できたとしても設置場所まで搬入するルートが確保できなければ設置はできません。
⇒これらの設置条件が整うことでデメリットが解消されます。

エコキュートの設置に必要な据付条件や搬入ルートの条件について詳しくは以下をご覧ください。

エコキュートを交換できないのは、どんなケース?設置スペースの問題など

次に2.のケースです。
エコキュートは電気温水器と初期導入費用だけで比較すると高くなります。設置にかかる費用については、日頃ミズテックによくお問い合わせをいただく内容でもあります。

しかしミズテックでは初期導入費用だけをお答えするのではなく、設置後にかかるランニングコストの話までさせていただき、トータルコストを比較していただいた上でお客様にご検討いただいております。

先ほど、メリットのところで「エコキュートを購入して、約4年で機器本体価格差の回収が可能」とお伝えしましたが、もう少し詳しくみてみましょう。

販売業者や電力会社、販売地域によって製品価格やプラン、契約単価が異なるため、参考程度にご活用下さい。

■初期導入費用(イニシャルコスト)
電気温水器 370Lフルオート/エコキュート 370Lフルオートで比較

  電気温水器 エコキュート
本体価格(相場) 150,000~190,000円 170,000~450,000円
工事費用(基礎工事等含む) 70,000~100,000円 150,000~200,000円
合計 220,000~290,000円 320,000~650,000円
差額 エコキュートが100,000~300,000円程度 高い

※タンク容量目安 370L(3~5人用)

■年間のランニングコスト(運転費用)
電気温水器 370Lフルオート/エコキュート 370Lフルオートで比較(給湯コスト)

  電気温水器 エコキュート
1年間 約102,000円 約24,000円
10年間 約1,020,000円 約240,000円
差額 エコキュートが1年で78,000円/10年で780,000円 安い

※ランニングコスト算定はパナソニック社の算定基準(パナソニック社調べ)を準用
※東京電力エナジーパートナーエリアで使用した場合

■トータルコスト
電気温水器 370Lフルオート/エコキュート 370Lフルオートで比較

  電気温水器 エコキュート
イニシャルコスト 220,000~290,000円 320,000~650,000円
ランニングコスト(10年) 約1,020,000円 約240,000円
10年後のコスト合計 約1,240,000~1,310,000円 約560,000~890,000円
差額 約350,000~750,000円

 

10年で比較した場合、初期導入費用の高かったエコキュートが結果的に最大で約750,000円も安くなる試算となり、ランニングコストという面からみれば、圧倒的にエコキュートがお得であると言えます。

電気温水器のメリットとデメリット

電気温水器とは

深夜電力料金の開始に伴って、電気でお湯を沸かす機器としてはじめて電気温水器が発売されて50年以上が経過しました。

電気温水器の2016年以降の普及率は、全体のわずか5.5%!
これは主に給湯器システムの多様化の影響を受けていると考えられますが、実はエコキュートへ交換せずに電気温水器を継続して利用される方も少なくないのです。

駆けつけ隊
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電気温水器に関して、ご不明な点などございましたら、何なりとミズテックまでお問い合わせください。

電気温水器とは

ポイント

電気だけを使ってヒーターでお湯を作る給湯器が「電気温水器」です。

電気温水器の仕組み

電気温水器の仕組みは至ってシンプル!
お湯を溜めておく貯湯タンクの中に設置されたヒーター(電熱器)でお湯を作っています。

また電気温水器は、お湯のみを提供する給湯器やお風呂の機能も充実した給湯器など、ご家庭のライフスタイルに合わせて選べるラインナップが充実しています。

■電気温水器(給湯器)の種類とタンク容量(ℓ)

主なメーカー/種類 ※1給湯専用 ※2フルオート ※3セミオート
パナソニック 460L
370L
300L
460L
370L
460L
370L
三菱電機 550L
460L
370L
300L
200L
150L
550L
460L
370L
550L
460L
370L
CORONA 460L
370L
300L
185L
460L
370L
460L
370L
300L
185L
長府製作所 550L
460L
370L
300L
550L
460L
370L
460L
370L

※1給湯専用:給湯のみのシンプルな電気温水器
※2フルオート:給湯に加え、湯はりや保温、たし湯が全自動、おいだきもできる電気温水器
※3セミオート:給湯に加え、自動湯はりや手動による高温差し湯と足し湯ができる電気温水器

電気温水器のメリット

メリット

電気温水器のメリットは3つ!

