「エコジョーズとエコキュートの違いが分からない…自分に合っているのはどっち?」
エコジョーズとエコキュートで給湯器選びを迷っている方に向けて、それぞれの給湯の仕組みやメリット・デメリットを紹介します。エコジョーズエコキュートどちらがおすすめなのか、適した方の特徴も解説するため自身にどちらの給湯器が合っているのか確認する判断材料にもなります。
既にエコジョーズ・エコキュートのいずれかの購入または交換を検討しているなら、ミズテックへご相談ください。
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目次
エコジョーズとエコキュートの給湯の仕組みの違いを比較
エコジョーズとエコキュートの給湯の仕組みを比較すると、違いは一目瞭然です。エコジョーズとエコキュートがお湯を作る仕組みは、それぞれ次の通りです。
エコジョーズ | エコキュート | |
---|---|---|
給湯の仕組み | 瞬間式 | 貯湯式 |
燃料 | ガス+電気 | 大気熱+電気 |
構成 | ・バーナー ・熱交換器 ・中和器 | ・ヒートポンプユニット ・貯湯タンク |
エコジョーズはガスによる加熱と再利用した排気熱でお湯を作る
エコジョーズは、ガス給湯器の一種です。従来型のガス給湯器と同様に、ガスの点火によって加熱してお湯を作ります。エコジョーズは従来型では捨てていた排気熱を再利用するため、少ないエネルギーで同量のお湯を作れるのが特徴です。
従来型の熱効率が約80%なのに対し、エコジョーズでガス使用量・CO2排出量ともに約13%の削減につながります。ガスを燃料とするガス給湯器の中でも、省エネ性が高く給湯コストの節約にもつながるのがエコジョーズです。
エコジョーズの基本情報や他の給湯器との違いを解説する記事はこちら
エコキュートはヒートポンプ技術で大気熱を利用しお湯を沸かす
エコキュートは、ヒートポンプ技術によって大気中の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。正式名称は自然冷媒ヒートポンプ給湯機で、冷媒にはオゾン層破壊につながるフロンガスではなく二酸化炭素を利用していて環境に優しいです。
エコキュートがお湯を作り給湯する仕組みは、次の通りです。
- 大気中の空気熱がヒートポンプユニット内の熱交換器の冷媒に取り込まれる
- 取り込まれた熱が、ヒートポンプ内の圧縮機にて高温になる
- 高温になった冷媒(CO2)は、ヒートポンプ内の水側熱交換器で熱を水に伝えお湯を作る
- お湯は貯湯ユニットに貯められ、お風呂や台所、洗面所など住宅の各所で使用される
- 水側熱交換器で熱を奪われた冷媒(CO2)は膨張弁に運ばれて、低温になる
- 貯湯タンク内の高温のお湯は、設定温度になるよう水と混ぜられて給湯される
ヒートポンプユニットで作ったお湯を、貯湯タンクに貯めてから使用するのがエコキュートの特徴です。
同じく電気のみで動く電気温水器と比べると、約1/3ほどの電気代に抑えられます。エコキュートはオール電化に対応できますが、より十分な設置スペースを確保する必要があって初期費用も高くなる傾向にあります。
エコキュートの基本情報やおいだきの仕組みを解説する記事はこちら
エコジョーズとエコキュートの価格面を比較
エコジョーズとエコキュートの、価格面での違いを比較します。エコジョーズとエコキュートの初期費用(イニシャルコスト)と、光熱費(ランニングコスト)は次の通りです。
エコジョーズ | エコキュート | |
---|---|---|
初期費用(イニシャルコスト) | 150,000~360,000円 | 370,000~930,000円 |
光熱費(ランニングコスト) | 年間約15,000~18,000円安い(従来型と比較) | 年間約60,000~100,000円安い(電気温水器と比較) |
初期費用(イニシャルコスト)|エコジョーズが安い
初期費用(イニシャルコスト)を比較すると、エコジョーズの方にエコキュートよりも費用を抑えられます。初期費用はエコジョーズが150,000~360,000円なのに対し、エコキュートは370,000~930,000円でした。
エコジョーズは100,000円代で購入できる製品が多くありますが、エコキュートの導入には最低でも400,000円近くかかります。予算が限られていて少しでも出費を抑えたい方には、エコジョーズの方がエコキュートよりもおすすめです。
エコキュートの交換費用相場や補助金について解説する記事はこちら
光熱費(ランニングコスト)|エコキュートが安い
光熱費(ランニングコスト)を比較すると、エコジョーズよりもエコキュートの方が安く済みます。年間のランニングコストはエコジョーズが約15,000~18,000円なのに対し、エコキュートは約60,000~100,000円も抑えられます。
エコキュートは初期費用が高いですが、長期的に使用すれば購入費用の元を十分取れます。給湯器を長期的に使用するなかで効率よく節約したい方には、エコジョーズよりエコキュートの方がおすすめです。
エコキュートの電気代やお得に利用する方法を解説する記事はこちら
→光熱費の安さ・節約しやすさが特徴のエコキュートの人気商品をチェックする!
