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エコキュートが大幅値上げ?パナソニックや三菱など人気メーカーの値上がり事情を調査(2023年最新)

「最近エコキュートが値上げしてるって聞いたけど本当?」

エコキュートの値上げに際して、なぜ値上げしているのか、安く購入する方法はないのかなどが気になっている方も多いでしょう。この記事では、エコキュート主要メーカー4社の値上げ率をチェックした上で、値上げの主な原因3つも掘り下げます。さらに、値上げが続く状況の中でもエコキュートを安く購入する裏技もご紹介します。この記事が、エコキュートの初期費用の高さに悩んでいる方のお役に立てば幸いです。

エコキュートの値上げ率をチェック(パナソニック・三菱・ダイキン・コロナ)

まずは、エコキュートが近年どれくらい値上げしているのかをチェックしましょう。人気メーカー3社(三菱・ダイキン・コロナ)の2021年製と2022年製の希望小売価格を比較すると、下記の通りです。

  旧型番(2021年製) 新型番(2022年製) 差額
三菱 SRT-S465UA:1,061,500円 SRT-S466UA:1,179,200円 約11.8万円
ダイキン EQ46VFV:1,017,500円 EQ46VFV:1,122,000円 約10.4万円
コロナ CHP-E46AY4:1,083,500円 CHP-E46AY5:1,142,900円 約6万円

 

このように、希望小売価格ベースで5~10%の値上げが行われています。また、上記に加え、パナソニック製の電気温水器も2023年に入り価格が高騰しています。

新機種の発売時には価格が高騰することも多いですが、各メーカーがこぞって10%近くも値上げするのは異例のことです。では、このようなエコキュートの値上げはなぜ起こっているのでしょうか。エコキュートの値上げ原因や今後の展望もチェックし、エコキュートをお得に買い替えましょう。

エコキュートの値上げの主な原因3つ

エコキュートは各メーカーで値上がりしていることが分かりました。では、エコキュートが値上がりしている原因は何なのでしょうか。主な原因を3つチェックしましょう。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴う半導体不足

エコキュートの値上げ原因としてはまず、新型コロナウイルス感染拡大に伴う半導体不足が挙げられます。2019年12月に第1例目の感染者が報告された新型コロナウイルス(COVID-19)ですが、2023年現在も世界中に影響を与えています。

主要都市でロックダウンが行われただけでなく、世界中でテレワークや不要不急の外出を控える生活様式が当たり前となりました。それに伴い、パソコンや自動車をはじめとする製品の需要が増え、半導体の生産が追い付かずに世界的な半導体不足に陥ったのです。

影響を受けたのはエコキュートをはじめとする給湯機器類も例外ではなく、需要と供給のバランスが崩れたことに加え、物流コストなども高騰したため値上げが起きています。

ロシア・ウクライナ(半導体原材料国)情勢の悪化

ロシア・ウクライナの情勢悪化も、エコキュートの値上げの一因です。2022年2月にロシアがウクライナに侵攻して以降、2023年に入った現在でも予断を許さない状況が続いています。両国は、エコキュートを作るのに必要な原材料の産出国です。

ウクライナは半導体の原材料となるネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンといったガス類を産出しています。特にネオンガスに関しては、供給の約70%を占める主要国です。また、エコキュートの部品の材料となるパラジウムという貴金属の40%はロシアが産出しています。加えて、両国は原油産出国でもあります。

このように、ロシア・ウクライナの情勢悪化に伴い、ガス・パラジウム・原油などの価格が高騰したことも、エコキュート値上がりの一因です。

円安の加速

円安の加速も、エコキュートの値上げに拍車をかけています。2022年には一時1ドル=150円を超えた記録的な円安は、物価の高騰を引き起こしました。市場にあるもののほとんどが値上がりして消費者を圧迫しましたが、エコキュートも例外ではなく値上がりの対象となってしまったのです。

このように、さまざまな世界情勢が絡み合って、人気エコキュートメーカー各社は10%近い値上げを余儀なくされました。

エコキュート値上げ・価格に関する今後の見通し3つのポイント

さまざまな要因が絡まって人気各メーカーで値上がりしているエコキュートですが、今後値上げの動きはどうなって行くのでしょうか。エコキュートの値上げ・価格に関して、2023年最新情報と今後の展望に関する3点をチェックしてください。

コロナ・ウクライナ事情は収束の目処が立たず円安も

エコキュートの値上げ原因である新型コロナウイルスおよびロシア・ウクライナ情勢は、収束の目処が立っていません。一時に比べると落ち着いた円安も約130円前後で高止まりしている状況です。

このように、エコキュートの値上げを引き起こしている原因は依然取り除かれていません

エコキュートの値上げが収まる見通しは立っていない

エコキュート値上げの原因である新型コロナウイルスの影響やロシア・ウクライナ事情および円安が依然猛威を振るっている以上、エコキュートの値上げが収まる見通しは立っていないと言えます。

エコキュートの値上げはこれらの原因が複雑に絡み合って起こっているため、全ての原因が取り除かれるまで値上げが収まる目処は立たないでしょう。したがって、2023年以降もエコキュートの価格が下がる見込みは薄いです。

エコキュートがさらに値上げする今購入するのがお得

値上がりしたエコキュートの価格が下がる見通しがないだけでなく、今後エコキュートがさらに値上げする可能性すらあります。それは、既述のような値上げ要因がさらに加速する可能性や、他の値上げ要因が表出する恐れがあるためです。

