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ノーリツ・リンナイ給湯器のリモコンがつかない、電源が入らない、消えるときの対処法

「給湯器本体の電源がつかない」「リモコンの電源が入らない」「リモコンの表示が消える」
そうお悩みではありませんか?日々使用する給湯機ですから、なるべく早く不調を解決したいですよね。
そこで今回は、自分でチェックできる原因の調べ方、診断方法と対処方法をご紹介いたします!

万が一業者に修理・交換を依頼する場合に抑えておきたいこともご紹介するので、業者に任せるのに抵抗のある方も必見です!それでは早速、給湯器の故障を自己チェックしていきましょう。

目次

給湯器のリモコンがつかないときの確認フロー

給湯器のリモコンがつかない・給湯器の電源が入らないときのチェック・対象方法のフローをご紹介します。

給湯器の電源が入らないときの対処法

以下では、フローチャートに基づいて詳しく症状と対処法を解説いたします。

  1. 給湯器の使用年数が10年以上か?
  2. 不調の箇所・症状を確認する
  3. 給湯器のリモコン・液晶パネルの電源がつかないときの3つの確認方法
  4. 給湯器のリモコンの電源がつかない原因・対処法
  5. リモコンの液晶パネルがつかない原因・対処法
  6. 給湯器本体の電源がつかないときの原因と対処法
  7. 給湯器の修理・交換を業者に依頼する時の注意点

①給湯器の使用年数が10年以上か?

まずは最初に、故障した給湯器の使用年数を確認してみましょう。給湯器の使用年数が10年未満か10年以上かによって対応が異なります。

給湯器の使用年数が10年以上の場合は交換がおすすめ

使い始めてから10年以上が経過した給湯器は、修理するよりも、新品交換することをおすすめします。修理よりも新品交換をおすすめする理由は主に2つあります。

1. 故障しても交換する部品がない

10年以上経過した給湯器の部品はすでに生産停止になっていることが多く、在庫が無い可能性があります。そのため、修理自体が困難な場合があります。

2. 費用をかけて修理してもすぐに他の部品が壊れることが多い

給湯器の寿命はおよそ10年ほどと言われています。そのため、故障した部品を修理しても、他の部品も壊れる可能性も高い状態です。せっかく費用をかけて故障を修理しても、他の部品が壊れて修理すると修理費が積み重なり、結局新品に交換するほうが安かった、ということもよくあります。

修理か新品交換か迷ったらプロに相談を!

  • 使用年数がわからない……
  • 修理部品があるか確認したい……
  • 修理か新品交換か迷っている……

そんな場合は、給湯器のプロに相談することをおすすめします。ミズテックは給湯器交換の各種専門資格を持つプロスタッフが、すぐに対応します!
お問い合わせいただければ最短30分でお伺いしますので、まずはご相談ください。

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給湯器の使用年数が10年未満の場合

使い始めてから10年以上が経過した給湯器は、修理できる可能性があります。これからご紹介する3つのステップにそって確認点や対処方法をお試しください。

給湯器の保証期間内か確認する

給湯器が故障してもメーカーの保証期間内(通常1~2年)であれば、ご利用の給湯器メーカー(ノーリツやリンナイなど)で対応できる場合があります。そのため、まずは給湯器のメーカーと保証期間を確認してみましょう。保証期間内であれば、各メーカーへ問い合わせてみましょう。

給湯器メーカー一般保証期間BL認定品保証期間有償保証
ノーリツ1年2年
リンナイ1年2年3年(要申込)
パロマ1年2年5年(要登録)
パーパス1年2年

保証期間がわからない、保証期間が過ぎてた、まずは給湯器交換のプロに見てもらいたい、などの場合は、ミズテックまでぜひご相談ください。

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また、ミズテックでの給湯器を交換すると、商品・施工ともに10年間の無料保証がつきます。急なトラブルでも安心して相談できます。

②不調の箇所・症状を確認する

次に、給湯器にどのような不調が発生しているのかをご確認ください。不調の症状は、主に以下2つのタイプがあります。

③給湯器のリモコン・液晶パネルの電源がつかないときの3つの確認方法

ガス給湯器のリモコン・液晶パネルの電源がつかないときは、以下3つの方法で給湯器がつかないかを確認してください。

  1. リモコンの電源を入れ直す
  2. 給湯器本体のコンセントを抜き差しする
  3. ブレーカーを落としてみる

この方法により、給湯器の不調が治ることもあります。

リモコンの電源を入れ直す

給湯器リモコンの電源を押下して電源がONになるかお試しください。単にリモコンの電源を「切」の状態にしていたという事例も意外とあります。

給湯器本体のコンセントを抜き差しする

給湯器本体のコンセントプラグを一度抜き差ししてみてください。その後、お湯の蛇口を捻って出湯したり、リモコンで自動湯はり操作を実施したりするなどして、給湯器が動くか確かめてください。

