水漏れは給湯器によく起きるトラブルの1つで、故障・事故につながるリスクがあります。突然の給湯器からの水漏れに迅速かつ冷静に対処するには、原因・対処法をあらかじめ把握しておくことが重要です。
この記事では、給湯器から水漏れする原因やポタポタを止める応急処置を紹介します。給湯器から水漏れする原因や危険性を確認したい方や、修理・交換費用を知りたい方にはおすすめです。
給湯器からの水漏れにお困りなら、ミズテックにご相談ください。即日対応・最短30分には現場に駆けつけるスピード対応で、急なトラブルにもすぐに対応できます。
目次
給湯器からの水漏れを放置・自分で修理するのはNG!
給湯器からの水漏れを放置するのは、一酸化炭素中毒のリスクがあって危険です。給湯器内部のバーナーに水がかかり続けると、不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素の毒性はかなり強力で、少量でも頭痛や吐き気などの中毒症状を起こすことがあります。一酸化炭素中毒を防ぐためにも、水漏れを発見したときは早期の対処が必須です。
コスト面を気にして、給湯器の水漏れを自分で修理しようとするのはおすすめしません。給湯器の修理には、専門知識が必要です。修理に失敗して、故障・事故につながる危険性もあります。給湯器から水漏れが確認できたときは、すぐ専門の業者に問い合わせましょう。
給湯器から水漏れが起きる原因
給湯器から水漏れが起きる原因には、次の6つが挙げられます。
- 配管の接続部分が緩んでいる・劣化している
- 給湯器内部の水圧が高すぎる
- サーモスタットが故障している
- 給湯器のタンクが腐食して穴が空いている
- 排水管が詰まって逆流している
- 寒さで給湯器・ホースが凍結している
給湯器からの水漏れに悩んでいる方は、機器の状態を確認しながら原因を特定しましょう。
配管の接続部分が緩んでいる・劣化している
給湯器から水漏れしているときは、配管の接続部分が緩んでいるまたは経年劣化の疑いがあります。ナットが衝撃で緩んだり、ゴム製パッキンが劣化によって硬化・変形してすき間ができたりして水漏れしてしまうパターンです。経年劣化が原因である場合、将来的にほかの部分も水漏れ・故障するリスクは高いです。
配管の接続部分から水漏れしているなら、施工不良も疑われます。給湯器の設置を担当した業者に連絡をとって、点検と修理を依頼しましょう。
給湯器内部の水圧が高すぎる
給湯器内部の圧力が高すぎると、水漏れが起きることがあります。給湯器を一定期間使用しないと、内部の水圧が高まります。減圧するために、内部の圧力を調整する水抜き栓から一時的に水が漏れているケースです。しばらくして水漏れが止まったら、大きな問題はありません。
いつまで経っても水漏れが止まらなかったり、水量が多かったりするときは水抜き栓または給湯器内部が故障している可能性が考えられます。施工ミスも疑われるため、止水栓を閉めて被害拡大を防ぎましょう。
サーモスタットが故障している
給湯器から水漏れしている場合、サーモスタットの故障が疑われます。サーモスタット混合栓は自動温度調節機能が付いた水栓で、温度を一定に保ったり調節したりすることができます。ナットの緩みやパッキン・バルブカートリッジの経年劣化・故障によって、水漏れしている可能性があります。
サーモスタット混合栓が故障したときは、劣化・故障しているパーツの交換が必要です。水漏れしている箇所を確認して、現在の状況を明確に把握することが大切です。
給湯器のタンクが腐食して穴が空いている
給湯器から水漏れしているときは、タンクが腐食して穴が空いている疑いがあります。タンクの長期使用による劣化・破損や、外的な損傷が主な原因です。穴が空いている可能性がある場合は、すぐにタンクの表面を見て破損していないか確認しましょう。
タンクの劣化・破損や外的な損傷による水漏れを防ぐには、定期的にメンテナンスして状態をチェックすることが重要です。日頃からメンテナンスを行えば、表面の変化にすぐ気づけます。
排水管が詰まって逆流している
給湯器から水漏れする原因の1つは、排水管の詰まりです。排水管の詰まりによって水の通りが悪くなり、逆流して水漏れが起きるパターンです。汚れの除去や修理・交換を行えば、排水管の詰まりは解消されます。
排水管が詰まって逆流するのを防ぐには、サインに気づくことが大切です。水の流れが明らかに悪くなったりポコポコ音がし始めたりした場合は、排水管が詰まる前兆です。すぐに状態を確認して、問題がないかチェックしましょう。
