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【2022年版】お風呂のリフォームには補助金が出る?

2022年度のお風呂リフォーム補助金

「お風呂をリフォームしたいけど、補助金ってあるの?」

お風呂のリフォームに際して、補助金の存在が気になっている方も多いでしょう。

この記事では、お風呂リフォームの補助金について、国からの補助金や地域ごとの補助金を掘り下げます。

さらに、お風呂のリフォームと給湯器の買い替えをお得に行える方法もお伝えします。この記事が、お風呂のリフォームをお考えの方のお役に立てば幸いです。

■給湯器・エコキュート交換の補助金

お風呂のリフォームには補助金有り

お風呂のリフォームには補助金がある

結論から述べると、お風呂のリフォームには補助金があります。お風呂リフォームに活用できる補助金は、主に下記の3つです。

  • 介護保険
  • 国からの補助金
  • 地方自治体ごとの補助金

各補助金の特徴は、下記の通りです。

  介護保険 国からの補助金
(長期優良住宅化リフォーム推進事業)
地方自治体ごとの補助金
対象

バリアフリーリフォーム

(①手すりの取り付け②段差の解消③滑り防止等のための床材変更④引き戸等への扉の取替え⑤洋式便器等への便器の取替え⑥上記の各工事に付帯して必要となる工事)

住宅性能向上のリフォーム
(耐震性・省エネ・耐久性など)①ユニットバスへの取り換え
②高断熱浴槽の設置
③内窓や手すりの設置
④高効率給湯器(エコキュートなど)への取り換え
⑤節水トイレへの取り換え など
各自治体によって異なる
申請条件

要支援または要介護認定

※以下の場合再度利用可能
・住む家が変わった
・要介護度が3段階以上上がった

・戸建住宅:55㎡以上
・共同住宅:40㎡以上
・新耐震基準の住宅(昭和56年6月以降に着工した住宅)
・新築後10㎡以上の増築をしていない
各自治体によって異なる
補助金額 対象工事費用(上限20万円)の7~9割(最大18万円) 補助対象工事費用の1/3(上限100万円)
各自治体によって異なる

上記を申請のハードルの低さで並べ替えると、「介護保険→地方自治体→国」です。

申請のハードルが最も低いのは介護保険ですが、要支援・要介護認定を受けた家族がいないケースでは、国や地方自治体の補助金を活用するのがおすすめです。

また、地方自治体の補助金を受給するためには、各自治体ごとの補助金の申請条件などを確認する必要があります

国からのお風呂リフォームの補助金

国からのお風呂リフォーム補助金

お風呂リフォームの補助金には、国から支給される補助金もあります。

これは、国が行う「長期優良住宅化リフォーム推進事業」による補助金です。補助金の対象は「耐震性・省エネ・耐久性などの住宅性能を向上させ、メンテナンスしながら長期的に住むためのリフォーム」です。

お風呂に関しては、「ユニットバスへの取り替え(木造戸建て住宅のみ)」「高断熱浴槽の設置」「高効率給湯器への取り替え」などが含まれます。申請はリフォーム業者が行いますが、事前に事業者登録も必要です。

リフォームに際して国からの補助金を受けたい場合には、リフォーム会社に相談してください。

国からのお風呂リフォームの補助金申請の流れは、下記の通りです。

  1. リフォーム会社に補助金申請の旨を伝える
  2. リフォーム会社が事業者登録
  3. リフォームプランの作成
  4. 住宅登録
  5. 交付申請→受理
  6. 着工→完成
  7. 完了実績報告(完了から1ヶ月以内)
  8. 補助金の確定・振込

お風呂リフォームに際して国からの補助金を申請する際には、下記の3点に注意してください。

  • 事前にインスペクション(専門家による、住宅の劣化状況・欠陥の有無などの診断)を受け、指摘された箇所は改修が必要
  • 一定の「評価基準」まで住宅性能を向上させる必要があり、お風呂以外のリフォームも必要になる可能性が高い
  • 申請受付期間内でも予算に達し次第終了

国からの補助金を受けたい場合には、上記の注意点も把握した上で、期限内に申請を済ませましょう。

続いて、国からの補助金を活用してお風呂をリフォームする場合にかかる費用と補助金を見ていきます。補助金額は、工事費用の約1/3であることが多いです。費用と補助金の一例は、下記の通りです。

リフォーム内容 費用 補助金額
単価積上方式(あらかじめ定められている「補助単価」×0.8 (補助対象工事費率) の1/3を支給)
ユニットバスへの交換 24万円 6.4万円
高効率給湯器(エコキュート)への交換 39万円 10.4万円
高断熱浴槽に交換 18万円 4.8万円
内窓(90×90)設置 3.48万円 0.928万円
手すりの設置(I型) 0.9万円 0.24万円
手すりの設置(L型) 1.65万円 0.44万円
補助率方式(実際にかかる費用の1/3を支給)
浴室出入口段差解消 5~7万円 1.7~2.3万円
開き戸から引き戸や折れ戸に変更 10~12万円 3.3~4万円
滑りにくい床材への交換 10~15万円 3.3~5万円
浴室床面積拡大(増築を伴わない) 20~30万円 7~10万円
浴室床面積拡大(増築を伴う) 150~200万円(上限:140.6万円または83.78万円)
46.8万円または27.9万円(上限額に対して)

