「エコキュートが故障した見たいだけれど、どうすべきか分からない」
突然お湯が出ないなどのトラブルに見舞われ、エコキュートが故障したのではと不安に思っている方も多いでしょう。この記事では、エコキュートの故障が疑われるときのチェックポイント6つに加え、エコキュートの寿命目安や、修理・交換が必要な場合の業者の選び方もお伝えします。この記事が、エコキュートの不調・故障に悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
目次
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エコキュートの故障が疑われる時のチェックポイント6つ
エコキュートの故障が疑われる症状には、様々なものがあります。ここではまず、エコキュートの故障が疑われる際に冷静に対処するために重要な、6つのチェックポイント・症状を見ていきましょう。
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リモコンのエラーコードが出ていないか
エコキュートを修理する前にはまず、リモコンのエラーコードを確認しましょう。一時的なエラーが発生している場合には、エラーコードを解除することで元どおりにエコキュートを使えるケースもあります。
一方で、リモコンのエラーコードを解除しても頻繁にエラーが表示される場合には、エコキュート本体が故障している可能性もあります。リモコンのみの修理で済む場合もありますが、本体内部の経年劣化でエラー表示が続いているケースも多いです。
エラーコードがどのくらいの頻度で出るのか、どのような内容のエラーが出ているのかを、まずは確認してみましょう。なお、エコキュートのコードごとのエラー内容・解除方法は、各メーカーの取り扱い説明書や公式ホームページを参照してください。
使用年数は何年か
エコキュートの故障が疑われる場合には、使用年数を確認しましょう。エコキュートの寿命目安は10~15年です。
そのため、10年以上使用している場合には経年劣化が進んだことによる故障の可能性もあります。寿命を迎えたエコキュートに関しては、修理工事ではなく本体の交換工事を行うのが得策となります。
使用年数を明らかにすることで、故障時の対処法が明確になるでしょう。
水の供給が止まっていないか
エコキュートで水が出ないなどのトラブルに見舞われている場合には、水の供給が止まっていないかも確認しましょう。お湯のみが出ない場合には水栓や給湯器内部のトラブルであるケースも多いですが、水が出ない場合には地域的な断水や厳寒期の凍結なども疑われます。
地域的な断水の場合には故障ではなく、断水工事などが終了し次第お湯を使えるようになります。無理に点検を行い機器をいじってしまうことで故障を悪化させないように、くれぐれも注意してください。
配管などの凍結はないか(冬場)
冬場にエコキュートが故障した場合には、凍結の有無も確認しましょう。エコキュートから水も出ないような症状は、冬場の凍結などが原因であるケースもしばしばです。
凍結が起きた場合には、無理に解凍しようとせずに自然解凍を待ってから改めてお湯を使うのが賢明です。無理に解凍を行うことで配管の破損・破裂につながるケースもあります。また、凍結を防ぐためには下記のような対策も重要です。
- 凍結防止ヒーターをオンにする
- 夜間の通水を行う
このように外的要因も含めてエコキュートの故障の状況を、的確に判断してみてください。
お湯だけ出ないか水も出ないか
エコキュートの故障が疑われる状況においては、お湯や水が出ない症状を確認しましょう。お湯のみが出ないとき・水も出ない状況においては、それぞれ症状と原因が下記のように異なります。
- お湯のみが出ない:水栓の故障やエラーなど
- 水も出ない:断水・凍結など
上記のように、お湯も水も出ない場合には断水や凍結などの外的要因も疑われます。外的要因を取り除くことで正常にエコキュートを使えるようになるケースもありますが、凍結時には配管の破裂などにも注意が必要です。
また、お湯だけでない場合にはエコキュート内部の故障の可能性もあります。原因を特定できない場合には、早急に業者に連絡をして点検・修理をしてもらいましょう。
水漏れはないか
エコキュートの故障が疑われる場合には、水漏れなどの症状がないかも確認しましょう。下記のような症状が出ている場合には、エコキュートの水漏れが疑われます。
- すぐにお湯切れを起こす
- お湯が出た後すぐに水に戻る
- 水道代と電気代が急に高くなった
上記のような症状が出た時には水漏れが疑われますが、水漏れはメンテナンス不足や経年劣化、外的要因による配管損傷などで起こってしまうものです。水漏れが起きている状態で正常にエコキュートを使用するのは難しいため、必ず給湯器専門業者に修理・交換を依頼しましょう。
エコキュートの寿命目安は10年?
