浴室乾燥機の交換について徹底解説!費用や交換タイミングをご紹介

浴室乾燥器は、雨の日も洗たくを干せるだけでなく、浴室暖房による冬場のヒートショック対策や梅雨の湿気やカビ対策にも重宝します。

しかし、経年劣化や故障で性能が低下してしまうと、十分な機能を発揮することができなくなるため注意が必要です。

本記事では、浴室乾燥機交換の費用相場やタイミング、選び方や依頼先まですべてご紹介いたします。

浴室乾燥機の交換を検討中の方はもちろん、必要な知識とポイントを抑え、納得してから購入したい方は、ぜひ最後までお読みください。

 

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浴室乾燥機の交換費用相場は?

【交換費用相場】

 

本体価格

工事費

合計

電気式

5~15万円

2~5万円

7〜15万円

ガス式

7~15万円

10〜20万円

※機種や設置場所、依頼業者により異なります。

浴室乾燥機を交換する際の費用相場は7〜20万円で、本体価格と工事費用が含まれています。

機種や取り付けタイプ、搭載機能によって費用は大きく異なります。

たとえば、換気や暖房など基本機能だけでなく、蒸し暑い日にヒンヤリ使える涼風機能や空気中の細菌や花粉をフィルターが取り除くプラズマクラスター、自宅で気軽にサウナを楽しめるミストサウナなど、搭載機能が多いほど価格も高くなるでしょう。

 

浴室乾燥機の交換タイミングは?

浴室乾燥機の寿命は10年です。この期間を超えると、換気扇の効率が落ちたり暖房の効きが悪くなったりなど、不具合が頻発する可能性があります。

さらに、後継機種であれば省エネ機能も優れている傾向があるため、ランニングコストを考えると交換した方がお得なケースが多いです。

調子の悪い浴室乾燥機を使い続け突然、故障してしまうと日常生活にも影響が出てしまいます。

  • 異音がする
  • 風量の効きが悪くなった
  • エラーが頻発する
  • 焦げ臭い匂いがする
  • 温度が上がらない・暖めるのに時間がかかる
  • リモコンやスイッチ、電源の反応が悪い

などの症状があれば、故障や事故の原因になる前に、早めの修理交換をオススメします。

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浴室乾燥機の選び方は?

浴室乾燥機を選ぶ際には、下記4つのポイントを順番に押さえておきましょう。

ご自身に合った適切な機種を選ぶことで、より快適に使用することができます。

  1. 設置タイプ
  2. 換気室数
  3. 電気式・ガス式
  4. 浴室天井の開口サイズ

設置タイプ

浴室乾燥機には、「天井タイプ」と「壁掛けタイプ」があり、ご自宅の設置スペースやお風呂の構造によって取付方法を選択できます。

天井タイプは見た目がスッキリしますが、天井裏やダクトまわりに工事が必要な場合もあり、工事費が高くなる傾向があります。

また、天井タイプは「埋め込み型(ビルトイン)」と「取り付け型」にも分かれ、埋め込み型の方が、スッキリ広々した浴室になるでしょう。

一方、壁掛けタイプの設置は簡単にでき、後付けには適し、価格も天井タイプより抑えられますが、壁に穴を開ける必要があるため、屋外に面した設置スペースが必要になります。

【設置タイプ別のメリットとデメリット】

タイプ

メリット

デメリット

天井

・見た目がスッキリし、狭い浴室でも、洗濯物を干すスペースをしっかり取れる
・浴室全体を均一に温められる

・壁掛けタイプよりも、本体価格と工事費が高くなる傾向がある
・取り付け型だと種類が限られる

壁掛け

・後付け可能
・天井埋め込みタイプよりも、本体価格と工事費を抑えられる

・圧迫感があり、設置場所によっては取り付け不可
・暖房効果に偏りが生じやすい

換気室数

換気室数とは、1台の浴室乾燥機で効率的に空気を入れ替えられる部屋数のことです。

たとえば、「1室換気」であれば浴室だけを換気しますが、「2室換気」であれば、浴室と洗面所。「3室換気」ですと、さらにトイレなども換気することが可能です。

換気室数の他にも、24時間換気を行える機能が搭載されている機種もあります。

お風呂の広さや脱衣所など、換気口や通気口が設置されている口数と用途に応じた換気室数の浴室乾燥機を選ぶことで、効率良く乾燥や暖房を行えます。

電気式・ガス式

浴室乾燥機は、電気式とガス式から選択することができます。

電気式は、設置がシンプルで初期費用を抑えることが可能です。100vと200vがあり、200vの方が暖房効果は強いですが、その分、本体価格は100vよりも高くなります。

