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灯油とガスはどっちが安い?給湯器の初期費用や光熱費を2024年版で比較

灯油とプロパンガスはどちらが安い?

「石油給湯器の灯油代とガス給湯器のガス代はどっちが安いの?」

給湯器選びに際して、どの燃料代が安いのか気になっている方も多いでしょう。

この記事では、石油給湯器の灯油代とガス給湯器のガス代のどちらが安いのかを比較し、どのような方におすすめできるか解説します。

さらに、給湯器の選び方のポイントや、ガス代が高い時の対策もお伝えします。

給湯器の導入や買い替えを検討中でコスト面に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

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目次

石油給湯器(灯油ボイラー)とガス給湯器の違いとは?

そもそも、石油給湯器とガス給湯器はどのような給湯器なのかも知っておきたいものです。
石油給湯器とガス給湯器の仕組みの違いおよびそれぞれのメリット・デメリットをチェックしましょう。

灯油代とプロパンガス代のどちらが安いのか、早く結論を知りたい方は、結論まで進んでください。

石油給湯器ガス給湯器
燃料灯油→補充する必要がある都市ガス/プロパンガス→補充しなくてよい
初期費用高い安い
維持費用安い高い(特にプロパンガス)
設置スペース広さが必要狭くてよい
耐用年数長いやや短い
その他温める速度が速い屋内設置時、廃棄設備が必要
こんな方におすすめ・維持費用の安さを重視する方
・ガス関連のトラブルが嫌な方
・寒冷地にお住まいの方
・初期費用を安く抑えたい方
・コンパクトな給湯器を希望する方
・燃料切れしない給湯器が欲しい方都市ガスの場合)

石油給湯器の特徴

石油給湯器は、灯油を使ってお湯を作る給湯器です。灯油ボイラーと呼ばれることもあります。

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灯油を霧状にして燃焼させる噴霧式や、内蔵された気化器でガス化して燃焼させる気化式の2つが主流です。

また、給湯スタイルとしては水道直圧式と貯湯式の2種類があります。

いずれのタイプでも、灯油タンクを設置することになるため、広いタンクスペースを必要とします。

また、灯油タンクの補充が必要な点もネックです。

一方で、メリットは火力の強さやランニングコストの安さはメリットとなります。

北海道などの寒冷地では広く用いられているタイプの給湯器であり、寒冷地での安全性も高いです。

メリット火力が強い、給湯コストが安い、寒冷地で広く用いられている
デメリット広い設置スペースと灯油の補充が必要、初期費用がガス給湯器より高い、燃料音がやや大きい
おすすめな人・ランニングコストの安さを重視する人
・ガス関連のトラブルが嫌な人
・寒冷地にお住まいの人

ガス給湯器(都市ガス・プロパンガス)の特徴

ガス給湯器は、ガスを燃料としてお湯を沸かすタイプの給湯器です。現在使用されている給湯器の約6割以上がガス給湯器と言われています。

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ガスの種類としては、都市ガスとプロパンガスの2種類があります。

また、給湯タイプとしては瞬間式と貯湯式の2種類があり、瞬間式の方が主流です。

ガス給湯器は瞬間的にお湯を沸かすことができ、機器がコンパクトな点がメリットです。

また、他の給湯器に比べて初期費用が安い点も人気の理由となっています。

一方で、灯油に比べて給湯コストが高い点や、屋内に設置する場合は給排気設備が必要な点はデメリットです。

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設備に不備があると一酸化炭素中毒などを起こす恐れもあるため注意が必要です。

メリット瞬間的にお湯を沸かせる、設置スペースを取らない、初期費用が安い、メンテナンスしやすい
デメリット石油よりランニングコストが高い(特にプロパンガス)、屋内設置時は排気設備が必要
おすすめな人・初期費用を安く抑えたい人
・コンパクトな給湯器を希望する人
・燃料切れしない給湯器を希望する人(都市ガスの場合)

【結論】初期費用が安いのはガス給湯器、ランニングコスト維持費用が安いのは石油給湯器(灯油ボイラー)