  • 安全性の高さ
  • 災害時の強さ
  • 省スペース設置


電気 vs ガス!
昨今当たり前のように比較されるエネルギーですが、電気温水器とガス給湯器を比較すると、電気温水器はより安全で安心、そして場所をとらない給湯器と言えます。

その1:火を使わないから燃焼音や排ガスの発生がなく安全性が高い!

電気温水器は火を使わないので「ボー」というバーナーの燃焼音がなく騒音を気にしなくてよいこと、また燃焼後の排ガスの発生が一切ありません。ガスを使わずに電気のみでお湯を作るため、不完全燃焼による一酸化炭素中毒事故の危険性もなく安全性の高い給湯器です。

その2:災害時でも生活用水の確保とシャワーが利用できるので安心!

自然災害の多い日本では、災害時の水の確保が欠かせません。いざというときにバックアップしてくれるのが電気温水器です。

  1. 断水時でも、タンク内のお湯(水)を簡単に取り出して生活用水として使えます。
  2. 停電時でも、貯湯タンク内にお湯が残っていればシャワーや蛇口でお湯が使えます。

電気温水器下部からお湯(水)が取り出せます!

その3:設置は貯湯タンクの寸法幅のスペースがあればO.K!

エコキュートだと「貯湯タンク」+「ヒートポンプユニット」、石油給湯器だと「ボイラー」+「灯油タンク」といったように広い設置スペースが必要です。でも電気温水器なら、貯湯タンクのスペースのみですっきりと設置が可能です。

電気温水器のデメリット

デメリット

電気温水器のデメリットは3つ!

  • 湯切れの心配
  • 水圧の低さ
  • 電気代の高さ


「突然湯切れした」「快適な水圧が得られない」、日常生活での中でお風呂の快適さを損なってしまうことは大きなデメリット。また同じ電気エネルギーを利用してお湯を作るエコキュートと電気代を比較すると仕組みの違いにより高くなってしまうことは否めません。

その1:貯湯式電気温水器は、湯切れすることがある!

帰省で一時的に同居人数が増えた場合など、いつもよりもお湯を多く使うと設置されている貯湯タンクの容量によっては湯切れするケースがあります。万が一湯切れした場合でもお湯を沸かすことはできますが、その間はお湯が使えません。

また湯切れを心配して節水することで快適性を損ないストレスを抱えてしまいます。

駆けつけ隊
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昼間に沸かすと、電気料金は深夜に比べて割高!電気代が高くなってしまいますので、注意が必要なのが電気温水器です。

その2:電気温水器の仕組みの関係で水圧が低い!

電気温水器は、貯湯タンクの構造上の制約から水道の圧力を減圧しなければなりません。そのため、水道直圧のガス給湯器と比較すると、快適さが軽減されてしまいます。

その3:エコキュートと比較すると電気代が約4倍高い!

電気温水器のランニングコスト試算※【試算条件】三菱製の電気温水器(SRT-376EU)とエコキュート(SRT-S374A)の比較です。1日あたりの給湯・保温負荷はJIS C 9220の4人負荷を東京エリアの給水・外気温度に基づいて換算しています。電気料金は2019年7月時点の東京電力エナジーパートナーの「スマートライフプラン」の数値を使用(契約電力は4kWを想定)。ランニングコストの目安は、季節や地域、運転モードの設定、ご利用状況、電力契約等により異なります。

電気だからランニングコストが安い!と思ったら実は同じ電力を使ってお湯を沸かしているエコキュートと比較すると、全国的にみて約4倍も高いのです。

電気給湯器は、電気のみを利用してお湯を沸かしているため、仕組みの異なるエコキュートよりも高くなってしまいます。ちなみに電気温水器のランニングコストは、地域によっては1番コストのかかる給湯器となっています。

エコキュートのメリットとデメリット

エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯ユニットからなります。

エコキュートは、2001年にコロナ社が日本で初めて製品化!
以降、高い省エネ性能が広く支持され、また国からの補助金制度などの後押しもあり、2016年以降の普及率は全体の30.3%と急速に普及しています。

