不具合・トラブルが頻繁に発生したり寿命を迎えたりしたら、給湯暖房熱源機の交換または修理のタイミングです。交換と修理ではかかる費用が大きく異なるため、本当に必要な対応かを十分見極める必要があります。
今回は給湯暖房熱源機の交換の時期や費用相場、おすすめ機種を紹介します。給湯暖房熱源機の不具合が目立つ方や、新品または別機種への変更を検討している方におすすめです。
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費用面の負担が気になる方も、気軽に交換できます!ぜひ一度ご相談ください!
目次
給湯暖房熱源機の交換時期の目安はいつ?
給湯暖房熱源機の交換時期の目安は、10年です。給湯暖房熱源機が購入から10年経過しているなら、交換が推奨されます。気になる機器のなかから条件に合うものを絞り込んで、交換作業を進めましょう。
交換の時期が近付くと、不具合や何らかのトラブルが発生するリスクは高まります。交換の時期を過ぎていなくても、万が一の事態に備えて点検やメンテナンスを依頼しておくのがおすすめです。
いつ故障してもすぐに対処できるように、交換を依頼する業者や機種を検討しておくのも重要です。給湯暖房熱源機のトラブルは突然発生するため、事前に対策を講じておく必要があります。
給湯器の交換のタイミングや壊れる前兆に関する詳しい記事を見る
給湯暖房熱源機を交換する際の費用相場
給湯暖房熱源機を交換するときの費用相場は、130,000~280,000円です。費用の相場は号数によって変動し、大きいほど高額な傾向にあります。
交換の費用を気にしすぎると、小さな号数を選択するのはおすすめしません。シャワーの水圧が弱まったり、湯量が足りなくなったりなどのデメリットが生じます。
号数 | 交換の費用相場 |
---|---|
16号(単身向け) | 130,000~170,000円 |
20号(2~3人向け) | 140,000~200,000円 |
24号(4~5人向け) | 240,000~280,000円 |
ほかの機種から給湯暖房熱源機に変更する場合は、必要な工事が増えます。その分費用負担が増加するため、給湯暖房熱源機以外の機種を現在使用している方は注意が必要です。
10年以上使った給湯暖房熱源機は修理よりも交換がおすすめ
寿命の時期が近くなった給湯暖房熱源機は、修理より交換がおすすめです。
交換の時期が近い給湯暖房熱源機を修理しても、すぐに不具合が発生したり別の部品が壊れたりするリスクがあります。修理完了後に交換するはめになって、これまでの費用が無駄になる可能性があるため注意が必要です。
給湯暖房熱源機の寿命である10年を超えたものに関しては、交換一択です。
経年劣化が進んで、いつ完全に故障してもおかしくありません。気温が寒い時期に、温かいお湯が使えなくなるのはかなり不便です。
何度も修理を重ねるより、交換して新しいものに総入れ替えした方が手っ取り早くて確実です。
交換する給湯暖房熱源機を選ぶポイント
交換する給湯暖房熱源機を選択するときは、5つのポイントに注目するのがおすすめです。
給湯暖房熱源機を探すときは、選定基準を事前に明確にしておくのが重要です。求める機能や予算など、自身の条件に合った給湯暖房熱源機探しを円滑に進められます。
号数(給湯能力)
交換する給湯暖房熱源機を選択するときは、給湯能力として号数に注目します。号数によって湯量に違いがあるため、ライフスタイルに合うものを正確に選択するのが重要です。
現在使用している給湯器の湯量に満足しているなら、同じ号数を選択するのがおすすめです。給湯器の号数は、本体の前面または側面に貼られた銘板シールでチェックできます。
給湯暖房熱源機の号数 | 使用人数の目安 | 使用感 |
---|---|---|
16号 | 単身(1人)向け | ・一度に複数箇所で使用しない(同時使用は厳しい) |
20号 | 2~3人家族向け | ・時々2箇所で同時使用する |
24号 | 4~5人家族向け | ・20号に物足りなさを感じる ・冬場にも沢山のお湯を使用する |
