エコウィルは2003年~2017年に発売されたエコ給湯器で、当時は都市ガスやLPガスで発電し、発電の際に出る熱を使って給湯する画期的なシステムを搭載していました。
そして、エコウィルの寿命は10年といわれていますが、2017年の販売終了までにエコウィルを購入された方のなかでは、そろそろ寿命を迎えているお客様も多いかと思われます。
寿命を迎えたエコウィルの買い替えを検討している場合、買い替え先の選択肢は「エコキュート」「エコワン」「エコジョーズ」「エネファーム」などがおすすめです。
この記事では、エコウィルが寿命を迎えて故障しているかどうかの判断基準や、交換・修理する場合の手続きについて解説します。
またミズテックでは、水まわりのプロがお客様のご家庭に合わせた給湯器についてご提案可能です。
エコウィルを購入してから長期間経過していたり、不調を感じたりしている場合はお気軽にお問合せください。
目次
エコウィルの寿命目安・耐用年数は約10年

エコウィルを使用する上では、寿命・耐用年数を知っておくことが重要です。エコウィルの寿命目安・耐用年数の目安は、およそ10年とされています。
エコウィルは2017年9月をもって販売終了しており、エコウィルが寿命を迎えた場合には、ほかの給湯機器に買い換える必要があります。
交換先の候補は、熱源が電気でガスの基本料が不要のため節約が期待できるエコキュートをはじめとする給湯器です。
ミズテックではエコキュートをはじめ、複数種類の給湯器を扱っているので、交換が必要な方はご相談ください。
エコウィルは寿命の10年を経過すると発電を停止する

エコウィルは寿命の10年を経過すると、発電機能を使えなくなるケースが一般的です。発電機能が使えないことにより、省エネとCO2削減効果が見込めなくなるので注意しましょう。
エコウィルの発電機能はあくまで給湯機能のプラスαの位置付けであり、発電機能が停止した後もエコウィルを給湯器として使用することは可能です。
ただし、発電停止目安である10年が経過した段階では、給湯機能も経年劣化が進んでいます。そのため、発電停止目安である10年が、そのままエコウィルの寿命目安だと考えて問題ありません。
点検・メンテナンスを定期的に行っており、随時不具合等を確かめている場合には給湯器として使い続けることも可能です。
しかし、経年劣化が進んだ給湯器を使い続けているといつ故障してもおかしくない状態にあります。10年を目安に総点検を行うとともに、必要に応じて新しい給湯器への交換を行いましょう。
エコウィルの寿命を疑うべき故障の症状5選

