「パナソニックエコキュートって本当にいいの?」
エコキュートの購入を検討していると、ダイキン・日立・三菱など多くのメーカーがあり、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。
パナソニックエコキュートは、多くの機能が搭載されており、年間の給湯光熱費の削減が可能なためおすすめです。
この記事では、パナソニック製エコキュートの概要と機能、メリットやデメリットをお伝えします。
さらに、実際に使用した人の口コミやリコール・エラーコード対応など、よくある質問にも詳しくお答えします。
エコキュート選びで後悔しないために、ぜひ参考にしてください。
目次
パナソニック製エコキュートとは?寿命や価格相場をチェック

パナソニック製のエコキュートは、省エネ性・機能性に優れた次世代型の給湯機器です。
日本を代表するメーカー・パナソニックが開発し、2020年度の省エネ大賞を受賞するなど高い評価を得ています。
AIを駆使した機能や太陽光と連携機能なども搭載されており、次世代型のスマートな給湯機器としておすすめです。
2025年最新のラインナップは以下のとおりです。
- ウルトラ高圧フルオート:[対応シリーズ] JP・J・N・S
- ウルトラ高圧フルオート【寒冷地向け】:[対応シリーズ] FP・F
- ウルトラ高圧フルオート【対塩害使用】:[対応シリーズ] S
- ウルトラ高圧フルオート【おひさまエコキュート】:[対応シリーズ] Y
- パワフル高圧薄型フルオート[対応シリーズ] W
- フルオート:[対応シリーズ] J・N・C・B・S
- フルオート【寒冷地向け】:[対応シリーズ] F・LS
- フルオート【対塩害使用】:[対応シリーズ] J・N・C・S
- フルオート【おひさまエコキュート】:[対応シリーズ] Y
- 薄型フルオート:[対応シリーズ] W・H
- コンパクト エコキュート フルオート:[対応シリーズ] V
- セミオート: [対応シリーズ] J
- 給湯専用 :[対応シリーズ] J
- 給湯専用 【寒冷地向け】:[対応シリーズ] F
- 給湯専用 【対塩害使用】:[対応シリーズ] J
- 床暖房機能付フルオート【対塩害使用】:[対応シリーズ] DF
- 寒冷地向け 耐塩害仕様 フルオート:[対応シリーズ] F
豊富なラインナップを展開しているのがパナソニック製エコキュートの魅力の一つです。
ウルトラ高圧フルオートやパワフル高圧薄型フルオートなど多機能タイプは、メーカー価格で100万円を超える価格です。
しかし、給湯専用タイプやセミオートタイプなど、価格がリーズナブルな機種も展開されています。
業者選びを工夫すれば、40〜60万円程度で購入できる製品もあるので家族人数や設置環境に合わせた機種選びましょう。

また、パナソニック製エコキュートの寿命目安は、約10年ほどとなっています。
本体と貯湯タンクのユニット構成となっており、屋外設置型が中心となっています。
屋内でも設置可能なためスペースが確保できれば選択肢が広いのも魅力です。
床暖房機能付きのものや寒冷地仕様の機種など、多彩なラインナップを展開しています。
省エネ性も高いパナソニック製エコキュートを導入すれば、日々の入浴を快適なものにし、長期的に暮らしを豊かにできるでしょう。
パナソニックエコキュートの機能5選

