ディスポーザーに経年劣化や故障が生じ、処理能力の低下を起こした場合交換が必要です。故障や劣化を放置しそのまま使い続けると、異臭や水漏れを起こすリスクがあります。
ディスポーザーは頻繁に交換するものではないため、故障時の対応方法や費用感がわからない方は多い傾向です。
簡単なメンテナンスであれば個人でも対応可能ですが、修理や交換となるとノウハウを持ち失敗しないプロへの相談がおすすめです。
本記事では、ディスポーザーを交換する場合の費用や交換すべきタイミングの見極め方、交換費用を安く抑えるコツについて解説します。
スムーズかつ低コストでディスポーザーを交換したいなら、水道工事のプロであるミズテックへご依頼ください。最短即日で駆けつけ、修理・交換に対応いたします!
目次
ディスポーザーの交換費用の相場は95,000~190,000円
ディスポーザーを交換する場合、本体価格と工事費の費用が発生します。各費用の相場は以下の通りです。
項目 | 費用相場(税込) |
---|---|
本体価格 | 45,000~110,000円(装置代含む) |
工事費 | 50,000~80,000円 |
合計 | 95,000~190,000円 |
各費用の詳細について確認します。
本体価格は45,000~110,000円が相場
ディスポーザーには、以下の3タイプがあります。
- 手動給水タイプ:キッチンの蛇口から手動で水を流す
- 分岐自動給水タイプ:使用時にキッチンから自動で水を流す
- 全自動給水タイプ:ディスポーザー本体に給水管がつながっていて水が流れる
ディスポーザー本体はどのタイプでも、価格に大きな違いはありません。
ただし、分岐自動給水タイプと全自動給水タイプには、20,000~30,000円の装置を別途設置する必要があります。
手動給水タイプ | 分岐自動給水タイプ | 全自動給水タイプ | |
---|---|---|---|
本体代の相場 | 45,000~80,000円 | 45,000~80,000円 | 45,000~80,000円 |
装置代の相場 | – | 20,000~30,000円 | 20,000~30,000円 |
合計 | 45,000~80,000円 | 65,000~110,000円 | 65,000~110,000円 |
どのタイプが適しているかは、ご家庭の広さや立地によって左右されます。
工事費用は50,000~80,000円が相場
現在のディスポーザーを新品に取り換える場合、工事費用は1台につき50,000?80,000円が相場です。
工事費用は事業者や施工難易度によって幅があります。工事価格を抑えたいなら、相見積もりを取りましょう。
ミズテックでは、本体価格と工事費用をあわせて84,600円からディスポーザー交換を承っております。価格を抑えたい方はミズテックにお問い合せください。
ディスポーザーの交換はいつ頃から検討すべき?
ディスポーザーの寿命は最長10年と言われています。設置後7~8年経過するとさまざまな部品に不具合が出てくるので、交換を検討しましょう。
使用期間が短くても利用頻度が高かったり、使い方や管理が悪かったりすると不具合が出てきます。以下のような症状が出ている場合、交換が必要です。
- 異音がする
- 振動が大きい
- 水漏れする
- 排水がうまくいかない
- 異臭がする
水漏れは放置すると床やキッチンにも被害が出るため、早めの対応をおすすめします。
ディスポーザーの交換か修理かはどう見極める?