給湯器本体は基本的に以下のような場所にあります。

戸建て住宅の場合

  • 屋外設置の場合: 建造物の外壁沿いに壁掛け・または据え置きで設置されていることが多い
  • 屋内設置の場合: キッチン、洗面所、浴室付近に設置されていることが多い

集合住宅の場合(アパート・マンション)

  • ベランダや玄関先外側の外壁
  • 玄関外側パイプシャフト内
  • キッチン付近の屋内

ブレーカーを落としてみる

給湯器のコンセントに繋がっているブレーカーを落として再度「入」にしてみてください。その後お湯の蛇口を捻って出湯、またはリモコンで自動湯はり操作を実施するなどして、給湯器が動くか確かめてください。
通常ブレーカーは室内に設置されています。ただしマンションの場合は、ほとんどの給湯器がコンセントではなくブレーカーへ電源を直結しているため、コンセントが無いことが多いため、この方法はできません。
※バルコニー設置の場合は稀にコンセントがある給湯器もあります。

これら3つの方法を試しても給湯器が正常に動かない場合は、不調によって原因・対処方法を調査しましょう。

  • 給湯器のリモコンの電源がつかない場合

④給湯器のリモコンの電源がつかない原因・対処法をご覧ください

  • リモコンの液晶パネルが表示されない場合

⑤リモコンの液晶パネルがつかない原因・対処法をご覧ください

④給湯器のリモコンの電源がつかない原因・対処法

給湯器のリモコンがつかない(ランプがつかない)時、お湯が出るか・出ないかによって原因と対処法が異なります。

■お湯の状況別、原因と対処法

お湯の状況原因対処法
お湯は出るリモコン本体またはリモコンコード等に
不具合が生じている可能性あり
危険な作業となるため
業者点検を依頼してください
⑦業者に頼む時の注意点
お湯が出ない

  • リモコンの電源OFF

  • コンセントプラグ抜け

  • ブレーカーOFF

  • 落雷

  • 停電

  • リモコン本体・配線異常
各対処法(詳細)は下記参照 

対処法でも解決しない場合は業者点検を依頼


⑦業者に頼む時の注意点


お湯が出る場合

お湯が出る場合、リモコン本体やリモコンコード等に不具合が生じている可能性があります。専門知識が必要で危険な作業となるため、業者点検を依頼してください。

お湯が出ない場合

お湯が出ない場合は以下のような原因が考えられます。それぞれの対処法を解説していきます。

  1. リモコンの電源がOFFになっている
  2. 給湯器本体のコンセントが抜けている
  3. ブレーカーが落ちている
  4. 落雷による過電流で一時停止・損傷している
  5. 給湯器のリモコン本体、または給湯器本体側からリモコンコードが抜け落ちている
  6. リモコンコードの断線や端子の腐食による絶縁
  7. リモコン本体の基盤故障
  8. 上記の対処法でも治らない場合

1. リモコンの電源がOFFになっている

誤操作などの原因により、給湯器のリモコンの電源にOFFなっていることがあります。とくにリモコンを節電モードにして液晶画面を表示させない状態では、OFFになっていることに気付かないこともあります。
電源がOFFになっている場合は、ONにして正常に動作するか確認しましょう。

2. 給湯器本体のコンセントが抜けている

給湯器本体のコンセントが抜けていないか確認しましょう。給湯器本体は屋外に設置されることが多いため、電源プラグが抜けていても気づかないこともあります。また、稀に誰かが気づかずに抜いてしまうこともあります。
この場合は、以下2つの対処をおすすめします。