パナソニック製エコキュートは、省エネ性・機能性・快適性を兼ね備えた人気の給湯機器です。
ここでは、特に注目すべき機能5選を紹介します。
- AIエコナビ:人の出入りを感知して省エネを実現できる
- コミュニケーションリモコン:家族みんなが使いやすい
- 自動配管洗浄:浴槽の掃除が楽になる
- ダブル湯温コントロール:2ヶ所で違う温度のお湯が使える
- ソーラーチャージ:太陽光発電の余剰電力を活用できる
パナソニックならではの強みをチェックし、他社製品との違いを見極めましょう。
AIエコナビ:人の出入りを感知して省エネを実現
パナソニックエコキュートには、AIエコナビという高性能な省エネ機能が搭載されています。
AIエコナビは、AIによる学習機能によって高次元の省エネを実現できる機能です。
AIエコナビの活用方法は以下のとおりです。
AIエコナビでできること | 効果・メリット |
---|---|
人の出入りをセンサーで感知 | 必要なときだけ効率よく加熱し、省エネを実現 |
入浴していない時間帯の自動保温を抑制 | 無駄な電力消費を削減 |
湯温の冷め方を学習 | 浴室不在時の湯温チェックを最適化、省エネ促進 |
手動操作なしで省エネを実現 | 手間なく給湯コストを削減 |
快適な湯温を自動でキープ | 省エネしながら快適な入浴環境を維持 |
人の出入りをセンサーで感知して設定温度までの加熱を行うなど、効率のよい保温と省エネを同時に実践できます。
また、湯温の冷め方を学習するため、浴室が不在のときには湯温チェックの回数を最適化できます。
これにより、無駄のないエネルギー管理が可能です。
省エネや節約は「手間がかかるもの」と思われがちですが、AIエコナビなら自動制御で手軽に効率化できます。
コミュニケーションリモコン:家族みんなが使いやすい
パナソニック製エコキュートは、家族みんなが使いやすい「コミュニケーションリモコン」という機能があります。
小さな子どもから高齢者まで、誰でも直感的に操作できるデザインと機能性が特徴です。
コミュニケーションリモコンには、以下のような機能があります。
- 台所と浴室間で会話ができる
- 運転状況、操作方法を音声と文字で知らせてくれる
- 人センサーと連動して入浴中をわかりやすく伝えてくれる
- 残湯量や使用湯量なども一目でわかる
二世帯住宅や子どものいる家庭、シニア世代と暮らす家庭にもおすすめです。
自動配管洗浄:浴槽の掃除が楽になる
パナソニック製エコキュート(フルオートタイプ対応)は、自動配管洗浄機能が利用できます。
自動配管洗浄機能とは、お風呂のお湯を抜くたびに自動で10Lのお湯をふろ配管に流してくれる機能です。
これにより、配管内に残っている湯水を洗い流せるため、清潔さを長期間キープできます。

エコキュートは10年近く使うものだからこそ、日々のメンテナンスが欠かせません。
省エネ性能だけでなく、お手入れのしやすさにもこだわりたい方におすすめです。
ダブル湯温コントロール:2ヶ所で違う温度のお湯が使える
パナソニック製エコキュートには、ダブル湯温コントロールという機能が搭載されています。
この機能は、住宅内の複数箇所で異なる温度のお湯を同時に使えるため、給湯の不便さを解消します。
従来の給湯システムでは、お風呂で湯張り中はキッチンやシャワーで自由な湯温設定ができないという不満もありました。

パナソニックエコキュートのセミオートタイプ・フルオートタイプであれば、お湯の温度をなどを別々に設定し、同時に異なる湯温を使用が可能です。
追い焚き機能との併用によって、さらに快適な入浴環境を実現できます。
これらの機能を持つパナソニック製エコキュートは、家族人数が多い家庭や同時に複数箇所でお湯を使う機会の多い家庭におすすめです。
ソーラーチャージ:太陽光発電の余剰電力を活用できる
パナソニックエコキュートは、ソーラーチャージ機能を備え、太陽光発電の余剰電力を効率的に活用できる設計となっています。
近年では、高次元の省エネを実現するために、給湯器を太陽光発電を組み合わせる使い方もトレンドの1つです。
一般的なエコキュートは夜間にお湯を沸かす仕組みですが、ソーラーチャージを使えば、沸き上げを夜間と日中に分散できます。

さらに、スマホアプリと連動させて翌日の天気予報に合わせた調整も可能です。
太陽光発電をすでに導入している方、導入を予定の方にも、パナソニック製エコキュートはおすすめです。
パナソニックエコキュートを導入するメリット3つ

パナソニック製エコキュートには、他社製品と比較しても際立つメリットがあります。
特に注目すべきメリットは以下の3つです。
給湯コストを大幅に削減
パナソニックエコキュートは、ヒートポンプ技術で大気熱を取り込み、効率的にお湯を沸かします。
従来のガス給湯器や電気温水器に比べて、給湯コストを約4分の1にまで抑えられるのが大きな魅力です。
さらに、電力会社のお得な夜間プランの活用や国や自治体の補助金制度の利用すれば、光熱費削減の効果をさらに高められます
ランニングコスト面でのメリットは大きいといえるでしょう。
シェア率・ブランド力が高く安心
パナソニックは、エコキュート市場でのシェア率が高いです。
日本が世界に誇る家電・住宅機器メーカーとして総合的なブランド力があります。

サポート体制も充実しており、万一の故障時にも迅速な対応が期待できます。
エコキュートを初めて導入するという人でも、安心して使用できるでしょう。
最新技術搭載で便利
パナソニックのエコキュートは最新の技術を搭載しています。
具体的には、下記のような機能が挙げられます。
搭載機能 | できること |
---|---|
シャワーと浴槽の湯温を個別に設定 | 家族それぞれ好みの温度で使用可能 |
温浴セレクト機能 | 最適な湯温を簡単に選択できる |
パワフル高圧給湯 | 水圧が強く、シャワーが快適 |
台所・浴室リモコンでのコミュニケーション | 離れた場所でも会話や操作が可能 |
省エネ効果だけでなく快適性や利便性も重視したい方に、パナソニック製エコキュートは最適な選択肢です。
パナソニックエコキュートを導入するデメリット3つ