エコウィルの寿命目安は約10年ですが、10年未満でも故障して寿命を迎えてしまうケースもあります。ここでは、エコウィルの寿命を疑うべき5つの症状をチェックしましょう。
エラー05E(発電停止)
エコウィルの寿命に関わる故障の症状としてはまず、エラー05Eが挙げられます。エラー05Eは、ガスエンジン発電ユニットの定期点検の時期をお知らせするエラー表示です。
点検時期を超過しているため、点検が終了するまでガスエンジン発電ユニットが停止されている状態となっています。点検を無事に終えて元通りに使い続けられるケースも多いですが、なかには寿命を迎えて完全に停止してしまうパターンもあるため注意が必要です。
エラー05Eが表示された場合、一時的なエラー表示のように解除しても元通りには使えません。点検が必要なため、業者に連絡をして点検・修理または交換を行いましょう。
なお、エラー以外でも突然発電できなくなった際には業者に連絡してください。
水漏れ
エコウィルの寿命に関わる故障の症状としては、水漏れも挙げられます。配管接続系の水漏れは、使用年数が長くなると経年劣化によりどうしても起こりやすくなる症状です。
特にゴム製の安全弁やパッキンなどは経年劣化しやすく交換が必要な頻度の高い部品といえます。このような劣化する部品から水漏れが出ている場合、配管そのものも経年劣化していたりほかの故障の症状が出ていたりするケースも多いです。
一部の部品交換だとしても、部品を取り寄せての修理工事・交換工事の必要なケースがほとんどです。水漏れが出ている場合にも寿命が疑われるケースもあるため、早急に業者に連絡を行ってください。
給湯できない・火が付かない
エコウィル で給湯できなくなった・火が付かなくなったときにも、寿命を迎えている可能性があります。エコウィル で点火できない・給湯機能が使えないときには、下記のような理由が挙げられます。
- ガス栓・給水元栓が閉まっている
- 電源プラグが抜けている
- ガスメーターが作動していない
- 水抜き栓のフィルターが汚れている
上記をチェックした上で原因を取り除くことで、一時的に給湯・点火できない症状を元に戻せるケースも多いです。ただし、上記に原因がない場合には寿命を迎えている可能性が高まります。
セルフチェックを行った上で火が付かない・お湯が使えないときには、業者に連絡をして点検・修理を行ってください。
電源が落ちる
エコウィルの電源が急に落ちる症状が出ている場合にも、注意が必要です。
電源が落ちる主な原因としては、給湯器全体の電子基盤に蓄積したごみやホコリなどが挙げられます。
清掃を行っても電源の落ちる症状が頻発する場合には、寿命が近づいていることによる故障の可能性も考えられるでしょう。
電源が落ちてご自身で対処できない場合にも、できるだけ早く業者に連絡をして寿命を迎えたのかどうかを見極めてください。
お湯にならない・お湯の温度が安定しない
エコウィルの寿命に関わる故障の症状としては、お湯にならない・お湯の温度が安定しない症状も挙げられます。
「お湯が作れない」「お湯になっても設定した通りの温度にならない」「お湯の温度が安定しない」といった症状は、給湯機能の故障が原因と考えられます。
一部の部品を修理・交換して元通りに使えるケースもあれば、寿命により本体ごと交換が必要なケースも多いです。特に使用年数が長い場合には、寿命が近づいていると考えて問題ありません。
お湯の温度に関する症状はご自身で直すことが難しいため業者に判断を任せましょう。
エコウィルが寿命を迎えた・故障した場合はミズテックへご相談ください

エコウィルを購入してから10年が経過し寿命を迎えていたり、水漏れや電源が落ちるなどの故障が発生していたりする場合、無理に使い続けてもお湯が沸かせず不便になります。
給湯器が使えないと生活へ悪影響を及ぼすので、すぐに業者へ連絡しましょう。また、エコウィルは2017年に販売終了しており、メーカー保証も薄くなっているため、修理や新しいエコウィルへの交換はほぼ不可能です。
交換にあたっては「エコキュート」「エコワン」「エコジョーズ」「エネファーム」など別の給湯器を検討しましょう。ミズテックでは多数の給湯器をご用意しています。
24時間365日いつでも対応できるので、エコウィルが寿命を迎えて困っている方はすぐにでもご相談ください。
エコウィルが寿命を迎えた・故障した時の対処法3ステップ