ディスポーザーの交換費用を考えると、より費用を抑えられる部分的な修理に留めたい方も多いでしょう。
パーツの劣化のみや、多少の不具合程度なら修理の方が安く済む場合があります。修理費用は以下の通りです。
修理項目 | 費用 |
---|---|
軽度の詰まりや噛み込みの解消 | 10,000~20,000円 |
部品交換 | 20,000~60,000円 |
修理をするにあたって長期間使っている場合、不具合が出た部品以外も劣化や摩耗している可能性があります。
修理が終わってもすぐに他の部品が破損し再修理をしたり、結局交換が必要になったりするリスクもあります。
修理を繰り返すと交換より高くつくため、修理するか交換するかは慎重に判断しましょう。
ディスポーザーにおいて修理か交換の判断に迷ったら、ミズテックへご相談ください。
ディスポーザーの交換費用を安く抑えるコツ
ディスポーザーの交換費用はできるだけ安く抑えましょう。交換費用を抑える具体的な方法は以下の通りです。
キャンペーン・割引を適用してもらう
家電量販店やホームセンターでディスポーザーを購入する場合、キャンペーンや割引が実施されていないかの確認は必須です。
特に年度末・決算期・新製品の発売時期は割引されやすいタイミングです。時期を見計らって店舗を訪れてみましょう。
ひとつ前のモデルであれば、性能は最新製品とほぼ変わらず価格だけが半額になっているケースも見られます。
複数の交換業者で相見積もりを取る
ディスポーザーを交換するなら、複数の交換業者で相見積もりを取るべきです。
業者によって本体価格だけでなく工事費用や出張費が異なるため、安い業者を探すなら複数の業者で比較する必要があります。
業者によっては最安値保証制度を実施している場合も考えられます。他社の見積もりを伝えることでお得な割引が適用されるケースもあるので、積極的に制度を活用しましょう。
自治体の補助金制度を活用する
自治体によっては、生ごみの減量化を促進するため、ディスポーザーの設置・交換に補助金を出す場合があります。
補助金の募集開始時期にあわせてディスポーザーを交換すれば、交換の費用削減が可能です。
たとえば東京23区内のいくつかの区では、要件を満たすと本体購入価格の何割かの補助金がもらえます。
補助金制度が公表されている区の例は以下の通りです。
東京23区内の他の区はもちろん、お住まいの都道府県の自治体でもディスポーザーの交換費用に適用される補助金が用意されている可能性はあるので、一度調べてみてください。
適切なディスポーザーに交換すれば費用対効果は高い
ご家庭に合った適切なディスポーザーに交換すれば、長期的に安定して使い続けられるため、費用対効果は高まります。
適切なディスポーザーの選び方は以下の通りです。
- 国内で使用できるメーカーの製品か
- お住いの自治体のルールに適しているか
- 工事費を含めた交換費用が予算内か
ディスポーザーを使用するにあたっては、日本下水道協会が設けた性能や評価基準をクリアした製品がおすすめです。具体的にはテラル・LIXIL・フロム工業などが該当します。
また、ディスポーザーの設置については自治体ごとに異なる規制があります。
設置後のトラブルを回避するためにも、設置予定のディスポーザーが自治体で許可されているものか事前に確認しましょう。
交換費用には、本体代だけでなく工事費用もかかります。
費用を抑えてディスポーザーを交換するならミズテックへおまかせ!
ディスポーザー設置は、ご自宅の排水に関わる重要な工事です。費用を抑えて安全にディスポーザーを交換するなら、専門家のプロがいるミズテックがおすすめです。
ディスポーザーの交換費用相場が95,000~190,000円に対し、ミズテックでは最安値84,600円にて対応いたします。最短即日での交換も可能です。
お客様のご要望やご住宅にあわせて、最適なディスポーザーの選定から設置工事まで一貫したご提案ができます。
ディスポーザーの交換を検討中の方は、一度ミズテックへご相談ください。
ディスポーザー交換を検討する際の注意点
ディスポーザーは排水システムに関わる設備です。設置後の水周りトラブルを避けるためにも、以下の点に気を付けましょう。
- 設置できるディスポーザー製品は地域によって限られる
- 生産終了しているメーカーをお使いの場合は変更が必要
- 処理タイプの変更・排水処理システムの設置に追加の工事費がかかることがある
- マンション・賃貸の場合は管理会社へ連絡する必要がある
設置できるディスポーザー製品は地域によって限られる
設置できるディスポーザー製品は、地域によって限られています。理由は地域の排水処理システムに、ディスポーザーで分解できる生ごみを対応させる必要があるためです。
たとえば東京23区であれば、生物処理タイプならテラル社のDSP-100H型やDSP-250HD型、LIXLI社のDPG型が適合型式として評価されています。
設置前に、ディスポーザーが地域に適合しているかどうか確認しましょう。
以下が東京23区内で設置できる各処理タイプのディスポーザー排水処理システムの一覧です。
処理タイプ | 認可された製品一覧 |