一方、ガス給湯器の温水循環を利用したガス式は、熱効率が高いため、省エネでパワフルな運転が期待できます。

そのため、家族の人数が多く短時間でたくさんの衣類を乾かしたいならガス式、浴室乾燥がメインであれば電気式を選ぶなど、用途に応じた選択がオススメです。

【電気式・ガス式別のメリットとデメリット】

タイプ

メリット

デメリット

電気式

・設置がシンプル
・ガス漏れの心配がない
・初期費用を抑えられる

・ガス式よりもパワーが劣るため、光熱費が高くなる

ガス式

・短時間で乾くため、省エネになる
・光熱費を抑えられるため、ランニングコストが良い

・工事が複雑になるため工事費が高くなる傾向がある
・初期費用が高い

浴室天井の開口サイズ

開口サイズとは、浴室乾燥機を設置するために必要な穴の大きさのことです。

交換する際は、既設機器の開口部の寸法が同じものを選びましょう。

サイズが大きかったり、小さかったりすると、追加工事が必要になる可能性があるためです。

現在のサイズを確認したい場合は、機器本体かリモコンを確認してみましょう。

 

浴室乾燥機の主要メーカーは?

浴室乾燥機を販売している主なメーカーと特徴をご紹介します。

マックス

マックス(MAX)は、電気式浴室暖房乾燥機市場のメーカーシェア1位(ドライファン)のメーカーです。
プラズマクラスター機能を搭載した製品も手がけているため、カビやダニ、脱臭も一緒に行いたい方にも向いています。メーカー保証も無料で10年間付くのも魅力的です。

高須産業株式会社

高須産業株式会社の浴室乾燥機は、スタイリッシュでシンプルなデザインが特徴です。24時間換気対応で、室内の空気を安全に循環させてくれます。
ハイパワーで、オール電化住宅や広い浴室でも素早く暖めてくれます。

三菱電機

三菱電機の浴室乾燥機は、「浴室乾燥」「衣類乾燥」「浴室暖房」「浴室換気」「涼風」の5つの機能で、浴室を効率良く快適にしてくれます。
夜干しに最適な節電モードでの乾燥も行える為、忙しいご家庭にもピッタリの製品です。

ノーリツ

ノーリツの浴室乾燥機は、専用アプリで遠隔操作できるため、帰宅途中や外出時にも簡単に設定が行えます。また、浴室温度の見守り機能もあるため、ヒートショック対策にも効果的です。

リンナイ

リンナイの浴室乾燥機は、業界初となるガス風呂給湯器の湯はりとの連動運転が可能です。浴室が15度以下になると、自動で浴室暖房機が暖房を開始し、浴室内を適温に暖めてくれます。

パナソニック

1台で「予備暖房機能」「浴室換気機能」「衣類乾燥機能」「涼風機能」の4役を担うパナソニックの浴室暖房機。
天井埋込型から、電気ヒーター式など用途に合わせて選べます。

TOTO

TOTOの浴室乾燥機の「三乾王」と「洗面所暖房機」を同時に利用することで、浴室と洗面所を効率的に暖め、冬場の寒さを解消してくれます。
暖房、衣類乾燥、換気、涼風機能を備えた使いやすくシンプルなデザインも魅力的です。

東芝

東芝独自の「エコ乾燥」機能で、省エネ運転ができます。熱を加えない送風運転で洋服のシワも抑えた仕上がりに。静音設定や温度センサーも備えているため、快適に使い続けられます。

 

浴室乾燥機の交換はどこで頼める?

浴室乾燥機を交換する際は、主に以下4つの業者で依頼することができます。

業者の特徴とメリット・デメリットについてご紹介いたします。

  1. 浴室乾燥機メーカー
  2. 浴室乾燥機交換専門業者
  3. リフォーム会社
  4. ホームセンター・家電量販店

浴室乾燥機メーカー

メーカーに直接依頼するメリットは、浴室乾燥機の取り扱いに慣れたスタッフのサポートが受けられる点です。

また、メーカーの純正部品を使用するため、故障のリスクを軽減できますし、保証期間内であれば無料で修理もしてもらえます。

ただし、他の業者と比較して価格は高くなる傾向があることと、メーカーの製品が限られることもあります。

メリット

デメリット

・専門的な知識を保有
・保証期間内であれば、無料で修理可能
・純正部品を使用し故障のリスクを軽減

・費用が高い傾向がある
・機種の選択に制限がある
・対応エリアが限られることがある

浴室乾燥機交換専門業者

専門業者は浴室乾燥機交換のプロです。そのため、事前の現地調査を通じて最適な取り付け場所や機種選びのアドバイスをもらうことも可能です。

また、メーカーより一括購入する独自ルートを持っているため、他業者よりも費用を抑えた特価価格で交換できます。

さらに、当日や緊急時にも迅速な対応を期待できますし、メーカーにこだわらず豊富な種類から人気機種を選ぶこともできるなど、メリットも多いです。

デメリットは、業者によっては対応エリアが限られる場合があることと、知識や実績に差があることです。そのため、専門業者を選ぶ際は、資格や実績があるかを確認してから依頼しましょう。