寒さで給湯器・ホースが凍結している
冬場の寒さが厳しい時期に起こりやすいのが、給湯器・ホースの凍結による水漏れです。配管内の水が膨張すると、亀裂が入ったり破損したりします。気温が上がって水が溶けたタイミングで、水漏れが起こるパターンです。
凍結による給湯器からの水漏れを防ぐために、凍結防止策を取り入れましょう。少量の水を出しっぱなしにしたり、給湯器内部の水を抜いたりするのが効果的です。万が一給湯器が凍結したときは、自然解凍を待つことが重要です。
集合住宅で給湯器から水漏れすると階下にも迷惑をかけるリスクあり
集合住宅(マンションやアパートなど)で給湯器から水漏れすると、廊下や階下を水浸しにするリスクがあります。たとえば、配管の接続部分の劣化が進行して完全に壊れると大量の水が流れ出てしまいます。水漏れの悪化による浸水被害は自宅だけにとどまらず、階下や共用部分にまで広がってしまうため注意しましょう。
給湯器からの水漏れで他人の部屋に被害を与えた場合、隣人トラブルに発展したり損害賠償を請求されたりする可能性があります。給湯器からの水漏れを放置するのは、危険です。ポタポタ音がしたときは、すぐに原因を特定して正しい処置を行うことが大切です。
給湯器からポタポタ水漏れした場合の応急処置
給湯器からポタポタ水漏れしている場合、4つの応急処置が効果的です。
4つの方法を行えば、被害を最小限に抑えつつ業者に依頼できます。
給湯器リモコンのエラーコードを確認する
給湯器から水漏れしている場合、リモコンにエラーコードが表示されていないかチェックしましょう。エラーコードとは、何らかの異常が発生したときにリモコンに表示される2・3桁の英数字です。次のエラーコードが表示されたら、点火不良・不完全燃焼のリスクがあります。
- 110
- 111
- 112
- 113
エラーコードをリセットして問題なければ誤作動、再表示されたら水漏れが疑われます。すぐに使用を控えて、修理や故障を検討してください。
水道メーター・水道代を確認する
給湯器からポタポタ水漏れしているときは、水道メーター・水道代を確認しましょう。水道を使っていない期間・時期にもかかわらず、メーカーが動いていたら給湯器から水漏れしている可能性があります。
給湯器から水漏れしていると、水道代は高額になります。水道代が普段より明らかに高いと感じたら、水漏れしていないか確認することが重要です。異常にすぐ気が付けるように、普段の水道代を細かく確認・把握しておく必要もあります。
水道代が減免される制度もあるので検討してみる
水漏れによる水道代の負担増加は、発生箇所や原因によっては減額・免除されます。水道料金の減免制度とは、トラブルによる水漏れで過剰請求されたときに水道代を減額・一部免除する制度です。
目視できない部分から水漏れしていたり、自然災害が原因だったりする場合には適用される場合があります。水道料金の減免制度を利用するには、手続きが必要です。減免制度が適用される条件は地域によって異なるため、詳しい条件を確認するためにも水道局に問い合わせましょう。
給湯器の運転を止めて水漏れしている場所を確認する
給湯器から水漏れしている場合、運転を一旦止めて発生箇所の特定を行いましょう。水漏れしている箇所を発見すれば、原因の特定につながったり修理するスタッフに状況を説明しやすくなったりします。簡単に治せそうと判断し、自分で修理するのは控えてください。
給湯器からポタポタ水漏れしているときに確認してほしいのは給湯器本体と配管の接続部分、水抜きの3箇所です。水漏れの原因である可能性が高いため、優先的にチェックするのがおすすめです。
水漏れしているのが給湯器本体なら配管の破損や亀裂、接続部分ならパッキンの経年劣化が原因である可能性があります。すぐに止水栓を閉めて、水漏れを止めましょう。
原因が分からないなら一時的にガス栓・止水栓も閉める
ポタポタ水漏れしている場合、給湯器の電源を切るのと同時にガス栓・止水栓も閉めましょう。給湯器からの水漏れによって、ガス漏れが発生するリスクがあります。大きな事故・トラブルを引き起こさないためには、ガス栓も閉めておくと安心です。
止水栓を閉めれば、水の流れが無くなって水漏れは止まります。水漏れの被害や水道代の負担を最小限に抑えるために、水漏れの原因が特定されるまではガス栓・止水栓ともに閉めておくのが賢明です。
給湯器から水漏れしたらどこに連絡する?