---|---|
生物処理タイプ | 規格適合型式(製品)の一覧(ディスポーザー) 規格適合型式(製品)の一覧(排水処理部) |
機械処理タイプ | 適合評価を受け当局で設置を認めたディスポーザー排水処理システム(機械処理タイプ) |
生産終了しているメーカーをお使いの場合は変更が必要
ディスポーザーによっては、生産終了しているメーカーもあります。在庫やサポートの状況によっては、該当メーカーの製品と交換できない場合もあるので注意が必要です。
例を挙げると、日本ゼスト・TOTO・新明和工業・セコムなどは事業を撤退しているため、強制的にメーカーを変更する必要があります。
メーカーを変更する場合、システム・製品構造の違いから、追加の工事費が発生する可能性を考慮しておきましょう。
処理タイプの変更・排水処理システムの設置に追加の工事費がかかることがある
ディスポーザーの交換において、処理タイプを変更したり排水処理システムの設置をしたりする場合、追加の工事費が発生する可能性もあります。
キッチンスペースが狭かったり、生物処理タイプを設置したりする場合、ディスポーザー装置の場所を多く確保する必要があるため、工事が大がかりになり費用が高くなる傾向です。
戸建てで後付け工事をする場合、検討事項が増えることは覚えておきましょう。
マンション・賃貸の場合は管理会社へ連絡する必要がある
マンション・賃貸でディスポーザーを設置する場合、管理会社への連絡が必要です。管理会社によっては規約上、ディスポーザーの設置・後付けが禁止されているケースもあります。
無許可でディスポーザーを取り付けると、実費で取り外したり賠償したりとトラブルになりかねません。
ディスポーザーが設置できないと事前にわかれば代替案も考えられるので、早いうちに自治体だけでなく管理会社にも相談しておきましょう。
ディスポーザーをマンションに後付けする場合の注意点を確認する
交換したディスポーザーの費用対効果を上げる方法
交換したディスポーザーの費用対効果を上げる方法について解説します。
- 処理できる生ごみを理解して利用する
- 日頃から使用してお手入れもこまめに実施する
- 1年に1回の維持管理点検を必ず行う
結論、長く使い続けることで交換回数を減らし、費用対効果の上昇につながります。
処理できる生ごみを理解して利用する
ディスポーザーは大半の生ごみについて分解可能です。しかし、生ごみでも投入してはいけないものがあります。
処理 使用できるもの | 処理 使用できないもの |
---|---|
・残飯 ・野菜 ・魚 ・麺類 ・パン | ・カニの殻や貝殻 ・卵の殻 ・多量の油 ・薬品や洗剤 |
カニの殻や貝殻は硬いため、ディスポーザーの刃を痛め寿命が縮まる可能性もあります。
卵の殻は砕けるものの、排水管に蓄積する可能性があるためなるべく流さないようにしましょう。
多量の油や洗剤は排水管を詰まらせたり錆びさせたりするリスクがあるため、投入してはいけません。
強い繊維質である野菜の側や、魚・肉の骨も処理に時間がかかるので、できるなら避けましょう。
日頃から使用してお手入れもこまめに実施する
日頃からディスポーザーの手入れをすることも、寿命を延ばし費用対効果の向上につながります。
お手入れを怠ると寿命が縮むだけでなく汚れがたまり、異臭やカビの原因にもなります。パーツごとに、以下の頻度でお手入れをしましょう。
パーツ | お手入れ頻度の目安 |
---|---|
投入口・ふた・破砕部 | 毎日~週1回 |
排水管 | 週1回 |
本体・制御ボックス・排出管 | 月1回 |
投入口・ふた・破砕部は生ごみが付着しやすく、カビや異臭が発生しやすいパーツです。毎日中性洗剤とスポンジで洗浄しましょう。
排水管は貯め水と中性洗剤を用いて一気に流し込んで洗浄します。週1回ペースで行えば異臭や汚れを防止可能です。
本体・制御ボックス・排出管は月1回ペースで、ぞうきんを用いて汚れを取り除きましょう。排出管周辺では、水漏れしていないかの確認も重要です。
1年に1回の維持管理点検を必ず行う
ディスポーザーは「ディスポーザー排水処理システムの維持管理等に関する計画書」に記載されている通り、年に1回の維持管理点検が必要です。
維持管理点検とは、専門業者がディスポーザーの動作確認や内部の清掃などを行い、異常がないか確認することです。
維持管理点検について作業時間は1~2時間で、費用は10,000~15,000円ほどかかります。
ディスポーザーの交換費用を抑えたいならミズテックへご相談を!
ディスポーザーは生ごみを簡単に処理してくれますが、故障してしまうと処理ができず雑菌を増やしてしまいます。
できるだけ長く使い続け費用を抑えるため、処理できない生ごみは投入せず、定期的なメンテナンスも忘れてはいけません。
一方で、故障だと思ったら早めに専門業者に相談しましょう。費用を抑えてディスポーザーの交換・修理を検討している方は、ぜひミズテックにお問い合わせください。
ミズテックでは専門スタッフが経験やノウハウをもとに、ご家庭に合った最適な機種をご提案します。相談・見積もりは無料で即日対応も可能です。