また世界の脱炭素化に向けて日本政府は、2030年を目標に脱炭素化の前進を目標としており、化石燃料を可能な限り電力に置き換えていくことが有効とされている背景からも、電気をエネルギーとした給湯器が益々注目され、エコキュートの普及が進んでいくのではないかと思います。

エコキュートとは

ポイント

電気と空気の熱でお湯を作る給湯器が「エコキュート」です。

 

エコキュートの仕組み

エコキュートの仕組み

エコキュートは、ヒートポンプで空気の熱をくみあげて給湯に必要な熱を作り、その熱を利用して水を加熱し、作ったお湯をタンクに貯める給湯器です。投入した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを得ることができるので、効率良くお湯を沸かすことができます。

またエコキュートは、お湯のみを提供する給湯器やお風呂の機能も充実した給湯器など、ご家庭のライフスタイルに合わせて選べるラインナップが充実しています。

■エコキュート(給湯器)の種類とタンク容量(ℓ)

主なメーカー/
種類
※1給湯専用 ※2フルオート ※3セミオート ※4暖房付き
フルオート
パナソニック 460L
370L
560L
460L
370L
300L
195L
460L
370L
300L
195L
460L
370L
三菱電機 460L
370L
180L
550L
460L
430L
370L
300L
180L
460L
370L
200L
- 
CORONA 460L
370L
300L
460L
370L
300L
185L
460L
370L
460L
ダイキン 460L
370L
320L
460L
370L
320L
460L
370L
- 

※1給湯専用:給湯のみのシンプルなエコキュート
※2フルオート:給湯に加え、湯はりや保温、たし湯が全自動、おいだきもできるエコキュート
※3セミオート:給湯に加え、自動湯はりや手動による高温差し湯と足し湯ができるエコキュート
※4暖房付きフルオート:フルオートの機能に加え、床暖房機能が付いているエコキュート

エコキュートのメリット

メリット

エコキュートのメリットは3つ!

  • ランニングコスト削減
  • 災害時の強さ
  • 省エネ


エコキュートの利用は、消費者にとって多くのメリットがあります。特にランニングコストの削減は、消費者が最も気になるポイントでしょう!またエコキュートの導入では、地方自治体独自の補助金制度の利用が可能な場合もあるので要チェックです!

注意)補助金制度については、各自治体にお問い合わせ下さい。予算の上限に達したなどの理由で既に受付が終了している自治体があります。

その1:年間のランニングコストは電気温水器の1/4!割安感がはっきり

電気と空気から取り出した熱を利用してお湯を作るから給湯にかかる電気代は格安!電気温水器以外にもガス給湯器や石油給湯器と比較しても一番ランニングコストが安く経済的です。

参考:給湯にかかる月平均のランニングコスト<地域別(税込)>

地域別 電気料金
北海道電力エリア 約2,700円
東北電力エリア 約1,800円
北陸電力エリア 約1,700円
東京電力エナジーパートナーエリア 約2,000円
中部電力エリア 約2,000円
関西電力エリア 約1,700円
中国電力エリア 約1,900円
四国電力エリア 約2,400円
九州電力エリア 約1,500円
沖縄電力エリア 約900円

※ランニングコスト算定基準はパナソニック社調べによる

その2:災害時でも生活用水の確保とシャワーが利用できるので安心!

自然災害の多い日本では、災害時の水の確保が欠かせません。いざというときにバックアップしてくれるのがエコキュートです。

  1. 断水時でも、貯湯ユニット内のお湯(水)を簡単に取り出して生活用水として使えます。
  2. 停電時でも、貯湯ユニット内にお湯が残っていればシャワーや蛇口でお湯が使えます。
駆けつけ隊
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370リットルのタンクには、2リットルのペットボトル約185本分のお湯(水)が入っています。

その3.:消費電力量が約1/3だから省エネで地球環境にもやさしい!

エコキュートは空気の熱をくみ上げて高効率にお湯を沸かすことができるので、消費電力量は約1/3!省エネ性が高く、地球温暖化の原因であるCO2削減にも繋がります。

エコキュートのデメリット

デメリット

エコキュートのデメリットは5つ!

