レンジフードのリフォームや交換をしたいけれど、どう進めて行ったらよいかお悩みの方もいるでしょう。
レンジフード交換をしたい場合、どのような業者に依頼したらよいかをご紹介します。また、業者の選び方や交換工事の流れも解説していきます。
目次
レンジフード交換業者の一覧
レンジフードの交換を決めたら、まずは業者探しですね。
レンジフード交換依頼は下記の4つの業者に依頼することができますが、「料金」「品質」など、特徴を理解した上で依頼業者を決めると良いでしょう。
レンジフード交換専門業者 |
ガス会社 |
ホームセンター・家電量販店 |
リフォーム会社 |
|
料金 |
◎ |
△ |
〇 |
〇 |
品質 |
◎ |
◎ |
△ |
〇 |
スピード |
◎ |
〇 |
〇 |
〇 |
安心 |
◎ |
◎ |
〇 |
〇 |
レンジフード交換専門業者
レンジフード交換専門業者なら、施工経験も豊富、工事品質も高く、費用も他の業者に比べると抑えられる傾向にあります。
専門知識を持っているため、施工も安心して任せることができます。
Webで無料相談・見積もりをする
ガス会社
契約しているガス会社でもレンジフードの交換は可能です。
作業品質は安定しているものの、他の業者にくらべて交換費用がかかってしまう場合もあります。
また、会社によっては取り扱いメーカーがそれほど多くないこともあります。
ホームセンター・家電量販店
店舗で実際にレンジフードを確認できたり、気軽に訪問しやすいホームセンターや家電量販店。
ご自宅での様子をイメージしやすいのもメリットの一つです。
相談窓口の方が専門知識を持っていない場合や、工事は下請け業者へ依頼している場合もあります。
リフォーム会社
外装から内装まで、住宅設備の入れ替えなどを請け負うリフォーム会社でもレンジフードの交換ができます。
レンジフード以外にも交換したい場所があれば、まとめてリフォーム会社に依頼した方がスケジュールもたてやすく、スムーズに交換ができるでしょう。
レンジフード交換業者の選び方
選べるレンジフードの種類が多い
レンジフードひとつ取っても、「パナソニック」や「リンナイ」、「ノーリツ」などさまざまなメーカーの製品がありますが、業者によっては取り扱っているメーカーが限られていることがあります。
まずはどんなメーカーを取り扱っているかを確認しましょう。取り扱いメーカーが多い業者なら、生活スタイルに合った機能を持っている製品や、好みのデザインのレンジフードを選ぶことができるでしょう。
レンジフード交換資格を持っている
レンジフードの交換には配線工事など、電気工事士の有資格者でないとできない作業があります。安全に施工するためには必須の資格です。
有資格者のいない業者に依頼した場合、さらに下請け業者を介しての工事になることがあるので、費用が高くなる場合もあります。
レンジフードの交換の施工実績が豊富
レンジフード交換業者を選ぶ際、費用や印象も大事ですが、やはり大切なのは施工実績の多さでしょう。豊富な知識と実績を持った業者であれば作業もスムーズで安心です。
保証内容が充実している
レンジフード自体の不具合は製造メーカーの保障となりますが、配管や配線など、工事に起因する不具合の保障は交換業者が行います。
業者によっては、保障期間の長さに違いがあったりするので、保証内容が充実している交換業者を選びましょう。
レンジフードの交換費用が公開されている
交換にかかる費用が自社HPなどで公開されている業者であれば、あらかじめかかる費用が把握できるため、いくつかの業者と比べることも可能です。
依頼前に交換費用の公開の有無を調べておけば、見積もり依頼をする業者をかなり絞ることもできますね。
レンジフード交換業者選びのポイントについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。
レンジフードの交換費用相場は?
画像元:https://rinnai.jp/products/kitchen/range_hood/rh_hood/rh_hood_tag_lineup
レンジフードを交換する場合にかかる費用は本体費用と工事費用を併せたものになります。
費用の相場としては、以下のようになります。
- 本体費用 約5~20万円
- 工事費用 1~3万円
交換費用を抑えたい場合には、本体の価格を抑えるのもひとつの手です。
同じ性能でも、メーカーがちがうと金額も変わってくる場合がありますので、複数のメーカーで金額を確認しておきましょう。
レンジフード交換費用について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
レンジフードの交換目安は?
メーカーが設定しているレンジフードの耐用年数は10年ほどとされていますが、特に目立ったトラブルがなければ耐用年数が過ぎてからも使用可能です。
ただし、異音がするようになったり、吸い込みが悪くなるなどの不具合が増えてきた場合には、安全に使用するためにも交換を検討しましょう。
レンジフードを交換する時の選び方は?
レンジフードのサイズで選ぶ
レンジフードには下記の3通りのサイズがあります。
- 60cm
- 75cm
- 90cm
レンジフードのサイズは、消防法によりコンロのトッププレート部よりも大きい物を選ぶよう定められています。
交換の際はご自宅のコンロの大きさも一緒に確認する必要がありますので、現在設置しているレンジフードの幅と同じものを選ぶとよいでしょう。
レンジフードの種類で選ぶ
サイズが決まったら、次はどの形状にするかを決めましょう。レンジフードの形状は下記の3種類に分けられます。
ブーツ型(深型)
画像元:https://rinnai.jp/products/kitchen/range_hood/rh_hood/rh_hood_lineup5
スリム型が出回る前に主流となっていたのがブーツ型のレンジフードです。一般的なレンジフードとしてよく知られているのがこの形状でしょう。
ブーツ型カバーの中にフィルターを設置することで、油煙や油汚れをキャッチします。
浅型(フラット型、平型)
画像元:https://rinnai.jp/products/kitchen/range_hood/rh_hood/rh_hood_lineup3
高さがなくコンパクトな浅型は、スペースが狭かったり天井が低いキッチンなどに用いられるレンジフードです。
そのコンパクトな形状ゆえに、お掃除の際には真上を向く必要があるため、少し大変かもしれません。
スリム型
画像元:https://sumai.panasonic.jp/air/kanki/rangehood/#rangehood-content01
昨今の主流であるスリム型レンジフードですが、ブーツ型のようにフィルターの交換もなく、シンプルなデザインからお手入れもしやすいのが特徴です。
また、機種によっては自動洗浄を行ってくれたり、ビルトインコンロと連動するなど、便利な機能を搭載しているものもあります。
レンジフードの排気ファンで選ぶ
レンジフードに使用している排気ファンは下記の3種類に分けられます。
ターボファン
画像元:主な羽根と換気扇・送風機の種類
ターボファンは筒状の形をしており、縦長の羽根が組み込まれています。
シロッコファンより安定した高速回転が可能なため、排気能力が高いのが特徴です。作動音は他のタイプに比べて大きい傾向にあります。
シロッコファン
画像元:主な羽根と換気扇・送風機の種類
風車のように空気を取り込み、外へ排気する仕組みのシロッコファン。油煙や蒸気はダクトを通じて排出されます。ターボファンと良く似た形状をしていますが、ターボファンと比べて羽根の数も多く、幅広な形です。
静穏性や排気能力も高いため、現在販売されているレンジフードの排気ファンに多く使われています。
プロペラファン
画像元:主な羽根と換気扇・送風機の種類
「直接排気式」とも呼ばれるプロペラファンは、その名の通りプロペラを使ってキッチンの煙やにおいを外へ排気します。
プロペラタイプのレンジフードにはエアフィルターが内蔵されており、油煙はここでキャッチしており、お手入れもしやすいのが特徴です。
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