2025年も2024年同様、エコキュートを設置するときに国から補助金が交付されます。エコキュートの機種によりますが、最大で13万円まで補助されます。
ただし、補助金額はエコキュートの性能によって変化します。また、エネルギー効率が一定基準以下の場合、補助金対象外です。
補助金の申請は個人では不可能です。給湯省エネ事業に登録した工事業者や販売会社が申請手続きをする必要があります。
この記事では、2025年1月時点におけるエコキュートの補助金額や、申請方法について解説します。
補助金を活用してエコキュートを導入したいなら、給湯省エネ事業に登録しているミズテックまでご連絡ください。
参考:給湯省エネ2025事業(令和6年度補正予算案「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について
目次
2025年のエコキュート補助金の申請方法5ステップ
エコキュート補助金の申請は個人ではできません。
補助金申請は業者を通して行う必要があります。業者を通じてエコキュート補助金を申請する手順は以下の通りです。
- 給湯省エネ2025事業に登録済みの業者へ依頼する
- エコキュート(給湯器)の交換工事を実施する
- 必要書類を揃えて補助金の交付を申請する
- 補助金交付が認められるか審査を受ける
- 業者を通じて補助金が交付される
1.給湯省エネ2025事業に登録済みの業者へ依頼する
エコキュート補助金を利用する場合、お客様から給湯省エネ2025事業に登録済みの業者へ連絡しなければいけません。
給湯省エネ2025事業に登録済みの業者は以下のサイトで検索できます。
補助金利用を相談できる事業者の検索|住宅省エネキャンペーン2024【公式】
ミズテックも給湯省エネ2025事業に登録済みです。補助金を活用してお得にエコキュートの交換を考えているなら、お気軽にお問い合わせください。
2.エコキュート(給湯器)の交換工事を実施する
給湯省エネ2025事業に登録済みの業者へ見積もり依頼後、業者側が交換工事を実施します。
補助金の対象は、令和6年11月22日以降に着手した工事です。エコキュートの交換工事は請負契約または不動産売買契約によって実施されます。
契約形態 | 導入方法 |
---|---|
請負契約 | ・登録事業者から対象機器を購入し、新築注文住宅に設置する。 ・中古住宅をリフォームし、登録事業者から購入した対象機器を設置する。 |
不動産売買契約 | ・対象機器が設置された新築分譲住宅を購入する。 ・既存給湯器から、対象機器への交換を予定している中古住宅を購入する。 |
3.必要書類を揃えて補助金の交付を申請する
エコキュートの交換工事が終わり次第、業者が必要書類を揃え補助金の交付を申請します。補助金交付に必要な書類は以下の通りです。
- 本補助金の利用について発注者が同意する共同事業実施規約
- 工事請負契約書の写し
- 発注者の本人確認書類
- 工事前写真、工事後写真
- 保証書や銘板写真
お客様側の手続きは、各業者から求められる共同事業実施規約への同意と、本人確認書類の準備のみです。
共同事業実施規約への同意書と本人確認書類以外は業者が用意し申請してくれるため、お客様が他の資料を準備する必要はありません。
4.補助金交付が認められるか審査を受ける
業者が補助金申請後、交付が受けられるかどうかの審査が始まります。平均的な審査期間は非公開ですが、最長でも予約期間は3ヶ月です。
万が一申請内容に不備があり修正や再申請が必要な場合、対応を行うのは全て業者です。
お客様での再申請の対応をする手間はありません。
5.業者を通じて補助金が交付される
補助金交付の申請が無事通れば、業者を通じて補助金が交付されます。補助金額の決まり方は、設置するエコキュートの性能要件に基づいて以下のように決定されます。
補助区分 | 補助金額 | エコキュートの性能要件 |
---|---|---|
基本額 | 6万円/台 | 省エネ基準適合機種 |
A要件 | 10万円/台 | インターネットに接続可能で、翌日の天気予報や日射量予報に連携可能 |
B要件 | 12万円/台 | 補助要件下限の機種よりもCO2排出量5%以上削減かつ、 年間保温効率基準+0.2以上またはおひさまエコキュートに該当する機種 |
A&B要件 | 13万円/台 | A要件とB要件を同時に満たすもの |
エコキュート補助金は2024年と比較して多少減額されました。具体的には基本額が8万円から6万円に変更されています。
エコキュートの補助金申請はほとんど業者にお任せいただけます
エコキュートの補助金申請手続きは、ほとんど業者に丸投げで問題ありません。
お客様でも一部書類の用意は必要ですが、免許証や住民票があれば問題ないためハードルは低いです。
申請手続き・修正対応・書類の送付は必要ないため、スムーズに補助金を受け取れます。一方で、どのエコキュート製品がいくら補助金を交付してもらえるか、どのエコキュート製品がご自宅に向いているかについては、業者の知見が必要です。
エコキュートへの乗り換えを考えている方は、お得に交換するためにも給湯省エネ2025事業へ登録済みの業者へ相談しましょう。
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お湯が沸かなくなったり異音がしたりなど突発的なトラブル対応が必要な場合も、ミズテックなら安心してご相談いただけます。
ミズテックでは2025年の補助金申請できるエコキュートを多数ご用意
ミズテックでは、2025年の補助金対象となるエコキュート製品を多数ご用意しています。三菱・パナソニック・日立など、人気メーカーの機種が豊富です。
