「エコキュートのお湯がぬるいのはなぜ?どうしたらいい?」
エコキュートのお湯がぬるいため、原因が分からずに困っている方も多いでしょう。
この記事では、エコキュートのお湯がぬるい場合に考えられる原因7選を解説しています。
原因を突き止めた上で行える対処法もお伝えしているので、お湯がぬるい状態を解決することができます。
この記事が、エコキュートの不調や故障に悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
目次
エコキュートのお湯がぬるい原因7選
エコキュートのお湯がぬるい場合には主に、7つの原因が考えられます。
なぜお使いのエコキュートのお湯がぬるいのか、当てはまりそうな原因をチェックしてみてください。
複数箇所でお湯を使っている
エコキュートのお湯がぬるい原因としてはまず、複数箇所でお湯を使っていることが挙げられます。
お風呂場だけでなくキッチンでもお湯を使うなど、複数箇所で同時にお湯を使うと、お湯の温度が上がりづらくなります。また、水圧も低くなりやすいです。
お湯の温度が低い場合や水圧が弱い場合には、複数箇所でお湯を使っていないかを、まず確認してみましょう。
水栓の設定温度が低い
水栓の設定温度が低いことで、エコキュートのお湯の温度が低い可能性もあります。
サーモスタット付き混合栓を使っている場合、水栓側の設定温度が低いとお湯がぬるくなってしまいます。
ボタンを押しながら回さないと、40度以上に設定できない水栓も多いです。
水栓の設定温度はシンプルなため見落としやすいので、確認する習慣をつけるのがおすすめです。
タンク内の湯量が少ない
エコキュートのお湯がぬるい原因としては、タンク内の湯量が少ないことも考えられます。
エコキュートのタンク内の湯量は、使えば使うほど少なくなっていき、同時に冷めやすくもなります。
特に貯めてから時間が経って量が少なくなったお湯は冷めやすいため、注意が必要です。
タンク内のお湯が原因で温度が上がらない場合、お湯を沸き増しする必要があります
タンク内の設定温度が低い
タンク内でのお湯の設定温度が低いために、お湯がぬるいケースも考えられます。
エコキュートの沸き上げ温度が低く設定されていると、いくら水栓側でお湯を調節してもぬるいお湯しか出てきません。
冬場などは温度を高めに設定しておかないと希望する温かさのお湯が出づらいため、60度など高めの温度に設定するのがおすすめです。
このように、水栓だけでなくタンク内の設定温度をリモコンで変更し、お湯のぬるい状態を解決しましょう。
蛇口が経年劣化している
エコキュートのお湯がぬるい原因としては、蛇口の経年劣化も考えられます。
例えば、お風呂場だけお湯がぬるい場合には、お風呂場のシャワーや蛇口が故障している可能性も高いです。
このように一部の場所だけお湯がぬるいケースでは、特定の水栓・蛇口の経年劣化を疑いましょう。
特に5年以上など長い期間同じ蛇口を使用している場合には、壊れやすくなっています。
ある蛇口の経年劣化を確認したら、他の箇所も経年劣化していないかどうかを、あわせてチェックするのがおすすめです。
冬場で配管が凍結している
冬場で配管が凍結しているために、お湯がぬるい可能性もあります。
冬場は外気温の低さによって配管が凍結しやすく、お湯が温まりづらく冷めやすいです。
そのため、設定した温度よりも低い温度のお湯しか出ない場合や、温かいお湯が出るまでに時間がかかる場合もあります。
特にエコキュートから浴室までの距離が遠く配管が長い場合には、凍結を疑うべきでしょう。
また、凍結によってお湯が全く出なくなるケースもあるため、注意が必要です。
温度を高めに設定するとともに、「夜間にお湯を張ったままにする」「夜間に蛇口から少量の水を出しっぱなしにする」などの凍結対策を行いましょう。
エコキュート本体が故障している
お湯がぬるい原因としては、エコキュート本体の故障も考えられます。
エコキュートの寿命は10年であり、寿命を迎えたために故障して温かいお湯が出ない場合もあります。
