【パナソニック食洗機】ビルトインが故障？エラーが出ている時の原因や対処法を解説

パナソニックのビルトイン食洗機は、故障や不具合が起こるとエラー表示が出ることがあります。エラーの表示は機種によって異なるため、エラー表示と異常内容、対処法を一覧でまとめました。また、パナソニックのビルトイン食洗機の寿命の目安、故障を防ぐ方法、故障修理費用についても解説しています。

パナソニック食洗機ビルトインの故障・エラー表示一覧

パナソニック食洗機ビルトインは、故障や不具合によってエラー音が鳴り、ランプが点滅します。その際の「点滅」や「点灯」の種類は機種のシリーズによって変わります。

今回は、以下の6機種別のエラー表示の内容について説明します。 

• K9、M9、V9、R9シリーズ
• K8、K7、M8、M7、M6シリーズ
• V7、V6、R7、R6、M5、V5、R5シリーズ
• V3、M2、R2シリーズ
• R1シリーズ
• V2シリーズ

K9、M9、V9、R9シリーズ

参考：Panasonic公式サイト よくあるご質問

K8、K7、M8、M7、M6シリーズ

参考：Panasonic公式サイト よくあるご質問

V7、V6、R7、R6、M5、V5、R5シリーズ

参考：Panasonic公式サイト よくあるご質問

V3、M2、R2シリーズ

参考：Panasonic公式サイト よくあるご質問

R1シリーズ

参考：Panasonic公式サイト よくあるご質問

V2シリーズ

参考：Panasonic公式サイト よくあるご質問

パナソニック食洗機ビルトイン故障・エラーの内容は？

パナソニック食洗機のエラー内容は、主に以下の4つとなっています。

• 溢水異常
• 排水異常
• 給水異常
• ドア開異常

各エラー内容の故障原因を詳しく解説していきます。

溢水異常

溢水（いっすい）異常とは水漏れのことです。食洗機から水が溢れていることをセンサーが感知し、エラーとなります。

溢水異常は、誤って台所用洗剤を使用してしまったことが原因で引き起こされます。

台所用洗剤は手で洗うことを目的としているため、洗浄力が低い分、よく泡立つように作られています。

一方、食洗機の洗剤は、かなり強い洗浄成分を含み、泡立ちはほとんどしません。そのため、ビルトイン食洗機に泡立ちの良い台所用洗剤が少しでも加わると、たちまち庫内は泡だらけとなります。泡が原因で排水できず、溢水異常となるのです。

その他にも、タンク、洗浄ポンプ、給水弁の取り付け部分から水漏れや、給水弁が故障中にもかかわらず、給水を続けた場合などにもエラー表示が現れます。

溢水異常が起きた場合は、水道の元栓を閉め、ブレーカーは落とさず、至急販売店へ連絡しましょう。

排水異常

排水異常は、水がうまく排水されないエラーのことです。

残さいフィルターの汚れが主な原因で、排水異常が起こります。エラー表示が出た際は、残さいフィルターが目詰まりしていないかを確認し、ブラシなどでよく洗浄後、再スタートをしてください。

それでもエラーが止まらない場合は、電源を「切」にし、排水ホースが折れていないか、排水管経路に異物がつまっていないかなどを確認してください。

排水管のつまりが原因と考えられる場合は、購入した販売店や、排水管工事店の業者に、点検修理を依頼しましょう。

給水異常

給水異常とは、水道からの水が送られないエラーのことです。

主な原因としては、止水栓が閉められたままであることが考えられます。

食洗機設置時は水漏れ防止のために、食洗機やご自宅水道の元栓を閉めてから工事が行われます。元栓が閉まったままでは給水されません。ビルトイン食洗機設置後すぐのエラーであれば、1度止水栓を確認しましょう。

キッチンの水栓から水が出ていれば、ご自宅の元栓は問題なく開栓されています。キッチンの水栓から水が出ない場合は、食洗機の点検口から止水栓のハンドルを左いっぱいに回し、開栓してください。

ドア開異常

ドア開異常は、ドアが開いたままでスタートした際に起こります。

しかし、ドアがきちんと閉まっているにも関わらず、エラー表示が出て洗浄が途中で止まってしまう場合があります。

この場合のエラーはセンサー異常ではなく、パーツがうまく動かないことが原因です。

修理可能かどうか確認してもらうため、購入した販売店に連絡しましょう。

パナソニック食洗機ビルトイン・点検ランプが点滅している場合は？

「点検」「C」などの点検ランプが点滅している場合、点検時期がきたことを知らせています。

ビルトイン食洗機の通電から10年経過すると点滅するように設定されています。（※2009年4月～2021年7月に製造された製品が対象で、それ以前やそれ以降に製造されたものには点検ランプはありません。）

点検ランプが点滅していても、普段通り使用できます。ただし、ビルトイン食洗機の寿命の目安である10年を大幅に超えて使用されている場合、安全性は保証できません。必ずメーカーへ点検の依頼をしましょう。

（関連記事：ビルトイン食洗機 寿命」）

パナソニック食洗機ビルトインの寿命の目安は？

パナソニック食洗機ビルトインの寿命は10年程度です。

しかし、使用頻度やメンテナンスによって、寿命の長さは変動します。あくまで目安ですので、10年未満の使用でも故障頻度が多ければ交換がおすすめです。

パナソニック食洗機ビルトインの故障を防いで長く使うには？

パナソニック食洗機の故障を防ぎ、長く使うためには食洗機のメンテナンスに加え、日々の使い方が重要です。ビルトイン食洗機の故障を防ぐために気をつけたいポイントは、以下の通りです。

• 使用後は毎回フィルターを掃除する
• 月1回はホースを外しての庫内の掃除をする
• ビルトイン食洗機専用の洗剤を使用する
• 食器を詰め込みすぎないようにする

ビルトイン食洗機を寿命まで長く使うポイントはこちらで詳しく紹介しています。

パナソニック食洗機ビルトイン故障した時の費用は？

パナソニックのビルトイン食洗機が故障した際の費用は、10,000円〜50,000円が目安です。

ただし、故障内容によって金額が変わります。また、故障した際に保証期間内でも、誤った使用法によって故障した場合は有料となります。

※関連記事：パナソニックビルトイン食洗機の買い替えを解説！買い替え時期・費用・交換の流れなど

パナソニックビルトイン食洗機の買い替え時期や流れ

画像元：https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/wide60.html

Panasonicは、国内では非常に人気の高いメーカーです。「ナノイーX」機能が搭載されており、庫内を清潔に保てます。

たとえば、朝食の食器を入れておいて、夕食の食器とまとめて洗う場合、朝食の食器を入れたままの間は、ナノイーXで嫌なニオイを抑えます。夕食後に食器を追加して運転し、運転後から朝、食器を取り出すまでの間も、ナノイーXで除菌が可能です。

また、高機能モデルでは業界で初めて洗剤の自動投入が可能な機種も発売。汚れや食器の量に合わせて、運転コースも自動で設定されます。

モデルのラインナップが多彩で、メーカーで迷ったらPanasonicを選ぶとよいでしょう。

⇒ Panasonic（パナソニック）のビルトイン食洗機の商品はこちら

※関連記事：パナソニックビルトイン食洗機の買い替えを解説！買い替え時期・費用・交換の流れなど

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本記事では、パナソニックのビルトイン食洗機買い替えの注意点や流れについて解説しました。後付け工事は、専門知識が必要な部分もあり、なかなか素人施工は難しいのが現状です。

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