  1. 電源プラグを差し込んだ後にねじってプラグをロックする(コンセントが抜け止め型の場合)
  2. カバーと鍵付きのコンセントへ交換する

3. ブレーカーが落ちている

過電流や漏電によりブレーカーが落ち、給湯器やリモコンに通電しないため作動しないことがあります。ブレーカーが落ちていないか確認しましょう。

4. 落雷による過電流で一時停止・損傷している

落雷の影響で過電流が流れ、給湯器本体が一時停止または損傷することがあります。落雷の後に給湯器が止まった場合は、まず給湯器本体・リモコンの電源を落としてみてください。その後、電源ONにして正常に戻った場合は、一時的に停止しただけで問題はないでしょう。

上記の方法でも正常に戻らない場合は、給湯器内部が損傷している可能性があります。その場合は給湯器の交換業者などへ点検を依頼してください

5. 給湯器のリモコン本体、または給湯器本体側からリモコンコードが抜け落ちている

リモコンコード端子の経年劣化による腐食や、地震の揺れなどにより、リモコンからコードが抜け落ちて電源がつかないケースがあります。もしリモコンコードの抜け落ちや不具合が見られた場合は、業者に修理依頼をしましょう。ご自身での接続は非常に危険ですのでおやめください。

6. リモコンコードの断線や端子の腐食による絶縁

経年劣化や地震などの影響で、リモコンコードが腐食、断線して絶縁することがあり、リモコンの電源がつかなくなることがあります。
絶縁の可能性がある時は、業者に修理依頼をしましょうこちらもご自身での修理は非常に危険ですのでおやめください。

7. リモコン本体の基盤故障

長年のリモコン使用による基盤の経年劣化・故障などで、電源がつかなくなる場合があります。主にリモコンのボタンの反応が悪い、液晶表示がおかしいなど、リモコンの不調を感じた場合は、リモコン本体の故障が考えられます。リモコンの故障時は、基盤もしくは本体を交換するのがよいでしょう。

この時、給湯器本体と接続性のある型番を選びましょう。同一メーカーでも型番が合っていないと使用できないことがあります。不安な場合は給湯器の機種を控えた上で、給湯器交換のプロに相談しましょう

8. 上記の対処法でも治らない場合

上記の対処法でも治らない場合は、業者に点検依頼をしましょう。自己点検では限界があります。思わぬ故障が見つかる場合もありますので、長く使うためにも早めに点検依頼をしましょう。

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⑤リモコンの液晶パネルがつかない原因・対処法

給湯器の液晶パネルの電源がつかない(電源ランプはつくが液晶がつかない)場合の原因・対処法について解説します。

  1. お湯が出ない場合
  2. お湯が出る場合

■お湯の状況別、原因と対処法

お湯の状況原因対処法
お湯は出る

  • 節電モード設定あり(セーブモード)

  • 節電モード設定なし⇒不具合(リモコン本体またはリモコンコード等)
お湯が出ない

  • リモコン本体・配線異常 等
リセット操作または業者による点検が必要
⑦給湯器の修理・交換を業者に依頼する時の注意点

お湯が出ない場合

まずはお湯が出るか・出ないかを確認しましょう。お湯が出ない場合はリモコン本体や配線異常の可能性が高いです。点検や修理は危険な作業になるため、必ず業者に依頼しましょう

お湯が出る場合

お湯が出る場合には自己点検で解決する場合がありますので、以下の原因・対処法を試してみてください。

  1. リモコン表示を節電モード(セーブモード)に設定している
  2. リモコンの電源をOFFにした
  3. 運転ランプはついているが液晶画面が表示されない

1. リモコン表示を節電モード(セーブモード)に設定している

給湯器リモコンの液晶画面の表示が消えている場合は、節電モード(セーフモード)に設定している可能性があります。節電モードとは、消費電力を抑えるためお湯を使用しない状態で一定の時間が経過すると、自動的に液晶表示をOFFにする機能です。
まずは試しにリモコンスイッチを押してみてください

2. リモコンの電源をOFFにした

何らかの原因でリモコンの電源がOFFになっており、液晶パネルが表示されないことも考えられます。リモコンの電源がOFFになっていないかお確かめください。

3. 運転ランプはついているが液晶画面が表示されない

現在お使いのリモコンの運転ランプは点灯しているが液晶画面が真っ暗な場合、お湯は出るが液晶画面だけが消えている状態です。給湯器やリモコンの故障または配線の不具合が考えられるため、給湯器本体・スイッチを一度OFFにして付け直してみてください。

