ある日突然、エコキュート(ヒートポンプ給湯器)が壊れてお湯が使えなくなってしまった…そんな状況に直面すると、焦ってしまうのは当然のこと。
特に「修理や交換をしたいけれど、お金がない!」という方にとっては、大きな悩みの種となってしまうこともあるでしょう。
エコキュートの交換と聞くと、大きな出費のイメージが強いですが、修理や交換にはさまざまな方法があり、実は費用を抑える手段もあるのです。
今回は、エコキュートが本当に故障しているのかを確認する方法や、修理・交換の費用を抑えるコツなどを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
エコキュートが壊れたけどお金がない場合はどうすればいい?
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エコキュートが壊れてしまったけれどお金がない!大きな出費だと嘆く前に、確認するべきことが3つあります。
エコキュートが壊れてしまったら、まずは下記の3つのポイントを確認してみましょう。
エコキュートが本当に壊れているか確認する
エコキュートが突然動かなくなった場合でも、必ずしも故障とは限りません。
修理や交換を依頼する前に、まずは自分で確認できるポイントをチェックしましょう。
まずは電源が入っているかを確認します。
ブレーカーが落ちていたり、コンセントが抜けていたりすると、正常に動作しないため、故障したと勘違いしてしまうケースもあります。
次に、エコキュート本体にエラーメッセージが表示されているかを確認し、取扱説明書に記載されている対処法を試してみましょう。
また、異音や水漏れがある場合は注意が必要です。
これらはポンプの故障や配管のトラブルが原因で起こっている場合もあるためです。
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「故障かも?」と思ったら、まずはご自分で基本的なチェックを行い、改善しない場合は専門業者に相談しましょう。
保証期間を確認する
エコキュートが故障した場合、まず保証期間内かどうかを確認しましょう。
メーカーや販売店によっても期間は異なりますが、エコキュートには本体保証や部品保証があります。
保証期間内であれば、修理費用が無料または大幅に軽減される可能性があります。
保証を利用するには、購入証明書や保証書の提示が必要となる場合があるため、手元にあるか確認しておきましょう。
補償期間内であれば費用を抑えられるため、まずは保証内容をチェックしましょう。
ミズテックでエコキュート交換を行うと、商品・工事ともに10年無料保証が付帯しています。
メーカーの有料補償と同等の補償期間となるため、長期間安心して使用できます。
火災保険が適用されるか確認する
エコキュートや給湯器の故障は、火災保険で補償されるケースがあります。
火災だけでなく、落雷・台風・洪水・盗難などの自然災害や事故による損害がカバーされる場合があるため、まずは保険契約の内容を確認しましょう。
火災保険が適用される可能性がある事例
- 火災による故障
- 落雷の影響で電源が入らなくなった
- 台風の強風で飛んできた物がぶつかって破損した
- 洪水や高潮で水没した
- 子供がボールをぶつけた
また、「風災特約」などの特約がついていると、強風による破損なども補償対象になる可能性があります。
保険証券を確認し、補償範囲をチェックしてみましょう。
エコキュートが壊れた際に気になる修理・交換費用の目安
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エコキュートが故障した場合、修理と交換のどちらが適切かを判断するには、費用の目安を知っておくとよいでしょう。
一般的な修理費用と交換費用の目安を紹介します。
症状別修理費用の目安
症状 | 修理費用の目安 |
---|---|
蛇口からお湯が出ない | 26,000 ~ 31,000円程度 |
お湯が沸かない | 36,000 ~ 50,000円程度 |
タンクから水が漏れている | 25,000 ~ 45,000円程度 |
リモコンで操作できない | 48,000 ~ 70,000円程度 |
運転中ファンから異音がする | 24,000 ~ 37,000円程度 |
電源が入らない | 56,000 ~ 62,000円程度 |
追炊きができない | 33,000 ~ 63,000円程度 |
交換費用については、タンク容量や機能によっても変わってきますが、一般的には工事費込みで40~50万円が目安とされています。
エコキュートが壊れた際に交換か修理かを見極めるポイントは?
エコキュートの一般的な寿命は約10~15年とされています。
故障した際には、使用年数を基準に修理か交換かを判断します。
修理を選ぶべきケース
- 使用年数が10年未満で、軽微なトラブル(リモコンの故障、配管の詰まりなど)
- 修理費用が5万円以下で済む場合
- 保証期間内で無償修理の対象となる場合
交換を検討すべきケース
- 使用年数が10年以上で、ヒートポンプや貯湯タンクに不具合がある
- 修理費用が10万円以上かかる場合(新規購入と大差がない)
- 過去に何度も修理しているが、故障を繰り返している
特に10年以上使用しているエコキュートは、一度修理しても再故障のリスクが高く、トータルコストで見ると交換の方が経済的です。
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修理を行っても一時的な対策に過ぎないため、10年以上使用しているエコキュートの場合には交換を視野に入れた方が安心でしょう。
エコキュートが壊れて修理・交換する際に安く抑えるためには?