【観点別】エコジョーズとエコキュートはどっちがいい?
エコジョーズとエコキュートのどちらが合っているのか、今回は7つの観点別に紹介します。エコジョーズとエコキュートは、全く異なる製品です。両社を比較して違いを明確にすれば、自分に合うものを判断しやすくなります。
項目 | エコジョーズ | エコキュート |
---|---|---|
利用人数・湯量・水圧 | 〇 (大容量・水圧強め) | △ (湯切れの可能性あり) |
節約しやすさ | △ (初期費用のみ安い) | 〇 (光熱費を抑えやすい) |
設置スペース | 〇 (コンパクト) | △ (広いスペースが必要) |
飲料水としての適性 | 〇 (即時で沸かすから飲用OK) | × (給湯方式より非推奨) |
設置・メンテナンス | △ (工事の手間が多め) | 〇 (特に問題なし) |
運転音 | 〇 (控えめ) | △ (大きい) |
非常時の便利さ | × (瞬間式) | 〇 (貯湯式) |
同時に利用する人数・湯量・水圧
- 同時にお湯を多く使う・しっかりした水圧がほしい:エコジョーズ
- お湯は一人で使う分があればいい:エコキュート
エコジョーズは瞬間式で、必要なときに必要な分だけのお湯を沸かせます。シャワーとキッチンの両方でお湯を使用したいときにも、対応可能です。同時に沢山のお湯を使用する機会が多い方には、エコジョーズがおすすめです。
エコジョーズの水圧は、エコキュートより強い傾向にあります。水圧が強いシャワーでしっかり汚れを洗い流したい方とも、相性はいいです。
エコキュートは貯湯式で、お湯切れを起こす可能性があります。お湯切れを起こした場合、沸かし直しに1時間程度かかります。単身(1人)世帯で、多量の湯を使用する機会がない方にはエコキュートが適しています。
費用を抑えたいタイミング・節約しやすさ
- 初期費用を抑えたい:エコジョーズ
- 光熱費を抑えたい・自家発電してうまく節約したい:エコキュート
出費を抑えたいタイミングや節約のしやすさでも、選択肢は異なります。初期費用を抑えるなら、エコジョーズがおすすめです。エコジョーズの導入コストは、エコキュートよりも安価に設定されています。補助金制度を上手に活用すれば、出費をさらに抑えられます。
光熱費(ランニングコスト)を抑えたかったり節約意識が強かったりする方は、エコキュートとの相性がいいです。大気熱を使用してお湯を沸かすため、光熱費を安く抑えられます。電力会社が提供する夜間の電気代がお得になるプランを選択したうえで深夜に沸き上げを行えば、さらに光熱費を節約できます。
設置に必要なスペース
- アパート・マンション住まいでスペースが狭い:エコジョーズ
- 一軒家で十分な設置スペースがある:エコキュート
アパートやマンションなど、給湯器を設置するスペースが限定されるならエコジョーズがおすすめです。エコジョーズの本体はコンパクトで、貯湯タンクを設置する必要はありません。ある程度スペースが限られた環境でも、問題なく設置できるのが強みです。
エコキュートのサイズはエコジョーズよりも大きく、貯湯タンク・ヒートポンプユニットを設置するスペースを確保する必要があります。稼働音が気にならないように、自宅の寝室や近隣住宅とある程度離れた場所に設置することも重要です。広い設置スペースを確保できる一軒家の方には、エコキュートがおすすめです。
飲料水としての適性
- 飲めるレベルのお湯が水道から出るようにしたい:エコジョーズ
飲料水としても使用したいなら、エコジョーズがおすすめです。瞬間式のエコジョーズは水道からの水を沸かしてお湯を作るため、清潔かつ新鮮な飲み水を確保できます。コーヒーやカップ麵などを作る機会が多くある方にとっては、かなり使い勝手がいい給湯器です。
エコキュートで作られたお湯を飲料水として使用するのは、推奨されていません。貯湯式のエコキュートは、タンク内のお湯を使用します。水道から直接供給された水で作ったお湯と、タンク内のお湯とでは新鮮さが異なります。タンク内は雑菌が繁殖しやすい環境で、飲料水として使用するのは不向きです。