上記リセット操作を実施しても復旧しない場合は以下の原因が疑われます。

  • 給湯器側の電装基盤故障
  • リモコン基盤故障
  • リモコン配線異常

このような症状の場合は自力で修理するのは困難ですので、給湯器の専門業者に点検を相談しましょう

⑥給湯器本体の電源がつかないときの原因と対処法

給湯器本体の電源がつかない(給湯器が作動しない)症状が発生した場合は、お湯を出すことができなくなります。この場合、以下のような原因が考えられます。

  1. ガスメーターでガスの供給が遮断されている
  2. ガス栓が閉栓されている
  3. ガス切れを起こしている(プロパンガスのみ)
  4. 給湯器を作動させる水圧が不足している
  5. 給湯器給水元栓が閉止されている
  6. 給湯器本体のストレーナに異物の詰まりがある
  7. 給水配管が凍結している
  8. 地震、落雷、台風など自然災害によって安全装置が起動している
  9. ブレーカーが落ちている
  10. 給湯器本体のコンセントが抜けている
  11. エラーコードが表示されている
  12. コンセントから電流が流れていない
  13. 給湯器内部部品の故障

1.ガスメーターでガスの供給が遮断されている

ガスメーター液晶画面に「ガス止め」の表示が確認できる、またはガスメーター上部の赤色のランプが点滅している場合は、ガスメーターがガスの流れを自動的に遮断している状態です。この場合、ガスの復旧作業が必要です。
液晶画面付きガスメーターの場合・ランプ付きガスメーターの場合に分けて解説します。

液晶画面付きガスメーター

ガスメーターが自動遮断した場合、液晶表示のあるガスメーターでは中央部付近に「ガス止」と表示されれるか、下図のように表示されます。

<ガスメーターによるガス遮断時のメーター表示例>

表示内容原因

「A」「C」 ガス止

長時間に渡りガスが流れ続けた

「B」「C」 ガス止

震度5相当以上の地震を感知

<復旧方法>

  1. 全てのガス栓を閉めます。
  2. ガスメーターの復帰ボタンを数秒間(約2秒程度)押下します。
  3. 指を離して約1分程度待ちます。
  4. 液晶画面表示が消去された後に元通りにガスが使えます。

ランプ付きガスメーター

ガスメーターが自動遮断した場合、メーター上部の赤ランプが点滅(警報表示)され、点滅パターンや点滅間隔で遮断理由がわかります。

<復旧方法>

  1. 全てのガス栓を閉めます。
  2. ガスメーターの復帰ボタンのキャップを外します
  3. 復帰ボタンを押下します。
  4. 指を離して数分程度待ちます。
  5. 赤ランプの点滅が消えた後に元通りにガスが使えます。

2.ガス栓が閉栓されている

給湯器にガスを供給する途中のガス栓が閉栓されているとガスが供給されず、給湯器が作動しません。そのため、ガス栓を開栓する必要があります。
通常は下記に示した位置にガス栓が接続されています。

  • 給湯器のガス配管側
  • ガスメーター周辺
  • ガスボンベ周辺(プロパンガス利用のみ)

※参考サイト「給湯器のガスの元栓はどこにありますか。

3.ガス切れを起こしている(プロパンガスのみ)

ガス切れによってガスの供給が途絶えると、給湯器が作動しません。プロパンガスを利用している場合のみ稀に発生する事象です。その場合はプロパンガス業者に点検を依頼しましょう。

4.給湯器を作動させる水圧が不足している

給湯器は安全上、一定以上の水量がないと着火しない構造となっています。一定以上の水量を得るためには、各給湯器における最低作動水圧以上の水圧が必要です。
使用する蛇口を絞っていた場合は、給湯器が作動するまで蛇口を開きましょう。

5.給湯器給水元栓が閉止されている

給水元栓が閉止されていると、給湯器に十分な水圧がかからないため作動しません。給水元栓が閉じていないかを確認しましょう。

6.給湯器本体のストレーナに異物の詰まりがある

給湯器本体の給水側上部の水抜き栓フィルター(ストレーナ)の網目に詰まりがあると水圧が弱くなり給湯器が作動しない場合があります。
ストレーナを確認し、汚れが酷い場合は水洗いしましょう。

7.給水配管が凍結している

給水配管内の水の流れが止まると給湯器が作動しません。配管の破損を未然防止するために自然解凍しましょう。
出来るだけ早く給湯器を使いたい場合は、配管上にタオルをかけて30~40℃のぬるま湯をかけるかドライヤーの熱で温めるなどして解凍しましょう。
給湯器が凍結した際の詳しい解決解決方法もご紹介しています。

