パーパス給湯器のエラーコード一覧！リセット方法も解説

何もしてないはずなのに、急にエラーコードが表示された・・とお悩みではありませんか？

でも、給湯器にエラーコードが表示されているからといって、必ずしも壊れているわけではありません、

そのエラーコードの原因を調べて正しく対処することでエラーを改善できることも多くあります。

ここでは、パーパスのガス給湯器のエラーコードの種類やその原因・対処法について詳しく解説させていただきます。

パーパス給湯器でエラーコードが発生したときの応急処置

パーパスの給湯器にエラーコードが表示されている場合は、給湯器のリモコンやプラグのリセットを行うことで解決できることがあります。

給湯器リモコンのエラーリセット方法

パーパス製給湯器のリモコンのリセットは、リモコンのスイッチを一度切り、再度電源を入れ直すだけです。

それでもエラーを解決することができない場合は、給湯器本体が故障している可能性があるため、再び使用することは避けて専門業者へご相談ください。

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給湯器電源プラグのエラーリセット方法

給湯器電源プラグのリセット方法では、給湯器につないであるコンセントを電源から抜き、再びコンセントを接続することにより給湯器をリセットします。

給湯器のコンセントは、多くの場合は室内ではなく建物の外壁や公共スペースに設置されていることが多いです。

しかし集合住宅などの場合は、住人がコンセントの抜き差しをすることができないケースもあります。その場合はブレーカーを落とす方法もおすすめです。

駆けつけ隊

ただし、ブレーカーを落とすということは室内の家電製品全てに電源を落とすという影響が生じることになります。

コンセントの抜き差しを行う場合は、感電防止のために濡れた手で触らないなどの対策をしておくことが重要です。

雨の日に作業を行う場合も十分に注意し、少しでも危険性が高い状態の時は無闇にリセットを行うことのないよう気をつけましょう。

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パーパスの給湯器のエラーコード一覧｜故障原因と対処方法

エラーコードが表示されている場合は、表示されている原因を調べて対処法を試してみましょう。

上記にない場合は、パーパスが提供している型式別エラー番号一覧をご確認ください。

よくあるエラーの対処法についてご紹介します。

エラーコード：011

連続で1時間以上使用している場合に発生します。

お湯を出しっぱなしにしていたり、給湯栓がしまっていないと、水の出しすぎでエラーコードが出るようになっています。

給湯栓を閉じることで解決できますが、ガスの供給が止まっている場合にも上記のエラーが発生する可能性があります。

給湯栓を閉めてもエラーが解消しない場合は室内のガス機器を一度全て使用停止し、ガスメーターの復帰ボタンカバーを外してみてください。

その後復帰ボタンを長押しし、ガスメーターの復帰が確認でき次第、5分ほど待機してから再度ガス機器の使用を開始してみるとエラーが解消される可能性があります。

上記ガスメーターの復帰手順はメーカーにより異なる場合もあるため、それぞれのガスメーターの復帰手順を参考にしてください。

もし全ての方法を試してみてもエラーが解消されない場合は、何か他の原因で給湯器が故障している可能性が考えられるため、速やかに修理業者に修理の依頼を行ってください。

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エラーコード：101

吸排気や熱交換器が詰まっている場合に表示される場合があります。つまりの原因はゴミやほこりなどです。

まずは一度、確認できる範囲でゴミやほこりなどのつまりが起きていないかどうかを確認してみてください。

給湯栓を一度閉じ、リモコンのリセットをした後に再度操作を行い、エラーコードが解消されない場合は、内部で汚れが詰まっている可能性があります。

その場合は修理が必要な状態ですので、速やかに修理業者に修理の依頼を行ってください。

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エラーコード：111

給湯器の点火不良が原因で、エラーコード111が表示されます。

給湯器の点火不良では、イグナイターの故障や水供給の不良、ガス供給側の不良や落雷による誤作動・トラブルなどが原因になります。

イグナイターは点火の際に火花を起こす部分なのですが、部品の劣化などが原因で火花を起こすことが出来ない場合があります。

水供給の不良ついては、一定量以上の水が流れていないと給湯器は点火することができず、点火不良の原因を引き起こしてしまいます。

給水バルブが閉まっている、断水している場合や、極端に寒い時は水道管が凍ってしまうことでも点火不良が起きてしまいます。