また、お湯と水を混ぜる部分のバルブなど、一部の部品が故障して温度調整がうまくいかないケースもあります。
このようにエコキュート本体が故障している場合には、お風呂場だけでなくキッチンや洗面所など、全ての箇所でお湯がぬるいケースが多いです。
一部のお湯がぬるい場合には他に原因がある可能性もありますが、家全体のお湯がぬるい場合には、エコキュートの故障も疑いましょう。
エコキュートの故障は自分で直すのが難しいため、専門業者に点検・修理を依頼してください。
エコキュートのお湯がぬるい時の対処法3つ
エコキュートのお湯がぬるい原因としては、さまざまな可能性が考えられます。
温かいお湯を出すためには、原因を特定した上で対処していく必要があります。
コロナやパナソニック、日立などメーカーを問わず、お伝えする手順で対処するのがおすすめです。
エコキュートのお湯がぬるい場合の対処法を、3つのステップで見ていきましょう。
お湯がぬるい位置を確認する
エコキュートのお湯がぬるい場合にはまず、お湯がぬるい位置を特定します。
お湯のぬるい位置によって、下記のように原因を導き出すことが可能です。
- 風呂場のシャワーまたは蛇口→シャワーヘッドや蛇口に問題がある or 水栓の温度設定が低い
- 洗面所や台所→洗面所や台所の水栓に問題がある
- 複数箇所+水圧が弱い→複数箇所で同時にお湯を使っている
- 家全体→配管の凍結 or エコキュート本体の故障
上記のように、お湯のぬるい位置や、ぬるい位置の数によっても原因が違います。
このように、お湯がぬるい位置やその数を確認することで、原因を特定しやすくなります。
設定温度を高くする
続いて、設定温度を高くしてみましょう。
お湯の温度がぬるい原因としては、故障などではなく設定温度が低いだけのことも考えられます。
エコキュートのリモコン側と水栓側両方の設定温度を確認し、温度を上げてみましょう。
季節やエコキュートの状態によっては、設定されている温度よりも低いお湯しか出ないケースもあります。そのような時は、少し高めの温度に設定してみてください。
このように、設定温度を変えてもお湯がぬるいままの場合には、エコキュートでお湯を沸き直し、再度温度を確認します。
それでもお湯がぬるいままの場合には、水栓やエコキュート本体などが故障している可能性も高いです。
専門業者に点検・修理を依頼する
水栓やエコキュートの故障が考えられる場合には、ご自身で直すことは難しいです。
業者に点検・修理を依頼する必要があります。下記のように、状況に応じて依頼すべき業者は異なるため、注意が必要です。
- お風呂場・台所だけなど特定の箇所のお湯がぬるい:水栓が故障している可能性が高いため、水道業者に依頼する
- 家全体のお湯がぬるい:エコキュート本体が故障している可能性が高いため、メーカーまたは給湯器専門業者に依頼する
上記のように、水栓かエコキュートの故障かによって、連絡すべき業者は異なります。
ご自身の状況に合った方の依頼先を選び、点検・修理をしてもらいましょう。
エコキュートのお湯がぬるい時は給湯器専門業者ミズテックにお任せ!
エコキュートのお湯がぬるい場合には、エコキュート本体が故障している可能性もあります。
エコキュートが壊れている場合には、エコキュートに詳しい給湯器専門業者に点検・修理を依頼するのがおすすめです。
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エコキュート お湯 ぬるい まとめ
この記事では、エコキュートのお湯がぬるい場合の原因と対処法について見てきました。
エコキュートのお湯がぬるい原因は、温度設定であることもあれば、タンク内の問題であることもあります。
また、水栓やエコキュート本体の故障も考えられます。お湯がぬるい場合には、ぬるい箇所を特定し、設定を変えるなどの対策が必要です。
ぬるい原因が分からない場合や、エコキュート本体の故障が疑われる場合には、給湯器駆けつけ隊のミズテックにお問い合わせください。
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