パナソニックエコキュートには多くのメリットがありますが、導入前に把握しておきたい注意点もあります。
特に意識しておきたいデメリットは、次の3つです。
機種によっては初期費用がかかる
パナソニック製エコキュートは、高機能・高性能なラインナップが多い反面、初期費用が高額になるケースがあります。
特に下記のシリーズは費用が高く、メーカー価格で100万円を超える機種も多いため注意が必要です。
- パワフル高圧フルオート:[対応シリーズ] JP・J・N・NS
- パワフル高圧薄型フルオート:[対応シリーズ] W
- フルオート:[対応シリーズ] J・N・C・B・NS
- 床暖房機能付フルオート:[対応シリーズ] DF
パナソニック製エコキュートの費用が気になる方は、ミズテックにご相談ください。
メーカーからの直仕入れにより、余計なコストがかからず格安価格でエコキュート本体と施工サービスを提供できます。
商品・工事の両方に無料で10年保証が付帯しているため、導入後も安心です。
パナソニック製エコキュートも取り扱っていますので、取り扱い商品ページでご確認ください。
使用できる入浴剤が限定される
パナソニック製エコキュートは、使用できる入浴剤が限定されられます。
パナソニックエコキュートで使用できる入浴剤は、以下のとおりです。
- 花王のバブシリーズ
- バスクリン社のバスクリンシリーズ
- バスクリン社のきき湯シリーズ
- アース製薬のバスロマンシリーズ
- クラシエの旅の宿シリーズ
ただし、上記のシリーズに関しても濁りタイプなどの商品は使えません。
対応外の入浴剤を使用すると、配管の詰まりや故障につながるリスクがあるため、取り扱いには注意が必要です。
AI機能でお湯が足りなくなる
パナソニックのエコナビ機能は省エネに大きく貢献する便利な機能ですが、状況によってはお湯が不足するリスクもあります。
想定されるケースは以下のとおりです。
- 学習機能で沸き上げ量が制限されていたなかで、急な来客で使用量が増えた
- エコキュートが故障してエコナビ機能が稼働しなくなった
突発的な使用増加や故障に備えるためにも、必要に応じて手動で追加沸き上げを行うなどの工夫が求められます。
パナソニックエコキュートの評判・口コミをチェック

ここでは、パナソニック製エコキュートを実際に使用した人たちのリアルな口コミを紹介します。
良い評判・悪い評判の両方を確認し、購入判断の参考にしてください。
パナソニックエコキュートの悪い評判・口コミ
パナソニックエコキュートの悪い評判・口コミは以下のとおりです。
パナソニックテクノサービスの人が修理しに来てくれた。 価格は1万8千円。 故障の理由は、湯張り用の水とお湯を混ぜ合わせる混合弁が故障しているからとのこと。 僕は浴槽に湯張りをほとんどしてなかったけど壊れるんだなあと思った。
(Xから引用)
混合弁の故障に伴い1.8万円の修理費用がかかったというクチコミです。
クチコミのようにエコキュートが故障して修理が必要なケースもあります。
ただし、これはパナソニックに限らず他メーカー製でも起こり得る問題です。

少しでも故障の頻度を減らすためには、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
また、修理費用を削減するためには、あらかじめメーカー保証や業者ごとのアフターサービスも確認しておきましょう。
パナソニックエコキュートの良い評判・口コミ
パナソニックエコキュートの良い評判・口コミは以下のとおりです。
電気温水器からエコキュートへの入れ替えでした
お値段も思ったよりも安く購入できて満足です!
操作も簡単で使い勝手も良さそうです。
以前と同じ容量ですがエコキュートの方が電気代もだいぶ節約出来そうなので楽しみです。(楽天市場より引用)
以前は三菱エコキュートを使っていましたが、故障した為取替しましたが、大変満足いく商品でした。
(楽天市場より引用)
パナソニックテクノサービスさんにエコキュートの修理をしてもらった。本体の故障じゃなくて室外機側だった。対応が物腰穏やかで丁寧に回答もしてくれるとても良い人だった????
(Xより引用)
パナソニックエコキュートは、価格の手ごろさや使いやすさに満足する声が多く、特に電気代(年間)の節約効果に期待するユーザーが目立ちます。
また、修理時のスタッフ対応に対する評価も高く、製品・サポートの両面で安心感があることが口コミからうかがえます。
パナソニックエコキュートと他社の人気エコキュートを比較