https://mizu-tech.co.jp/blog/blog/22327/

またガス供給側の不良についてはこちらの要因ではなく、ガスを供給している会社側に原因がある可能性があります。

ガスが正常に供給されているかどうかを確認し、供給が確認できたら給湯器が故障している可能性があります。

速やかに修理業者に修理を依頼してください。

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エラーコード：252

ふろ水流スイッチ異常が原因です。

ふろ水流スイッチは、追い焚き機能が作動している場合はオン、作動していない場合はオフになるスイッチです。

追い焚き機能が作動していないのにもかかわらず、スイッチがオンになってしまっている状態の時にこのエラーが表示されている状況です。

給湯器周辺に磁力のあるものが置かれていないかどうかを確認してみてください。

磁石などの磁力が強い物が置いてあると、給湯器のセンサーに障害が出てしまう可能性があります。

またこのエラーはお湯張り回路にゴミや髪の毛が詰まっている場合にも発生する可能性あります。

磁石などの磁気を帯びるものが置かれていない状態にもかかわらずエラーが解消されない場合、目視でできる範囲で髪の毛やほこりなどが絡んでいないか確認してみましょう。

詰まりを解消してもエラーが治らない場合は給湯器が故障している可能性大きいです。

その場合は速やかに修理業者に修理を依頼してください。

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エラーコード：562

このエラーは、給湯器のエラーの中でも特に発生する頻度が多い症状です。湯張り水コンの中にある弁が故障してしまっている場合に起きてしまいます。

湯張り水コンは、浴槽内にお湯を流す・水を流す際の切り替えを行なっている弁なのですが、故障してしまうことで足し湯・お湯張りなどの作動が出来なくなってしまいます。

故障原因としては、低温による凍結や経年劣化により起きてしまうことが多いでう。

一度リモコンの電源を切り、給湯器のプラグを抜き差ししてみてください。

その後エラーが解消しない場合は、速やかに修理業者に修理の依頼を行ってください。

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エラーコード：610

燃焼ファンに異常が発生している可能性があります。

燃焼ファンとは、ガスを燃焼させるために必要となる空気をバーナーに送る役割を果たしています。

このエラーでは、燃焼ファンが回転していない・回転しているのに認知されていない場合に表示されているので、一度電源を切ってから再度入れ直してみてください。

エラーコードが解消しない場合は、ファンモーターが劣化している・電装基盤が故障してしまっている・電装回路不良などが原因となっている場合があり、修理が必要な状態ですので、速やかに修理業者に修理依頼を行ってください。

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エラーコード：888

機器点検時期お知らせです。

メーカーの定めている標準使用期間を経過しているため、点検依頼を行いましょう。

このエラーは故障ではないため、そのまま使用を続けることも可能ですが、今後も安全に使用を続けるためにはメーカーごとに定められた点検を受ける方が良いでしょう。

もしも点検の際に機器の劣化が見受けられる場合は、すでに標準使用期間を経過しているため、修理ではなく交換を行うことをおすすめします。

https://mizu-tech.co.jp/blog/blog/21135/

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エラーコード：e5

点火不良もしくは失火です。

ガス栓の閉鎖やガスメーターの遮断、ガス切れなどの原因のほか、パーツ故障などさまざまな要因で点火不良が発生している可能性があります。

まずはガスが正常に供給されているかどうかを確認し、供給が確認できたら給湯器が故障している可能性があります。

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パーパス給湯器の修理もしくは交換が必要になったら

給湯器が壊れた時、「修理？交換？どちらにすればいいの？」「どこに相談すればいいの？」とお悩みになる方もいらっしゃるかと思います。

駆けつけ隊

給湯器の使用年数が10年未満なら修理できる可能性があります！8～9年使用している場合は、見積りを依頼して修理と交換のどちらにするか検討するのがいいでしょう。

給湯器が故障した場合の点検や修理、交換の依頼先は、「給湯器メーカー（パーパス社）」「ガス会社」「給湯器専門業者」の3つのタイプの業者に分かれ、自分のニーズに合わせて選択することをおすすめします。