単身(1人)または1~2人家族など、一度に複数箇所で使用しない場合は16号が適しています。20号は2箇所での同時使用に対応できるため、2~3人家族向けです。
冬場に沢山のお湯を使用したりシャワーと風呂、キッチンで洗い物など複数箇所で同時使用する機会が多かったりするなら24号一択です。
沢山の湯量を確保できるため、湯切れを起こすリスクを回避できます。
自動湯はり・追い炊き機能の有無
交換する給湯暖房熱源機を選択するときは、風呂の機能面の違いに注意が必要です。給湯暖房熱源機にはオート・フルオートの2つのタイプがあり、使用できる機能が異なります。
自動湯はり・追いだき機能が必要かに応じて、価格は変化します。不要な機能を付けて無駄な出費につなげないように、求める機能を事前に明確しておくと安心です。
給湯暖房熱源機のオートとフルオートは、利便性にも違いをもたらします。
オートは一部機能が手動、フルオートは全てが自動です。フルオートには便利な機能が複数備わっているため、オートよりやや高額に設定されています。
床暖房・浴室乾燥機能などの希望の有無
交換する給湯暖房熱源機を選択するときは、希望する暖房機能に注目します。給湯暖房熱源機の暖房機能は床暖房や浴室暖房乾燥機能、パネルヒーターなどさまざまな機器に使用できます。
暖房機能の範囲は機種によって異なるため、求める機能が付いているかの事前確認は必須です。給湯暖房熱源機への交換を検討している方からは、床暖房・浴室乾燥機能を求める声が多くあります。
給湯暖房熱源機には接続口と作れるお湯の数により、1温度(80℃)と2温度(80℃/60℃)の2つのタイプが存在します。給湯や暖房機能の違いは温度タイプにも影響を受けるため、適した方を選択しないと期待する効果が得られません。
設置場所(スペース)
交換する給湯暖房熱源機を選択するときは、十分な設置スペースを確保できるかで判断します。設置場所によっては追加の施工が必要になり、完了までに時間を要することがあります。
設置場所が狭い場合は、換気と安全対策に十分注意が必要です。
換気不足で一酸化炭素中毒に陥るリスクがあるため、十分な設置場所が確保できないときは別機種への変更も視野に入れます。
給湯暖房熱源機の排気口の位置は、機種ごとに異なります。設置したときの排気口の向きにも注意しつつ、適した製品を選択するのが重要です。
本体の劣化を防いだり事故を抑制したりするなら、排気カバーの取り付けがおすすめです。埃や煤などの汚れの付着を防いで、見た目を綺麗に保てます。
工事費込みの価格と予算
交換する給湯暖房熱源機を選択するときは、予算との兼ね合いを検討する必要があります。予算は交換するときの費用相場を参考にすると、妥当な額を設定しやすいです。
給湯暖房熱源機への交換にかかる費用の内訳は本体代と標準工事費、標準以外の工事費の大きく3つに分かれます。見積もりでは総費用を必ずチェックして、予算内に収まるか比較するのが重要です。
給湯暖房熱源機への交換は、導入コスト・ランニングコストのどちらを重視するかでも異なります。長期的に見てお得にするなら、初期費用が多少高くてもランニングコストが安いものがおすすめです。
給湯暖房熱源機の交換は給湯器のプロへ相談がおすすめ
給湯暖房熱源機の交換のタイミングや選び方が分からないときは、プロに相談するのがおすすめです。
給湯暖房熱源機に詳しいプロに直接相談すれば、要望を聞いたうえで適した機種を提案してもらえます。現状を確認したうえで、修理・交換のどちらが適しているのかを判断してもらういい機会にもなります。
給湯暖房熱源機の交換を検討しているなら、ミズテックへご相談ください。
ミズテックでは、給湯暖房熱源機の交換依頼を24時間365日受付中です。最短で当日には交換できるため、突然のトラブルにも丁寧かつ迅速に対応できます。
ミズテックは、商品・工事ともに10年保証が無料で付きます。サポート体制が充実しているため、工事後も安心して過ごせるのが魅力です。
【メーカー別】交換先におすすめな給湯暖房熱源機