エコキュートの故障が疑われる場合には、既述の症状をチェックして症状ごとに適切に対処したいものです。
エコキュートの故障時にキーポイントとなる要素の一つが、寿命です。寿命を迎えているエコキュートに関しては、修理ではなく交換が必要なケースがほとんどです。
エコキュートの寿命目安は、10~15年です。使用頻度・使用湯量が少ない場合には15年近く寿命を保てる場合もありますが、一般的な4人家族の家庭での寿命目安は10年でしょう。
ただし、誤った使い方をしている場合や何らかの災害に遭った場合には、この限りではありません。数年で壊れておゆがでなくなるケースなどもあるため、定期的な掃除・メンテナンスによって少しでも寿命を延ばす対策を行いましょう。
エコキュートの故障時は修理と交換どちらがおすすめ?
エコキュートの故障時には一部の部品交換や修理で間に合うケースもあれば、本体ごとの交換・買い替えが必要なケースもあります。各ケースは、以下のように分けられます。
部品交換や一部の修理で間に合うケース
部品交換や一部の修理で間に合うケースは、下記の通りです。
- シャワーヘッドの交換
- パッキンやコイル、フィルターの交換
- 混合弁の交換
- 点検
- 給湯器内部の軽度の故障
- その他給湯器内部以外の故障
本体の交換・買い替えが必要なケース
一方で、本体の交換・買い替えが必要なケースは下記の通りです。
- 給湯器内部の複合的・重度の故障
- 給湯器を10年以上使用している場合の故障
エコキュートを含めて給湯器の寿命目安は10年であるため、10年以上使用しているケースでは基本的に交換が必要となるでしょう。
エコキュートの修理・交換費用の目安は?
エコキュートが故障した際には、修理または交換を行うことになります。エコキュートの修理費用相場・交換費用相場は下記の通りです。
内容 | 金額 |
修理総費用相場 | 1.5~10万円 |
混合弁の交換費用相場 | 2.5~3.5万円 |
パッキンや温水コイルの交換費用相場(水漏れトラブル) | 1.5~7.5万円 |
お風呂の湯はりができない | 1.7~7.0万円 |
取扱説明・点検調整 | 0.7~1.5万円 |
本体交換 | 30~70万円 |
上記の通り、エコキュートの修理費用は故障内容に応じて差が出ます。さらに本体交換となると30万円以上の費用がかかることが多いです。機種によっては50万円以上の出費となるため、少しでも料金の安い業者選びが重要でしょう。
また、エコキュートにかかるコストを少しでも抑えるためには日頃の定期メンテナンスも欠かさずに行いたいものです。
エコキュートの故障に火災保険は使える?
エコキュートの故障に際しては、火災保険が適用されるかどうかが気になっている方も多いでしょう。エコキュートの故障時に火災保険が適用される事例とされない事例は、下記の通りです。
保険が適用される事例
エコキュート故障時に火災保険が適用される事例は、
- 火災でエコキュートが故障した
- 落雷でエコキュートが故障した(落雷)
- 台風の強風や落下物でエコキュートが故障した(風災)
- 屋根からの落雪でエコキュートが故障した(雪災)
- 洪水や高潮でエコキュートが水につかり故障した(水災)
などです。
上記の他にも、盗難されたケースや子供が遊んでいてボールなどがぶつかって故障したケースにも火災保険が適用されることがあります。
なお、水害に対しては下記を満たさないと補償を受けられない点に注意してください。
- 建物の保険価額に対して30%以上の損害を受けた場合
- 「床上浸水」or「地盤面から45cmを超える浸水」によって損害が生じた場合
保険が適用されない事例
一方で、火災保険が適用されない事例は、下記の通りです。
- 地震が原因でエコキュートが転倒して故障した場合(地震保険の契約が必要)
- 経年劣化による故障(メーカーや業者ごとの保証が必要)
上記のように、故障原因によっては火災保険の対象外となります。故障時に適切な保険や保証を受けるためにも、日頃から故障内容と保険・保証内容の確認を行っておきましょう。
エコキュートの故障時に修理・交換を頼む業者の選び方とは
続いて、エコキュートの故障時に修理・交換を頼む業者の選び方をチェックしましょう。業者選びにおいて重要なのは、下記の3点です。
修理と交換の両方に対応している業者を選ぶ
エコキュートの故障時における業者選びでは、交換だけでなく修理にも対応できる業者を選ぶことも重要です。
給湯器専門業者といっても、給湯器の交換工事にのみ対応した業者が多いというのが現状です。修理工事に対応していない業者に依頼しても、一部の部品交換や修理工事に対応してもらえないケースがほとんどとなります。故障の症状が軽度であり修理で済む場合には、本体そのものの交換だけでなく一部の修理工事にも対応可能な業者なのかを必ず確認しましょう。