本体価格工事費用月あたりのコスト
石油給湯器(灯油ボイラー)15~35万円3~5万円5,000〜6,000円
ガス給湯器(都市ガス)2~20万円3~5万円5,500~7,000円
ガス給湯器(プロパンガス)2~20万円3~5万円7,000~10,000円

※各費用はミズテックの独自調査により、3社を比較して試算しています。

石油給湯器の本体価格は、最も安いものでも10万円を超えます。そこにお金をかけたくない方は、ガス給湯器を購入するとよいでしょう。

ただし、その場合は毎月の燃料代が石油給湯器よりも高くかかります。毎月の燃料代でいずれは元が取れると考えれば、石油給湯器も選択肢に入るでしょう。

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石油給湯器(灯油ボイラー)とガス給湯器の初期費用を比較

石油給湯器とガス給湯器では、一般的にガス給湯器の方が初期費用が安い傾向にあります。

石油給湯器とガス給湯器の価格相場および工事費用相場を比較すると、下記の通りです。

本体価格工事費用
石油給湯器15~35万円5万円程度
ガス給湯器10~25万円5万円程度

ガス給湯器は本体価格の安いものが多いです。その中でもさらに安い機器を購入すれば、初期費用を15万円以下に抑えることも可能です。

このように初期費用のみを比較した場合、初期費用を抑えたい方にはガス給湯器をおすすめします。

ただし、上記費用はあくまで目安であり、号数や給湯能力、その他スペックによって同じタイプでも価格差があります。

灯油(石油給湯器)とプロパンガス・都市ガス(ガス給湯器)の光熱費を比較

石油給湯器とガス給湯器のどちらを選ぶか決める上では、月々の光熱費がどれくらいかかるのかも気になるものです。

石油給湯器の給湯器にかかる灯油代と、ガス給湯器のプロパンガスまたは都市ガスのガス代を同条件で比較すると、下記のようになります。

給湯にかかるコスト(月)
石油給湯器5,000〜6,000円
ガス給湯器(都市ガス)5,500~7,000円
ガス給湯器(プロパンガス)7,000~10,000円

ガス給湯器は石油給湯器に比べて月々のコストが高く、特にプロパンガスであればさらにお金がかかります。

以上から、月々のランニングコストを抑えて長期的に節約したい方には、ガス給湯器よりも石油給湯器の方がおすすめです。

ただし、機器によっても本体価格や節約率は異なります。

ご自身の予算や使用目的、使用頻度なども考慮し、最適な給湯器を選びましょう。

⇒予算・使用目的・頻度を考慮した最適な給湯器を選びたい方はミズテックの無料相談へお越しください

給湯器は灯油とガスのどっちがいい?コスト以外での選び方を解説

コスト以外での選び方を解説

給湯器を選ぶ上では、使用目的や家族の人数に合った製品を選ぶことも重要です。

石油給湯器やガス給湯器など、どのタイプにおいても重要となるポイントをチェックしてください。

使用目的やライフスタイルに合った種類の給湯器を選ぶ

給湯器を選ぶ際には、使用目的やライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが重要です。

給湯器は、給湯専用・オートタイプ ・フルオートタイプに分けられます。

3つの違いは、下記の通りです。

種類機能
給湯専用給湯のみ可能
オートタイプお湯はり・追い焚き・保温まで自動
フルオートタイプお湯はり・追い焚き・保温・足し湯・配管洗浄などが全自動

フルオートタイプは設定した水位まで自動でお湯はりができたり、自動で配管洗浄まで行えるなど機能が豊富です。

その反面、オートタイプや給湯専用に比べて本体価格が1.5〜2倍ほど高くなります。

たとえば石油給湯器の場合、給湯専用であれば20万円台前半で購入できる製品が、同シリーズのフルオートタイプは40万円以上かかるものもあります。

給湯のみで十分なのか、充実した機能が必要なのかを考えて製品を選びましょう。

家族人数に合わせて十分なタンク容量を選ぶ

家族の人数に合わせた十分な容量を選ぶことも重要です。

人数に対して小さい給湯器を選ぶと、下記のようなトラブルを起こしかねません。

  • 同時使用により水勢が弱くなる
  • (貯湯式の場合)お湯切れを起こす

一方で、使用湯量が少ないにも関わらず容量の大きな給湯器を選ぶと、初期費用が無駄にかさんでしまいます。
サイズが大きければよいわけでもないので、使用する人数に合った容量を選びましょう。