設置・メンテナンスの手間
- ドレン排水の工事や中和器の交換などの手間は避けたい:エコキュート
給湯器の設置やメンテナンスの手間を省くなら、エコキュートがおすすめです。定期的に行う一般的なメンテナンス・点検は業者に依頼すれば、トラブルを未然に防げたり寿命を延ばしたりなどのメリットを得られます。
エコジョーズを設置する場合、ドレン排水の処理に必要な専用配管の工事を行います。内部に取り付けられている中和器を、10年に1度程度の間隔で交換する工事も必要です。
どちらの工事やメンテナンスも、エコジョーズの設置・耐用年数を延ばすには必要ですが追加費用や手間がかかります。設置前後の手間をできる限り省きたい方には、不向きです。
運転音の大きさ
- 稼働音が小さく近所との騒音トラブルは避けたい:エコジョーズ
稼働時の音が気になる方や騒音トラブルを避けたい方には、エコジョーズがおすすめです。エコジョーズの稼働音はエコキュートと比べると静かで、不快感にはつながりにくいです。
エコキュートのヒートポンプユニットから出る低周波音は、人によって不快感を覚えます。エコキュートの設置環境が悪いと睡眠を阻害したり、近隣トラブルにつながったりするため注意が必要です。
稼働音は、エコキュートを使用し続ける限り出続けます。エコキュートを設置する場合は、周囲に影響を与えない距離とスペースの確保が欠かせません。エコジョーズ・エコキュートどちらを選択するか迷ったとき時は、周囲の環境を考慮することも重要です。
非常時への備え
- 貯湯機能があって万が一の事態にもお湯が使える状態がいい:エコキュート
災害時にも役立つ給湯器を選択するなら、エコキュートがおすすめです。エコキュートは貯湯式で、タンク内に常にお湯を貯めています。万が一の事態にも、生活用水としてすぐにお湯を使用できて安心です。貯湯機能がどんな状況でもしっかり動くように、定期的なメンテナンスを行いましょう。
エコジョーズは瞬間式で、必要なときにお湯の沸き上げを行う給湯器です。災害が発生すると、給湯機能が動かなくなって役に立たない可能性があります。長期的に使用するのを前提とした場合、災害時への備えとしてエコキュートをするのも選択肢の1つです。
エコジョーズの方がエコキュートよりおすすめな人の特徴
エコジョーズの方が、エコキュートよりもおすすめな方の特徴を紹介します。数ある省エネ系給湯機器の中でもエコジョーズがおすすめな方は、次の3つの特徴が該当します。
オール電化にするのが不安な人
エコジョーズの方がエコキュートよりおすすめなのは、オール電化にするのが不安な方やガスを使い続ける意思がある方です。エコキュートはオール電化対応の給湯設備ですが、ガスコンロを使い続けたい方や節約しつつガス給湯器を使用し続けたい方も多くいるでしょう。
省エネ性の高い給湯器器の導入を検討しているものの、ガス機器は使用し続けたい方にエコジョーズはおすすめです。
お湯切れの心配が要らない給湯器を使いたい人
エコジョーズの方がエコキュートよりおすすめなのは、お湯切れの心配が要らない給湯器を使用したい方です。エコキュートは貯湯式という特性上、お湯切れのリスクがあるのがデメリットです。
エコジョーズのお湯を作る仕組みは、従来型のガス給湯器と同じで瞬間式になっています。お湯を沸かしたら、すぐに使用できます。お湯切れの心配がある給湯器は、お湯を使用したいときにお湯切れを起こすリスクが常にあったり、電気単価の高い日中にお湯を沸かさないといけなかったりします。
お湯切れのデメリットを気にせず給湯器を使用したいなら、エコジョーズがおすすめです。
戸建て住宅の2階でも強い水圧でお湯を使いたい人
エコジョーズは、戸建て住宅の2階や3階でも強い水圧でお湯を使いたい方にもおすすめです。エコキュートは、一部直圧式の製品を除いてガス給湯器やエコジョーズに比べてシャワーの水圧が弱い点がデメリットです。
