リンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん(かんたくん)」は、ガスならではの強い温風が特徴で、短時間で衣類を乾燥させてくれます。
リフォームを機に導入を検討している方や、パワフルな乾燥機をお探しの方、乾太くんの設置費用が気になる方必見!
衣類乾燥機の専門家が、乾太くんの特徴や気になる設置費用、ランニングコストなどを詳しく解説します。
乾太くんの購入・設置に関する具体的なご相談は「ミズテック」へお気軽にどうぞ!
目次
乾太くん(かんたくん)の設置費用はいくら?

ガス衣類乾燥機「乾太くん」の設置費用は、基本機能を備えたスタンダードタイプであれば、15万円前後、デザインと機能が進化したデラックスタイプであれば、20万円前後が相場です。
乾太くん(かんたくん)の設置にかかる一般的な費用の内訳は①衣類乾燥機本体(乾太くん)+②工事費(基本工事費+追加工事費)の合計額です。本体のタイプや新規工事か交換工事かによっても価格は大きく変動します。
タイプ | 新規 スタンダードタイプ | 交換 スタンダードタイプ | 新規 デラックスタイプ | 交換 デラックスタイプ |
---|---|---|---|---|
①衣類乾燥機本体費用 (乾太くん) | 7万~14万円 | 7万~14万円 | 10万~20万円 | 10万~20万円 |
②工事費用 (基本工事費+追加工事費) | 5万~22万円 | 5万~11万円 | 5万~22万円 | 5万~11万円 |
合計価格 (①+②) | 12万~29万円 | 12万~25万円 | 15万~42万円 | 16万~31万円 |
ここでは、乾太くんの本体価格や、工事費の相場も併せて紹介します。
乾太くんの本体価格
乾太くんの販売価格は、3~5kgの乾燥容量であれば7~10万円。
シーツや毛布も乾燥できる6kg以上の場合は15万円前後です。
※メーカー希望小売価格から20~30%以内の割引が相場
タイマーをはじめ、エコや厚着コースなど基本的な機能を持ったスタンダードタイプと、大容量で運転音低減など、さまざまな機能を備えたデラックスタイプの2種類があります。
スタンダード | デラックスタイプ | |
---|---|---|
乾燥容量 | 3~8kg | 6~9kg |
設置場所 | 室内・室外 | 室内のみ |
家族人数の目安※ | 1~5人 | 3~6人 |
価格相場 (税込) | 65,000~140,000円 | 100,000~160,000円 |
静音機能 | なし | あり |
スマホ連携 | なし | あり |
庫内照明 | なし | あり |
※1人1日約1~1.5kgとした場合
本体費用を抑えたい場合は、基本機能を備えたスタンダードタイプ、乾燥コースや機能も充実したい場合はデラックスタイプなど、予算やライフスタイルに応じて選択しましょう。
スタンダードタイプとデラックスタイプの性能比較表は以下の通りです。
シリーズ (型番) | RDT-80 | RDT-54S-SV | RDT-31S | RDT-93 | RDT-63 |
---|---|---|---|---|---|
タイプ | スタンダード | スタンダード | スタンダード | デラックス | デラックス |
乾燥容量 | 8kg | 5kg | 3kg | 9kg | 6kg |
家族人数の目安※ | 3~5人 | 2~3人 | 1~2人 | 4~6人 | 3~4人 |
メーカー希望小売価格 (税込) | 193,490円 | 156,750円 | 120,010円 | 241,340円 | 206,690円 |
相場 (税込) | 110,000~140,000円 | 90,000~110,000円 | 65,000~85,000円 | 110,000~160,000円 | 100,000~140,000円 |
サイズ | H68.4×W65.0×D64.1cm | H68.4×W65.0×D56.1cm | H60.9×W55.0×D50.6cm | H67.1×W65.3×D67.4cm | H67.1×W65.3×D59.4cm |
※1人1日約1~1.5kgとした場合
また、スタンダードタイプとデラックスタイプのコース・機能比較表は以下です。
※別途リンナイアプリからの登録が必要
乾太くんの工事費
乾太くんの設置に伴う工事費は、新規設置か交換かで金額が大きく異なります。
- 乾太くん新規設置:50,000~220,000円
- 既存機器からの交換:50,000~110,000円
既に都市ガスやプロパンガス(LPガス)を供給する設備が整っており、他に特別な作業が発生しない場合は、基本工事内での作業となります。
ご家庭にガスの設備がなく、ガス設備から着工する場合や、または2階以上の高層階に設置する場合などは、追加費用がかかるケースが多いです。
乾太くんの新規設置・交換工事費の内訳の例は以下の通りです。
項目 | 工事内容 | 新規設置 | 交換 |
---|---|---|---|
乾太くん 専用台本体 | 新規また交換時に、必ず専用台の交換が必要 | 20,000~30,000円 | 20,000~30,000円 |
本体設置費 | 前扉の方向変更や専用台への取付 | 20,000~30,000円 | 20,000~30,000円 |
設置台組立費 | 専用台の組立てや転倒防止対策 | ||
排湿管工事費 | 排湿部材の取り付け | ||
開口作業費 | 排湿管を屋外へ通すための壁面穴あけ作業 | 5,000~8,000円 | 5,000~8,000円 |
諸経費 (出張費含む) | – | 5,000円 | 5,000円 |
既存機器処分費 | – | 3,000~5,000円 | 3,000~5,000円 |
また、追加工事費の一例は以下の通りです。
項目 | 工事内容 | 新規設置 | 交換 |
---|---|---|---|
ガス栓増設 ※追加工事のみ必要 | 機器設置付近にガス栓がない場合の増設 | 5,000~10,000円 | – |
ガス配管延長 ※追加工事のみ必要 | ガス栓の増設に伴うガス配管の延長など | 2,500~3,000円/m | – |
ガス設備工事 ※追加工事のみ必要 | 新規にガスを供給する場合のガス設備の施工※都市ガスの引き込みは1m引き込みで1~2万円 | 20,000~100,000円 | – |
高所作業費 ※追加工事のみ必要 | (2階以上の場所の設置に伴う特別作業) | 10,000~30,000円 | 10,000~30,000円 |
※ 工事内容や費用は、施工業者によって異なるため、あくまでも目安としてください。
※ガス設備の状態によっては交換の際も費用が必要となる場合がございます。
基本工事や追加工事の内容は、見積もりの段階で内容をよく確認しておき、目安となる費用相場と比較することが大切です。
業者によっては、工事費込みで提供している場合もあります。追加費用が心配な場合は、追加工事が必要となるかを確認しておきましょう。
乾太くん(かんたくん)の設置費用を抑えるためのコツ