  • 導入費用の高さ
  • 設置スペースが必要
  • 湯切れが心配
  • 水圧の低さ
  • 再エネ賦課金の増大による電気代の上昇


電気代が安くなるメリットが大きいと思ったら、こんなにもデメリットがあると驚かれたことでしょう!

電気代の削減は大きな魅力だけれども、実は導入費用が高い、また我が家に設置するスペースがないなど設置の導入からつまずいてしまうことも少なくありません。

また再エネ賦課金の増による今後の電気代の割り増しも気になるところです。

その1:エコキュートの導入費用は、30万~70万円程度が相場

ガス給湯器や石油給湯器など他の給湯器と比較すると、設置に伴う導入費用は高いと言えます。給湯器の機能とタンク容量が同じ電気温水器とエコキュートを比較してみましたので、参考までにご覧ください。

初期導入費用(イニシャルコスト)
電気温水器 370Lフルオート/エコキュート 370Lフルオートで比較

  電気温水器 エコキュート
本体価格(相場) 150,000~190,000円 170,000~450,000円
工事費用(基礎工事等含む) 70,000~100,000円 150,000~200,000円
合計 220,000~290,000円 320,000~650,000円
差額 エコキュートが100,000~300,000円程度 高い

 

その2.:貯湯タンクユニットの他にヒートポンプユニットの設置など十分なスペースが必要

エコキュートの設置に必要な据付条件
ヒートポンプユニット外形寸法+貯湯ユニット外形寸法+通風路+メンテナンススペース

エコキュートはこれらの据え付け条件を満足するだけの設置スペースの目安として、奥行約1m、横幅約2~3m、高さ約3mの確保が必要となります。例えば電気温水器であれば、貯湯タンクの分の設置スペースだけで事が足りますが、エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの2つの機器を設置する分、より広い設置スペースが必要となるのです。

エコキュートの設置に必要な据付条件について詳しくは以下の記事をご覧ください。

エコキュートを交換できないのは、どんなケース?設置スペースの問題など

その3:エコキュートは湯切れすることがある

帰省で一時的に同居人数が増えた場合など、いつもよりもお湯を多く使うと設置されている貯湯タンクの容量によっては湯切れするケースがあります。万が一湯切れした場合でもお湯を沸かすことはできますが、その間はお湯が使えません。また湯切れを心配して節水することで快適性を損ないストレスを抱えてしまいます。

昼間に沸かすと電気料金は深夜に比べて割高!電気代が高くなるのは電気温水器と同様です。

その4:エコキュートの仕組みの関係で水圧が低い!

エコキュートは、一度お湯をタンクに貯める仕組みによって水圧が減圧されるため、シャワーや蛇口からのお湯の圧力が低くなります。水道直圧のガス給湯器と比較すると、快適さが軽減されてしまいます。

その5:再エネ賦課金の増大による電気代の上昇

電気料金の一部として徴収されている再エネ賦課金は、2020年度(2020年5月分~2021年4月分)で2.98円/kWhから、2021年度(2021年5月分~2022年4月分)で3.36円/kWhと増加しています。

このように年々増となる賦課金の負担によってランニングコストの増加が懸念されます。

豆知識:再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは
政府の買取制度によって、電力の買取りに要した費用について電気を利用している消費者に対し電気の使用量に応じて負担してもらう制度。

電気温水器とエコキュートの違い

電気温水器とエコキュートの違いは「①お湯を沸かす仕組み」「②必要な設置スペース」「③初期導入費用」「④ランニングコスト」の4つが挙げられます。

ここでは電気温水器とエコキュートの違いを比較形式でまとめましたのでご覧ください。

電気温水器とエコキュートはお湯を沸かす仕組みが違う

お湯を作るために電気を共通のエネルギーとしていますが、エコキュートでは同時に空気の熱も利用しています!