交換先としておすすめな給湯暖房熱源機を、メーカー別に紹介します。国内の給湯器市場ではリンナイとノーリツが2強で、上位を占めている状態です。
それぞれの違いを明確にして比較すれば、自身の希望に適した給湯暖房熱源機が見つかります。
リンナイ
リンナイは給湯器本体から細かい部品まで、全てを国内で生産しています。
安心安全な機器の生産に力を入れていて、品質にこだわる方に適したメーカーです。地球環境保全への取り組みに積極的で、省エネ効果のある機能を搭載した給湯器を販売しています。
給湯暖房熱源機の快適保温は、約30分ごと(季節により変動)に湯温を確認して保温運転を行う機能です。寒さが厳しい冬場の時期にも、温かい湯船を維持できます。専用アプリを使用すれば、どこにいてもお風呂を沸かしたり床暖房を入れたりできて便利です。
メーカー | リンナイ | リンナイ | リンナイ |
---|---|---|---|
型番 | RUFH-A2400AA(A) | RUFH-A2400SAU2-6(A) | RUFH-A2400SAA2-6(A) |
号数 | 24 | 24 | 24 |
追いだき機能 | フルオート | オート | オート |
設置方法 | アルコープ設置 | PS扉内設置(上方排気形) | アルコープ設置 |
設置場所 | 屋外 | 屋外 | 屋外 |
本体サイズ | 750×480×250mm | 750×480×250mm | 750×480×250mm |
特徴 | おいだき配管自動洗浄 自動たし湯 自動沸きあげ 入浴タイマー 入浴沸きあげ Q機能 32℃出湯 手動ふろ配管洗浄 快適保温 湯はり完了前お知らせ 予約運転 マイクロバブル 即湯ユニット 低NOx | Q機能 32℃出湯 手動ふろ配管洗浄 快適保温 湯はり完了前お知らせ 予約運転 マイクロバブル 即湯ユニット 低NOx | Q機能 32℃出湯 手動ふろ配管洗浄 快適保温 湯はり完了前お知らせ 予約運転 マイクロバブル 即湯ユニット 低NOx |
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ノーリツ
ノーリツは、環境省が制定したエコ・ファースト制度の認定企業です。
豊富なエコ機能と熱効率の高さが特徴で、高い省エネ性を実現しています。
ノーリツの機器は、サビに強くて長持ちする作りです。交換頻度を減らせるため、費用面の負担を軽減したい方におすすめです。
給湯暖房熱源機のスマート配管クリーンは、見えない配管まで自動で洗浄・洗い流してくれる機能です。清潔な状態を面倒な手間なしに維持できるため、衛生面にこだわりたい方とも相性はいいです。
メーカー | ノーリツ | ノーリツ | ノーリツ |
---|---|---|---|
型番 | GTH-2454AW BL | GTH-2454SAW6H-TB BL | GTH-2454SAW-H BL |
号数 | 24 | 24 | 24 |
追いだき機能 | フルオート | オート | オート |
設置方法 | 壁掛 | PS扉内設置(後方排気形) | PS扉内設置(上方排気形) |
設置場所 | 屋外 | 屋外 | 屋外 |
本体サイズ | 750×480×240mm | 750×480×240mm | 750×480×240mm |
特徴 | スマート配管クリーン ごきげんオート フレックス保温 沸上予約 ターボ給湯 中間温度設定 低温度出湯 省電力モード ホームオートメーションシステム対応 暖房水自動補水 | フレックス保温 沸上予約 ターボ給湯 中間温度設定 低温度出湯 省電力モード ホームオートメーションシステム対応 暖房水自動補水 | フレックス保温 沸上予約 ターボ給湯 中間温度設定 低温度出湯 省電力モード ホームオートメーションシステム対応 暖房水自動補水 |
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給湯暖房熱源機から他の給湯器へ交換できる?
