「給湯器の交換を考えているんだけど、オートとフルオートの違いがよくわからない」
「買ってから後悔することがないように、それぞれの特徴をしっかり掴んでおきたいなぁ」
古くなった給湯器を交換する場合は既存製品が廃番となっていることが多く、後継機に更新するのが一般的です。
ただし、給湯器にはオートとフルオートの2種類が存在します。交換時に設定変更が可能なため、どちらを選択すればいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
交換後にオートとフルオートの変更はできず本体価格も異なるので、事前にそれぞれの違いをしっかりと把握しておくのをおすすめです。
この記事では給湯器のオートのフルオートの違いや、おすすめな方の特徴を紹介します。どちらが自分に合っているのか判断できずにいる方は、給湯器のプロ「ミズテック」へ1度ご相談ください。
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目次
【比較表】給湯器のオートとフルオートの違いを一覧で紹介
給湯器のオートとフルオートの違いは、自動機能の範囲です。違いを事前に知っておくと、給湯器の購入・交換のときに自分に合うものを判断しやすくなります。
項目 | オート | フルオート |
---|---|---|
給湯 | 〇 | 〇 |
おいだき | 〇 | 〇 |
自動湯はり | 〇 | 〇 |
自動おいだき・保温 | 〇 | 〇 |
入浴検知での自動おいだき | 〇 | 〇 |
自動たし湯 | ✕(手動) | 〇 |
おいだき配管自動洗浄 | 〇 | 〇 |
残り湯の沸かし直し | ✕(手動) | 〇 |
オートは湯はりからおいだき、保温までを自動で行います。浴槽のお湯が減ったときは、たし湯のボタンを自分で押すことが必要です。
フルオートは湯はりからおいだき、保温、たし湯まで全て全自動で行う種類です。おいだき配管自動洗浄も備わっているため、常に清潔な状態を保てます。オートで手動だったたし湯は、フルオートの場合湯量が減ると自動で行われます。
そもそも給湯器のオートとフルオートとは
給湯器のオートとフルオートには、共通して備わっている5つの機能があります。
- 湯はり
- おいだき
- 保温
- たし湯(手動)
- 残り湯の沸かし直し(手動)
リモコンのスイッチボタンを押すと、設定した温度・湯量で湯はりが自動的に行われます。温度が下がると、おいだき機能が動き出す仕組みです。設定温度にまで温度が上がったら、自動保温されます。
たし湯はオートが手動、フルオートが自動です。湯量が減った場合オートはボタンを自分で押すのに対し、フルオートは自動でお湯を設定水位まで足します。
残り湯の沸かし直しでは、水位を検知しないオートは残り湯の量によって溢れたり少なかったりします。フルオートには水位センサーが付いているので、設定湯量まで自動調整してくれて便利です。
給湯器のオートとフルオートの機能面における4つの違い
給湯器のオートとフルオートタイプの主な機能面の違いは、以下の通りです。
たし湯|フルオートは水位センサー付きでお湯を自動で足せる
フルオートに備わっている自動たし湯とは、お湯の水位が減った場合に自動的にお湯を出す機能のことです。設定した水位より3~4cm程度下がると、水位センサーが反応して自動的に湯が出ます。
水位センサーは後付けが困難なので、一度オートの給湯器を設置してしまうと本体交換をしない限りたし湯機能を追加できません。給湯器の交換を検討するときはたし湯機能が必要か、慎重に考えることが重要です。
配管洗浄|フルオートはおいだき配管を自動で洗浄
配管洗浄は、浴槽のお湯を捨てるとき新しく綺麗なお湯がおいだき配管から出てきて、配管内を自動洗浄する機能のことです。配管洗浄機能があれば、おいだき配管内に汚れが残りにくくなって、いつも清潔なお湯につかれます。
オートの給湯器には配管の自動洗浄機能が備わっていないため、おいだき配管内に古いお湯が残ってしまいます。翌日以降にお湯を沸かすと、古いお湯が出てきてしまうため、衛生面にやや不安が残ります。
特に高齢者や幼い子ども、肌の弱い方など衛生面に気を使うべき家庭においては、配管洗浄機能の付いたフルオートの給湯器がおすすめです。
入浴検知での自動おいだき|フルオートのみ搭載
入浴検知での自動おいだきは、浴槽に人が入ったのを検知して設定温度まで沸き上げる機能です。フルオートにのみ搭載されている機能で、身体が冷えているときや2番目以降に入るときなど、いつどんな状況でも快適な入浴時間を過ごせます。
自動保温していても、時間が経過するとぬるくなってしまいます。疲れ切った身体を十分リラックスさせるには、ぬるいお風呂では力不足です。
自動おいだきなら、設定温度まで自動で沸き上げるためいつでも温かいお風呂を楽しめます。おいだきボタンを押す手間が省けたり、押し忘れのミスが防げたりするのも魅力です。
残り湯の沸かし直し|フルオートのみ搭載
残り湯の沸かし直しは、浴槽内の湯量を設定水位まで自動調整してくれる機能です。フルオートにのみ搭載されている機能で、どのタイミングで入っても適切な湯量・温度のお風呂を楽しめます。
家族の人数が多かったり幼い子どもがいたりすると、浴槽内の湯量は減りやすいです。適切な湯量・温度を常に保つには、残り湯の沸かし直し機能が便利です。
フルオートには、水位センサーが内蔵されています。残り湯量をチェックしたうえで沸かし直すため、お湯が溢れたり水道代を無駄遣いしたりすることはありません。自動で管理してくれて、手間がかからないのもメリットです。
給湯器のオートとフルオートにおける価格の違いはいくら?