乾太くん購入時に、少しでもコストを抑えるコツをご紹介します。購入から設置にかかるコストを大きく削減できるでしょう。
工事がいらない設置方法を選ぶ
乾太くんを屋内に設置する場合、排気を屋外に逃がすための排気管を壁に通す工事が必要です。しかし、屋外に設置する方法であれば、排気が直接外に排出されるため、壁に穴を開ける工事は不要です。
屋内に設置する場合には、窓パネルを利用して排気を窓から外に出す方法があります。窓パネルを使用すれば、排気管の工事が不要になり設置費用を大幅に削減できます。
ただし、窓パネルを利用すると窓の開閉が制限されるため、設置場所は生活スタイルや環境に合った選択を行いましょう。
メーカー・業者・店舗の限定セールやキャンペーンを利用する
乾太くんをできるだけ安く導入するには、メーカーや販売店が実施するセールや、在庫処分や新生活応援などのキャンペーンを利用しての購入もおすすめです。
割引価格と記載があっても、実際の値引き率はそれほど大きくないケースもありますので、
必ず複数店舗で、工事費込みの総額を見比べてから購入しましょう。
また、ガスの新規開設を条件に、乾太くんを割引価格にて購入できるキャンペーンを実施しているガス会社もあります。乾太くんに関するキャンペーンを行っている会社があるかをチェックしておくといいでしょう。
乾燥機の購入から設置まで一貫して依頼する
乾太くんをできるだけ安く導入するもう一つの方法は、「乾太くんの購入から設置まで同じ業者に依頼すること」です。
複数の業者へ依頼すると、各会社で手数料が発生し割高になるため、すべて同じ業者へ依頼することで、かかる費用を大きく抑えられます。
一括して同じ業者へ依頼すれば手数料などを省けるため、安い価格で購入ができるのです。
さらに、万が一初期不良や設置トラブルがあった場合も、一社に依頼しておけば余計な手間がかかりません。
たとえば、給湯器交換の専門業者であるミズテックであれば、購入から設置まで一括してお任せいただけます。
掲載価格もすべて本体価格、工事費、10年間保証がすべて含まれるので、追加費用の心配は不要です。
「乾太くん(かんたくん)」をご検討中ならミズテックまでご相談ください!