メリット

デメリット

・専門的な知識を保有
・費用を安く抑えられる
・当日など緊急時にも対応可能
・選べる機種が豊富

・対応エリアが限られることがある
・業者によって知識や実績に差がある

他業者と比較してメリットが圧倒的に多いため、浴室乾燥機の交換は専門業者への依頼が一番おすすめです。

お見積りやご相談・お問い合わせがあれば、こちらからお気軽にご確認ください。

リフォーム会社

リフォーム会社では、浴室乾燥機の交換だけでなく、浴室の改修も行えます。一括で依頼することで、トータルコストの削減やデザインの統一が可能になります。

デメリットは、浴室乾燥機だけ交換する場合は、費用が割高になる傾向があることです。また、リフォーム会社は家全体の改修を請け負うため、浴室乾燥機についての専門知識が乏しい可能性も考えられます。

メリット

デメリット

・家全体のリフォームを依頼できる
・一括依頼で費用を抑えられる

・浴室乾燥機のみだと費用が割高になる傾向がある
・業者によって知識や実績にバラつきがある

ホームセンター・家電量販店

一般のホームセンターや家電量販店でも、浴室乾燥機の交換を依頼できます。

メリットは直接、対面での相談ができ、実機も確認できることです。

デメリットは、実際の施工は下請け会社が行うことがほとんどのため、実績や評判の確認は行えないことです。

さらに、ホームセンターや家電量販店では浴室乾燥機以外の商品も販売しているため、スタッフによっては専門的な質問に答えられない可能性もあるでしょう。

メリット

デメリット

・ポイント還元を受けられる
・直接、実物をみることができる
・対面で相談することができる

・工事は下請けの会社が行うため、実績や評判を確認できない
・スタッフによって知識にバラつきがある

 

浴室乾燥機交換業者の選び方

浴室乾燥機の交換業者を選ぶ際は、信頼できる業者を選ぶことも重要です。

下記に押さえるべき5つのポイントをご紹介いたします。

  1. 浴室乾燥機交換の資格を持っている
  2. 浴室乾燥機の交換実績が公開されている
  3. 浴室乾燥機の交換費用が公開されている
  4. 保証内容が充実している

浴室乾燥機交換の資格を持っている

浴室乾燥機の交換は配線工事があるため、電気工事士の資格を持っている業者を選ぶ必要があります

特に、換気扇からの交換やお宅で始めて浴室乾燥機を設置する場合、分電盤から電線を取り出す作業や、状況によってはブレーカースイッチの増設が必要なケースもあります。

正しい交換方法で安全に作業を行ってもらい、思わぬ事故や不具合などトラブルの発生を避けるためにも、資格の有無は必ず事前に確認しましょう。

浴室乾燥機の交換実績が公開されている

公式サイトから実際の施工事例の写真を見ることで、業者の技術力を事前に確認できます。

さらに、施工事例が多いほど知識も豊富なため、相談や急なトラブルにも強い業者と言えるでしょう。

浴室乾燥機の交換費用が公開されている

交換実績は写真だけでなく、費用や機種も公開している業者を選びましょう

より信用できますし、予算も立てやすくなるためです。他の業者との見積りを比較検討する目安にもなります。

保証内容が充実している

浴室乾燥機の寿命は約10年ですが、メーカーの一般的な保証期間は1〜3年ほどです。

そのため、交換後の保証もしっかりしている業者を選ぶことで、初期不良や万が一の時も安心できます

保証期間や保証範囲を確認し、後悔のない選択をしましょう。

 

浴室乾燥機の交換はミズテックへご相談を!

最適な浴室乾燥機の選び方からご注文、実際の既存機種からの交換まで、ミズテックが丁寧にサポートいたします。

お客様のご自宅に合った最良の提案とご案内はもちろん、確かな技術で快適な入浴空間を実現します。

浴室乾燥機の他にも、レンジフードやガスコンロ、IHクッキングヒーターや食洗機、エアコンのウォシュレットトイレなどの交換や修理まで幅広く対応しております。

ご家庭でお困りごとがあれば、ミズテックまでどうぞお気軽にご連絡、ご相談ください。

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