ガスコンロ【グリルなし】ビルトインをご紹介！交換工事費用や内容も解説

グリル機能は、魚や肉を焼いたり、パンを焼いたりするのに便利ですが、使わない人にとっては不要な機能です。

この記事では、ガスコンログリルなしビルトインのメリットやデメリット、おすすめのモデル、交換工事費用や内容について詳しく解説します。グリル機能を使う機会が少ない方は、ぜひ参考にしてください。

メーカー別・人気ガスコンロ【グリルなし】ビルトイン

グリル機能のないビルトインガスコンロは、シンプルで使い勝手の良さから多くの方たちに支持されています。
下記に、国内三大メーカーであるリンナイ・ノーリツ・パロマの人気モデルを紹介しますので、ぜひご参考ください。

リンナイの人気ビルトインガスコンロ・グリルなし

ビルトインガスコンロの国内トップシェアを誇るリンナイ。ビルトインコンロだけでなく、給湯器やオーブンレンジなど幅広く展開中です。とくに消費者ニーズを反映している人気商品2点をご紹介いたします。

RD641STS

引用元URL：Rinnai

【製品特徴】
どんなキッチンにもピッタリのシンプルで飽きの来ないデザインのグリルなしガスコンロ。すべてのバーナーに温度センサーと消し忘れ消化機能が設置されているため、もしものときにも安心です。セラミックコートのバーナーでお手入れも簡単にできます。

RBT2K3H3SB

引用元URL：Rinnai

【製品特徴】
場所を取らないコンパクト設計で設置もスッキリ行える、リンナイのグリルなしガスコンロです。バーナーはキャップがない仕様のため、耐久性も高く洗いやすい構造です。焦げつき消火機能付きで、長時間の煮込み料理も安心して行えます。

リンナイのビルトインガスコンロについて、こちらの記事でも解説しています

ノーリツの人気ビルトインガスコンロ・グリルなし

「エコ・ファースト」を企業理念として掲げ、省エネ製品の開発にも積極的なノーリツ。操作性にもこだわり、使い勝手が良いグリルなしコンロ2点をご紹介いたします。

N3C20KSPSEL

引用元URL：NORITZ

【製品特徴】
ブラックガラストップとアルミフレームで、高級感と耐久性を兼ね備えたハイクラスのグリルなしガスコンロです。操作性にも優れた構造で点火や掃除も簡単にできます。レンジフード連動でスイッチのON・OFF忘れも防止でき大変便利です。

N2C24KSPS

引用元URL：NORITZ

【製品特徴】
コンパクトタイプでスッキリとした見た目が特徴の、ノーリツのグリルなしガスコンロです。親水性コーティングのガラストップで、こびりついた油汚れや焦げ付きも手間なく落とせます。

パロマの人気ビルトインガスコンロ・グリルなし

創業から100年以上の歴史ある企業のパロマ。洗練されたデザインだけなく、高い安全性が人気です。パロマのコンパクトでシンプルに使えるグリルなしコンロ2点を紹介します。

PKD-230B

引用元URL：Paloma

【製品特徴】
洗いやすく高級感のあるフォルムが特徴のパロマのグリルなしガスコンロです。約290℃の高温や強火調理も安定して行えます。安全と快適さを兼ね備えたビルトインガスコンロです。

PD-202H

引用元URL：Paloma

【製品特徴】
操作つまみが上部に付いているため、腰をかがまずに立ったまま操作が可能なグリルなしビルといいんガスコンロです。角をなくした丸いフォルムの「ごとく」は洗いやすさと設置しやすさを兼ね備えています。

パロマのビルトインガスコンロについて、こちらの記事でも解説しています

ビルトインガスコンロ・グリルなしとは？

画像引用元：NORITZ

ビルトインガスコンロ・グリルなしとは、グリル機能が搭載されていないビルドインコンロのことです。「ドロップインコンロ」「グリルレスコンロ」とも呼ばれます。

ガスコンロのグリルは、魚や肉を手軽に焼くだけでなく、トースター代わりにパンを焼く、ドリアやグラタンに焼き目を付けるなど、さまざまな活用ができる便利な機能です。
しかし、使わない方にとっては、無くても困らない不要な機能となってしまうでしょう。