「乾太くんを導入したいけれど、どのタイプが適しているかわからない」
「乾太くんの設置場所について相談したい」
乾太くんの導入に関してさまざまな疑問点や不安があるときは、まず専門業者ミズテックにご相談ください。弊社はリンナイの正規販売店です。
ミズテックはご家庭の環境や住宅、ライフスタイルや予算に合わせたご提案で安心を提供します。
年間施工件数は1万件を超え、技術力とサービスの高さで多くのお客様にご愛顧いただいております。おかげさまでアンケート満足度では97.3%の評価をいただくことができました。
ガス衣類乾燥機の導入や交換を思い立ったら、まずは土日祝日でも迅速に対応中の「ミズテック」までお問い合わせください。
そもそもリンナイ製ガス衣類乾燥機「乾太くん(かんたくん)」とは?

リンナイの乾太くんは、ガスをエネルギーとする衣類乾燥機です。
ガスならではの高温と風量の多さによって、素早く乾燥でき、仕上がり具合の満足度も非常に高い乾太くん。高い人気を誇る、衣類乾燥機です。
乾太くんはガスを使用して一気に乾かすことでシワを軽減し、タオルもふんわりと仕上げます。ランニングコストも抑えられ、家事の時短に加えて、家計も助けてくれる便利な家電です。
乾太くんは、メーカーの掲げる「家事にかかる時間を短縮させて家族との時間を大切にする」その一旦を担う家電製品です。
乾太くんの特徴を以下で詳しく解説しましょう。
乾燥スピードが速く、家事を時短化できる
乾太くんの持ち味は、なんと言っても「乾燥スピードの速さ」です。火力の高いガスを利用し、電気式乾燥機の3~5倍の早さで衣服を乾燥できます。
6kgの洗濯物を乾かすのにかかる時間を、ガス乾燥機と電気式乾燥器で比較しました。
機種 | 機種 |
---|---|
ガス式衣類乾燥機「乾太くん」 | 約60分 |
電気ヒートポンプ式 全自動洗濯乾燥機 | 約185分 |
電気ヒーター式 全自動洗濯乾燥機 | 約312分 |
情報引用元:https://rinnai.jp/lp/kanta/
電気ヒーター式が約312分、ヒートポンプ式が約185分のところ、乾太くんのガス式は約60分で乾燥が完了します。
早く衣服を乾燥させたい方に、乾太くんはおすすめです!
生乾きの原因菌を除去できる
乾太くんは80℃以上の超高温風で衣服を乾燥するため、生乾きの原因菌を99%除去できます。
生乾きの悪臭の原因は、「モラクセラ菌」です。家庭内の様々な場所に存在している菌の一種で、部屋干ししていると付着してしまうことがあります。
たんぱく質などを餌にして増殖し、悪臭を放つ原因となります。
乾太くんを利用すれば高温風で乾かすため、確実にこの原因菌を除去できます。
清潔に衣服を乾燥できる
天日干しは紫外線の力で菌の繁殖を防ぐことができます。しかし、曇りや雨の時には思うように干せないのが難点です。ガス式衣類乾燥機の乾太くんなら、雨風の強い日や花粉や黄砂の季節でも、天候や環境に左右されることなく大活躍してくれる優れモノです。
また一部の機種※では、乾燥前にドラム除菌運転をおこなうことで、ドラム内の菌を99%以上除去できます。
乾太くんなら、天日干しと同様にいつでも清潔な仕上がりが期待できます。
※RDT-9、RDT-63、RDT-80、RDT-54S、RDT-31Sシリーズに搭載
衣服がふんわり快適な仕上がりになる
ガスならではの強い温風で乾燥させると、衣類の繊維が根元から立ち上がるため、タオルなどもふっくらとやわらかく、快適な仕上がりになります。
乾太くんと天日干し、洗濯乾燥機それぞれの仕上がり具合を比較しました。
乾燥方法 | 仕上がり具合 | タオル4枚のかさ高 |
---|---|---|
乾太くん | 繊維1本1本がしっかりと立ち上がり、ふっくらで柔らかい | 約21.5cm |
天日干し | ふんわり感が少なく、ゴワゴワしている | 約18cm |
全自動洗濯乾燥機 | 乾燥するまでに時間がかかり、繊維がふっくら立ち上がりきらない | 約19cm |
また大風量の乾太くんは、自然とシワが伸びるので、アイロン掛けの手間も省けて一石二鳥です。
乾太くん(かんたくん)などのガス乾燥機と電気乾燥機の違い