8.地震、落雷、台風など自然災害によって安全装置が起動している

地震の後は安全装置が作動し、電源がつかないことがあります。また、落雷による過電流、悪天候による水・風・湿気の混入により給湯器の燃焼が止まることで、安全装置が起動することがあります。
そのような時は、地震が起きた時の対処方法を実践してみてください。

9.ブレーカーが落ちている

ブレーカーが落ちているときは、電気が通らず給湯器の電源が付きません。ブレーカーが落ちた時の対処方法をご参照ください。

10.給湯器本体のコンセントが抜けている

原因と対処方法は、給湯器のコンセントが抜けた時の対処方法をご確認ください。

11.エラーコードが表示されている

エラーコードとは、給湯器に何らかの不具合が生じた場合に給湯器のリモコン側で原因や場所をお知らせするコード(数字または数字とアルファベットの組み合わせ)です。
ガス給湯器にエラーコードが表示された場合の対処方法をご確認ください。

給湯器内部部品の故障などご自身で対応ができない場合は、給湯器の専門業者に点検を依頼しましょう

12.コンセントから電流が流れていない

コンセント本体の故障・電線の外れにより、電流が流れなくなっている場合は、修理・交換が必要です。早めに給湯器の専門業者に相談しましょう

13.給湯器内部部品の故障

給湯器は、給湯器内部を構成している部品の経年劣化による故障によって作動しない場合があります。リンナイやノーリツなどの各ガス機器メーカーでは、給湯器の寿命時期を明確に示していませんが、製造から10年を経過した製品については、部品の劣化や摩耗が進み故障する可能性が高なります

また、給湯器の製造終了から約10年間はメーカー側で部品を保有していますが、それ以上の期間が経過して部品の在庫がない場合は修理不能となります。そのような場合は新しい給湯器への交換が必要です。
まずは給湯器の故障原因と修理について給湯器の専門業者に確認してもらいましょう

⑦給湯器の修理・交換を業者に依頼する時の注意点

  1. 保証期間や故障など、相談内容に合った業者を選ぶ
  2. 問い合わせする前に準備をしておくとスムーズ
  3. 給湯器を修理?交換?どう判断する?

保証期間や故障など、相談内容に合った業者を選ぶ

給湯器が故障した場合の点検や修理、交換の依頼先は、以下3つのタイプの業者に相談できます。

  1. 給湯器メーカー
  2. ガス会社
  3. 給湯器専門業者

それぞれの業者は、以下のケースによって使い分けるとスムーズに対応が進むでしょう。
※アパートやマンションなどの賃貸住宅にお住まいの方は、給湯器の持ち主は物件の管理人であるため、必ず大家さんや管理会社への連絡が必要です。

保証期間内、点検も依頼するなら給湯器メーカー

保証期間内であれば、ノーリツやリンナイといった給湯器メーカーへ相談してみるのがいいでしょう。以下のような場合はメーカーへ相談してみましょう。

  • 給湯器から水漏れが確認され、点検と修理を希望したい
  • 給湯器を購入して間もなく故障したため、保証期間内での修理を希望したい

また、給湯器の修理・交換を相談される方の中には、保証期間内なのか、給湯器メーカーに相談する内容なのか、などで迷われる方も多いようです。そのような場合は、ぜひ一度ミズテックへご相談ください。給湯器の専門資格を保有するプロスタッフが、最短30分で駆けつけます。

点検を含めて修理・交換の両方を検討するならガス会社

ガス会社でも点検・修理など対応が可能です。給湯器からガスの臭いがする、ガス料金のことも相談したい、などの場合はガス会社に相談してみるのもよいでしょう。

ただし、給湯器の交換が必要になった場合、ガス会社に依頼した際の費用が高くなる傾向にあります。

ガス給湯器の修理・交換を相談するなら専門業者

給湯器を交換する場合は、給湯器専門業者へ依頼するのが最も安価な傾向にあります。そのため、まずは給湯器専門業者へ相談してみましょう。とくに以下のような方には給湯器交換専門業者がオススメです。

  • 買い替えを検討していたタイミングで給湯器が故障した
  • 給湯器が突然原因不明の不作動となり、修理しても今の給湯器を使用したくない
  • 修理するよりも交換が安いと分かる場合

給湯器の修理・交換ならミズテックへ

給湯器交換は専門的な知識と、高い技術力が求められます。給湯器駆けつけ隊(ミズテック)では、給湯器の各種専門資格を保有するスタッフが、修理・点検・交換に迅速に駆けつけます。給湯器や住宅設備機器でお困りの際には、ぜひお気軽にミズテックへご相談ください!