給湯器のオートとフルオートの価格差を決定するのは、本体価格とランニングコストです。特にランニングコストは給湯器を使用する限り発生し続けるため、事前確認は欠かせません。
オート | フルオート | |
---|---|---|
本体価格 | 70,000~160,000円 | 90,000~270,000円 |
ランニングコスト | 50,000~70,000円 | 60,000~150,000円 |
価格差 | – | +30,000~190,000円 |
自分に適した給湯器を選択する判断材料の1つとして、それぞれの価格の違いを確認しておきましょう。紹介した価格が設定していた予算より高額だった場合は、給湯器選びを再検討するのがおすすめです。
給湯器の本体価格|フルオートが最大20万円高い
給湯器本体の価格は、オートよりフルオートの方が最大200,000円高いです。フルオートの給湯器にはさまざまな機能が搭載されているため、高額になりやすい傾向にあります。
フルオートの給湯器は導入コストの負担が大きくなってしまうため、初期費用を安く済ませたい方には不向きです。フルオートの本体価格を少しでも下げるには必要な機能だけが搭載されている種類に絞ったり、割引を実施する業者を選択したりするのがおすすめです。
給湯器の本体価格は、購入先によって大きく異なります。特に給湯器の専門業者は、本体を安く仕入れているため、通常価格よりも安く購入できる可能性が高いです。フルオートの給湯器の価格を詳しくチェックしたいときは、ミズテックまでお問い合わせください。
ランニングコスト(ガス代)|フルオートが最大10万円高い
給湯器のランニングコスト(ガス代)は、オートよりフルオートの方が最大100,000円も高いです。保温・たし湯などの自動機能によって、ガス代が高くなりやすい傾向にあります。ランキングコストは使い方によって多少変動し、機能を頻繁に使用すると負担はさらに大きくなります。
フルオートの給湯器を長く快適に使い続けるためには、ランニングコストを抑えるための工夫が重要です。温度の設定を見直したり、お湯を使用するとき以外は電源をオフにしたりするのがいいでしょう。
フルオートの給湯器は、本体価格・ランニングコストともに負担が大きい機器です。オートとの差額を確認して、自分の希望や予算に適した方を選択することが重要です。
給湯器のオート・フルオートはどちらがおすすめ?向いている人の特徴を紹介
以下では、給湯器のオート・フルオートのそれぞれでおすすめな できる方人の特徴を紹介します。
オートへの交換がおすすめな人
給湯器のオートへの交換がおすすめな方の特徴を、以下にまとめます。
- 交換費用を少しでも抑えたい
- 水道代やガス代を極力抑えたい
- 入浴時間が短い
- 家族の人数が少ない
給湯器のオートは本体価格が安く、たし湯機能によって水道代やガス代を余分に使ってしまう心配がありません。できるだけ費用を抑えたい方には、おすすめです。
また、家族の人数が少ない方や入浴時間が短い方は、たし湯機能をあまり使う必要がないためオートの給湯器でも事足りるでしょう。
給湯器のフルオートには便利な機能が備わっていますが、使わない機能が付いていても仕方ありません。 製品の機能を理解したうえで、自身の生活に合った機能を選ぶのが賢い買い物といえるでしょう。
フルオートへの交換がおすすめな人
給湯器のフルオートへの交換がおすすめできる方の特徴を、以下にまとめます。
- たし湯を頻繁に行う
- 衛生面を気にする
- 高齢者や幼い子供がいる
- 家族の人数が多い
給湯器のフルオートは本体価格が割高ですが、たし湯や配管洗浄などオートにはない機能が備わっています。 便利さや衛生面を重視するなら、フルオートがおすすめです。
たし湯機能は浴槽内のお湯を常に一定量に保てるので、湯量が減ったときに手動でお湯を出す必要がなく快適な入浴が楽しめます。
一方、たし湯機能には、必要以上に水道代やガス代を使ってしまうリスクがあります。 自動機能をオフすれば手動に切り替えられるので、使い方に気をつけてランニングコストの増加を防ぎましょう。
給湯器のオートとフルオートで迷ったらミズテックへご相談ください
「オートとフルオートの違いはわかったが、自分にはどちらが適しているのかわからない」
「機種の数が多すぎて、どれを購入すればいいのか迷ってしまう」
