「エコキュートの水抜きって、どうすればいいんだろう…」
「そもそもやらなくても大して問題ないんじゃないの?」
そうお考えではありませんか?
実は、エコキュートの水抜きは非常に重要です。水抜きをしないと、エコキュートが早く故障してしまう危険性もあります。
そこで今回は、エコキュートの水抜きの必要性や方法についてご紹介します。
もし「水抜きの方法がわからない」「水抜きをサボって故障したかも…」という方いましたら、最短即日でエコキュートのトラブルを解決するミズテックへご相談ください。
目次
エコキュートの水抜きしたことないと起こる現象

エコキュートの水抜きとは、タンク内の水をいったん全部抜いて、不純物をきれいにするメンテナンスのことを指します。
エコキュートの貯湯タンクは、ステンレスでできていて、雑菌が繁殖する心配はありません。それでも、使用しているうちに水垢や水道水の不純物がたまってしまい、タンクの底に沈殿してしまいます。
エコキュートの水抜きをしたことがないと、以下の現象が起きます。
不純物や汚れが配管や浴槽に溜まる
エコキュートの貯湯タンク内や配管に、不純物や汚れが溜まりやすいです。
元々、エコキュートの貯湯タンクはステンレスでできているため雑菌が繁殖する心配はありません。
それでも水垢や水道水に含まれる不純物がタンク内に蓄積され、底に沈殿します。その汚れが配管を通ることにより、配管内にも沈殿するようになります。
結果、家から出るお湯の全てが不純物・汚れのある状態になってしまうこともあります。
お湯が臭くなる・黒いゴミが混ざる
タンク・配管内に溜まった不純物・汚れにより、エコキュートから出たお湯が臭くなります。場合によっては黒いゴミが混ざることがあります。
エコキュートの臭いの原因はいくつかありますが、エコキュートの水抜きを長期間してないのであればタンク内の汚れが原因と考えてください。

10年以上使っている場合は、エコキュートの内部劣化が相まってお湯が臭くなっている可能性もあります。
各種フィルターが劣化し詰まりやすくなる
フィルターの役割は、汚れや不純物を取り除き清潔なお湯を供給することです。
水抜きを怠ると、水中の不純物や水垢がフィルターに蓄積し、劣化を早める要因になります。
フィルターの機能が劣化すると目詰まりだけでなく、給湯効率も低下し、エコキュート内部にも負担がかかります。
詰まりが進行すると、浴槽に汚れが浮いたり黒いゴミが混ざるケースもあるため、定期的な水抜きを行いフィルターは清潔に保ちましょう。
エコキュートの寿命が短くなる(故障しやすくなる)
水抜きを長年行わないことで、エコキュートの寿命が短くなります。
エコキュートの劣化が進んでしまうと、取り返しのつかない状況になります。修理・もしくは交換が必要です。
エコキュートの交換費用は、給湯器の交換時よりも高額です。できるだけ長く使って電気代を節約することで、生活費を削減できます。
エコキュートの本来の目的である「生活費を削減する」ということを達成するためにも、エコキュートのお手入れ・水抜きをした上でエコキュートを出来るだけ長く使うといいでしょう。
【図解】エコキュートの水抜き手順を7ステップで解説

次に、エコキュート水抜きの手順について、簡単に紹介します。
- 貯湯タンクの「漏電遮断器(漏電ブレーカー)」をOFFにする
- 給水配管専用止水栓を閉じる
- 逃がし弁を開ける
- 排水栓を1~2分開いてたまった汚れを排水する
- 給水配管専用止水栓を開き、逃し弁を閉じる
- 貯湯タンクの「漏電遮断器(漏電ブレーカー)」をONにする
- エコキュート水抜き後のエア抜き・沸き上げを行う
パナソニック・コロナ・三菱それぞれで細かい点や部品の場所は違いますが、手順はほぼ変わりありません。
もし部品の場所等に困ったら、各メーカーの公式HP・取り扱い説明書を確認するようにしましょう。
①貯湯タンクの「漏電遮断器(漏電ブレーカー)」をOFFにする

(画像引用:倉敷ハウジング株式会社)
最初に、タンクにある漏電遮断器をOFFにしてください。
タンクの真ん中に漏電遮断器があります。扉を開いて、レバーを下側に動かしてください。
②給水配管専用止水栓を閉じる

(画像引用:https://sasaque.com/2018/02/09/734/)
まずは給水配管専用止水栓を閉じましょう。
配管や止水栓の場所は給湯器によって場所は異なりますが、基本的には給湯器本体の近くの配管を確認するといいでしょう。
配管の途中にある、ネジで回す部分を見つけたらそれが止水栓です。
③逃がし弁を開ける