上記のように、国からのお風呂リフォームへの補助金の金額は、リフォーム内容によって異なります。なお、補助金対象には高効率給湯器(エコキュート)への交換も含まれています

お風呂リフォームと給湯器交換をお得に行う方法は、本記事内で詳しく後述しているため、気になる方はそちらもご覧ください。

また、国からの補助金だけでなく地方自治体ごとの補助金を受給したい方は、続いて紹介する自治体ごとの補助金を確認してください。

横浜市のお風呂リフォームの補助金

横浜市からの補助金は「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」に基づくものです。

補助金の申請要件は、下記の2つです。

  • 横浜市内に存する住宅(一戸建ての住宅は棟単位、共同住宅等は住戸単位とする)、自治会・町内会館及び共同住宅の集会所等
  • 耐震性能を有する建築物として次のいずれかの要件を満たすもの
    ・昭和56年6月1日以降に建築確認を得て着工したもの
    ・平成18年国土交通省告示第185号に準ずる耐震基準に適合させる改修工事が施工されているもの

エコリノベーション工事の対象は、下記の4つです。

  1. 住宅(賃貸住宅を含む)の開口部及び浴室の断熱改修工事
  2. 賃貸住宅の開口部の断熱改修工事
  3. 自治会・町内会館の開口部の断熱改修工事
  4. 共同住宅の集会所等の開口部の断熱改修工事

令和3年度の①および②の補助件数は15件でした。令和4年度の具体的な補助制度については、現在検討中となっています。なお、補助金額の上限は下記の通りです。

  ①住宅(賃貸住宅を含む)の開口部及び浴室の断熱改修工事 ②賃貸住宅の開口部の断熱改修工事
住宅全体に対する改修工事 120万円 80万円
住宅の日常生活空間に対する改修工事 100万円 60万円

横浜市におけるお風呂リフォームの補助金申請の流れは、下記の通りです。

  1. 事前協議
  2. 交付申請書の記入・申請
  3. 交付決定通知書の交付
  4. 工事請負契約・工事着手
  5. 工事完了→工事完了実績報告書の申請
  6. 補助金額確定・補助金交付

横浜市にお住いの方で、お風呂のリフォームを検討中の方は、ぜひ既述の補助金を受けてみてください。

愛知県・名古屋市のお風呂リフォームの補助金

愛知県・名古屋市のリフォームに関する補助金は、「住まいづくりへの補助・助成・融資・減税制度」の一貫で受給可能なものです。

補助金は主に2種類で、「住まいのバリアフリー化」によって受給できる介護保険による補助金と、「住まいの長寿命化・環境配慮への取り組み」によって受給できる補助金があります。

ただし、水回りの設備更新のみで受けられる補助金はありません。そのため、お風呂のリフォームによって補助金を受給するためには、「介護保険」または「国の補助金」を利用する必要があります。

なお、名古屋市にはエネファームの設置や太陽光発電の設置などに関する補助金もあります。名古屋市で住宅全体のリフォームを考えている方は、お風呂リフォームの補助金とともに、他のリフォームに関する補助金も併せてチェックしてみてください。

各補助金制度の最新内容を知りたい方は、名古屋市のホームページをご確認ください。

札幌のお風呂リフォームの補助金

札幌のお風呂リフォームの補助金は。「札幌市住宅エコリフォーム補助制度」に基づくもので、省エネ改修やバリアフリー改修を行う札幌市民が対象です。

補助金の申請条件は、下記の通りです。

  • 札幌市内の住宅(戸建て住宅、又は共同住宅の住戸部分)であること
  • 補助金交付申請時に補助対象の住宅を所有し、またははこれに居住している札幌市民(未成年を除く)または法人であること
  • 札幌市の市・道民税及び固定資産税・都市計画税を滞納していないこと

補助金額の上限は、下記の通りです。

総工事費(税抜)の10%(千円未満切捨)又は一戸当たり50万円(複数戸の場合は、100万円)のいずれか少ない額を限度とし、補助対象工事ごとに札幌市が定める補助金額の合計
対象工事ごとの具体的な補助金の内容は、下記の通りです。

補助対象工事

(・補助金額の合計が3万円以上になり、かつ、総工事費(税抜)が30万円以上になる工事
・工事補助金交付決定後に工事に着手し、申請年度の1月末日までに完了する工事)

補助金額

浴室の全体改修(下記のいずれかに該当すること)