直圧式・瞬間式のエコジョーズであれば、たとえ同じ住居内の2階や3階でお湯を同時使用した場合でも強い水圧を保てます。省エネ性。水圧どちらも譲れない方にも、エコジョーズはおすすめです。
エコジョーズで後悔する理由や設置が向いている家族を解説する記事はこちら
エコキュートの方がエコジョーズよりおすすめな人の特徴
エコジョーズよりもエコキュートの方が、おすすめな方の特徴を紹介します。次の3つの特徴に当てはまる方は、エコキュートの導入をご検討ください。
プロパンガスからオール電化の新築に引っ越す人
エコジョーズよりもエコキュートの方がおすすめな方の特徴は、プロパンガスからオール電化の新築に引っ越す場合です。プロパンガスは都市ガスに比べて単価が高いため、給湯にかかる光熱費はかさんでしまいます。
一方エコキュートは数ある給湯器のなかでも特に節約率の高く、そのほかのオール電化機器と組み合わせれば節約率はさらに上がります。従来型のガス給湯器をプロパンガスで使用していて、オール電化に切り替える方にとっては節約のメリットは大きいです。
給湯にかかる光熱費を大幅に節約したい人
エコジョーズよりもエコキュートの方がおすすめな方には、給湯にかかる光熱費を大幅に節約したい方も挙げられます。給湯コストはエコジョーズも従来型ガス給湯器に比べると安価ですが、ランニングコストではエコキュートには劣ります。
一般的な家庭の場合、エコキュートにかかる月々の光熱費は2,000~3,000円程度です。エコジョーズは従来型より安いとはいえ、4,000~5,000円かかるケースは多くあります。
給湯コストの差を考慮すると、光熱費を大幅に削減・節約したい方にはエコジョーズよりもエコキュートがおすすめです。
床暖房や浴室暖房も同時に導入・併用する人
エコジョーズよりもエコキュートがおすすめなのは、床暖房や浴室暖房も同時に導入・併用したい方です。床暖房や浴室暖房などを使用すると消費電力・コストは増えますが、負担が増えるほどエコキュートによる節約率は高くなります。
オール電化の住宅に引っ越すうえで、床暖房や浴室暖房も導入しようと考えている方にこそエコキュートです。
エコキュートのデメリット・メリットや騒音対策を解説する記事はこちら
エコジョーズとエコキュートのどちらにするか迷ったらミズテックへ!
「エコキュートやエコジョーズなど省エネ性の高い給湯器を購入したい」
「できるだけ初期費用を抑えたいけれどどうすればいいものか…」
「エコキュートやエコジョーズなどで本当にお得な製品が欲しい」
エコジョーズかエコキュートどちらを選択すべきか迷ったら、給湯器専門業者のミズテックにご相談ください。ミズテックでは、ガス給湯器・エコジョーズや石油給湯器、エコキュートなどさまざまな製品を取り扱っています。
エコジョーズ・エコキュートでは豊富なラインナップを用意していて、最先端の機能を搭載したハイスペックタイプから単身(1人)世帯向けのものまで幅広いです。
ミズテックでは、エコジョーズ・エコキュートの買い替えから交換、修理工事まで対応しています。エコジョーズやエコキュートを使用するなかで、何らかの不具合が生じた場合にもすぐに対応可能です。
エコジョーズやエコキュートを導入したいけどデメリットが気になり悩んでいる方は、一度ミズテックにご相談ください。メーカーの違いが分からなかったり自分に合うサイズ・機能が分からないなどの質問にも、分かりやすく回答します。
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エコジョーズ・エコキュートに関してよくある質問
エコジョーズとエコキュートに関して、よくある4つの質問をチェックしましょう。
- エコジョーズ・エコキュートの寿命や耐久性に違いはある?
- 新築でエコジョーズやエコキュートの導入がおすすめな理由は?