(画像引用:https://leohouselife.com/coronaecokyutofutrotannkuoteire/)
次に、逃し弁を開けましょう。
逃し弁は本体の上の方にあります。普段は扉が閉じられているので、開けると逃し弁が見えます。
弁を上向きにすることで空けることが出来ます。

普段は触らない所なので、時々硬くて開けにくいことがあります。なるべく男性の方が行うか、難しい場合には業者に相談するといいでしょう。
また逃し弁を開けてもタンク排水管からお湯が出ない場合はエコキュートが故障している可能性があります。その場合も販売店に相談してください。
④排水栓を1~2分開いてたまった汚れを排水する

(画像引用:https://sasaque.com/2018/02/09/734/)
逃し弁が空いたら、排水栓を1~2分開けましょう。
排水栓は先ほど操作した給水配管専用止水栓の近くにあります。配管の影にあるので、奥の方を確認しましょう。
レバーがあるので、動かしていただけると排水されます。管から出てくるので、バケツを用意しておくと周辺が濡れずに済みます。
⑤給水配管専用止水栓を開き、逃し弁を閉じる
水が出なくなったら、給水俳諧専用止水栓を開き、逃し弁を閉じましょう。
それぞれ操作する時には、開け閉めがしっかり行われているか確認しましょう。逃し弁・止水栓の放置は最悪水漏れなどに繋がります。
⑥貯湯タンクの「漏電遮断器(漏電ブレーカー)」をONにする
水抜き作業が完了したら、忘れずに漏電遮断器をONに戻しましょう。
漏電遮断器のレバーを上に上げて、ONの状態に戻せばエコキュートが再び使えるようになります。
この作業を忘れるとエコキュートが正常に動作しないため、確実に操作しましょう。
⑦エコキュート水抜き後のエア抜き・沸き上げを行う
エコキュートの水抜きの後は、エア抜き作業と沸き上げ作業を行ってください。
エコキュートのエア抜き作業は以下の通りに行ってください。(※リモコン操作はメーカーにより異なります)
- リモコンの「初期設定」を押す
- 「初期設定」のうち、「試運転」を選ぶ
- 「エア抜き運転」を開始する
- 蛇口のお湯側を60秒以上空けて、タンク内の空気を抜き作業をする
- 通常運転に戻る
エコキュートの水抜きを自分で行う際の注意点

エコキュートの水抜き作業中は、下記の注意点を守り安全に行いましょう。
- 排水時に熱湯が飛び出る可能性がある
- 漏電遮断器を操作する際は乾いた手で行う
- 気温が0度以下では行わない
- 長期間水抜きしていなければ業者への依頼を検討する
止水栓や給水栓を操作する際、勢いよく水が飛び出すことがあります。設定温度によっては熱湯が出るため、やけどしないよう注意が必要です。同様に漏電遮断器を操作する際は、必ず乾いた手で行います。
また、冬場には排水中に凍結の恐れがあり、エコキュートの故障の原因にもなりかねません。できるだけ温かい日中に作業しましょう。
長期間水抜きしていない場合は、汚れが蓄積している可能性が高いため、2年以上水抜きしていない場合は専門業者へ点検も兼ねて依頼するのが長持ちのコツです。
エコキュートの水抜き頻度は4~6ヶ月に1回が目安

エコキュートの水抜きの頻度は、おおよそ4~6カ月に1度のペースが妥当です。
ご家庭の人数や使用頻度により、頻度は大きく異なります。
ただしお湯の出方や汚さが気になる前に、水抜き作業をすることが大切です。目に見えない汚れ・不純物が溜まると、そのお湯のままお風呂などに入ることになります。
少なくとも半年に1回は行うようにしましょう。

もしご家庭事情でお忙しい場合は、業者へ訪問依頼することもおすすめです。
エコキュートの水抜きの時間 | 約1時間かかる

エコキュートの水抜き作業は、約1時間ほどかかります。
特にエコキュートの水抜きを長期間行っておらず、汚れを一気に排出する場合は特に時間がかかります。
休日の充分な時間がある時にするとよいでしょう。お忙しい方ややり方がわからない方は、業者にお願いしてもいいでしょう。
なお、沈殿物の排出のみであれば1~2分程度で終わります。普段からやっておくと特に負担にもならないため、おすすめです。
エコキュートの水抜きや伴う不調でお困りの際はミズテックへご相談を!