たとえば、石油給湯器では3万~4万キロ(給湯能力)から選ぶのが一般的ですが、4人以上の家庭では4万キロを選ぶのが一般的です。

また、ガス給湯器の場合には16号20号24号などの号数を選びます。4人以上の家庭では24号を選ぶのがおすすめです。

導入する給湯器のサポート・保証の手厚さで選ぶ

問い合わせへの対応が早く丁寧であったり、修理費の補償があったりするメーカーを基準に探すのもおすすめです。

給湯器の不具合や故障の際に、お湯が沸かせない不便やストレスを回避しやすくなります。

特に初めて自宅に給湯器を導入したり、交換したりする予定がある方にとっては、メーカーによるメーカー保証や延長保証、工事業者による工事保証があると安心です。

保証の種類保証の内容
メーカー保証保証期間中、製品に不具合が発生した場合、無償修理を受けられる
延長保証メーカー保証期間を延長できる
工事保証保証期間中、給湯器の取り付け工事が原因で不具合が発生した場合、無償修理を受けられる

万一に備え、サポートの手厚いメーカーやサービスを選びましょう。

寒冷地では寒冷地仕様の給湯器を選ぶ

寒冷地における給湯器選びでは、寒冷地仕様の給湯器を選ぶことも重要です。冬場に外気温がマイナス10度以下になる寒冷地では、一般向け給湯器だと壊れてお湯を使えなくなることもあります。

寒冷地仕様の給湯器であれば、下記のような機能が搭載されているため、寒さの厳しい地域でも安全に使い続けられます。

  • マイナス10度以下でも運転可能
  • 凍結防止ヒーター内蔵
  • 配管凍結防止機能が搭載

寒冷地にお住まいの方は、希望の給湯器が寒冷地仕様かどうか、給湯器を購入する業者に尋ねましょう

厳しい寒さの中でも安全に給湯器を使い毎日安心してお湯を使い続けるために、寒冷地では必ず寒冷地向け給湯器を選んでください。

おすすめの寒冷地向け給湯器!仕様の違いや選び方を解説

エコキュートは本当に安い?灯油(石油給湯器)・プロパンガス(ガス給湯器)と比較

(出典:パナソニック

給湯コストをできるだけ安くしたい方には、エコキュートを選ぶのもおすすめです。

エコキュートとは、大気熱をヒートポンプユニットに取り込み、電気の力でお湯を沸かす給湯器です。
石油給湯器の灯油やガス給湯器のプロパンガスまたは都市ガスのように燃料を必要とせず、給湯コストは3つの中で最も安いです。

ただし、エコキュートは初期費用が3つの中で最も高い点がネックとなります。

エコキュートと石油給湯器・ガス給湯器の初期費用・維持費用を比較すると、下記の通りです。

給湯コスト(月)初期費用
エコキュート約2,000円40~70万円
石油給湯器5,000〜6,000円20~50万円
ガス給湯器(都市ガス)5,500~7,000円10~30万円
ガス給湯器(プロパンガス)7,000~10,000円10~30万円

上記の通り、エコキュートに切り替えた場合の月々のコストは、灯油代やガス代に比べて2分の1以下に抑えられます。

しかし、エコキュートの機器本体の差額を回収するためには、安全に4〜5年以上は使い続けなければなりません。

また、エコキュートは石油給湯器やガス給湯器より、さらに広い設置スペースを必要とします。

エコキュートを導入する場合には、給湯コストの安さというメリットだけでなくデメリットも考慮する必要があるでしょう。

⇒メリット・デメリットを考慮した最適な給湯器を選びたい方はミズテックの無料相談へお越しください

プロパンガスの給湯器でガス代が高い場合の対策

石油給湯器に比べてガス給湯器は燃料代が高く、特にプロパンガスを使用している場合にはガス代がかさみます。

寒冷地では、特に冬場はガス代が高額になりやすいため、できる限りガス代を抑えたい方も多いでしょう。

ここでは、プロパンガスのガス代が高い場合の対策を見ていきます。

ガス会社を変更する・都市ガスに変更する

プロパンガスのガス代が高い場合には、ガス会社を変更する、または都市ガスに切り替えるという対策が考えられます。

駆けつけ隊
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プロパンガスは、ガスを詰めたガスボンベを各家庭に運んで使います。一方、都市ガスは地下に張り巡らされた導管を通してガスを利用します。