- エネファーム・エコフィール・エコワンとの違いは?
- エコジョーズとエコキュートを併用してもいい?
エコジョーズ・エコキュートの寿命や耐久性に違いはある?
エコジョーズ・エコキュートの寿命や耐久性に、大きな違いはありません。エコジョーズの修理・交換の目安時期と耐用年数は、どちらも10年程度です。設置から10年経過した場合は、修理や交換を検討し始めるのがおすすめです。
エコジョーズ | エコキュート | |
---|---|---|
修理・交換の目安時期 | 10年 | 10年 |
耐用年数 | 10年 | 10~15年 |
エコキュートの修理・交換の目安時期は10年、耐用年数は10~15年程度です。エコキュートも設置から10年経過した場合は、不備が起きる可能性があります。すぐに相談できるような信頼できる給湯器の業者を、探しておくと安心です。
エコキュートの寿命や交換時期に出やすい症状を解説する記事はこちら
新築でエコジョーズやエコキュートの導入がおすすめな理由は?
新築で新たな給湯器を導入するなら、エコキュートがおすすめです。新築でエコキュートの導入をおすすめされる理由は、大きく3つあります。
- 十分な設置スペースを確保しやすい
- 隣室との距離を考慮して設置すれば騒音問題を防げる
- 途中からオール電化に変更するとガス管が無駄になる
エコキュートの設置には、広いスペースを確保する必要があります。エコキュート設置用の場所を事前に確保できるので、新築時での導入が向いています。近隣との距離を考慮すれば、騒音問題も問題ありません。
後でエコキュートに変更するのは、ガスの配管の無駄につながります。エコキュートを導入するなら、新築時が最も効率的です。
エネファーム・エコフィール・エコワンとの違いは?
エコジョーズやエコキュートと比較される機会が多くあるエネファームとエコフィール、エコワンの違いを紹介します。
エネファーム | エコフィール | エコワン | |
---|---|---|---|
特徴 | ガスから給湯器や暖房設備のお湯を作ったり、家庭で使う電気の一部を供給する設備 | 排出熱を利用する灯油ボイラー(石油給湯器) | 電気とガスを組み合わせたハイブリッド給湯システム |
エネファームはガスを利用して電気も供給する給湯設備、エコフィールは省エネ性の高い灯油ボイラー、エコワンは電気とガスのハイブリッド給湯器です。エネファームやエコフィール、エコワンを導入したい方はエコジョーズやエコキュートとの違いも理解して、自身に合った製品を選択しましょう。
エコジョーズ・エコキュート・エコワンの性能の違いや電気代を解説する記事はこちら
エコジョーズとエコキュートを併用してもいい?
エコジョーズとエコキュートの同時併用は、特に問題ありません。
ただし、エコジョーズとエコキュートを併用することのメリットはほとんどありません。初期費用や光熱費にいい影響を与えることもないため、特別な理由がない限りどちらかを使用するのがおすすめです。給湯器の専門業者に併用を勧められたときは、納得できる理由かを確認することが重要です。
エコジョーズとエコキュートの違いを理解して合う方を選びましょう
エコジョーズとエコキュートの違いをまとめると、次の通りです。
比較項目 | エコジョーズ | エコキュート |
---|---|---|
使うエネルギー | ガス | 電気 |
利用人数・湯量・水圧 | 〇 | △ |
初期費用の安さ | 〇 | △ |
光熱費の節約しやすさ | △ | 〇 |
設置スペース | 〇 | △ |
飲料水としての適性 | 〇 | × |
設置・メンテナンス | △ | 〇 |
運転音 | 〇 | △ |
非常時の便利さ | × | 〇 |
エコジョーズとエコキュートは使用するエネルギーから光熱費の節約しやすさ、非常時の便利さまであらゆる点に違いが存在します。製品選びを間違えると、期待した効果が得られない可能性が高いです。各製品の違いや特徴を比較して、自身に合うものを確実に選択しましょう。
ミズテックでは、エコジョーズ・エコキュートともに豊富な品揃えを実現しています。メーカー一括仕入れを行うため、格安価格での提供が可能です。最短30分で訪問する迅速対応で、突然不具合が起きたときにも安心です。お問い合わせは24時間受け付けているので、気軽にご相談ください。
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