したがって、エコキュートを少しでもお得に購入したいという方は、今購入するのが最もおすすめと言えます。エコキュートはメーカー希望小売価格で100万円を超えるなど高価な住宅機器であり、一回の値上げの影響も10万円以上に及びます。近い交換時期を先延ばしにしているうちにさらなる値上げが発表される可能性もあるため、購入時期が早いほどお得に購入できるでしょう。

エコキュート値上げに伴いできるだけ安く購入する方法3選

2023年に入ってもロシア・ウクライナ情勢などは良化する見通しが立たず、エコキュートの値上げは今後も続くことが予測されます。そんな中で、エコキュートをできるだけ安く買うためには、どうすべきでしょうか。値上げの続くエコキュートをできるだけ安く購入する方法は、下記の3つです。

さらなる値上げ前に購入する

エコキュートを安く購入するためには、さらなる値上げ前に購入するのがおすすめです。お伝えしたように、エコキュートの価格高騰は収まる目処が立っておらず、今後さらなる値上げが行われる可能性もゼロではありません。

見通しの立たない状況だからこそ、さらなる値上げが行われる前にエコキュートを購入しておくのがおすすめです。

補助金制度などを活用する  

エコキュートを少しでも安く購入するためには、補助金制度などを活用するのもおすすめです。2022年まで国からの補助金制度は中止しており、地方自治体からの省エネ住宅機器を対象とした補助金のみが受給可能でした。

しかし、令和4年度の補正予算案で、国から新たな補助金が受給できることが決まりました。これは経済産業省による「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」という制度で、エコキュートに対しては1台につき5万円の補助金となります。

受給条件は、下記の通りです。

・認可された指定業者から工事をしてもらう
・指定の基準を満たした商品である
・その他の国の補助金と重複していない
・2023年3月下旬~2023年12月31日までに申請を行う

予算は300億円と定められており先着順のため、補助金を受けたい方は早めに申請してみてはいかがでしょうか。

割引率が高く工事費用の安い業者に依頼する

エコキュートをできるだけ安く購入するためには、割引率が高く工事費用込みで安い業者に依頼することも重要です。メーカー希望小売価格ベースで10万円以上も値上がりしているエコキュートですが、トータルコストは業者によっても大きく異なります。

給湯器専門業者に交換を依頼すれば、希望小売価格の5~8割引きでエコキュートを購入できることが多いです。この割引率や工事費用、その他費用は業者ごとに差があるものです。そのため、割引率が高く、かつ工事費用も安い業者に依頼することで、エコキュートの導入費用をおさえられます。

安い業者に依頼するためには、複数の業者に相見積もりをとり、少しでも安くサービス内容も充実した業者を探しましょう。

エコキュートの在庫不足と値上げに伴う給湯器交換業者の選び方3つ

エコキュートを少しでも安く購入するためには、補助金制度の活用とともに業者選びも重要だと分かりました。では具体的に、どのような業者に交換工事を依頼すればよいのでしょうか。重要なポイントは、下記の3点です。

エコキュートの在庫を確保した業者を選ぶ

まずは、希望する型番のエコキュートの在庫を確保した業者を選ぶことが重要です。エコキュートは値上げだけでなく全国的な在庫不足も問題になっています。まずは業者ごとに希望するエコキュートの在庫があるかを確認し、希望する型番・タンク容量の商品を今すぐに購入できる業者のみを選びましょう。

エコキュートの割引率が高く明朗会計の業者を選ぶ

既述の通り、エコキュートの割引率は業者によっても異なります。また、業者によっては見積もり時よりも実際の請求金額がかなり高くなるケースもあります。そのため、給湯器交換業者選びにおいては、割引率が高く、かつ明朗会計の業者を選ぶことが重要です。

相見積もりを取る際には、エコキュートの割引率はもちろん、本体価格以外にどのような費用が具体的に発生するのかを確認しましょう。その上で、追加費用が発生するかどうか、するとしたらどのような内容なのかも合わせてチェックしてください。

保証内容・アフターサービスの充実した業者を選ぶ

エコキュートを交換する業者選びにおいては、保証内容やアフターサービスをチェックすることも重要です。というのも、エコキュートは約10年使い続けるものであり、購入・取り付けから数年後にどのような保証やサービスを受けられるかで、トータルコストが大きく変わるためです。

保証内容やアフターサービスが充実している業者であれば、取り付け後数年〜10年近く安心してエコキュートを使い続けられます。このように、エコキュートを購入する際には、交換時以外に発生する費用のことも考え、お得な業者を選びましょう。

エコキュートの値上げに悩んでいる方はミズテックにご相談を!

「値上げが続くエコキュートを安く買う方法ってないの?」
「できるだけ割引率の高い業者に交換を頼みたい…」

上記のような悩みをお持ちの方は、ぜひ給湯器専門業者のミズテックにご相談ください。ミズテックでは、下記のように特別割引価格で人気メーカーのエコキュート(フルオートタイプ)を提供することも可能です。

ミズテックでは、メーカー直仕入れと工事費用の削減などにより、上記のような安値を実現しています。また、最短30分での駆けつけ訪問も可能など、対応の早さにも定評があります。エコキュートを今すぐにできるだけ安く購入したいという方は、ぜひ一度無料見積り相談を受けてみてはいかがでしょうか。

 

エコキュート 値上げ まとめ

この記事では、エコキュートの値上げについて掘り下げました。新型コロナウイルスやロシア・ウクライナ事情などでエコキュートの値上げは続いていますが、依然解消される目処は立っていません。そんな値上げの続く状況だからこそ、エコキュートは交換を依頼する業者選びが重要です。ミズテックは、エコキュートの在庫不足や値上げが続く中でも、人気メーカーの機器を相場よりも安値で提供しています。エコキュートを少しでも安く購入したいという方は、ぜひご相談ください。

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