ここが大きな違い!
電気温水器:電気のみでお湯を作る
エコキュート:空気の熱と電気でお湯を作る

エコキュートは広い設置スペースが必要

エコキュートは、①ヒートポンプユニット外形寸法+②貯湯ユニット外形寸法+③通風路+④メンテナンススペースの条件を満たすスペースが必要です。

これだけのスペースが目安として必要!
奥行約1m、横幅約2~3m 高さ約3m

初期費用はエコキュートのほうが約1.5~2倍高い

エコキュートは電気温水器とは異なり、貯湯タンクの他にヒートポンプユニットの購入が必要です。
また電気温水器とはお湯を沸かす仕組みの違いにより、配管の接続本数が多くなりその分工事費用がかかります。

参考までに貯湯タンク370L、フルオート機能の電気温水器とエコキュートを比較すると、設置にかかる導入費用は、 電気温水器で総額約220,000~290,000円、エコキュートで総額約320,000~650,000円でエコキュートのほうが約1.5~2倍高くなります。

ランニングコストはエコキュートにすると1/4になる

空気中の熱と電気を併用してお湯を沸かすエコキュートは、電気温水器と比較して給湯にかかる電気代を年間で約1/4までに縮小することができます。

お湯を沸かす仕組みの違いでここまでランニングコストが削減できるのは魅力的ですね。

参考値 パナソニック社調べ
<東京電力エナジーパートナーエリア 年間にかかる給湯ランニングコスト>
電気温水器:102,000円(税込)
エコキュート:24,000円(税込)

電気温水器からエコキュートへ交換する際の費用相場

電気温水器からエコキュートへの交換には、次の3つの費用がかかります。

  • 商品代(エコキュート)
  • 標準的にかかる工事費
  • その他の費用(標準工事費以外の工事費)

選ぶ機種やご家庭の設置環境、工事業者などにより一概にいくらとは言えませんが、ミズテックの設置工事の経験上より、30~70万円程度が相場と考えておくとよいでしょう。

商品代(エコキュート)

エコキュート本体の販売価格は、定価の60~80%の値引き価格が一般的な相場です。
ミズテックでは、メーカーから直接エコキュートを仕入れているため、どこよりも安く、最大91%割引でご提供しています!
注意)エコキュート本体には、業者によって「リモコン」と「脚部カバー」が含まれている場合と含まれない場合があるためよく確認しておきましょう!

ミズテックではリモコンも脚部カバーも全て込みの料金でご提示させていただいております。
またお客様のご予算に合わせた相談も大歓迎です!

エコキュート本体 リモコン 脚部カバー
三菱エコキュート_2021_srt-p375ub リンナイの給湯器のリモコンにエラーコードが表示

 

■エコキュート本体価格(相場)

種類 タンク容量(ℓ) 相場
給湯専用 370 160,000~330,000円
460 170,000~360,000円
フルオート 300 180,000~330,000円
370 170,000~450,000円
460 190,000~500,000円
オート 370 165,000~260,000円
460 180,000~300,000円
床暖房付き
フルオート
370 320,000~370,000円
460 350,000~410,000円

※タンク容量目安 300L(2~4人用)/370L(3~5人用)/460L(4~7人用)
※タンク容量は一般的に需要の高い容量を適用しています。

またリモコンならびに脚部カバー単体の相場は概ね以下の通りです。

■リモコン価格

種類 相場
台所リモコン+浴室リモコン 15,000~30,000円

 

■脚部カバー価格

種類 相場
370L~460Lタンク用 6,000~20,000円

 

標準的にかかる工事費用相場

電気温水器からエコキュートへの交換で標準的にかかる費用相場:100,000~180,000円
※工事業者によって費用が異なります。

標準的にかかる工事費用は、エコキュートの種類(給湯専用/フルオート/セミオート)に関わらず、必要となります。

■一般的な工事内容と相場

項目 相場 備考
既存機器撤去費 10,000~15,000円 電気温水器の撤去、処分費
据付け・基礎工事 20,000~50,000円 機器のアンカー固定、基礎工事など
配管工事費 20,000~35,000円 給湯、給水、ふろ配管接続、配管新設
電気工事費 5,000~10,000円 機器と電線の接続
リモコン取付け 5,000~10,000円 台所と浴室リモコンの設置と配線接続
電力会社申請費 30,000~40,000円 機器交換の情報申請
試運転調整費 3,000~5,000円 リモコン操作など機器の取り扱い説明含む
諸経費 5,000~10,000円 移動車輛の経費や有料駐車場代など

 