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問い合わせする前に準備をしておくとスムーズ

ガス会社やメーカー、給湯器専門業者に問い合わせをする際には、以下の内容について事前に確認しておくとスムーズに進むでしょう。

■給湯器修理の場合

  1. 現在の給湯器の製品名
  2. 給湯器の購入日
  3. 修理希望日
  4. 給湯器の症状(可能な限り詳しく)
  5. 現在のリモコンの製品名およびエラーコード

給湯器修理で準備しておく項目については、以下の修理フォームでもご確認いただけます。項目の情報が分からない場合でもお気軽にご相談ください。

⇒ ガス給湯器・エコキュートの修理を申し込む

■給湯器交換の場合

  1. お住まいの建物形態(戸建て・マンションなど)
  2. 現在の給湯器の製品名
    ガス給湯器の本体に貼られているラベルや取扱説明書に記載されています。
  3. ガスの種類(都市ガスまたはプロパンガス)
  4. 給湯器の症状(可能な限り詳しく)
  5. 交換する希望商品
  6. 訪問日(現地調査)
    業者によっては、現地の設置状況の写真を事前に送ることで、現地調査なしに見積もりを出してもらえる場合があり、早く対応してもらえるケースがあります。
  7. 交換希望日
  8. 支払い方法

給湯器交換で準備しておく項目については、以下の交換問い合わせフォームでもご確認いただけます。項目の情報が分からない場合でもお気軽にご相談ください。

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給湯器を修理?交換?どう判断する?

給湯器の修理、交換は、給湯器設置後の経過年数をもとに判断するとよいでしょう。給湯器の故障を修理しても、使用年数によっては他部品が劣化してすぐに再度故障する場合もあります。そのため、給湯器の「使用年数」と「保証期間」で修理を依頼するか判断するとよいでしょう。

①購入から6年以内の給湯器はまず修理の相談を

給湯器は一般的に10年以上使用できるガス機器です。そのため、6年程度で1度故障した場合でも、まだ長く使用できる可能性が高いため修理がおすすめです。
ただし、修理代金が高額となる場合は、新しい給湯器を購入した方が安くなる場合があるため、新規交換の見積金額と比較することをおすすめします。

②7年~10年が経過した給湯器は、修理か交換のどちらがよいかプロへ相談を

購入・設置から10年以内は、給湯器メーカー・給湯器設置業者の保証対象となる場合があります。保証期間内か、無償対応が可能か、専門業者へ一度相談してみましょう
保証期間外でも修理できますが、故障部分を修理したとしても他部品の経年劣化で再び故障するリスクがあります。
また、設置から10年程度お使いの給湯器は、部品の保有期間が過ぎている場合があり、修理ができない可能性もあります。

総合的な観点から、設置から10年ほど経過した給湯器は、交換をおすすめします。

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修理・交換の平均費用や平均所要時間

修理の平均費用

修理する場合の一般的な修理費用は、「無償修理」と「有償修理」の2通りに分けられます。

①無償修理

給湯器メーカー各社は、購入から1年~3年間(延長保証含む)の無償保証期間を設けています。また事前に保証料をお支払いし、無償保証期間を更に延長している可能性があるため、無償保証が適用できるか今一度お手元の保証書を確認しておくことが大切です。

②有償修理

有償修理は、無償保証期間が過ぎている場合や、無償保証期間内でも給湯器の分解をご自身でおこなった、または故意による損傷を与えて修理が必要となった場合が該当します。
修理費用にかかる項目は、一般的に下記の項目で構成されています。

  • 修理を実施した場合: 部品代+技術料+出張費
  • 故障診断のみの場合: 故障診断料+出張費

参考までに下記に部品別に修理した場合の概ねの相場表を掲載します。下記の相場はあくまでも参考であり、故障の状況やお住まいの地域によっては相場が異なります。

<制御部品別 費用相場>※あくまでも目安です。

修理箇所一般的な費用相場項目別
電装系7,000円~45,000円程度部品代 2,000円~30,000円程度
技術料3,000円~12,000円程度
出張費 2,000円~3,000円程度
安全装置7,000円~38,000円程度部品代 2,000円~20,000円程度
技術料3,000円~15,000円程度
出張費 2,000円~3,000円程度
水量制御系9,500円~38,000円程度部品代  200円~20,000円程度
技術料5,000円~15,000円程度
出張費 2,000円~3,000円程度
燃焼系9,500円~38,000円程度部品代 7,000円~25,000円程度
技術料5,000円~15,000円程度
出張費 2,000円~3,000円程度