「自分一人で決めるのではなく、できればプロの方に相談して決めたい」
そんな悩みをお持ちの方は、ぜひミズテックまでご相談ください。 希望価格や生活環境などの情報をもとに、お客様にぴったりの製品を紹介します。 大手メーカーであるノーリツやリンナイの正規販売店なので、品揃えは豊富で価格にも自信があります。
ミズテックでは給湯器の交換・修理も対応しています。お電話で相談いただければ、給湯器修理のプロが最短30分で訪問します。
年中無休で対応しているので使用中の給湯器が壊れて緊急で修理が必要なときは、ミズテックまで気軽にお問い合わせください。
「給湯器の人気メーカーの機能の違いやおすすめ製品を解説する記事はこちら」
給湯器のオート・フルオートごとに人気商品を紹介
以下では、給湯器のオート・フルオートのタイプ別で人気商品を紹介します。交換する給湯器を選んでいる方も、これから検討する方もぜひ参考にしてください。
※費用はミズテックへ依頼いただいた場合の工事費込み価格
オートタイプの給湯器の人気商品
GT-C1672SAW-H BL | GT-C2072SAW-H BL | GT-C2472SAW-H BL | |
---|---|---|---|
給湯タイプ | オート | オート | オート |
号数 | 16号 | 20号 | 24号 |
税込価格 | 163,985円 | 174,479円 | 182,696円 |
フルオートタイプの給湯器の人気商品
GT-C1672AW-H BL | GT-C2072AW-H BL | GT-C2472AW-H BL | |
---|---|---|---|
給湯タイプ | フルオート | フルオート | フルオート |
号数 | 16号 | 20号 | 24号 |
税込価格 | 180,848円 | 191,309円 | 199,559円 |
給湯器のオート・フルオートの違いに関してよくある質問
給湯器のオート・フルオートの違いを説明してきましたが、まだ疑問が残る方もいらっしゃるでしょう。悩みを少しでも解決するべく、よくある質問に回答します。
フルオートタイプだと壊れやすいって本当?
給湯器のオートとフルオートで、壊れやすさに違いはありません。フルオートはオートより多くの部品を搭載しているため、壊れやすいのではと考える方はいます。
フルオートタイプへの不安を払しょくしきれないなら、ミズテックへご相談ください。オートとフルオートの違いから相談内容に適した給湯器の提案まで、プロが親切丁寧に対応します。土日祝日問わず毎日営業しているため、都合のいいタイミングで気軽にお問い合わせください。
フルオートタイプの機能はいらない?本当はオートで十分?
給湯器のフルオートの機能が必要かは、人によります。必要最低限の機能だけで十分な方や沸かし直し・たし湯は行うが使用頻度低めの方、単身(1人)世帯・2人家族にとっては不要です。
フルオートは、オートより導入費用・ランニングコストが高くつきます。選択を間違えると、予算を大きく上回る出費になってしまうリスクがあるため注意が必要です。
以下では、オート・フルオートがおすすめな方の特徴を解説しています。自分にどちらのタイプが合っているのかをチェックしたい場合、詳しく確認してください。
「給湯器のオート・フルオートはどちらがおすすめ?向いている人の特徴を紹介」
給湯器のオート・フルオートの違いを理解して適した方をえらびましょう
給湯器のオートとフルオートの違いは、お風呂に関係する自動機能の数です。シンプルな機能が好みで導入費用・ランニングコストを抑えたいならオート、利便性を重視するなら幅広い機能が搭載されているフルオートタイプがおすすめです。
給湯器のオート・フルオートの選び方に迷ったら、ミズテックにご相談ください。メーカーや一家店からの一括仕入れで不要なコストを削減し、最大80%オフを実現します。表示価格は本体価格から工事費までを全て含んだコミコミ価格で、初めて給湯器を購入・交換する方にも理解しやすいです。
ミズテックでは、商品・工事ともに10年保証が無料で付きます。サポート体制が充実しているため、工事後何かあったときにもすぐに相談できて安心です。
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