エコウィルにおいて故障の疑われる症状が出た場合には寿命も考慮しつつ、早急に業者に点検を依頼することが重要です。
とはいえ、実際にエコウィルが寿命を迎えた・故障してしまったケースでは、焦って何をすればいいかわからなくなりがちです。ここでは、エコウィル が寿命を迎えた・故障したときの対処法を3つのステップで解説します。
使用年数や保証内容を確認する
エコウィルが寿命を迎えたと思われる場合・寿命に関わる故障の症状が出ている場合には、まず使用年数や保証内容を確認してください。
エコウィルの寿命目安は約10年であり、10年以上が経過している場合には寿命を迎えている可能性が高いです。ただし、寿命は使い方やメンテナンスの頻度によっても異なります。
使用状況によっては7~8年以下でも寿命を迎えてしまうケースもあります。保証期間内であれば無償で点検・修理を受けられるため、使用年数とともに保証内容も確認しましょう。
エラーコードや故障の症状を整理する
続いて、エラーコードや故障の症状を確認・整理します。エラーコードが出ている場合には、コードごとに適切な対処法を施してエラーを解除する必要があります。
ただし、エラーが頻発する場合などには、解除しても正常に機器を使用できないケースも多いです。
まずは取扱説明書に記載されたエラーコードの内容を確認したうえで、適切な解除方法を試してみましょう。それでも正常に作動しない場合には、業者に点検を任せましょう。
また、エラーコード以外の故障の症状も、業者に連絡する前に整理しておくことが重要です。「お湯が安定しない」「水漏れ」「発電できない」などエコウィルの故障の症状は多岐に渡ります。
どんな症状が出ているのかを整理しておくことで、業者もどんな工事が必要なのか判断しやすくなるでしょう。
業者に連絡をして修理または交換工事を行う
最後に、業者に連絡をして修理工事または交換工事へと移ります。故障の内容によって工事内容および支払う費用は異なるものです。
一部の部品交換で済む場合もあれば、寿命を迎えているため新しい機器への交換が必要なケースもあります。新しい機器への交換が必要な場合には、どんな機器に交換するかによっても工事や費用が異なります。
ミズテックでは、エコウィルの交換先としておすすめの機種を、ご家庭の使用状況に合わせてご提案可能です。
業界最安水準でご提供しているエコキュートをはじめ、給湯器を多く取り揃えておりますので、エコウィルの故障・不具合にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
エコウィルが寿命を迎えた・故障した時にかかる費用

エコウィルに故障の症状が出ている場合には、修理または交換工事が必要です。また、寿命を迎えたエコウィルは撤去も必要です。
事前に、撤去や修理工事および交換工事にどのくらいの費用がかかるのかをチェックしましょう。
エコウィルの修理費用相場
エコウィルに故障の症状が生じた場合の修理費用は、症状ごとに異なります。修理費用相場は、下記の通りです。
- 保証期間内の修理:無料
- 水漏れや配管の故障:〜5万円
- 給湯機能の故障:〜10万円
- 発電機能の故障:10万円以上
上記のように、水漏れ等の故障であれば数万円で修理できるケースも多いですが、発電機能の故障となると修理費用も高くなります。
なかには修理ではなく新たな機器に交換した方がお得なケースもあるため、使用年数や新たな機器の導入費用などを比較して、最適な選択肢を取りましょう。
エコウィルの撤去費用
エコウィルを撤去する場合、機器の取り外し・運搬・廃棄などを含め標準的に5~10万円の費用が発生します。
また、取り付けられている場所や建物の構造によっては、足場の設置や特殊な作業が必要となるため、標準的な費用より高くなる可能性があります。
業者によっても費用は異なるため、少しでも安く抑えたいなら事前に複数の業者に運搬や廃棄の費用を含めて確認しておきましょう。
エコウィルの交換費用相場
エコウィルが寿命を迎えてしまった場合には、新しい給湯機器への交換が必要です。エコウィルは、2017年9月に販売が終了しているため、ほかタイプの給湯器に買い換える必要があります。
エコウィルからほか機器への交換費用相場は、下記の通りです。
- エコウィルからエコキュート:34万~87万円
- エコウィルからエコワン:40万~80万円
- エコウィルからエコジョーズ :20万~55万円
- エコウィルからエネファーム:150万~200万円
上記の通り、エコウィルからほかの省エネ型給湯器に買い換える場合、安くて15万~20万円程度、高くて100万円以上の費用がかかります。
この費用相場も考慮したうえで、各機器の特徴などを比較してご自身に合った設備を導入することが重要です。
エコウィルが寿命を迎えた時に買い換えるおすすめ給湯器を紹介