ミズテック公式HPの料金は本体価格・工事費用・保証費用を含めたコミコミ価格で、分かりやすい料金設定です。
エコキュートを設置するための工事にかかる総額も含め一目で価格を把握できます。
2025年のエコキュート補助金の申請方法とともに確認したい諸条件
エコキュート補助金を申請するにあたって、申請条件を確認しておきましょう。
対象住宅
エコキュート補助金の対象住宅は以下の通りです。
住宅の種類 | 条件の詳細 |
---|---|
新築住宅 | 1年以内に建築され、かつ住居実績がない住宅 |
既存住宅 | 建築から1年以上経過、または過去に人が住居した住宅 |
補助金の対象者は該当する住宅の所有者です。所有者は個人だけでなく、法人・賃借人・管理組合などが含まれます。
したがって、持ち家の方だけでなく賃貸の共同住宅に住んでいても、補助金の対象者です。
対象期間(期限)
エコキュート交換時の補助金がもらえる対象は、令和6年11月22日以降に着手した工事です。
期限については明記されていませんが、例年予算がなくなり次第終了します。エコキュート補助金を検討している方は、予算がなくなる前に業者へ相談しましょう。
補助金の対象となる着工日の定義は、住宅の種類によって異なります。着工日の定義についても念のため確認しておきましょう。
住宅の種類 | 着工日の定義 |
---|---|
新築住宅(注文) | 建築着工日 |
新築住宅(分譲) | 住宅の引渡日 |
既存住宅(リフォーム) | 給湯器(1台目)の設置工事の着手日 |
既存住宅(購入) | 住宅の引渡日 |
エコキュート導入にかかる蓄熱暖房機または電気温水器の撤去も補助金の対象
エコキュートを設置するために電気蓄熱暖房機または電気水温器を撤去するなら、補助金が加算されます。
電気蓄熱暖房機や電気水温器などで古くなった設備からエコキュートへの乗り換えを考えている方は、同時に撤去加算の補助金も活用しましょう。
2025年度の撤去加算額は以下の通りです。
工事内容 | 2025年度の撤去加算額 |
---|---|
電気蓄熱暖房機の撤去 | 8万円/1台 |
電気温水器の撤去 | 4万円/1台 |
古いエコキュートを撤去する場合は、撤去加算の対象外です。エコキュートを買い替えるときは撤去加算の補助金が交付されない点に留意しておきましょう。
2025年にエコキュート補助金を申請する際の注意点
2025年にエコキュートの補助金申請をする場合、以下の点に注意しましょう。
- 予算がなくなると時期を待たずに終了する可能性がある
- お住まいの地域や依頼する業者によって申請方法が多少異なる場合がある
- 1戸あたりの補助対象となる台数には制限がある
- 国が提供する別の補助金と併用できない
それぞれの注意点について、解説します。
予算がなくなると時期を待たずに終了する可能性がある
エコキュート補助金は、予算がなくなった時点で予告なく受付が終了します。そのため、補助金申請の期日内だからと安心していると、交付を受けられない可能性があります。
エコキュート導入を検討している場合、できるだけ早めの申請がおすすめです。
お住まいの地域や依頼する業者によって申請方法が多少異なる場合がある
エコキュート補助金は、国だけでなく地方自治体からも交付されます。
たとえば東京都のゼロエミポイントは東京都民が店頭でエコキュートを購入する場合、販売価格から12,000円の値引きを受けられます。
自治体へ補助金申請をする場合、条件や申請方法が異なるため、事前に自治体に確認しましょう。
業者によっても、契約書のフォーマットや必要書類が異なる場合があるので、問い合わせて確認が必要です。
1戸あたりの補助対象となる台数には制限がある
エコキュート補助金は、制限台数を超えて設置・撤去すると補助が受けられません。
補助金の対象となるエコキュートを自宅に複数台設置する予定なら、事前に制限台数を確認しましょう。
補助金の種類 | 戸建 | 共同住宅 |
---|---|---|
エコキュート補助金 | 2台以内 | 1台以内 |
電気蓄熱暖房機の撤去 | 2台以内 | 2台以内 |
電気温水器の撤去 | エコキュートの設置で補助を受ける台数以内 | エコキュートの設置で補助を受ける台数以内 |
エコキュートを設置する場合、戸建なら2台以内、共同住宅なら1台以内でしか補助金は出ません。
電気温水器の撤去は戸建・共同住宅どちらでも、エコキュートの設置によって補助を受ける台数以内です。電気蓄熱暖房機の撤去は戸建・共同住宅どちらも2台までです。
国が提供する別の補助金と併用できない
給湯省エネ2025は、国が実施する別の補助金制度と併用不可能です。
たとえば新築住宅を建築するときに交付される「子育てグリーン住宅支援事業」を活用すると、給湯省エネ2025に申請できなくなります。
給湯省エネ2025の補助金申請をするにあたって、併用予定の補助金がないか確認しておきましょう。
2025年の補助金申請の方法を理解してエコキュートをお得に導入しよう
2025年にエコキュートの導入を考えているなら、補助金を活用しましょう。補助金利用の有無で、費用が最大十数万円変わります。
また、給湯省エネ2025は予算が限られているため、できるだけ早めの申請がおすすめです。ミズテックでは急な依頼でも迅速に対応できるよう、24時間365日体制でご相談を受け付けております。
ミズテックなら工事後のトラブルや故障も無料で対応可能なため、安心してエコキュートを利用できます。公式HP・電話・LINEより、お気軽にお問い合わせください。