給湯器から水漏れしたときの連絡先は、居住形態によって異なります。
連絡先を間違えると手続きが面倒になったり、トラブルに発展したりする恐れがあるため注意しましょう。
持ち家の場合
持ち家で給湯器から水漏れしたときは、自分で修理対応をする必要があります。新築の場合は、施工業者に連絡しましょう。保証期間内であれば、無償で対応してくれます。
- 新築:施工業者
- 中古:給湯器専門業者またはメーカー・ガス会社
中古の場合は、給湯器専門業者やメーカー・ガス会社に問い合わせてください。給湯器の状態を直接見てもらえれば、修理か交換かのアドバイスがもらえるきっかけにもなります。依頼できる業者を事前に探しておくと、突然のトラブルにも冷静に対応できて安心です。
賃貸・集合住宅の場合
賃貸・集合住宅で給湯器から水漏れしたときはオーナーや大家さん、管理会社に連絡しましょう。賃貸・集合住宅の給湯器は管理者の所有物に該当するため、自分で修理したり勝手に業者に連絡したりすることはできません。
現在の状況をオーナーや大家さん、管理会社に伝えて指示を仰ぎましょう。応急処置をしている間に給湯器専門業者に連絡を取ってくれて、すぐに修理・交換などの対応をしてくれるケースがほとんどです。自分で業者を手配するように指示された場合は、信頼できるところにすぐ問い合わせましょう。
水漏れした給湯器は修理・交換どっちがいい?
水漏れした給湯器への対応は、本体の状態によって異なります。給湯器を10年以上使い続けている場合、本体の交換がおすすめです。給湯器の寿命は一般的に10年程度で、修理してもほかの箇所に不具合が生じる可能性があります。
給湯器の状態 | 対応 |
---|---|
給湯器を10年以上使い続けている | 本体交換 |
配管が経年劣化を起こしている | 部品交換・修理 |
配管が凍結している | ・外部:部品交換・修理 ・内部:本体交換 |
配管の経年劣化が原因のときは、部品の交換か修理が適しています。給湯器の配管が凍結している場合は外部は交換または修理、内部は本体を交換しましょう。
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給湯器から水漏れして困ったらミズテックにご相談ください
水漏れの原因にもよるが、正しい知識を持たない方が対応すると安全が確保できなかったり故障につながったりします。給湯器からの水漏れを止めるには、専門知識を持つ人物の手助けが必要です。
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ミズテックにはガス消費機器設置工事監督者やガス機器設置スペシャリスト、給水装置工事主任技術者などを保有するスタッフが在籍しています。専門資格と知識を持つスタッフが取り付けを担当するため、安心・安全を確実に確保できるのが魅力です。
給湯器からの水漏れを放置するのは、故障やより大きなトラブルにつながるリスクがあります。大量に水漏れしたりポタポタ音が聞こえたりしたときは、早めの対処が肝心です。
水漏れした給湯器を交換する費用はいくらくらい?
水漏れした給湯器を交換する費用は、工事の内容によって異なります。給水管の破損修理にかかる費用は、10,000~30,000円程度です。給湯管の漏水修理は12,000~40,000円程度で、給水管の破損よりも費用がかかります。
工事内容 | 費用相場(工事費込み) |
---|---|
給水管の破損修理 | 10,000~30,000円 |
給水管の漏水交換 | 12,000~40,000円 |
給湯器の交換 | およそ100,000~200,000円 ※10,000円以下の商品も容易 |
給湯器本体の交換費用は、100,000~200,000円程度です。本体の交換費用は種類によって変動し、100,000円以下の商品もあります。
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給湯器からの水漏れを確認したら落ち着いて早めに対処しよう
給湯器から水漏れを確認したときは、すぐに原因を特定して応急処置を実践しましょう。水漏れを放置したり自身で修理しようとしたりするのは、故障やトラブルにつながるリスクがあります。第三者にまで迷惑をかける恐れがあるため、気づいた時点で早急に対処することが必要です。
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