パナソニックエコキュートと他社製のエコキュートを比較すると、下記のようになります。
シェア率 | 省エネ性 | 特徴 | |
---|---|---|---|
パナソニック | ○ | ○ | ・エコナビ ・温浴セレクトなど |
日立 | △ | ◎ | ・ナイアガラ出湯 ・ウレタン使用など |
ダイキン | ○ | ○ | ・ウルトラファインバブル ・おひさまエコキュートなど |
三菱 | ◎ | ◎ | ・バブルおそうじ |
パナソニック製エコキュートは他人気メーカーに比べて、シェア率・省エネ性・その他機能のバランスに優れたエコキュートだといえます。
複数箇所でお湯を使う際に別々の温度で使える点や、太陽光発電とスマホでも連動できる点など、最新機能が多数搭載されている点が魅力です。

「人気度・知名度の高いメーカーの製品を使用したい方」「知名度に関係なくこだわりの機能が搭載された製品を質だけで選びたい方」にも適しています。
また、ラインナップが豊富でさまざまな機種が存在するため、家族人数や使用目的などに合わせて、ぴったりの製品を見つけやすい点も魅力です。
パナソニックエコキュートがおすすめな人はこんな人!

ここまで、パナソニック製エコキュートのメリット・デメリットや、他社製エコキュートとの比較を詳しく解説しました。
パナソニックエコキュートがおすすめな人をまとめると、以下とおりです。
導入すべきか迷っている人は、該当するかをチェックしてください。
- シェア率や知名度の高いメーカーの製品を使いたい方
- 省エネ性だけでなく他の便利な機能も求めている方
- フルオート・オート・給湯専用などさまざまなタイプから選びたい方
- AIによる学習機能や配管自動洗浄機能など最先端の機能も希望する方
- 初めてエコキュートを購入するため、どのメーカーがよいかわからない方
パナソニックエコキュートは、「メーカーの知名度を重視する方」「機能や品質を重視する方」にもおすすめです。
一方で、パナソニック以外のエコキュートの導入が適している場合もあります。
ご自身に合ったエコキュートのメーカーや機種を知りたいという方は、専門業者の見積もり相談を活用しましょう。
パナソニックエコキュートに関してよくある質問

最後に、パナソニックエコキュートに関してよくある2つの質問をチェックしましょう。
パナソニックエコキュートはリコールがあった?
パナソニック製エコキュートに関しては、2014年にリコールがありました。
リコール対象となったのは2003年11月〜2013年1月までに製造された103万台の製品です。
リコールの原因は、圧縮機が腐食したことにより機器が破裂する可能性があったためです。
圧縮機が破裂すると、火災やけがの恐れがあるため、パナソニックはリコールに踏み切りました。
なお、対象となるエコキュートの点検と部品交換はメーカーにより無料で実施されています。
パナソニックエコキュートでエラーコードが出たときの対処法は?
パナソニックエコキュートの代表的なエラーコードは、以下のとおりです。
- F10: タンク圧力異常
- F20: 水位異常
- F30: ヒートポンプ異常
- F40: サーミスター異常
- F50: リモコン異常
- F60: ポンプ異常
- F70: 制御異常
- F80: 電源異常
- F90: その他異常
上記のエラーコードが出た際には、取り扱い説明書に記載されたコードごとの適切な解除法を実践してください。
なお、エラーコードが頻発する場合にはエコキュートの故障が疑われます。
万一エラーが発生した場合には、パナソニックの修理センターに問い合わせ、早急に専門業者に点検・修理を依頼してください。
パナソニックエコキュート まとめ

パナソニック製エコキュートは、高いシェア率と優れた省エネ性能、さらに先進的な機能性を兼ね備えた給湯機器です。
初めてエコキュートを導入する方はもちろん、性能や信頼性を重視したい方にもおすすめできます。
導入後も年間を通して高効率な運転を維持できるため、長期的なコストメリットも期待できるでしょう。
幅広いラインナップが揃っており、家族構成や設置環境(屋内・屋外設置問わず)に合わせた最適な1台を選びやすい点も魅力です。
導入を検討している方は、給湯器交換のプロ「ミズテック」にぜひご相談ください。
ミズテックでは、最短30分で駆けつけるスピード対応に加え、メーカーからの直仕入れによる格安価格でご提供しています。
さらに、商品と工事には安心の10年保証が付いており、エコキュート選びから設置後のサポートが可能です。
エコキュートのことでお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。