浴室乾燥機で洗濯物が乾かない原因は？洗濯物を早く乾かす方法を解説

浴室乾燥機は雨の日や花粉、PM2.5、黄砂など、外に洗濯物が干せないときや、洗濯機に乾燥機能がついいていないときに活用できます。

このページでは、浴室乾燥機で洗濯物が乾かない原因について解説します。また、浴室乾燥機が故障した時の症状や、洗濯物を早く乾かす方法について解説します。

浴室乾燥機で洗濯物が乾かない原因は？

浴室乾燥機で洗濯物が乾かない主な原因は、以下の4つです。

浴室乾燥機に干している洗濯物の量が多いと、洗濯物の間に風が通らないので乾きにくくなります。

洗濯物の量が多いときは数回に分けて干す、厚手のものと薄手の物を分けて干すなど、洗濯物の間隔がなるべくあくような量で干すと乾きやすくなります。

入浴後の湿気が多い状態で浴室乾燥機を使用すると、洗濯物が乾きにくくなります。入浴後で浴室に湿気がこもっているときは、窓や浴室のドアをあけて十分に換気し、湿度を下げてから洗濯物を干しましょう。

浴室乾燥機のフィルターが汚れで目詰まりしていたり、ほこりがついていたりすると、浴室乾燥機から出る風の量が弱くなります。

そのため、洗濯物に含まれる水蒸気も蒸発しにくくなり、洗濯物が乾きにくくなります。少量の洗濯物でも乾きにくいときは、フィルターの点検をしてみましょう。

浴室乾燥機が故障していると、洗濯物に含まれる湿気を外に出せないので乾きません。温風が出ない、風が弱い、異音がする場合は、浴室乾燥機が故障している可能性があります。

浴室乾燥機の寿命はおおよそ10年です。浴室乾燥機の異常を見つけたら買い替えを検討する時期かもしれないので業者に相談しましょう。

浴室乾燥機が故障しているときに見られる症状を紹介します。浴室乾燥機の故障の症状は、主に以下のようなものです。

浴室乾燥機のスイッチを入れたのに風がでない、出ているが風量が少ない時は、モーター内部のベアリングが劣化、故障している可能性があります。そのまま使い続けるとさらに不具合が発生する可能もあるので、早めに点検してもらいましょう。

浴室乾燥機の運転を開始すると、ギシギシ、キュルキュルといった異音がするときは、モーター内部のベアリングの劣化が考えられます。そのままにしておくと不具合や故障の原因になるので、いつもと違う動作音がする場合はメーカーへ点検や修理を依頼しましょう。

浴室乾燥機のスイッチを入れても電源がつかない場合は、ブレーカーが落ちていないか分電盤を確認しましょう。次にリモコンの電池切れ、手順の間違いがないか取扱説明書を一度確認してみましょう。

それでも電源を入れて動かなければ、故障が原因と考えられます。浴室乾燥機の専門業者に修理、点検を依頼しましょう。

浴室に湿気が残っていると水分が蒸発しにくく、洗濯物が乾きにくくなります。浴槽にお湯が残っている場合はお湯を抜くか蓋をして、水分が出にくい状態にしておきましょう。また、浴室内の水分をふき取るなど、浴室の水分をなくすのも効果的です。

浴室乾燥機内の洗濯物同士の間が狭いと、風が通る隙間がないので乾きにくくなります。そのため、洗濯物の間には5～10cm程度の十分な間隔をあけましょう。おすすめの干し方は、厚手の物で長いものは外側に、薄手で短い物を中央に干すアーチ干し。風が通りやすく乾きが早くなるので電気代の節約にもなります。

洗濯物は風が通ると乾きやすくなるので、吹き出し口からの風がよくあたるように洗濯物を干しましょう。特にバスタオルやジーンズなどの厚手で乾きにくいものは、吹き出し口の近くに干すのがおすすめです。

乾いたバスタオルと一緒に干すと、タオルが湿気を吸収してくれます。ただし、汚れたバスタオルだといやな匂いや菌が増える原因になります。そのため、バスタオルは洗濯後の清潔なものを使いましょう。バスタオルがない場合は、丸めた新聞紙も効果的です。

フィルターにほこりや汚れがたまると浴室乾燥機の機能が十分に発揮できなくなり、故障の原因になります。そのため、浴室乾燥機は定期的な掃除が必要です。フィルターが外せる場合は月に1回程度、掃除機でほこりを吸い取り、中性洗剤を含ませた布で拭いて良く乾かして掃除をしましょう。

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