エコキュートの水抜きを定期的に行わないと、汚れや不純物の蓄積により故障や不具合が起こりやすくなります。
「お湯に汚れが混ざる」「お湯が出にくい」といったトラブルが気になる方や、長期間水抜きをしておらず、ご自身で作業を行うのが不安な方はぜひ、当社ミズテックへご相談ください。
ミズテックでは、エコキュートの水抜きだけでなく、不調の原因を正確に特定し、必要なメンテナンスや修理を迅速に行います。経験豊富なスタッフが最適な対応策を提案し、お見積もりを作成いたします。
ご相談やお見積もりだけでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。
寒冷地は水抜きを怠ると凍結してエコキュートが使用不可になりやすい

寒冷地では、エコキュートの水抜きを怠ると配管などが凍結し、ひび割れや破損が起きエコキュートが使用できなくなる可能性があります。
配管内の水温が下がることで凍結が起こるため、水抜きは凍結防止にも有効です。
水抜き後、再度使用する場合には、水抜き栓と給湯栓を閉めてから給水元栓を開け、蛇口から水が出ることを確認してからガスの元栓を開け、給湯器の電源を入れます。
4〜6ヵ月ごとに行う定期的なメンテナンスの水抜きとは目的が異なるため、頻度に関わらず寒冷地や気温がマイナス4度を下回る場合や、出張や旅行で長期間家を開ける場合は必ず行いましょう。
エコキュートの水抜き後にお湯・水が出なくなったら?

水抜き後にお湯や水が出なくなる場合、操作ミスや設定漏れが原因の可能性があります。
以下をチェックしておきましょう。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
1.逃がし弁はきちんと閉じられているか? | 逃がし弁が開いたままだと、タンク内の水が抜けてしまい、お湯が出なくなってしまいます。 |
2.給水止水栓は開いているか? | 給水止水栓が閉まっていると、エコキュートに水が供給されず、お湯も水も出ません。 |
3.排水栓は閉じられているか? | 排水栓が開いたままだと、水が流れ出てしまい、お湯が作れません。 |
4.漏電遮断器はONになっているか? | 漏電遮断器がOFFになっていると、エコキュートに電気が供給されず、作動しません。 |
エコキュートの水抜きについてよくある質問

以下では、エコキュートの水抜きに関してよくある質問に回答します。
オール電化でもエコキュートの水抜きは必要?
オール電化のご家庭でもエコキュートの水抜きは行いましょう。
電化住宅だから不要と思われがちですが、貯湯タンク内の不純物や水垢の蓄積を防ぐため、定期的な水抜きは全家庭で必要です。
清潔なお湯を維持するだけでなく、エコキュートの寿命を延ばし、故障リスクを軽減する効果もあります。
「2〜3年経つが水抜きしたことがない」という方も、急なトラブルを防ぐため、一度試してみることをおすすめします。
不安な場合は、当社ミズテックを含め専門業者への依頼も検討してください。
エコキュートのメーカーごとに水抜き方法は異なる?
エコキュートの基本的な水抜き手順はどのメーカーも大きく変わりません。
とは言え部品の位置や名称、操作方法が多少異なる場合があります。そのため、作業前には必ずエコキュートの取扱説明書を確認し、正しい手順を把握しておきましょう。
各メーカーの水抜き手順の公開情報を以下にまとめましたので、ご参考ください。
メーカー | 水抜き手順 |
---|---|
パナソニック | 水抜き手順2020年モデル以降 水抜き手順2018年モデル以降 |
ダイキン | 知っておきたいエコキュートのお手入れ|お役立ち記事|CLUB DAIKIN |
日立 | エコキュート 取扱説明書検索 |
コロナ | 取扱説明書のダウンロード |
三菱 | 取扱説明書ダウンロード |
業者に訪問でエコキュートの水抜きを実施してもらえる?
販売会社や給湯器専門業者が、訪問の上エコキュートの水抜きを行うことは可能です。
ご自身で行うことが難しい場合は、遠慮せず業者に相談するといいでしょう。
しかし、まれに突然の訪問の上エコキュートの修理・交換を迫られることがあります。無理な勧誘は必ず断るようにしましょう。
エコキュートの水抜きを定期的に行うことが長持ちさせる秘訣

エコキュートの水抜きは、いったん覚えてしまえば難しい作業ではありませんが、多くの方が忘れてしまいがちなメンテナンス作業です。お風呂のお湯を清潔に保つためだけでなく、エコキュートの寿命にも関わりますので、手順をあらかじめ確認して定期的に作業するようにしましょう。
もし不安やよくわからないことがある場合は、まずはご相談だけでも、お気軽に施工業者の「ミズテック」にご連絡ください。豊富な実績と知見からご案内させていただきます!
ミズテックの工事は全てコミコミ価格なので標準設置であれば追加費用は一切かかりません。