https://mizu-tech.co.jp/blog/blog/12139/

パーパスの給湯器が故障したら「メーカー」もしくは「業者」に問い合わせる

給湯器が故障した場合の点検や修理、交換の依頼先は、「給湯器メーカー（パーパス）」「ガス会社」「給湯器専門業者」の3つのタイプの業者に分かれます。

それぞれの連絡先は、以下のケースによって使い分けるとスムーズな対応が可能です。

設置から10年以上経過したガス給湯器は、給湯器メーカー側で部品の保有期間が過ぎている可能性があり、修理できない場合も少なくありません。

上記の内容も考慮して業者に問い合わせる前に、給湯器の製造年月を確認しておきましょう。

製造年月の確認方法

給湯器本体の前板のラベル（銘板）に製造年月や型番が記載されています。
記載例）製造年月：2020年6月

ガス給湯器を修理すべき？それとも交換すべき？

給湯器の故障が判明した後、修理または交換の最終的な判断をしなければなりませんが、判断の目安として給湯器設置後の経過年数を一つの指標とすることが一般的です。

但し、アパートやマンションなどの賃貸住宅にお住まいの方は、給湯器の持ち主は物件の管理人であるため、必ず大家さんや管理会社への相談が必要です。

修理の目安

修理をおこなうと当然ながら正常な状態に戻りますが、給湯器の使用年数によっては他の部品の劣化で再度故障することが懸念されるため、「使用年数」と「保証期間」で判断します。

動画でも解説しました！最後までご覧いただくと良いことがあるかも♪

■購入から7年以内の給湯器の場合
給湯器は1度設置したあと、一般的に10年以上は使用可能なガス機器です。

パーパス製の給湯器の保証期間はBL認定品で2年、非BL認定品で1年、延長保証は3年になる場合がほとんど。BL認定品とは、財団法人バターリビングにより「優良住宅部品」として認定された商品になります。BL認定品は、品番の最後にBLという記載がされていることが特徴です。

メーカーの無償保証期間であれば、多くの場合無料で修理をしてもらえます。また7年程度で1度故障した場合でも、その先長く使用できる可能性が高いため修理がおすすめです。

但し、修理代金が高額となる場合は、新しい給湯器を購入した方が安くなる場合があるため、金額を比較することも大切です。

■8年～10年を経過した無償修理保証期間内の給湯器の場合
給湯器メーカーや設置業者の有償による無償保証契約をおこなっている場合で、無償保証期間内であれば無償修理が可能であるため修理をおすすめします。

保証期間外でも修理という選択肢はありますが、当該箇所の修理をおこなったとしても別の部品の経年劣化で再び故障するリスクが懸念されます。

また、設置から10年程度お使いの給湯器は、給湯器メーカー側での部品の保有期間が過ぎている場合があり、その場合は修理が不可となります。

総合的な観点から、設置から約10年を経過した給湯器は交換も検討しておくとよいでしょう。

交換の目安

「使用年数」と「費用」で交換を判断します。

■修理費用よりも交換費用が安い場合
修理費用よりも交換費用が安い場合、または修理費用より高いがそれほどの金額差がない場合は、今後の故障リスクを踏まえて交換がおすすめです。

■利用年数が8年～10年を経過した給湯器
上記修理で触れましたが、当該箇所の修理をおこなったとしても別の部品の経年劣化で再び故障するリスクが高く、修理の度に費用が積み重なります。また、経年劣化によるガス漏れや不完全燃焼などの危険性も高まります。

