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給湯器交換の適切な費用相場!見積の見方
給湯器の調子が悪くなってきたり故障したりすることによって交換を考えている時に、給湯器本体の費用や工事費用がどれくらいかかるものなのか、分からない方も多いのではないでしょうか。
給湯器交換の費用は、選ぶ機種や業者によって大きく変わってきますが、適切な費用相場というのが存在します。費用相場を理解していれば、業者との交渉もしやすくなるため、希望する給湯器をできるだけ安く交換することができます。
ここでは、給湯器交換の適切な費用相場と、見積を見る時のポイントについて解説していきます。
給湯器交換工事の費用相場
給湯器の交換工事にかかる費用の内訳は、主に「給湯器本体」・「工事費」の2つになります。
給湯器本体にかかる費用はメーカーや給湯器の機能・号数によって大きく異なりますが、大半の機種は定価で10万円〜40万円程度です。ただし、定価で判断してはいけません。給湯器本体の費用は定価の5割引で販売されるのも当たり前になっていて、割引率の高い業者だと、8割引まで値引きしてくれる場合もあります。給湯器本体の割引後の費用相場は5万円〜20万円程度と考えておき、もしそれより安くなる場合はその値段が最安値と考えてよいでしょう。
続いて工事費用ですが、工事費用はさらに「標準工事費」と「標準工事費以外の工事費」に分かれます。標準工事費の相場は2.5万円〜6万円。標準工事費以外の工事費の相場は2万円〜3万円程度となっています。工事費用も設置する給湯器の機種や工事内容によって大きく変動しますが、費用相場を覚えておくと良いでしょう。
給湯器交換の見積の見方・内訳を解説
給湯器交換を業者に相談すると、交換にかかる費用の見積が提示されます。この見積の見方と内訳について紹介します。
<給湯器交換の見積例>
商品代 |
本体価格 |
¥200,000 |
割引(60%オフ) |
¥120,000 |
|
割引後本体価格 |
¥80,000 |
|
工事費用 |
機器撤去処分費 |
¥5,000 |
機器設置工事費 |
¥10,000 |
|
配管接続費 |
¥30,000 |
|
保温復旧費 |
¥3,000 |
|
試運転調整費 |
¥3,000 |
|
諸経費 |
¥10,000 |
|
その他 |
出精値引き |
-¥3,000 |
合計 |
¥138,000 |
商品代の項目は、給湯器本体の費用と割引率、割引後の本体価格が記載されます。給湯器本体の割引率によって、交換工事の総額が大きく変動するため、ここが重要なポイントだといえます。
次に、標準工事費用です。標準工事費用は大きく分けると次の要素で構成されています。
・古い給湯器の撤去及び処分費用
・新しい給湯器の取り付け設置に関わる費用
・移動車両や駐車場代などの諸経費
業者によって見積での表記の仕方やどこまで細かく記載するかが異なります。1式といった曖昧な形でまとめて記載する業者もありますが、どんな内容が含まれているか分からないため、曖昧な表記になっている場合は、内訳がどうなっているのかを確認するようにしましょう。最悪の場合、工事が始まってから思わぬところで追加費用を請求されてしまう場合もあります。
また、例には記載されていませんが、工事費には「標準工事以外の工事費用」というものがあります。主な内容としては、設置が難しい場所や高所に設置するための搬入費・足場設置費用、経年劣化に伴う配管の交換費用、電源コンセント増設費用などとなっており、必ずしも計上される費用ではありません。理由が分からないのにこのような費用が見積に含まれていた場合は、なぜなのかを確認しておくとよいでしょう。
給湯器交換の見積が無料の理由
給湯器交換の見積は基本的に無料で依頼することができます。業界全体として見積の無料対応が通例となっており、Webサイトなどを見ると、交換業者は各社ともに無料見積と記載しています。
見積が無料で受けられることは、消費者にとって大きなメリットです。複数の業者から見積を提示してもらってその価格や内訳を見て比較検討することができます。
1社のみの見積を見て決定するのではなく、複数者に見積依頼をして比較したうえで、交換工事を依頼する業者を決定することをおすすめします。
給湯器交換の比較サイトは参考になる?