(1)浴室内寸面積が0.2m2以上増加するもの
(2)浴槽のまたぎ高さが5cm以上低下するもの
(3)入口段差が5mm以上低下し、見切り等を含めて段差が5mm以下になるもの
(4)タイル床から滑りにくい床へ改修するもの
(5)高断熱浴槽へ改修するもの

※改修後に手すりが壁面に1か所以上設置されていること(浴槽内の手すりは含まない)。

90,000円/か所

浴室の部分改修(下記のいずれかに該当すること)

(1)浴室内寸面積が0.2m2以上増加するもの
(2)浴槽のまたぎ高さが5cm以上低下するもの
(3)入口段差が5mm以上低下し、見切り等を含めて段差が5mm以下になるもの(4)タイル床から滑りにくい床へ改修するもの
(5)高断熱浴槽へ改修するもの

※改修後に手すりが壁面に1か所以上設置されていること(浴槽内の手すりは含まない)。

・浴室内寸面積が0.2m2以上増加するもの:27,000円/か所
・浴槽のまたぎ高さが5cm以上低下するもの:9,000円/か所
・入口段差が5mm以上低下し、見切り等を含めて段差が5mm以下になるもの:9,000円/か所
・タイル床から滑りにくい床へ改修するもの:9,000円/か所高断熱浴槽へ改修するもの:27,000円/か所

上記のようなお風呂リフォームに加え、便所や階段などのリフォームも補助金の対象です。また、申請時には補助金交付申請書の他に、下記のような書類も必要です。

  • 工事見積書の写し
  • 間取り図
  • カタログ等の写し
  • 工事箇所の写真
  • 住民票
  • 建物登記事項証明書
  • 納税証明書 など

令和4年度の補助金の申請期間は、下記の通りです。

  • 第1回:令和4年(2022年)5月6日(金曜日)から5月19日(木曜日)
  • 第2回:令和4年(2022年)9月1日(木曜日)から9月14日(水曜日)

なお、補助金交付決定前に工事に着手している住宅は補助対象外のため、注意が必要です。札幌市でお風呂リフォームの補助金を受けたい方は、期間内に申請を行ってください。

西宮・神戸のお風呂リフォームの補助金

兵庫県の西宮・神戸エリアでも、お風呂リフォームの補助金があります。西宮市では、「住宅リフォーム助成事業」に基づくお風呂リフォームの補助金が受給可能です。西宮市の住宅リフォーム助成事業の補助金の内容は、下記の通りです。

項目 内容
対象工事
工事経費が20万円以上(税込)の市内業者が施工する工事で、当選者に配布する申請手続きが完了した後に着手したもの。
対象住宅
助成申請者が所有し、居住している市内の住宅(マンションは専有部分のみ対象。収益物件と事業所は対象外)。
対象者
・助成申請時点において、西宮市内にお住まいで住民登録を有する人
助成金額
工事経費の10%・最大10万円

なお、令和3年度の場合、募集期間は「令和3年8月10日から令和3年9月3日」でした。また、補助金の対象となる工事は、令和4年3月31日までに完了したもので、募集人数は60名程度でした。令和4年度の補助金の申請期間や詳細は、西宮市のホームページで随時確認してください。

また、神戸市でもお風呂のリフォームに対し、下記のような制度が設けられています。

  • バリアフリー住宅改修補助事業
  • バリアフリー改修に伴う減額措置
  • 省エネ改修工事に伴う減額措置 など

減額措置は、補助金のように金銭を受給できるわけではありませんが、翌年度の固定資産税の減額に繋がります。神戸市でリフォームを考えている方は、このような減額措置も積極的に活用してみてください。

リフォームするなら給湯器交換との同時進行もおすすめです!

お風呂のリフォームを行う際には、給湯器の交換を併せて行うのもおすすめです。特に、下記のようなケースでは、お風呂リフォームと給湯器交換を同時に行うのが望ましいです。

  • ユニットバスも給湯器も交換目安時期を越えている場合
  • 古い型のユニットバスを取り替えて最新給湯器の機能を活かしたい場合

せっかくお風呂のリフォームを行うなら、ユニットバスの交換に加えてエコキュートなど高性能の給湯器の導入を行いたい!」と考えている方も多いでしょう。

一方で、エコキュートなどの高効率給湯器の導入費用は高いため、買い換えをためらってしまうケースも多いです。

給湯器を買い換える場合には、給湯器専門業者に依頼するのがおすすめです。

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  • 設立:2017年7月
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お風呂リフォームの補助金 まとめ

この記事では、お風呂リフォームの補助金について詳しく見てきました。2022年現在、お風呂リフォームの補助金には下記のようなものがあります。

  • 介護保険
  • 国からの補助金 (工事費用の約1/3を支給)
  • 地方自治体ごとの補助金

地方自治体からの補助金の内容は、各自治体で異なるため、居住地域の補助金を確認してください。また、お風呂をリフォームする際には、給湯器の工事を同時に行うのがおすすめです。

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