そのため、8年～10年を経過した給湯器は安全のためにも交換も含めて検討されることをおすすめします。

ガス給湯器の修理の平均費用は？

まず修理費用にかかる項目は、一般的に下記の項目で構成されています。

■修理を実施した場合
部品代+技術料+出張費

■故障診断のみで修理を実施しなかった場合
故障診断料+出張費

修理費用は、故障の場所や複数の修理、また修理業者などによって大きく異なります。
あくまでも参考程度となりますが、部品別に修理した場合の概ねの相場をお伝えしておきます。

下記の相場はあくまでも相場であり、故障の状況やお住まいの地域によっては相場が異なります。

＜制御部品別　費用相場＞※あくまでも目安です。

交換の平均費用は？

あくまでも参考程度となりますが種類別に交換した場合の概ねの相場をお伝えしておきます。

給湯器の交換費用は、設置する給湯器の種類や設置環境、使用部材、お住まいの地域、また交換業者によって大きく異なります。

＜交換費用相場＞※あくまで目安です。

（※1）お湯のみ出湯するタイプの給湯専用給湯器
（※2）自動湯はりやおいだきのできるタイプのふろ給湯器(オート・フルオート)
（※3）設置に際して必要に応じて想定される工事費

https://mizu-tech.co.jp/blog/blog/20553/

まず交換費用にかかる項目は、一般的に下記の項目で構成されています。
商品代+標準工事費+標準工事費以外の工事費

各項目の詳細は以下の通りです。

①商品代
　 給湯器本体+リモコン本体にかかる金額です。

②標準工事費
給湯器の交換工事にかかる費用であり、以下の項目が標準工事の内容として挙げられます。

③標準工事費以外の工事費
上記標準工事にかかる項目以外の工事費用で、以下の項目が標準工事以外の内容として挙げられます。

スピード感をもって幅広く対応してもらえる業者へ相談しよう

給湯器は、エラーが表示された場合でも全ての状況において停止するとは限らず、運転を継続できる場合があります。

しかし、継続して使い続けると、根本的な解決に至っていないため、最悪はガス事故に繋がる可能性も否定できません。

特に10年以上お使いの給湯器は、事故のリスクが急増する事実があるため、エラーコードが表示されてご自身で解決に至らない場合は、直ぐに対応してもらえる、また特定のメーカーに関わらず要望に対して幅広く対応してもらえるプロの業者へ相談しましょう。

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給湯器修理に関するよくある質問

給湯器のご利用者様の悩みを少しでも解決するべく、修理に関する「よくある質問」をまとめました。ぜひ、参考にしてください。

給湯器が故障したとき、修理ではなく交換になるケースは？

利用年数が7年以下であれば、まずは修理をご検討ください。利用年数が8年～10年以下なら修理の金額次第で交換も検討したほうがいいでしょう（ご相談に応じます）。利用年数が11年以上なら交換をおすすめします。なお一般に給湯器の製造終了後10年を過ぎると、修理に必要な部品の入手が困難になり、部品を入手できなければ交換になります。

給湯器の修理前に、自分で点検できることはありませんか？

ご自身で点検できる項目については、以下の記事を参照してみてください。

なお弊社では、まずお客様ご自身で復旧できないか考えて、独自で蓄積している情報や経験からさまざまな方法をアドバイスしています。修理前にご相談されたい方も、お気軽にお問い合わせください。

点検を依頼する前に、修理費用を知ることはできますか？

点検前に、概算で費用をお伝えできるケースもあります。

弊社では、これまでの修理や交換実績をもとにたくさんのデータを蓄積しております。給湯器の状態や不調の様子をお知らせいただくことで、そのデータを使い概算費用をお伝えできる場合があります。

とくにお知らせいただきたい情報は、以下のとおりです。

症状は、できるだけ詳細にお知らせいただけますと対応がスムーズです。お客様よりいただきました情報を勘案して、修理よりも交換をおすすめする場合もございます。