実際、「パナソニック電工」が1,000人を対象に行ったアンケートでは、4人に1人が「魚焼きグリルを使っていない」という結果になりました。
情報引用元：キッチンのムダを徹底検証

そのため、新居やリフォームの際に、最初からグリルなしのガスコンロを選択される方もいらっしゃいます。

ビルトインガスコンロ・グリルなしのメリット

• 見た目がスッキリする

• グリル掃除の必要がなくなる

• 収納スペースが増える場合も

グリスなしのガスコンロのメリットは、グリル部分がないため、スッキリとしたシンプルなデザインになることです。さらに、グリルのあった場所を収納スペースとして活用もできます。
また、グリル使用で発生する油汚れや、食材の破片の掃除から解放されるのも大きなメリットのひとつです。

前述した「パナソニック電工」が行った同アンケートでは「キッチンの掃除で嫌な場所」の質問は「魚焼きグリル」（48.3％）がトップの回答で「グリル掃除が面倒」と思われる方が、多いのかが分かる結果になっています。
情報引用元：キッチンのムダを徹底検証

グリルなしコンロは日々の暮らしの手間やムダを効率的に解消できます。

ビルトインガスコンロ・グリルなしのデメリット・注意点

• グリルが使えなくなる

• デザインが少ない

一方で、グリルなしのコンロを設置するデメリットもあります。とくに魚を焼くときはグリルが使えなくなるので、フライパンやオーブントースターなど別の調理器具が必要になります。

また、グリルなしのタイプは市場に出ている製品数が少ないため、デザインやカラーの選択肢が限られてしまいます。IH型のグリルなしコンロなど、種類は徐々に増えてはいますが、デザインを重視したい方にとっては、大きなデメリットになるでしょう。

ビルトインガスコンロ・グリルなしの交換工事費用は？

グリルなしのガスコンロの一般的な本体価格は、5〜20万円。交換工事費は千円〜2万円ほどで、総額で約6〜22万円で交換できます。
価格の要因は、主に「ガスコンロのグレード」「オプション工事の有無」の二点です。調理や安全機能に優れたガスコンロほど、本体価格が比較的、高くなる傾向があります。
ガスコンロ本体だけをショップで購入し、交換工事のみの依頼も可能ですが、業者によっては一括購入で安く仕入れているため、一緒に依頼した方が安い場合もあります。

また、設置予定の場所にグリルやオーブンがある場合は別途、撤去作業が必要になり追加料金がかかるケースもあります。

さらに購入先によっても、本体価格と工事費が変わるため、複数の業者から見積もりをとることをおすすめします。

ビルトインガスコンロの工事費の費用相場については、「ビルトインコンロの工事費込み価格をご紹介！おすすめモデルや交換工事の流れも解説」でも、くわしくご紹介していますので、ぜひ合わせてお読みください。

ビルトインガスコンロ・グリルなしの交換工事内容は？

グリルなしのビルトインガスコンロを交換する際の流れをご紹介いたします。

1. ビルトインガスコンロを取り外す
2. 清掃
3. ビルトインガスコンロの取り付け
4. 試運転

ガスコンロのグリルあり・なしに関わらず、ビルトインガスコンロの交換にはガスの接続が必要なため、資格保有者でないと作業できません。予期せぬ事故をふせぐためにも、必ず専門業者へ依頼しましょう。

ビルトインガスコンロを取り外す

専用の機械でガス漏れがないか確認した後に、既存のビルトインガスコンロを取り外します。
古いビルトインガスコンロは、無料で引き取ってくれる業者も多いため、事前に確認しておきましょう。

清掃

既存のビルトインガスコンロを取り外した後は、清掃を行います。新しいガスコンロを設置する前に、油やほこりをしっかりと除去するのも大切な作業です。

ビルトインガスコンロの取り付け

新しいガスコンロを設置し、ガス管と接続します。
従来のグリルつきガスコンロから交換する場合は、グリル部分が空いてしまいますが、下記のように、専用パネルでスッキリ隠すことも可能です。

引用元URL：NORITZ

試運転

全ての工程が終了した後、点火テストやガス漏れのチェックなど安全確認を行います。キッチンの環境や工事内容によっても異なりますが、約2〜3時間ほどで完了するケースがほとんどでしょう。

（関連記事）ビルトインガスコンロの交換業者選びのポイントを解説！

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