そのため、プロパンガスはガスボンベの供給コストが発生し、都市ガスよりも単価が高くなりやすいです。

そのため、単価の安い都市ガスに変更することでガス代を節約できます。

ただし、導管の引かれていないエリアでは別途引き込み工事などが必要となる点に注意してください。

また、プロパンガスのままでも、ガス会社を変更することでコストを削減できるかもしれません。

ガス会社の中には、電気とのセット割引などを提供している会社もあります。

複数のガス会社を比較して契約を変更することで、ガス代を年間2〜3万円以上節約できるケースもあります。

石油給湯器に買い替える

毎月のガス代が気になる場合、ガス給湯器から石油給湯器に切り替える対策も挙げられます。

ガスよりも灯油の方が安く補充でき、石油給湯器に替えることで、毎月のコストを約3分の2程度に抑えられるケースもあります。

駆けつけ隊
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とくに、プロパンガスから石油給湯器に切り替えると節約率が高くおすすめです。

ただし、新たに給湯器を購入する費用がかかること、そして石油給湯器の方が初期費用が高いことを理解しておきましょう。

エコキュートに買い替える

給湯器の種類を切り替えて、より大幅な節約をしたい場合には、ガス給湯器からエコキュートに買い替えるのもおすすめです。

エコキュートに切り替えた場合の節約率はさらに高く、プロパンガスからエコキュートへの切り替えで、給湯コストを3分の1以下に削減できるケースが多いです。

ただし、エコキュートは石油給湯器以上に初期費用が高く、70万円近い費用がかかるケースも多いです。
本体価格をランニングコストで回収するまでには、5年以上の年月がかかる点を理解しておきましょう。

エコキュートを交換できないのは、どんなケース?設置スペースの問題など

灯油ボイラーの石油給湯器からガス給湯器へ変更するメリットはある?

石油給湯器からガス給湯器へ変えるメリットは、初期費用の安さと手間の少なさだと言えます。
ガス給湯器は、本体機器自体の費用がやや高くなるものの、燃料を補充する手間がかかりません。

また、もしあなたが不動産のオーナーであれば、ガス給湯器のほうがお得に使える場合があります。

ガス会社によってはさまざまなサービスが付随し、結果的に安く済むかもしれません。

さらに、月々のガス代は入居者に請求されるうえ、ガス給湯器の導入費もそこに加算できます。

個人の状況にはよるものの、石油給湯器からガス給湯器へ変更するメリットは一定あるといえるでしょう。

コスト面で給湯器選びにお悩みなら、ミズテックにご相談ください

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  • 結局、石油給湯器とガス給湯器どっちにしたらいいのかな
  • どのメーカーも似ていて選び方がわからない
  • どんな保証があると安心?
  • 寒冷地に住んでいるけど、どんな給湯器でもいいのかな

コストという一面でも、給湯器の選び方はさまざまです。そこに、お住まいの地域やより信頼できるメーカーなどを考慮すると、その選択肢はさらに増えます。

給湯器選びでお悩みの方は、ぜひミズテックへお気軽にご相談ください。

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ご家庭の状況に応じて灯油とガスではどちらが最適かよく検討しましょう

本記事では、石油給湯器とガス給湯器の違いを解説しました。

灯油とプロパンガスの毎月の給湯コストを比較すると、灯油の方が安く済みます。

しかし、給湯器本体の価格は石油給湯器よりもガス給湯器の方が安いです。

そのため、予算や長期的な節約率、使用目的にも合わせて給湯器を選ぶことが重要です。

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