ガス乾燥機・電気乾燥機の違いは、機能性と価格です。
電気乾燥機は購入費用が比較的安価ですが、乾燥するまでに時間がかかってしまうため、天日干しよりもゴワついた仕上がりになります。
一方のガス乾燥機は乾燥までが早く、ふんわりやさしい仕上がりになりますが、初期費用は高くなります。
ガス衣類乾燥機と電気式乾燥機の主な違いをまとめると、以下の通りです。
項目 | ガス式 | 電気式 |
---|---|---|
乾燥時間 | 短い | 長い |
仕上がり | 繊維が立ち上がりふっくら | 繊維が立ち上がりきらない |
イニシャルコスト (初期費用) | 高い | 安い |
ランニングコスト (維持費用) | 安い | 高い |
設置場所 | 設置条件あり | 選ばない |
乾太くん(かんたくん)のランニングコスト(ガス代)
乾太くんのランニングコストは、1ヶ月(30日間)使用しても約1,000円~約2,000円と大変経済的です。
乾太くんのランニングコストは、ガスの種類(都市ガス/プロパンガス)によって異なりますが、電気乾燥機と比較してもリーズナブルに使用できます。
5kgの洗濯物を乾燥した場合にかかるコスト(※)は以下の通りです。
乾燥方法 | 乾燥時間 | コスト |
---|---|---|
乾太くん (都市ガス) | 約52分 | 約40円 |
乾太くん (プロパンガス) | 約52分 | 約67円 |
電気式乾燥機 (ヒートポンプ式) | 約162分 | 約73円 |
電気式乾燥機 (ヒーター式) | 約281分 | 約126円 |
※乾燥時間:リンナイ調べ
※都市ガス算出コスト:東京ガス公表の算出条件を適用
※プロパンガス算出コスト:石油情報センター公表2024年4月全国平均からガス単価を600円で算出し、
乾燥1回にかかるガス使用量0.112㎥を掛け合わせて算出
※電力料金目安単価31円/kWhで計算。:家電公取協2024年調べ
※消費電力は1,000kwで算出
乾太くん(かんたくん)の評判・口コミは実際どう?

「乾太くん」の口コミや評判を見てみると、悪評はほとんど見受けられません。
リンナイの公式ホームページやインターネットで検索して、乾太くんに関する評判や口コミを確認してみましょう。
<メリットと捉えられる口コミや評判>
- インテリアに馴染むデザインでおすすめ
- ふわふわで気持ちいい
- 乾燥時間の短さに驚いた
- 生乾き臭がしなくなった
- たった1時間で乾くのがすごい
- 梅雨時期にとても助かった
- 1回目の乾燥中に2回目の洗濯が同時にできるのでとても時短!
- 家族と会話する時間が増えた
- 操作がとても簡単
- 天日干しよりも仕上がりに満足
- 仕事も家事もよりスムーズになった
- 熱が室内にこもらないのが嬉しい
乾燥時間の短さや便利さに加えて、仕上がりや操作性など、メリットについての幅広い意見があります。
<どちらかと言うとデメリットな口コミや評判>
- 機器の上部の排湿筒の見栄えが悪い
- 導入費用が少し高く感じる
- 洗濯機の防水パンが大きくて専用台が置けなかった
やはり導入費用・スペースは避けられない問題といえるでしょう。
そのため、乾太くんを導入する場合は、「初期費用」「設置スペース」について十分に把握しておく必要があります。家を新築する場合は、乾太くんの設置スペースも考慮して設計をすると良いでしょう。
乾太くん(かんたくん)を設置する際の注意点

乾太くんを設置する際の注意点は以下の通りです。
まずは、設置したいスペースと乾太くんの外形寸法を照らし合わせ、奥行きなど設置に十分なスペースがあることや、安全面についても考慮しましょう。
乾太くん(かんたくん)は左右可変ドアのため、ドアの開き方を設置場所に合わせてどちらにでも変更できます。
乾太くんは雨水がかからない屋外のベランダや軒下に設置可能
引用元:乾太くんをご検討の方へ|リンナイ
衣類乾燥機「乾太くん」は、条件が合えば屋内でも屋外でも設置が可能です。
十分なスペースがあれば、取り出しに便利な屋内設置がおすすめですが、洗濯機が屋外にある・屋内に十分なスペースを確保できない場合は、屋外設置を検討しましょう。
スペースが十分か不明な場合には、設置場所に関して業者に相談されることをおすすめします。
屋内設置・屋外設置でそれぞれ注意すべき点を詳しく解説します。
乾太くんを屋内設置する場合
引用元:設置について|リンナイ
まず、乾太くんを屋内設置する場合には湿気に注意しましょう。
乾太くんは短時間に大量の湿気が排出されるため、排出筒をつけて湿気を屋外に排出する必要があります。
排出筒を取り付けないと屋内に湿気が貯まり、カビ・結露が発生する原因となってしまいます。
そのため、排出筒を屋外に出すために、壁を貫通させる工事が必要となります。壁に穴をあけられない場合は、窓の隙間に専用のパネルを設置して排出する必要があります。
窓を開ける程度では排出が不十分なため、必ず工事か専用パネルの設置を検討しましょう。