エコウィルが寿命を迎えた際には、新たな給湯機器への交換が必要となります。
ここでは、エコウィルから「エコキュート」「エコワン」「エコジョーズ」「エネファーム」に交換するケースを、それぞれの機器の特徴を踏まえてチェックしましょう。
エコキュート
エコウィルが寿命を迎えた際には、エコキュートに買い換えることが可能です。エコキュートは、正式名称を自然冷媒ヒートポンプ給湯機といいます。
エコキュートは大気熱を取り込みヒートポンプでお湯を作り、貯湯タンクにお湯を貯めておくタイプの給湯器です。ガスを使わずオール電化の家庭にも対応している点が魅力です。
エコキュートの特徴をまとめると、下記のようになります。
- エコキュートの寿命目安:約10年
- エコキュートの費用相場:34万~87万円
- エコキュートがおすすめな人:オール電化のご家庭、給湯コストを節約したい方
エコキュートは、オール電化住宅に引っ越す方や、発電機能は要らないものの給湯コストを大幅に削減したい方に向いています。
ガスを使わない省エネ型給湯器について探している方は、エコキュートも検討してみましょう。
エコワン
エコウィルが寿命を迎えた際には、エコワンに買い換えることも可能です。エコワンは、電気とガスを使うハイブリッド給湯器で、エコキュートの弱点であるお湯切れの心配がありません。
自動でお湯を沸きあげて貯湯できて、断水時にはタンクから非常用水として活用できる点が安心です。エコワンの特徴をまとめると、下記のようになります。
エコワンは、1日に何度もお風呂に入りお湯をたくさん使う方や、4人以上家族が居てお湯をたくさん使うご家庭に向いています。
エコキュートではお湯切れの心配がある方は、エコワンも検討してみましょう。
エコジョーズ
コウィルが寿命を迎えた際には、エコジョーズへ買い替える選択肢も考えられます。エコジョーズは、従来型のガス給湯器では捨てていた排気熱を再利用してお湯を効率よく沸かすガス給湯器です。
従来型の熱効率が約80%だったのに対し、エコジョーズの熱効率は約95%にまで高められています。エコジョーズの特徴をまとめると、下記の通りです。
- エコジョーズの寿命目安:約10年
- エコジョーズの費用相場:20万~55万円
- エコジョーズがおすすめな人:ガスを使い続けながら節約したい方
エコウィル同様にエコジョーズもガスを用いるため、ガスを使わないエコキュートへの交換やオール電化住宅への引っ越しよりも工事は比較的楽でしょう。また、ほかの省エネ型給湯器に比べて費用が安いのも魅力です。
エネファーム
エコウィルが寿命を迎えた場合、買い換え先としてエネファームも考えられます。エネファームは、LPガスまたは都市ガスを燃料として家庭で発電と給湯ができる家庭用燃料電池です。
エコウィルがエンジンで発電するのに対し、エネファームでは燃料電池で発電を行います。
また、エコウィルでお湯を作るときにしか発電できませんが、エネファームではいつでも発電できるうえに発電効率も高いです。
エネファームの特徴をまとめると、下記のようになります。
- エネファームの寿命目安:最長20年
- エネファームの費用相場:150万~200万円
- エネファームがおすすめな人:停電時でも電気を利用したり、光熱費を節約したりしたい方
エコウィルからエネファームへの買い替えは、給湯器機能だけでなく発電機能も活用し続けたい方に向いています。ただし、導入費用は高いため、予算に余裕がある方におすすめです。
エコウィルの寿命が近づき不具合が増えたら交換をご検討ください

この記事では、エコウィルの寿命について見てきました。
エコウィルの寿命目安は約10年です。発電機能は約10年で停止してしまい、その後は給湯機能のみを活用できますが、給湯機能に関しても経年劣化に注意が必要です。
故障の症状が出ている場合にはエコウィルが寿命を迎えている可能性もあるため、早めに点検・修理または交換工事を行いましょう。
なお、エコウィルは2017年9月に販売終了しているため、寿命を迎えた場合にはほか給湯機器への交換が必要です。
ミズテックでは、エコキュートやエコジョーズなどを含めた、さまざまな給湯機器を取り扱っています。給湯器選びに悩まれている方は、お気軽にご相談ください。