給湯暖房熱源機は、ほかのガス給湯器への交換ができます。交換先には電気+大気熱のエコキュートや、ガスを燃料とするエコジョーズがおすすめです。
エコキュートは電気と大気中の熱を使用してお湯を沸かすため、電気代(ランニングコスト)の節約につながります。貯湯タンク内に湯水を貯める仕組みで、停電や断水が起きたときにはタンクの湯水を生活用水として活用できるのも強みです。
省エネ性に優れるエコジョーズは、少ないガスで効率よくお湯を沸かせます。
ガス消費量・Co2排出量のどちらも削減できて、家庭にも環境にも優しいです。貯湯タンクが不要で、スペースが限られた環境にも設置しやすいです。
ただし、ほかの給湯器への交換は工事費用がかさむというデメリットが存在します。一部の暖房機能がお得に使えなくなるリスクがあるので、期待する効果が得られるかの確認は必須です。
エコキュートの人気商品をおすすめメーカー別に紹介する記事はこちら
給湯暖房熱源機の交換を検討する上での注意点
給湯暖房熱源機の交換を検討するときは、3つの点に注意が必要です。注意点を事前に把握しないと期待した効果が得られなかったり、予想より費用負担が大きくなったりするリスクがあります。
その時々に適した行動を確実に取るためにも、注意すべき点は事前に確認しておくのが重要です。
自宅に給湯暖房熱源機に対応する暖房設備がないとメリットが薄れる
給湯暖房熱源機の効果は、自宅に対応する暖房設備があると発揮されます。暖房設備がある状態で給湯暖房熱源機を導入すれば、熱エネルギーを効率的に利用して空間全体を温められます。
ただし、給湯暖房熱源機に対応する暖房設備がないと熱エネルギーによる効果は得られません。わざわざ給湯暖房熱源機に、交換するメリット・お得感は少ないです。暖房設備の設置には別途追加工事が必要で、費用もかさみます。
対応する暖房設備がない場合は、ほかの機種への変更を検討するのが賢明です。ほかの機種へ変更すれば追加工事は不要で、費用面の負担軽減につながります。
別機種から給湯暖房熱源機へ交換する時は工事費がかさみやすい
ほかの機種から給湯暖房熱源機への交換は、追加で機材・施工が必要な場合がほとんどです。その分工事費用がかさむため、同機種からの交換より費用面の負担は大きくなります。
工事日数も増えるので、設置完了までに一定の時間を要します。ほかの機種から給湯暖房熱源機への交換は、今すぐに対応してほしい方にはおすすめできません。
床暖房や浴室乾燥機能などを新設する場合は、工事費がかさみやすいです。
対象機器の新設を検討している方は、見積もり時に費用と工事日程を確認しておくのが重要です。複数の業者から見積もりを取って比較すれば、短時間で安く工事を担当してくれるところが見つかります。
ガス会社が提供する機種への交換は難しいことが多い
給湯暖房熱源機の交換は給湯器のプロに依頼するのがお得かつ確実ですが、ガス会社が販売する機種は提供できません。
東京ガス(TES熱源機)や大阪ガス(セントラルヒーティング)など、ガス会社が自社ブランドとして設定・販売している種類が対象です。対象の機種に交換する場合は、ガス会社への依頼が必要です。
ただし、ガス会社に依頼すると選択できる種類が限定されたり、値引き率が低く交換費用が高くついたりするデメリットが存在します。サポート体制が不十分で、満足いくサービスが受けられなかったりすることもあります。
工事前後に手厚いサポートを希望する方は、給湯器のプロに依頼するのが安心です。
給湯暖房熱源機の交換をお考えならミズテックへご相談ください
給湯暖房熱源機の交換は、寿命を1つの目安にすると行動しやすいです。購入から10年経過していたり、寿命間近で不具合がよく発生したりするなら交換を検討するのがおすすめです。
交換の費用は、号数や交換先によって変動します。
ほかの種類への変更は追加の施工が必要で、費用がかさむリスクがあります。予算と十分相談しながら、ライフスタイルに合った交換先を選択するのが賢明です。
お使いの給湯暖房熱源機を交換すべきか迷っているときは、ミズテックへお問い合わせください。今すぐ給湯暖房熱源機を交換したい方には、現状の写真があれば電話のみでの最終見積もりに対応できます。
ミズテックの表示料金は本体からリモコン、工事費、保証までを含めたコミコミ価格です。工事費用がひと目で把握できる分かりやすい設定で、専門業者に初めて依頼する方も安心です。