ネットで検索をすると、給湯器交換の比較サイトや口コミサイトがでてきます。給湯器交換工事を請け負う業者をランキング形式で紹介したり、給湯器の型番別に複数の業者の交換工事費用の目安を掲載したり、利用者の口コミを掲載したりするようなサイトです。
こういった比較サイトや口コミサイトは、欲しい情報がまとまっており消費者にとっては嬉しい存在です。1社ずつ調べて見積をとるよりも効率的に情報収集ができます。
しかし、比較サイトの利用にあたっての注意点もあるので紹介します。
1つ目は、掲載されている費用はあくまでも目安であり、実際の交換工事費用とは異なる場合があるということです。比較サイト上に掲載されている費用や施工内容は一例であり、実際に自宅の給湯器の見積を取ると全然違う費用になるということもあり得ます。比較サイトは参考にしつつも、最終的には自分自身で業者から見積を取り、依頼するかを判断するようにしましょう。
2つ目は、比較サイト上の口コミやランキングを鵜呑みにしすぎないことです。ランキングで全ての業者が網羅されているわけではありませんし、掲載されている口コミも良い口コミだけを抜粋して書かれている場合もあります。比較サイトは、どんな業者があるのかや相場を知るための参考として活用し、自分自身で業者とやり取りとして信頼できると感じた業者に交換工事を依頼することをおすすめします。
費用を安く抑えたい場合の給湯器交換業者の選び方
給湯器の交換を依頼する業者としては、次の3つが挙げられます。
- ガス会社
- 家電量販店、ホームセンター
- 給湯器専門業者
それぞれの特徴をみていきましょう。
ガス会社の特徴
ガス会社に交換工事を依頼した場合の費用相場は、他の2つと比べると高くなります。その理由は割引率の低さにあり、あまり値引きを行いません。
費用は高めではありますが、知識・技術ともに確実なガス会社による交換工事には安心感があり、交換工事や修理の経験も豊富です。
家電量販店・ホームセンターの特徴
家電量販店やホームセンターでも交換工事をしてもらうことができます。費用相場は他2つに比べると中間といったところで、家電量販店の方がやや高く、ホームセンターは比較的安い傾向にあります。
全国チェーンの店舗であれば幅広いエリアに対応しており、ガス給湯器以外のリフォームも対応できる場合があるため、全て1つの業者に任せて依頼したいという消費者にとってはメリットのある業者だといえます。
給湯器専門業者の特徴
給湯器専門業者に交換工事を依頼する場合の費用相場は、他と比べると最安値になります。その理由は高い割引率にあり、給湯器専門業者からは5〜8割程度の割引を受けることができます。特に規模の大きい業者であれば、メーカーから大量に安く給湯器を仕入れることができるため、それが割引率を高くできる要因となっています。
また、業者によっては独自の保証を無償で付帯している場合があり、最長で10年程度のサポートが受けられるので、交換工事後も安心して給湯器を使うことができます。
費用を安く抑えたいなら、給湯器専門業者を選ぶのがおすすめ!
3つの業者の特徴を紹介しましたが、費用を安く抑えたいなら、給湯器専門業者に依頼することをおすすめします。高い割引率によって交換費用を安く抑えることができるとともに、給湯器専門業者であれば豊富な実績があり、安心して工事を依頼することができます。
さらに、複数の給湯器専門業者で相見積もりをとり、比較することでより費用を安く抑えることができる場合があります。
(参考)給湯器の交換業者でおすすめは? メーカー・ガス会社・家電量販店・給湯器販売業者を徹底比較
給湯器の交換はミズテックへご相談ください
今回は、ガス給湯器の交換工事の費用相場や見積の見方、業者ごとの特徴について紹介しました。ガス給湯器の交換を検討されており、見積をとる際や、どこの業者に依頼するかお悩みの際は本記事を参考にしてください。
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