修理にかかる時間

修理点検から修理完了までに要する時間は、修理部品の在庫状況や修理箇所によって変動します。最短で1日、日数がかかる場合は3~4日程度みておくとよいでしょう。

修理例】給湯器水量サーボの修理(症状:給湯器が点火しない)

故障の原因老朽化した配管からのサビなどの異物が、給水接続口のストレーナや給湯器内部の水量サーボ部品内部に入り込み、詰まりが発生している状況を確認
修理作業ストレーナと水量サーボの掃除で作業完了
点検~作業完了までの時間約2時間程度

※参考ページ: 給湯器の修理|どこに依頼するのが安い?故障のDIYは?

交換の平均費用

<交換費用相場>※あくまで目安です。

給湯器費用相場商品代

(本体+リモコン)

標準工事費
16号 給湯※191,000円~53,000円~38,000円~
16号 ガスふろ給湯器(追い炊き付き)※2158,000円~110,000円~
20号 給湯※1106,000円~68,000円~
20号 ガスふろ給湯器(追い炊き付き)※2178,000円~130,000円~
24号 給湯※1116,000円~78,000円~
24号 ガスふろ給湯器(追い炊き付き)※2198,000円~150,000円~

※1) お湯のみ出湯するタイプの給湯専用給湯器
※2)自動湯はりやおいだきのできるタイプのふろ給湯器(オート・フルオート)
※3) 設置に際して必要に応じて想定される工事費まず交換費用にかかる項目は、一般的に下記の項目で構成されています。
・商品代+標準工事費+標準工事費以外の工事費
(必要な場合)

各項目の詳細は以下の通りです。

  1. 商品代: 給湯器本体+リモコン本体にかかる金額です。
  2. 標準工事費: 給湯器の交換工事にかかる費用であり、以下の項目が標準工事の内容として挙げられます。
項目内容
機器撤去処分費現在お使いの給湯器の撤去作業と機器処分費用
機器設置工事費交換機器を設置する費用
配管接続費給湯器本体と接続するガス・給湯・給水配管の接続費用
保温復旧費配管の凍結を防ぐ保温材の取り付け費用
試運転調整費給湯器やリモコンの試運転にかかる費用

③標準工事費以外の工事費
上記標準工事にかかる項目以外の工事費用で、以下の項目が標準工事以外の内容として挙げられます。

項目内容
搬入費・足場設置費高層階での設置作業にかかる費用
壁貫通工事費おいだき配管を浴槽へ通すための壁の貫通工事にかかる費用
配管・雑資材費配管やガス栓などの資材交換にかかる費用
電源コンセント増設費給湯器電源コンセントの位置変更や設置にかかる費用
オプション追加費配管カバーや排気カバーなどの設置にかかる費用

給湯器の交換費用は、設置する給湯器の種類や設置周辺の環境、使用部材などによって大きく異なります。

給湯器の交換にかかる時間は?

給湯器の交換は、給湯器本体とリモコンの在庫がある場合は、概ね半日から当日中に完了します。業者に在庫がない場合はメーカー受注生産後の交換となるため、時期にもよりますが1週間程度はかかるとみておきましょう。

また、12月以降の冬季シーズンは、給湯器の需要が増加傾向にあり、機種によっては欠品している場合があります。その場合は、交換までに2~3週間程度かかる場合があります。特に年末年始はメーカーの稼働が正月明けとなるため、注意が必要です。

※交換例 従来機(給湯専用給湯器)同士の交換(リモコン含む)

■交換作業完了までの時間:約2時間~3時間程度

給湯器とリモコンの交換に伴い、通常は機器の交換作業のみで終了しますが、給湯器のサイズによっては、ガス配管と給水給湯配管の位置の修正が発生します。

給湯器のリモコンが消える・電源が入らないときの対処法 まとめ

ここまで様々な原因と対処法についてまとめてきました。診断結果から自己判断できない・給湯器の保障期間外でどうしたらいいかわからない場合は、ミズテックにお気軽にご相談ください!

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