また、修理工事とともに定期メンテナンスを行ってくれる業者や、セルフメンテナンスの方法を教えてくれる業者であれば尚よいでしょう。長くエコキュートを使い続けるためには、工事後のケアも重視して業者を選ぶことが重要です。
ダイキン・パナソニックなど各メーカーの取り扱いがある業者を選ぶ
エコキュートの故障時に業者を選ぶ際には、使っているメーカーの取り扱いのある業者を選びましょう。
エコキュートの構造や修理内容は、メーカーごとに異なります。例えば、ダイキン製エコキュートとパナソニック製エコキュートでは、エラーコードが頻発する際の対応や水漏れ時の処置方法などが違うものです。したがって、エコキュートが故障した際には、症状に合わせて下記の観点で業者を選ぶことが重要です。
- 修理が必要な場合:各メーカーの部品や修理に関するノウハウを有していること業者を選ぶ
- 交換が必要な場合:希望するメーカーの製品の在庫を確保している業者
上記のポイントをおさえて業者を選び、故障内容ごとに適切な工事を行ってもらいましょう。
すぐにお湯が使えるようにスピード対応してくれる業者を選ぶ
エコキュートの故障時には、業者の対応スピードも重視する必要があります。エコキュートのトラブルでお湯が出ない場合には、できるだけすぐに工事を行ってお湯を元どおりに使えるような状態になりたいものです。そのためには、下記のような観点で業者を選ぶことも重要となります。
- 居住地域に営業所がある業者
- 当日中の訪問・即日施行などスピード対応が可能な業者
業者ごとに対応エリアや対応スピードは異なるため、上記の2つの条件を満たした業者に工事を依頼するとよいでしょう。
エコキュートの故障に悩んでいる人はミズテックに相談を!
「エコキュートが壊れてしまったけど、点検や修理を頼むべき業者が分からない」
「エコキュートで湯温や湯量にトラブルが発生したけど、どうすればいいの…」
上記のような悩みをお持ちの方は、給湯器駆けつけ隊として知られるミズテックにご相談ください。豊富な種類のエコキュートのラインナップを取り揃えているミズテックは、エコキュートの修理工事・交換工事の両方に対応可能です。ダイキンやパナソニック、日立など多くの大手メーカーの機種の在庫を確保しており、新たなエコキュートへの買い替えが必要になった際にも安心です。
また、割引率が高く相場よりも安い価格でエコキュートの修理や交換に対応できる点、最短30分での駆けつけ訪問が可能な点なども高く評価されています。エコキュートの故障に関してお困りの方は、施工実績20,400件以上を誇るミズテックにぜひご相談ください。
エコキュートの故障に関してよくある質問
最後に、エコキュートの故障に関してよくある2つの質問をチェックしましょう。
エコキュートの電気代が突然高くなったら故障?
エコキュートの電気代が突然高くなった場合には、水漏れの可能性があります。電気代とともに水道代も高くなっていないか、どこも水を出していないのに水道メーターが回っていないかなどを確認しましょう。なお、エコキュートの配管からの水漏れとは限らないため、住宅全体をチェックすることが重要です。
エコキュートの故障時のメーカーの問い合わせ先は?
エコキュートの故障時の各メーカーの問い合わせ先は、下記の通りです。
パナソニック |
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三菱電機 |
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ダイキン |
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コロナ |
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まとめ
本記事では、エコキュートの故障時に確認すべき事項や対処方法について詳しく見てきました。エコキュートの故障時には下記の6つの症状を確認することが重要です。
- リモコンのエラーコードが出ていないか
- 使用年数は何年か
- 水の供給が止まっていないか
- 配管などの凍結はないか(冬場)
- お湯だけ出ないか水も出ないか
- 水漏れはないか
エコキュートの故障が疑われる場合は、DIYでの修理・交換工事は推奨できません。そのため、下記の3つの選び方に沿って信頼できる業者に工事を依頼しましょう。
- 修理と交換の両方に対応している業者を選ぶ
- ダイキン・パナソニックなど各メーカーの取り扱いがある業者を選ぶ
- すぐにお湯が使えるようにスピード対応してくれる業者を選ぶ
ミズテックでは、エコキュートならではの修理工事・交換工事に対応しています。寿命目安は10年ほどのエコキュートですが、使い方によっては15年近く使えるケースもありますし、逆に数年で故障してしまうケースもあります。大切なエコキュートを守るためにも、違和感や不具合がある場合には、ためらわず給湯器専門業者のミズテックにご相談ください。