また、屋内設置で利用する場合は、ガスコード接続タイプの乾太くん(かんたくん)を選びましょう。
乾太くんを屋外設置する場合
引用元:設置について|リンナイ
乾太くんを屋外設置する場合、屋外の雨・風に晒されるところに設置すると、経年劣化が激しくなってしまいます。
屋根のあるところに置いたり、雨や風を防ぐ専用の保護カバーを併用したり、なるべく本体を風雨や紫外線から保護しておきましょう。
また、屋外で接続する場合は、ネジ接続タイプの乾太くん(かんたくん)が推奨されています。

マンションなどの集合住宅にお住まいの方で、新規に乾太くんの設置を検討の際は、設備の変更などが必要です。
必ず、設置前に物件の管理人や管理組合などに相談してください。
また、次のような場所は、機器本体の故障や安全上の理由により設置に適さない場所です。設置場所の検討の際は、十分に注意しましょう。
場所 | 理由 |
---|---|
①浴室などの高温・多湿の場所 | 感電や火災、機器故障の原因につながる可能性があるため |
②ひさしのようなものがなく、 直接水や雨などがかかる場所 | 感電や火災、機器故障の原因につながる可能性があるため |
③十分な給気や換気がとれない場所 | 不完全燃焼のおそれ |
④屋内で排湿筒が設置出来ない場所 | カビや結露発生のおそれ |
⑤揮発性引火物を使用する場所 (シンナーやガソリンなど) | 火災の危険性があるため |
⑥棚の下など落下物のおそれのある場所 | 火災や機器故障のおそれ |
⑦綿ぼこりの多い場所 | 機器故障のおそれ |
スペースに余裕がある場所に置く
乾太くん本体の設置には、衣類乾燥機本体の大きさのほか、以下のスペースが必要です。
防火上必要な離隔距離(給気口から必要な空気を取り入れる、また安全装置の不要な作動を防止するための適度なスペース)
- 機器上方4.5cm以上
- 機器側方(左右)4.5cm以上
- 機器前方0cm ※日常においては、扉の開閉や洗濯物の出し入れのできる距離が必要
- 機器後方0cm
メンテナンス上必要な離隔距離
(機器を台から下して作業する場合に必要なスペース)
- 機器上方30cm以上
- 機器正面左側方25cm以上
- 機器正面右側方10cm以上
- 機器後方4.5cm以上
- 機器前方50cm以上
そのほか、乾太くんを設置する専用台の設置スペース分も考慮しなければなりません。
また、洗濯機の上に衣類乾燥機の設置予定の場合には、洗濯機の下の防水パンに専用台の脚がかからないよう、あらかじめ寸法を測っておく必要があります。
ご自宅に、乾太くん設置のための十分なスペースがあるのかわからない、という場合は業者に相談しましょう。ミズテックでもご相談をお受けしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
資格保有者による設置が必要
ガス衣類乾燥機の設置は、資格保有者による施工が必要です。
ガス栓の増設や機器へのガス接続など、専門的な作業が必要なためです。
- 都市ガス:内管工事士/簡易内管施工士/ガス機器設置スペシャリスト/ガス可とう管接続工事監督者
- プロパンガス:液化石油ガス設備士
その他、屋外設置で防雨型コンセントを新設する場合や、新設に伴う電線の接続、アース接続など、電気工事が発生する場合も同様に専門業者への依頼が必要です。
値段を抑えて乾太くん(かんたくん)を試す方法はある?

ガス会社や専門業者の一部では、2,000円~4,000円ほどの金額で無理なく乾太くんを利用できる「リース」や「ご利用お試しキャンペーン」を開催している場合があります。
乾太くんの購入は予算的に厳しいという方も、まずはこのような形で乾太くんの良さを体験してみてはいかがでしょうか。ただし、業者によってプラン内容や、リース満了時の取り扱いや故障時の保証が異なりますので注意が必要です。
リース契約やお試しキャンペーン開催の有無については、直接専門業者へお問い合わせください。
乾太くん(かんたくん)は値段に見合う導入メリットが十分ある

リンナイ製のガス衣類乾燥機「乾太くん(かんたくん)」は、速く乾かせる・洗濯物もふんわり仕上げられる、家事をグンと楽にしてくれる商品です。
設置費用は3~5kgの容量であれば7~10万円、6kg以上の場合は15万円が相場です。
設置スペースや機種についてなどのお困りごとがあれば、ぜひミズテックへお気軽にご相談ください。