エコキュートの工事費は、自社施工をおこなっている専門業者が上記の相場間で収まる傾向にあり、家電量販店など下請け業者による工事の場合は、中間マージンが発生する分、相場よりも高くなる傾向にあります。

また、一般的に標準工事では補えない作業として、配管の延長や循環口アダプターの交換設置、分電盤の交換などがあり、ご家庭の環境によっては追加で工事費が計上されることを予め考慮しておく必要があります。

その他の費用(標準工事費以外の工事費)

電気温水器からエコキュートへの交換で追加でかかる費用相場:35,000~55,000円
※工事業者によって費用が異なります。

その他の費用とは、一般的に標準工事では補えない作業として、配管の延長や循環口アダプターの交換設置、分電盤の交換などがあり、状況によって追加でかかる工事費用のことを言います。

■追加でかかる工事内容と相場(標準工事費以外の工事費)

項目 相場 備考
特殊運搬費 30,000円~ ユニック車による吊り上げと人件費など
壁貫通工事費 5,000~10,000円  
配管延長工事費 1,500~2,000円/1m 給湯や給水、ふろ配管などの配管延長
電気配線延長工事 1,500~2,000円/1m ブレーカから本体までの配線延長
分電盤交換費 25,000~60,000円 分電盤やブレーカ交換など
循環アダプター設置費 8,000~13,000円 おいだき循環アダプター交換(開口含む)
転倒防止アングル設置 15,000~25,000円 壁面にエコキュート本体を固定

 

予めご自身でその他の費用を試算することは困難ですが、どの項目が標準工事以外で見積もられているのか、その内容を一つ一つ業者担当者と確認しておくことが大切です。

エコキュート工事はミズテックにお任せ!

ミズテック

もし給湯器・エコキュートの交換・修理をご検討中であればミズテックにお任せください!

ミズテックに依頼するメリット

ミズテックのメリット①:最短30分で駆けつけ対応可能

ミズテックは、最短30分で駆け付け対応可能です。

もちろん、土日祝も対応しております。

ミズテックの自社ですべて受付~工事を行っており、非常に早く対応できます。

ミズテックの速さのひみつ

ミズテックのメリット②:エコキュートの業界最安値挑戦中!

ミズテックでは、エコキュートの業界最安値挑戦中です。定価の半額以下の値段にて、エコキュートの購入はもちろん、取り付け工事も行います。

安さの秘密は「コストカット」です。仕入れから工事まで自社で行うことによって、70%コストカットしています。

ミズテック安さのひみつ

給湯器はすべてメーカーから直接仕入れており、非常に安価に給湯器を販売できます。

さらに工事は弊社の専門スタッフが行うので、仲介料0で安くサービスを提供いたします。

ミズテックのメリット③:経験豊富な技術者が対応

ミズテックに所属している経験豊富な技術者が、あなたのもとに駆け付けいたします。

ミズテックには、高度な技術と確かな経験を持った有資格の専門スタッフが多数在籍しています。

お客様アンケートでも97.3%の満足度を獲得しているように、高品質な施工技術・丁寧な対応は高く評価されています。

技術力の必要な修理も積極的に受け付けており、安心して修理を依頼できます。

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電気温水器からエコキュートの交換 まとめ

お隣さんはオール電化導入でエコキュートに!電気代が安くて快適と言うけれども実際どうなんだろう!?我が家もそろそろ電気温水器からエコキュートへ交換しようかしら……。

給湯器は10年に一度交換するかしないかの商品で、慎重に選びたいものです。また同時に1番気になることは交換費用でしょう。

ミズテックでは、そのようなお客様のお悩みや不安解消に向けて親身になって対応いたします。
お見積りをはじめ、商品選びのアドバイスなどエコキュートのことなら何でも大歓迎です!

以下の給湯器買替チェックリストに1つでも当てはまったらお早めにご検討ください。

給湯器買替チェックリスト
  1. 温水器本体に記載のある製造年から10年以上経過、もしくは10年に近い。
  2. お湯に混じって錆びのようなものが出てくる。
  3. 配管からお湯が漏れている。
  4. お湯の温度が急に上がるなど温度のばらつきが大きい。
  5. 温度を上げると蛇口から出るお湯が少なくなる。
  6. シャワーの出が悪い。
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