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自己判断の結果、エコキュートの修理または交換が必要となった場合に、なるべく出費は抑えておきたいものです。
エコキュートの修理・交換を安く済ませるためにできるポイントは下記の3つです。
修理・交換費用が安い業者を探す
エコキュートの修理・交換費用は業者によって大きく異なるため、お金がない時になるべく安くしたいのなら、業者選びはとても重要です。
まず、複数の業者から見積もりを取りましょう。
1社だけでは価格が適正であるかどうかもわからず、もし割高な料金だった場合にも気付かずに依頼してしまう可能性があります。
最低でも2〜3社に見積もりを依頼し、価格だけを確認するのではなく、作業内容も比較しておきましょう。
業者選びの際は口コミや評判のチェックも大切です。
いくら料金が安くても、作業の品質が良くないのは困ります。
口コミや比較サイトなどを活用し、過去の施工実績や対応の良さを確認しましょう。
あまりにも安すぎる業者は、後から追加料金を請求されるケースもあるため注意が必要です。
エコキュートの修理・交換に特化した業者を選ぶことも重要なポイントです。
専門業者であれば施工実績も多く、部品の取り寄せや施工のスピードが早く、商品知識も豊富です。
無駄なコストを抑えられるほか、信頼性も高いためオススメです。
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安さだけでなく、信頼性や実績も考慮した業者選びを心がけましょう。
支払い方法を確認する
エコキュートの修理・交換は、「エコキュートが壊れた際に気になる修理・交換費用の目安」でも紹介したとおり、高額な出費になることが多いですが、支払い方法を工夫することで負担を軽減できます。
業者によっては一括払いだと割引されるケースもありますが、一括での支払いが難しい場合は、分割払いやローンを活用して月々の負担を抑える方法も検討しましょう。
しかし、支払い回数など、方法によっては手数料が発生するケースもあるため、事前に確認しておくことが重要です。
また、購入ではなくリース契約にするのも一つの方法です。
エコキュートのリース契約は契約期間中に定額を支払います。リース契約は突然の大きな出費を避けたり、修理費用がかからないなどのメリットがある一方で、長期間の支払いとなるためトータルコストが高くなったり、途中解約ができず機種が限定されるといったデメリットもあります。
契約内容をよく確認し、支払総額や契約期間を考慮した上で選択しましょう。
お金がない時でも無理なく修理・交換ができるよう、自分の状況に合った支払い方法を選びましょう。
補助金を活用する
エコキュートの交換や修理は、政府や自治体が提供する補助制度を利用すれば、費用を大幅に抑えられます。
特に、省エネ性能の高いエコキュートに買い替える際は、「給湯省エネ2025事業」などの国の補助金制度が適用されることがあります。
「給湯省エネ2025事業」では、エコキュート以外にも、ハイブリッド給湯器、エネファーム(燃料電池)も対象となっています。
また、自治体によっては独自の助成金制度を設けている場合があり、対象条件を満たせば補助を受けられる可能性もあります。
補助金の申請には期限や予算上限があるため、お住まいの地域の補助制度があるか、早めに情報をチェックしておくとよいでしょう。
工事前の申請が必要な場合や、対象となるエコキュートの基準が定められていることもあるため、業者に相談しながら進めるとスムーズです。
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補助金の活用で、自己負担を大きく軽減できるため、ぜひ活用しましょう。
エコキュートの交換をお考えならミズテックへご相談ください
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お金がない時、突然エコキュートの故障が起こったら戸惑ってしまうのは仕方のないことです。
まずは今回紹介したように、まずは故障の原因を確認し、保証や火災保険、補助金の活用など、少しでも負担を軽減する方法を確認・検討しましょう。
また、修理・交換の際は、費用だけでなく信頼性の高い業者を選ぶことも重要なポイントです。
エコキュートをはじめとする、給湯器の交換修理の専門業者のミズテックでは、商品・施工ともに10年保証付きのため、安心して施工をお任せいただけます。 さらに、メーカー一括仕入れによって業界最安水準の価格で提供していますので、ぜひご検討ください。補助金の活用や支払い方法についても、専門スタッフがしっかりサポートいたします。
エコキュートの故障でお困りの方は、まずはミズテックにお気軽にご相談ください。